ヘルパンギーナ
ヘルパンギーナについて
主に、コクサッキーウイルス等エンテロウイルスと呼ばれるウイルスのグループが原因となる小児の急性ウイルス性感染症です。
1歳から4歳の乳幼児で好発するため、保育所や幼稚園などの集団生活の場での流行も見られます。6月から7月が流行しやすい時期です。ご注意ください。
症状
38度から40度の発熱、のどの小水疱(水ぶくれ)や痛みが主な症状です。予後は良好ですが、まれに重症化して無菌性髄膜炎や急性心筋炎等を合併することもあります。
潜伏期間
2~4日
感染経路
感染した人の唾液や鼻汁などが飛散し、吸い込むことで起こる飛沫感染と、ウイルスに汚染された手等を介しての経口感染があります。
罹患年齢
5歳以下がほとんどで、90%以上を占めていますが、令和5年度は学童の罹患も報告されています。
予防方法は?
流行時は、以下のことにご注意ください。
- 石けんと流水による手洗いとうがいをしましょう。
- 感染した人との密接な接触は避けましょう。
- 症状が消失しても、感染した人の便の中に1週間から4週間はウイルスが排泄されます。排泄後の手洗いをしっかり行いましょう。
ヘルパンギーナにかかってしまったら?
- 早めに医療機関を受診し、治療を受けましょう。
- 水分を十分補給しましょう(脱水を防ぐことが大切です)。
- 症状が見られるときは、集団の場への参加を控えましょう。
お問い合わせ先
旭川市保健所保健予防課感染症対策係
〒070-8525 旭川市7条通9丁目 総合庁舎4階
電話番号: 0166-25-9848 |
ファクス番号: 0166-26-7733 |
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受付時間:
午前8時45分から午後5時15分まで(土曜日・日曜日・祝日及び12月30日から1月4日までを除く)