社会医療法人元生会森山病院の取組事例

情報発信元 廃棄物政策課

最終更新日 2023年2月1日

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令和4年度旭川市ごみ減量等推進優良事業所 ゴールド事業所の取組

社会医療法人元生会森山病院

新たなシステムの導入とムダな廃棄ゼロの取組を推進

社会医療法人 元生会 森山病院

森山病院新外観

社会医療法人 元生会 森山病院は、昭和27年に北海道で初めての整形外科の単科病院として開業し、現在はグループとして「健康・医療・福祉」を三本柱に地域医療への貢献に取組んでいる病院です。
オーダリングシステムやペーパーレス会議による紙使用量の削減のほか、医療用消耗品の院内物流管理システム(SPD)の導入による過剰在庫の減少、調理場におけるカット野菜導入などによる食品ロスの削減など、さまざまな視点からごみの減量化に取組んでいます。

また、毎日ごみの分別状況を確認し、適正な分別が行われていない部署には直接注意するなどして、分別の徹底も図っています。

衛生上、多くの使い捨て製品を使用しなければならない医療機関にも係わらず、積極的にごみの減量化に取り組んでいます。

オーダリングシステムの導入とペーパーレス化による紙使用量の削減

オーダリングシステム
オーダリングシステム

平成27年2月からオーダリングシステムを導入し、コンピュータを利用して診療内容をダイレクトに各部門に伝達することで紙の排出抑制に努めています。

また、紙にプリントをする前に「もう一度確認」を徹底することで、印刷ミスなどによる無駄な紙の発生抑制に努めているほか、事前にPDFデータで資料を配付して、会議のペーパーレス化を図るなど、病院全体で紙の使用量削減に取組んでいます。

院内物流管理システム(SPD)の導入

院内物物流管理システム(SPD)
院内物流管理システム(SPD)

医療用消耗品の購入にあたっては、院内物流管理システム(SPD)を採用して在庫管理を徹底することで過剰在庫などを無くし、無駄な廃棄物の削減につなげています。また、納入業者と協力して、可能な限り段ボール箱での納品をせず、繰り返し使用することができる通い箱での納品を進めています。

エコマーク製品・再生品の活用と生ごみ資源化の取組

再生品
PETボトルの再利用品

病院全体でエコマーク製品や再生品の利用に力を入れており、一般的な事務用品の他にも清掃用品などにもエコマーク製品や再生品を取り入れるなど、資源の再利用に積極的に取組んでいます。

また、調理場でのカット野菜導入により食品ロスを減らすだけではなく、発生した生ごみを牧場と契約して資源化する取組みも行っています。

処分品・不用品を活用したリペア・ロングユースの取組

修理
修理中の備品

病院内で発生した処分品や不用品の中から、使える部品などを取り出して修理用に保管し、専用ルームで備品の修繕に利用しています。また、部品類だけではなく、板などの木質素材も無駄せず、使えるものを保管し修繕等に使用することで、修理・長期使用のリペア・ロングユースといった3R以外の取り組みにも力をいれています。

お問い合わせ先

旭川市環境部廃棄物政策課

〒070-8525 旭川市7条通9丁目 総合庁舎5階
電話番号: 0166-25-6324
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