旭川ごみ通信38号

情報発信元 クリーンセンター

最終更新日 2017年6月22日

ページID 062346

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平成29年9月発行

特集 ごみ処理の現状

ごみの増減

平成28年度の家庭ごみの排出量は、平成27年度と比べて2,097tの減量となりました。粗大ごみ等が微増していますが、それ以外のごみは減少しています。
今後とも、ごみの減量や資源ごみの分別の徹底など、市民の皆様の御協力をお願いします。

平成24年度74,460トン 粗大ごみ等2,751トン 資源ごみ等16,768トン 燃やせないごみ8,158トン 燃やせるごみ46,783トン
平成25年度74,097トン 粗大ごみ等2,673トン 資源ごみ等16,906トン 燃やせないごみ8,634トン 燃やせるごみ45,884トン
平成26年度72,370トン 粗大ごみ等2,513トン 資源ごみ等16,869トン 燃やせないごみ8,374トン 燃やせるごみ44,614トン
平成27年度71,894トン 粗大ごみ等2,769トン 資源ごみ等16,585トン 燃やせないごみ8,091トン 燃やせるごみ44,449トン
平成28年度69,797トン 粗大ごみ等2,845トン 資源ごみ等16,258トン 燃やせないごみ7,796トン 燃やせるごみ42,898トン

ごみの内訳

平成28年度に旭川市内で排出された家庭ごみは69,797トン(下図:家庭ごみの内訳)
※他資源ごみの内訳は,乾電池・蛍光管・剪定枝・布類・廃食用油・小型家電・再生可能な古紙・金属類・リターナブルびん・プラスチック製品・傘・木質素材です。

燃やせるごみ 61.5% 燃やせないごみ 11.2% プラスチック製容器包装 8.4% 缶・びん・紙パック・家庭金物 6.5% 紙製容器包装 2.9% 段ボール 2.4% ペットボトル 1.8% 他資源ごみ 1.3% 粗大ごみ 1.9% 自己搬入等 2.1%

ごみ処理にかかる費用

【平成28年度実績】約41億2,000万円
(平成27年度 約40億9,500万円)
約2,500万円の増額

※処理費用には,業務委託、施設等の減価償却費、職員の人件費などを含みます。

1人当たりのごみ処理費用年間約12,000円

収集費用前年度比+6,600万円
焼却費用前年度比+3,000万円
埋立費用前年度比-4,600万円
収集18億1,300万円
焼却9億9,800万円
紙製容器包装5,300万円
空き缶・空きびん・紙パック・家庭金物・小型家電・プラスチック製品・古紙等・布類・リターナブルびん1億2,100万円
プラスチック製容器包装1億5,700万円
ペットボトル5,800万円
廃食用油・剪定枝・布類1,900万円
乾電池・蛍光管1,100万円
埋立8億9,000万円

平成28年度のごみ処理費用の総額は、約41億2,000万円であり、平成27年度(約40億9,500万円)との比較では、約2,500万円の増額となりました。
増額となった主な理由は、収集にかかる委託料の増加や、近文清掃工場の延命化工場に伴う減価償却費の増加によるものです。
ごみ処理費用を市民1人当たりに換算すると、年間約12,000円となります。

ごみに関する収入と資源物の売却益

【平成28年度実績】約10億8,000万円(平成27年度 約10億7,500万円)

ごみ処理手数料等8億3,000万円
内訳
指定ごみ袋手数料5億800万円
粗大ごみ手数料等3,500万円
事業系ごみ搬入手数料等2億8,700万円

資源売却等2億5,000万円

資源売却等前年度比+2,600万円

平成28年度のごみに関する収入は、約10億8,000万円であり、ごみ処理費用の約3割になります。
平成27年度(約10億7,500万円)との比較では、約500万円の増額となりました。
増額となった主な理由は、売却電力の単価及び量、(公財)日本容器包装リサイクル協会からの拠出金などが当初見込みを上回ったことに伴う増加です。
これらの収入は、ごみ処理費用に掛かる貴重な財源として活用しています。

ごみ排出量の目標値

旭川市では、ごみ処理基本計画において、ごみの排出量削減などの数値目標を立てています。
「新・旭川市ごみ処理基本計画【改訂版】」(計画期間:平成28年度から平成39年度)では、市民・事業者・行政が共に力を合わせて、ごみの排出抑制・資源化・適正処理を進め、“恵まれた環境との共生・美しい循環のまち あさひかわ”を目指します。

ごみ排出量の目標値
平成26年度(基準年度)118,548トン 集団回収量11,045トン 事業系ごみ35,133トン 家庭ごみ72,370トン
平成28年度115,783トン 集団回収量10,581トン 事業系ごみ35,405トン 家庭ごみ69,797トン
平成31年度(中間年度)112,800トン 集団回収量11,000トン 事業系ごみ31,600トン 家庭ごみ70,200トン
平成39年度(最終年度)100,000トン 集団回収量10,300トン 事業系ごみ25,800トン 家庭ごみ63,900トン

身近なことから始めましょう
必要以上に買いすぎない!
生ごみは水分を十分に絞る!
※生ごみの約80%は水分です。そのため、排出前の水切りはごみ減量化に効果的です。

本計画の最終年度(平成39年度)の目標を達成するためには、1人1日当たりのごみ排出量を、現在の941グラムから880グラムに減量する必要があり、さらなる減量化の取組や対策が求められますが、市民や事業者の皆様と協力しながら、ごみの削減を進めてまいります。

リサイクル率の目標

平成26年度【基準年度】23.2%
平成28年度23.3%
平成31年度【中間年度】25.0%
平成39年度【最終年度】30.0%

旭川市のリサイクル率は平成28年度では、23.3%となっており、平成31年度の中間年度の目標達成まで1.7ポイントの上昇が必要です。また最終年度の平成39年度の目標値を30%とし、より効果的な取組をすすめ、さらなるリサイクル率の向上を目指していきます。
引き続き新たな分別や資源化に向けた調査・研究を行ってまいりますので、今後も皆様の御理解と御協力をお願いします。

落ち葉無料戸別収集を行います

受付期間 9月25日(月曜日)~11月30日(木曜日)
収集は10月2日(月曜日)から開始し、11月30日(木曜日)受付分まで行います。

旭川市では落ち葉を無料で戸別収集し、腐葉土にするモデル事業を行います。
期間限定の収集です。受付期間終了後は無料での収集は行いません。

無料戸別収集の対象となるもの
広葉樹の落ち葉
※プラタナス・イチョウも対象です。

広葉樹の落ち葉で次の場所から出されるものが対象となります。
(1)家庭の庭等
(2)公園や道路等の公共の場所
モミジ ナナカマド ハルニレ イチョウ プラタナス

排出方法
透明又は半透明の袋に入れて、受付専用電話に申し込んでください。
※地域清掃・ボランティア清掃ごみ袋は使用できません。
※落ち葉以外のものが入っている場合は収集できません。砂、ごみ等は入れないでください。

無料戸別収集の対象とならないもの
(1)マツ、ヒバ、オンコなどの針葉樹の落ち葉
(2)トマト、トウモロコシ、大根、白菜等の野菜の茎や葉
(3)刈草
(4)枝(ただし、剪定枝は別に無料収集を行っています。)

対象とならないものの排出方法
燃やせるごみ用の有料指定袋(黄色)に入れて、燃やせるごみの日にごみステーションに出してください。剪定枝は、受付専用電話(36-6711)に申し込んでください。
また、会社などの事業所敷地内から発生した落ち葉は、事業系ごみとして適切に処理してください。

受付専用電話
(お掛け間違いにご注意ください。)
旭川市クリーンセンター
電話 36-8841
受付時間 月~金 午前9時~午後5時(祝日を除く) ※収集日は申込時に確認してください。

お問い合わせ先

旭川市環境部クリーンセンター

〒078-8208 東旭川町下兵村3番地の5
電話番号: 0166-36-2213
ファクス番号: 0166-36-4239
メールフォーム
受付時間:
午前8時45分から午後5時15分(粗大ごみの受付 電話0166-36-5300 は、午前9時から午後5時) 土曜日・日曜日・祝日及び12月30日から1月4日までを除く