エコ通勤を始めてみませんか?
エコ通勤について
エコ通勤とは、日々の通勤手段を、より環境負荷の少ない公共交通機関、自転車、徒歩などへ転換する取組を指します。
自家用車は、行きたいところに気軽に行くことができるなど、私たちの生活向上に役立っている反面、
ガソリンなど燃料の使用量の増加から、温室効果ガスの排出量増大にもつながっています。
より環境負荷の低い交通手段で通勤を行うことは、地球温暖化対策にもつながります。
旭川の温室効果ガスの排出状況
旭川市において、温室効果ガスの排出が高い傾向にある部門
- 民生家庭部門 家庭で使用する電力・ガス・灯油の使用に伴い排出される二酸化炭素
- 産業部門 製造業、建設業、鉱業及び農林水産業における燃料・電力の使用に伴い排出される二酸化炭素
- 民生業務部門 事業活動(事務所、ビル、サービス業等)における燃料・電力の使用に伴い排出される二酸化炭素
- 運輸部門 自動車(自家用・運輸業)、鉄道における燃料・電力の使用に伴い排出される二酸化炭素
上記4部門からの排出が高い傾向にあります。
マイカー利用を含む「運輸部門」については、令和元年度、市内の二酸化炭素排出量のうち約21パーセントを占めている状況です。
旭川市における運輸部門の二酸化炭素排出量
旭川市における運輸部門の二酸化炭素排出量は、平成17年度 66.7万トンから令和元年度 58.9万トンとなっています。
運輸部門における二酸化炭素削減対策として、毎朝・毎夕の通勤時におけるエネルギー使用を抑えることで、温室効果ガスの削減を図ることを目的とした「エコ通勤」を実施しています。
平成22年度から、市職員を対象とした取り組みを開始し、平成23年度からは市内の事業所や官公庁を対象とした「エコ通勤参加事業所登録制度」を制定し、取組を開始しています。
これまでの取組
- 令和4年度エコ通勤取組結果(PDF形式 94キロバイト)
- 令和3年度エコ通勤取組結果(PDF形式 80キロバイト)
- 令和2年度エコ通勤取組結果(PDF形式 167キロバイト)
- 令和元年度エコ通勤取組結果(PDF形式 163キロバイト)
- 平成30年度エコ通勤取組結果(PDF形式 145キロバイト)
- 平成29年度エコ通勤取組結果(PDF形式 149キロバイト)
旭川市役所のエコ通勤が優良事業所認定されました。
市役所では、職員を対象としたエコ通勤を平成22年度から実施しています。
エコ通勤の取組は、交通部門の温暖化対策の一つであり、国でも国土交通省、環境省、経済産業省などでも推進を図っているところです。
この市役所の取組は、国土交通省の推進する「エコ通勤優良事業所認定制度」における優良事業所として、平成24年3月30日付けで認証・登録されています。令和4年3月31日付けで10年継続した取組が認められ、長期継続認証されました。
今後も、温暖化対策を市としても率先して行動していくこととなりますが、運輸部門においては、今回、認証を受けた通勤時の交通手段をより環境にやさしい方法に切り替えるエコ通勤を始め、運転時の燃費向上を目的とした、環境にやさしい運転方法であるエコドライブなどを積極的に推進していきます。
各家庭・事業所におきましても、通勤時や車両使用時にこれらのエコな取組を実施いただき、一緒に二酸化炭素の削減を推進していきましょう。