出火事例ファイル7 車両

情報発信元 南消防署

最終更新日 2020年9月24日

ページID 007396

印刷

出火原因事例ファイル

車両火災

出火事例

事例1 素人配線火事のもと
車両エンジン付近から出火している写真
フロントから出火

会社員のMさん。彼女とドライブ中、ボンネットから煙が出てきた。
すぐに停車し、ボンネットを開けてみたところ、バッテリー付近が燃えていた。
フォグランプなどの電装品は簡単に取り付けられます。
しかし、取り付けネジが緩かったり、配線の取り回しなどが不備な場合、配線の短絡などにより火災になることがあります。
電装品の取り付けは確実にしましょう。

事例2 車の下に出火危険
車両触媒装置が赤くなっている写真
真っ赤な触媒

10年前の外車を所有するSさん。最近エンジンの調子が悪い。
この日も外出のため、車庫内でエンジンをかけたが音が変だった。
そのまま暖気運転を続けていたところ、車の下から火が出てきて、愛車と物置を焼いてしまった。
触媒装置の温度は非常に高温になります。
特に、エンジン異常時は約1000度になることもあります。
車両下に可燃物があったりすると、輻射熱で燃え出します。
触媒装置が火を噴くこともあります。
異常を感じたら、早めの整備をしましょう。

事例3 つぶれた車
運転席が燃えてしまっている写真
運転席

追突事故を起こしたKさん。ボンネットはかなり潰れていた。
自走で修理工場に向かったが、途中にボンネットから火が噴き出し、燃えだしてしまった。
バッテリーのターミナルとボンネットが接触ショートし、燃えだした事例です
車両は多くの電気配線が使用されています。
ショートなどでひとたび火を噴くと、被覆配線が一気に燃えだしてしまいます。注意しましょう。

お問い合わせ先

旭川市消防本部南消防署

〒070-8525 第2庁舎1階
電話番号: 0166-23-4649
ファクス番号: 0166-22-8750
メールフォーム
受付時間:
午前8時45分から午後5時15分まで(土曜日・日曜日・祝日及び12月30日から1月4日までを除く)