令和5年度旭川市ごみ減量等推進優良事業所 ゴールド事業所の取組

関連会社と協力してリユース・リサイクルを推進

旭星クリーン株式会社

旭星クリーン株式会社は、昭和58年に旭星清掃株式会社として設立し、昭和60年に現在の社名に変更しました。モダグループの企業として廃棄物処理を行っています。

資源化率は平成28年度は27.7パーセントでしたが、廃棄物の中からリサイクルできるものはないかと徹底的に調査し、令和元年度以降は65パーセントから55パーセントの間で推移するなど、会社全体で徹底したリユース・リサイクルの取組が実施されています。

徹底した紙の排出抑制の取組

社内LANシステムによるデータでの情報共有や、テレビ会議システムの活用により、徹底した紙の排出抑制に取組んでいます。

また、紙ベースで処理してきた書類等を再度見直し、従業員採用時の履歴書を電子化したり、シュレッダーされた紙も関連企業の自動車部品などの商品を送る際の緩衝材として活用しています。

制服や作業着のリユース

使用に耐えなくなった制服や作業着は、油や汚れを拭き取る雑巾（ウエス）として、福祉園に寄付したり自社工場で使用するなど活用しています。

関連企業と協力して資源物の店頭回収

関連会社のガソリンスタンドと協力して、空き缶、新聞などの古紙類、廃食用油の店頭回収を実施し、顧客にリサイクルの機会を提供しています。（旭川市内及び当麻、美瑛のガソリンスタンドで実施）

廃棄物処理業の強みを生かしてリサイクルルートを構築し、多くの来客が見込まれるガソリンスタンドと連携してリサイクルを推進しています。

関連会社と共同で環境学習の推進

関連会社と共同で開催するイベントで、自社が所有するごみ収集車（パッカー車）を使用してごみの収集体験を実施しています。来客者や近隣の住民の方、特に子どもに対して、環境やごみに対する関心を持ってもらい、環境意識の向上や仕事の重要さを伝えています。

また、従業員への環境学習にも力を入れていて、定期的な学習会を自社の従業員のほか、関連会社の職員にも参加してもらい、環境や廃棄物に関する知識の向上を図っていました。

清掃活動の取組

旭星クリーンでは、年に4回程度、近隣の道路や公園の清掃活動や落ち葉清掃を実施しています。

また、市が主催する「ごみのポイ捨て禁止運動」を含めた各種団体の清掃活動にも参加され、会社として美化活動に積極的に取組んでいます。