東芝ホクト電子の取組事例

情報発信元 廃棄物政策課

最終更新日 2023年2月7日

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令和4年度旭川市ごみ減量等推進優良事業所 ゴールド事業所の取組

東芝ロゴ

ホクト電子ロゴ

廃棄物減量化のいち早い推進と、さらなる推進・継続へ向けた工夫

東芝ホクト電子株式会社

事務室内ごみ箱の写真
事務室内分別ボックス

東芝ホクト電子は、平成10年にISO14001を取得し、平成15年には産業廃棄物における「ゼロ・エミッション(廃棄物割合が全排出量の1パーセント未満)」を達成し、現在も継続しています。
一般廃棄物においても、令和3年度実績でリサイクル率93パーセントと非常に高い水準となっています。
各部署に設置した分別ボックスに分別品目ごとにわかりやすく表示されています。それぞれ売却単価と処分単価が表示されており、コストを意識しながら分別徹底を図っています。

ごみ集積場の徹底管理

はかりの写真
排出量把握のための体重計(左)
燃やせるごみ保管庫の様子
施錠されているごみ保管庫(右)
ごみや資源は、それぞれの集積場所に運ぶ前に毎日計量し、壁の集計表に記入して排出量を把握しています。
燃やせるごみの集積場所は、通常は施錠されており、一日二回、1時間ずつしかごみを捨てることができません。ごみを捨てる時間帯には、職員が必ず立ち会い、分別の悪いものについては、その場で指導を行っています。

分別の細分化と社内ウエブページの活用

社内ウエブページの写真
社内ウエブページにごみの
分別について詳しく掲載

分別開始当初から各部署にマニュアルを配布し、分別方法等の周知を図ってきました。
有価物となるものを細かく分別しているほか、ちり紙など通常は可燃ごみとなる紙類をミックスペーパーとして分別・リサイクルするなど、分別区分が非常に多く、特に紙類のリサイクルについては対象物がわかりにくいため、以前は環境担当部署に対して、問い合わせが多く寄せられていました。
そこで、社内のウエブページに分別区分や分別区分毎の排出場所などを写真つきで分かりやすく掲載したところ、分別に関する問い合わせはほとんど無くなったとのことです。

ごみの年間排出目標と達成状況をグラフ化

排出量の計画と達成状況グラフの展示
部署ごとに定めた
排出目標と排出実績のグラフ

ごみの排出量については、各部署ごとに年間排出目標を定め、毎月その達成状況をグラフ化して掲示板に貼りだしを行っています。
ほとんどの月が目標達成されるとのことですが、達成されなかった月については、その理由をグラフに吹き出しの形で記載し、何故達成できなかったかも誰にでも分かるようにしています。
目標や達成状況は部署ごとに作成しているため、自然と競争意識も働き、より目標を達成しようという雰囲気が醸成されるようだとのことです。

紙を再利用できるトナー「e-blue」の活用

コピー機(消せるトナー採用)の写真
e-blueを使用したコピー機

古封筒の再利用やコピー用紙の両面使用などには、古くから取り組んでいるほか、電子決済を導入し、紙の使用量が大幅に減っています。最近では、さらに紙の発生抑制を進めるため、何度も紙を再利用できるトナー「e-blue(イーブルー)」を使用しています。これによって、1枚のコピー用紙を5回程度使用することができるため、排出量のさらなる削減が期待されています。
また、事務室から出る茶殻をなくすため、給茶器を導入したり、食堂の生ごみを生ごみ処理機で堆肥化したりもしています。

環境教育・施設見学の実施

社会教育
環境講座
施設見学
施設見学

市民や学生を対象とした施設見学の受け入れを行っており、環境講座なども実施しています。
また、近隣小学校と共同で、毎年、環境に関する標語・ポスターコンクールを開催するなど、幼少期から環境に興味を持ってもらうための幅広い取組を行っています。

東芝ホクト電子株式会社のホームページ(外部リンク)

お問い合わせ先

旭川市環境部廃棄物政策課

〒070-8525 旭川市7条通9丁目 総合庁舎5階
電話番号: 0166-25-6324
ファクス番号: 0166-26-7654
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受付時間:
午前8時45分から午後5時15分まで(土曜日・日曜日・祝日及び12月30日から1月4日までを除く)