出火事例ファイル8 その他

情報発信元 南消防署

最終更新日 2020年9月24日

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出火原因事例ファイル

その他

出火事例

事例1 太陽のいたずら 収れん
収れん火災のイラスト
収れん火災の例

収れん火災は、凸レンズ状の透明な物体、あるいは凹面鏡状の反射物によって一点に集中した太陽光が、可燃物を発火させる現象です。皆さんは子供の頃、虫眼鏡で光を集めて紙を燃やしたことがあるでしょう。それと同じ原理です。窓辺の金魚鉢や猫よけのペットボトルがレンズの役目をして、室内で出火したケースもあります 。レンズの役目をしそうなものを日差しの届く場所に置かないようにしましょう。

事例2 「カセットボンベ爆発」多発注意報!
スプレー缶爆発
破裂したボンベ
(事例の写真ではありません)

Hさんはカセットコンロ用ガスボンベのガスの出が悪かったので、石油ストーブにのせてボンベを温めていたところ大暴発!

部屋の中にいたHさんは大けがをして部屋中が血だらけに…!

<注意>

ガス缶やスプレー缶を暖めるためストーブの上やそばに置いて、爆発する事故が多発しています。絶対にストーブの上やそばに置かないようにしましょう。

また、ガス缶やスプレー缶はゴミ収集車の火災事故の原因となるので、中身を使い切り穴をあけずに透明または半透明の袋に入れて、「燃やせないゴミの日」に出してください。

事例3 野火から大火…死のたき火
ゴミ焼き枯草
林野火災から建物に延焼
(事例の写真ではありません)

90歳を超えた足元がおぼつかないおじいちゃん、ゴミ焼きをしていたところ強風にあおられ、枯草にみるみる燃え広がり、おばあちゃんも一緒に消火を手伝っていたところ、おじいちゃんが転倒、着衣に着火したが助けることができず、自宅まで戻り娘に電話、その娘が119番通報をした。おじいちゃんは残念ながら亡くなってしまいました。

※ゴミ焼きの火が枯草に燃え広がり、住宅に燃え移り全焼した事案も発生しています。基本的には廃棄物の野焼きは法律で禁止されています。

事例4 太陽の光で炎が見えない!
バーナーの火は見えづらい
バーナーの火は見えづらい

几帳面なMさん、太陽がさんさんと晴れたある日、家の壁沿いの雑草をガスハンドトーチで焼却していたところ、壁の中が燃えだし、草だけでなく家まで燃やしてしまった。

※バーナーの火は太陽の光では見えづらくなるので、屋外で晴れた日にバーナーを使用するときは特に注意して、燃えやすい物や熱に弱い物から十分離れた場所で使用してください。

事例5 灯油タンクが火あぶりの刑!
たき火消火
しっかり消火!

昨夜に行ったバーベキューの時に残った取灰を、今朝になってから自宅のホームタンクの下に捨てたところ、消えたはずの取灰から出火、危うくタンクの灯油に引火するところだったが、近所の奥さんが早期に発見したため事なきを得た。

※薪炭や炭火の取灰は蓋のある不燃性の容器に入れ、水をかけてから処理しましょう。

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