麻しん(はしか)にご注意ください

情報発信元 保健所 保健予防課

最終更新日 2026年4月28日

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麻しん(はしか)に注意しましょう

麻しんは海外における流行が報告されております。国内においても、令和5年4月以降、海外からの輸入症例を契機とした感染事例の報告が続いており、2026年に入りさらに報告数が増加し、2020年以降最多となるペースで感染拡大しています。イベント会場、飲食店、家庭、学校等での二次感染を含む感染伝播事例が発生しており、海外渡航前後を通じて注意が必要です。今後、更なる輸入症例や国内における感染事例が増加することが懸念されますので、御注意ください。

麻しん(はしか)とは?

麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症です。

麻しんについて(厚生労働省ホームページ)(新しいウインドウが開きます)

症状

感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39度以上の高熱と発疹が出現します。 麻しん(はしか)は、「かかってもたいしたことはない」感染症ではなく、肺炎、脳炎、腸炎などで重症化することも多く、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。死亡する割合は先進国であっても1,000人に1人と言われています。

感染経路

空気感染、飛沫感染、接触感染で、人から人へ感染が伝搬し、その感染力は非常に強いと言われています。免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症します。一度感染して発症すると、一生免疫が持続すると言われています。

潜伏期間

約10日~12日

予防にはワクチン接種が有効です

麻しんは感染力が強く、空気感染もするため手洗い、マスクのみでは予防はできません。
麻しんの対策として最も有効なのは予防接種であるため、予防接種法に基づく定期の予防接種の対象となっています。まだ受けていないお子さんは、早めに予防接種を受けましょう。
また、麻しんにかかったことがなく、2回の予防接種を受ける機会がなかった方や流行国に海外渡航される場合は、母子健康手帳などで麻しん既往歴や予防接種歴を確認し、既往歴が不明で、麻しんのワクチンを2回接種していない場合は、麻しんを含む予防接種を検討してください。
※麻しんの抗体がある場合でも、麻しんワクチンの接種は問題ありません。
※麻しんの抗体は、ワクチン接種後2~4週間後くらいからできはじめます。

発生状況

2023年以降は、国外における麻しん流行に伴い、国内でも海外からの麻しん輸入症例が増加している
一方で、海外渡航歴のない麻しん症例も報告されています。
日本国内及び北海道における発生状況については、以下のページでご確認いただけます。
 (リンク)
 ・JIHSホームページ「麻疹 発生動向調査」
 (新しいウインドウが開きます)
 ・北海道感染症情報センター「麻しん(データ)」
 (新しいウインドウが開きます) 

医療関係者等の皆様へ

発熱や発疹を呈する患者が受診した際は、麻しんの予防接種歴の確認等、麻しんの発生を意識した診療を行うとともに、臨床症状から麻しんと診断した場合には、速やかに保健所に届出をお願いします。

麻しんの感染拡大防止に向けたご協力について

麻しん(はしか)を疑う症状がある場合の対応

○海外へ行った後や、感染者と接触した可能性があるなど、潜伏期間を経て麻しんを疑う症状(発熱、発疹、咳、鼻水、目の充血等)がある場合は、外出を控えるとともに、受診する場合には、事前に医療機関に連絡の上、医療機関の指示に従ってご対応いただくようお願いいたします。
○感染拡大防止のため、受診の際には、マスクを着用し、公共交通機関の利用を可能な限り避けることについて、ご協力をお願いいたします。

自治体の疫学調査へのご協力

○麻しん(はしか)の拡大防止には、患者や接触者に対する行政による調査が重要です。ご協力をお願いいたします。

ワクチン接種のご検討

○ご自身の発症予防、重症化予防、集団としての感染拡大防止の観点から、ワクチンは2回接種することが重要です。
○お子様が麻しん・風しんワクチンの定期接種の対象である1歳又は就学前1年間にある場合、積極的に早期の接種をご検討ください。
○海外では大きな流行が複数の国で報告されています。接種が不十分な場合、渡航の2週間前までに接種することをご検討ください。
○2000年4月1日以前に生まれた方は、当時の感染状況もあり、2回の定期接種が行われていない可能性があります。母子健康手帳等で、過去の麻しんの罹患歴又は2回の接種記録を確認できない方は、今一度、麻しん・風しんワクチンの接種をご検討ください。なお、2026年からの流行は10代~40代の方を中心に流行していることも踏まえ、特にこの年齢層の方はご検討をお願いいたします。

特にご注意いただきたい方々

○特に、以下の方々は、ワクチンの接種が不十分な場合、接種をご検討ください。
・保育園や学校職員、医療機関職員など、小さいお子さんや患者さんと接触する機会の多い方。
・空港職員、観光業スタッフなど渡航者と接触する機会の多い方。
○また、以下の方々は、感染すると重症化すると言われていますのでご注意ください。
・妊娠中は麻しん風しんワクチンの接種はできません。早産や流産のリスクがあるため、妊娠前の接種をご検討ください。
・免疫不全のある方は、主治医の方と相談のうえ、麻しん風しんワクチン接種をご検討ください。
・乳幼児は、肺炎や脳炎を起こすリスクがありますので、ご家族の接種歴をご確認ください。

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お問い合わせ先

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