イオンモール株式会社イオンモール旭川駅前の取組事例
令和5年度旭川市ごみ減量等推進優良事業所 ゴールド事業所の取組
電子機器を活用したごみの減量と資源化への取組
イオンモール旭川駅前店
イオンモール旭川駅前は平成27年にオープンし、従業員数はテナントを含めて約1,300名と非常に大きな事業所です。
「イオンモール株式会社環境方針」に則り、年度ごとに環境目標を設定して、様々な取組を行っています。
また、月1度のテナント店長会議において、ごみの排出抑制や資源化について環境教育を行い、各テナントと一体となって取組んでいます。
資源化率はオープン当初から80パーセント前後で非常に高い水準を維持しています。
環境に配慮した備品の使用
備品や消耗品は繰り返し利用することを徹底しています。
また、PETボトル再生品を利用したスタッフジャンパーの採用など、エコマーク製品やリサイクル品の積極的な利用に努めています。
紙の使用抑制
コピー用紙の両面使用を始め、グループウエアによる情報共有やペーパーレス会議の実施、各テナントから提出される報告書や申請などをペーパーレスで行える電子申請・決裁システムを導入して紙の使用を抑制している。
廃棄物の一元管理
各テナントにIDカードで管理され、ごみの種類や排出量は電子システムで一元的に管理されています。
このデータを基に、テナントごとの排出量や傾向を分析して、テナント店長会議などで情報を共有し減量化につなげているほか、タブレット端末を貸与して、さらなるごみに関する周知や情報の共有化に取組んでいます。
テナントや清掃事業者と協力して分別の実施
資源化のため、非常に細かな分別を行っており、特に古紙類のリサイクルには力を入れていて、分別の徹底をイオンモール、テナント、清掃事業者の職員と協同で実施しています。
品目ごとにきめ細かい計量を実施して前段の一元管理された廃棄物情報に蓄積してされます。
生ごみのリサイクル
生ごみは廃棄物排出量の約3割を占めるため、保管庫は空調や温度などを厳しく管理して、すべてリサイクルしています。
テナントごとに専用の回収容器が設置され、生ごみの状態や排出量、生ごみ以外の異物が混ざってないかテナントごとに把握できるようになっています。