不育症について
不育症とは
妊娠はするけれども、2回以上の流産や死産、もしくは生後1週間以内の早期新生児死亡を2回以上繰り返す場合、不育症と診断されます。
また1人目が正常に分娩しても、2人目、3人目が続けて流産や死産になった際、続発性不育症として検査をし、治療を行う場合があります。
流産や死産は胎児の異常により引き起こされた結果で、治療の対象にはならないと考えられてきましたが、「不育症」という疾患が存在することが分かり、治療法も開発されています。
不育症のリスク因子
- 夫婦いずれかの染色体異常
- 子宮形態異常
- 甲状腺異常
- 抗リン脂質抗体症候群
- 凝固因子異常(プロテインS欠乏症、プロテインC欠乏症、第12因子欠乏症など)
(補足)詳しくは、厚生労働省研究班ホームページをご覧ください。
- 不育症治療に関する再評価と新たなる治療法の開発に関する研究(新しいウインドウが開きます)(厚生労働省研究班)
- 不育症Q&A(新しいウインドウが開きます)(厚生労働省研究班)
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