旭川ごみ通信 第35号

情報発信元 クリーンセンター

最終更新日 2015年11月2日

ページID 057883

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平成28年9月発行

特集 ごみ処理の現状

ごみの増減

平成27年度の家庭ごみの排出量は、平成26年度と比べて476tの減量となりました。粗大ごみが微増していますが、それ以外のごみは減少しています。
今後とも、ごみの減量や資源ごみの分別の徹底など、市民の皆様の御協力をお願いします。

過去5年間の家庭ごみの排出量

  • 平成23年度 総量73,514トン

粗大ごみ等2,706トン 資源ごみ等16,678トン 燃やせないごみ8,002トン 燃やせるごみ46,128トン

  • 平成24年度 総量74,460トン

粗大ごみ等2,751トン 資源ごみ等16,768トン 燃やせないごみ8,158トン 燃やせるごみ46,783トン

  • 平成25年度 総量74,097トン

粗大ごみ等2,673トン 資源ごみ等16,906トン 燃やせないごみ8,634トン 燃やせるごみ45,884トン

  • 平成26年度 総量72,370トン

粗大ごみ等2,513トン 資源ごみ等16,869トン 燃やせないごみ8,374トン 燃やせるごみ44,614トン

  • 平成27年度 総量71,894トン

粗大ごみ等2,769トン 資源ごみ等16,585トン 燃やせないごみ8,091トン 燃やせるごみ44,449トン

ごみの内訳

平成27年度に旭川市内で排出された家庭ごみは71,894トン
燃やせるごみ61.8パーセント 燃やせないごみ11.3パーセント プラスチック製容器包装8.1パーセント 空き缶・空きびん・紙パック・家庭金物6.7パーセント 紙製容器包装2.8パーセント 段ボール2.4パーセント ペットボトル1.7パーセント 乾電池・蛍光管・廃食用油・布類・小型家電等1.3パーセント 粗大ごみ2.0パーセント 自己搬入等1.9パーセント

ごみ処理にかかる費用

【平成27年度実績】約40億9,500万円
(平成26年度 約40億3,600万円)約5,900万円の増額

収集運搬費用前年(平成26年度)比プラス3,300万円

焼却費用前年(平成26年度)比プラス9,300万円

埋立費用前年(平成26年度)比マイナス6,700万円
収集17億4,700万円 焼却9億6,800万円 紙製容器包装5,400万円 プラスチック製容器包装1億5,200万円 ペットボトル5,800万円 廃食用油・剪定枝・布類2,100万円 空き缶・空きびん・紙パック・家庭金物・リターナブルびん・布類・小型家電・古紙・新聞・雑誌・金属類・プラスチック製品・傘1億4,200万円 乾電池・蛍光管1,700万円 埋立9億3,600万円

平成27年度のごみ処理費用の総額は、約40億9,500万円であり、平成26年度(約40億3,600万円)との比較では、約5,900万円の増額となりました。
増額となった主な理由は、近文清掃工場の延命化工事に伴う光熱水費や減価償却費の増加によるものです。
ごみ処理費用を市民1人当たりに換算すると、年間約11,850円となります。

ごみに関する収入と資源物の売却益

【平成27年度実績】約10億7,500万円
(平成26年度 約11億4,300万円)

内訳 指定ごみ袋手数料 5億2,300万円 粗大ごみ手数料等3,800万円 事業系ごみ搬入手数料等2億9,000万円 資源売却等2億2,400万円
平成27年度のごみに関する収入は、約10億7,500万円であり、ごみ処理費用の約3割になります。
平成26年度(約11億4,300万円)との比較では、約6,800万円の減額となりました。
減額となった主な理由は、(公財)日本容器包装リサイクル協会からの拠出金の減少や資源物売却単価の減少によるものです。
これらの収入は、ごみ処理費用に掛かる貴重な財源として活用しています。

ごみ排出量の目標

旭川市では、ごみ処理基本計画において、ごみの排出量削減などの数値目標を立てています。
昨年度に改訂した「新・旭川市ごみ処理基本計画【改訂版】」(計画期間:平成28年度から平成39年度)では、市民・事業者・行政が共に力を合わせて、ごみの排出抑制・資源化・適正処理を進め、“恵まれた環境との共生・美しい循環のまち あさひかわ”を目指します。

ごみの総排出量目標

平成26年度(基準年度)総量118,548トン 集団回収量11,045 事業系ごみ35,133トン 家庭ごみ72,370トン
平成27年度 総量118,708トン 集団回収量10,884トン 事業系ごみ35,930トン 家庭ごみ71,894トン

ごみ排出量の目標値

(中間年度)

平成31年度 総量112,800トン 集団回収量11,000トン 事業系ごみ31,600トン 家庭ごみ70,200トン
(最終年度)

平成39年度 総量100,000トン 集団回収量10,300トン 事業系ごみ25,800トン 家庭ごみ63,900トン

ごみの減量化を進めるために、身近なことから始めましょう。 

必要以上に買いすぎない。
生ごみは水分を十分に絞る。

生ごみの約80パーセントは水分です。
そのため、排出前の水切りはごみの減量化に大変効果的です。
 

本計画の最終年度(平成39年度)の目標を達成するためには、1人1日当たりのごみ排出量を、現在の941グラムから880グラムに減量する必要があり、さらなる減量化の取組や対策が求められますが、市民や事業者の皆様と協力しながら、ごみの削減を進めてまいります。

リサイクル率の目標 

(基準年度)平成26年度23.2パーセント 平成27年度23.2パーセント
リサイクル率目標値 平成31年度(中間年度)25パーセント 平成39年度(最終年度)30パーセント


旭川市のリサイクル率は平成27年度では、23.2%となっており、平成31年度の中間年度の目標達成まで1.8ポイントの上昇が必要です。また最終年度の平成39年度の目標値を30%とし、より効果的な取組をすすめ、さらなるリサイクル率の向上を目指していきます。
引き続き新たな分別や資源化に向けた調査・研究を行ってまいりますので、今後も皆様の御理解と御協力をお願いします。

問い合わせ先 旭川市クリーンセンター 電話 0166-36-2213

ごみの野外焼却は重大な犯罪です

日常生活で排出される紙くず、剪定枝、刈り草、廃ビニール等のごみを野外焼却することは法律で禁止されています。ごみは正しく分別し、適正に処理するようお願いします。

野外焼却禁止に関する法律

(廃棄物の処理及び清掃に関する法律)第16条の2及び同法施行令第14条

どんど焼き、農業者が行う凍霜害防止のための稲わら・もみ殻の焼却や病虫害防除のための刈り草の焼却については、焼却禁止の例外とされています。ただし、焼却は周辺環境の影響が軽微であることに限られているため、行う際は周囲に迷惑がかからないよう十分注意が必要です。
また、いずれの場合も、廃ビニール、廃タイヤ等生活環境に著しい支障を及ぼすものの焼却は認められません。

講習会のお知らせ

ごみの減量化と土づくり講習会

開催日時 平成28年10月6日 木曜日 10時~12時

開催場所 旭川市永山公民館 講堂 百寿大学共催 公開講座

講師 グリーンテックス株式会社 代表取締役 佐藤 一彦 氏

家庭ごみスリム化セミナー

開催日時 平成28年10月19日 水曜日 13時30分~15時30分

1部2部それぞれ50分程度を予定

開催場所 旭川市民文化会館2階 第2会議室

落ち葉からできる腐葉土作り

講師 北海道旭川農業高等学校 生活科学科 科学生物活用班 生徒のみなさん

許可業者視点でのごみのリサイクルについて

講師 安田清掃有限会社 代表取締役 安田 志津吉 氏

お問い合わせ先

旭川市環境部クリーンセンター

〒078-8208 東旭川町下兵村3番地の5
電話番号: 0166-36-2213
ファクス番号: 0166-36-4239
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受付時間:
午前8時45分から午後5時15分(粗大ごみの受付 電話0166-36-5300 は、午前9時から午後5時) 土曜日・日曜日・祝日及び12月30日から1月4日までを除く