出火事例ファイル2 たばこ

情報発信元 南消防署

最終更新日 2020年9月24日

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出火原因事例ファイル

たばこ

出火事例

事例1 誰もいない家から出火
たばこ火災再現実験
たばこ火災再現実験

会社員のSさん、布団の中で寝起きの一服が日課になっていた。
ある日、いつものように一服をしてから布団を押入にしまい会社へ。
午後、勤務先の会社に消防から「あなたの家の押入が燃えている」との連絡が入った。
しかし、誰もいない家からどうして火事になったのかSさんは不思議だった。
たばこの火が布団に落ちると、炎を出さずに何時間もくすぶり続けます。
そして火災へと発展していきます。

次のことを守りましょう

1.寝たばこは絶対にしない

2.たばこは灰皿のあるところで吸う。

事例2 目が覚めたら真っ白
ゴミ箱から出火再現実験
ゴミ箱から出火再現実験

Kさんは一人暮らし。寝る前にたばこを吸い、灰皿でもみ消しゴミ箱に捨てた。
夜中煙くて目を覚ますと、ゴミ箱が燃えていた。
原因を調査中、Kさんは「絶対たばこが原因でない」と言い張ったが、他の原因は考えられなかった。
外出前、就寝前、ゴミ箱に捨てたたばこが原因の火災が多く発生しています。
普段何気ない行動の中に、火災危険が潜んでいます。
吸い殻は水を張った容器に入れ、ふたを閉める習慣を。

事例3 女性ヘビースモーカー
焼けた部屋
焼けた部屋

48才のC子さんは、ヘビースモーカーで1日に100本以上喫煙している。
吸い殻は灰皿が一杯になると、ビニール袋に入れて処理するのが習慣であった。
この日も友人と飲みに行く直前、いつもと同じようにビニール袋に吸い殻を捨て玄関内に置き外出した。
その数時間後、サンロク街の余韻を残し帰宅した女性は、焼けた自宅を見てただ立ちすくむだけであった。
吸い殻は燃えない容器に入れ、ふたを閉める習慣を。
消えた吸い殻は、再度水で濡らしましょう。

参考1 灰皿が割れた
割れた灰皿
割れた灰皿

吸がらで一杯になったガラス製灰皿は火種が残りくすぶり続けると、灰皿の内側と外側の温度差でガラスが割れてしまうことがあります。
飛び散った火種が周囲に燃え移り、出火の原因になります。
灰皿に吸殻をためないように、また、吸い殻を捨てるときは、再度水で濡らしましょう。
灰皿に水を張るのもよいでしょう。

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