出火事例ファイル5 電気配線

情報発信元 南消防署

最終更新日 2020年9月24日

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出火原因事例ファイル

電気配線

出火事例

事例1 踏みつけられた電気配線
家具の下敷きになった配線
家具の下敷きになった配線

Nさん宅から「床から火がでた」との119番通報。
到着すると家中消火器の粉で真っ白。
火は消えていたが、家具近くの床が燃え抜け、家具の下には燃えた電気配線が残っていた。
電気配線が家具の下敷きになったりすると、配線に負荷がかかり発熱します。
やがて配線被覆が燃え、周囲に火が移ります。
配線は、知らないうちに家具の下敷きになっている場合があります。定期的に点検しましょう。

事例2 邪魔者扱いの電気コード
束ねたコードからの煙り再現実験
束ねたコードからの煙り再現実験

きれい好きな主婦M子さん。
テーブルタップのコードが長いため、乱雑にしておくのがいやで束ねて使用していた。
初秋、電気ストーブを使っていると、束ねたコードが燃えだしてしまった。
長い電気コードを邪魔になるからと束ねていませんか。
電気を使うとコードは発熱します。
特に、束ねた状態で使用すると、放熱されずどんどん熱くなっていきます。
しまいにはコードの被覆が溶けて、燃え出してしまいます。
コードは束ねないで使いましょう。

事例3 細い延長コードは要注意!
たこ足配線
たこ足配線、火事の元!

会社の同僚からオイルヒーターを譲り受けたTさん、許容量が低い延長コードにオイルヒーターの電源をつなげ、電気容量の範囲を超えた状態で2か月ほど使用していたため、延長コードが発熱し出火してしまった。

参考1 コンセントが燃えた トラッキング火災
コンセントからの出火再現実験
コンセントからの出火再現実験

差しっぱなしのコンセントの隙間には、ほこりがたまっていきます。
このほこりが湿気を吸うと、差し刃間に小さな電流が流れ、繰り返しているうちに発熱し火災になる場合があります。
コンセントは定期的に点検し、たまったほこりは乾いた布などできれいに清掃しましょう。

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