伝染性紅斑

情報発信元 保健所 保健予防課

最終更新日 2025年7月15日

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伝染性紅斑

伝染性紅斑とは

 伝染性紅斑は、ヒトパルボウイルスB19による感染症です。
小児を中心にみられる流行性の発しん性の病気です。両頬がリンゴのように赤くなることから 「リンゴ病」と呼ばれることもあります。

症状

 両頬に境界鮮明な紅い発しん(リンゴの頬)が現れ、続いて手・足に発しんが見られます。発しんは1週間ほどで消失します。多くの場合、頬に発しんが出現する7~10日くらい前に、微熱やかぜのような症状がみられ、この時期にウイルスの排出が最も多くなりますが、発しんが現れたときにはウイルスの排出はほとんどなく、感染力もほぼ消失しています。
 妊娠中(特に妊娠初期)に感染した場合、胎児の異常(胎児水腫)や流産が生じることがあります。 

感染経路

 患者の咳やくしゃみなどのしぶきに含まれるウイルスを吸い込むことによる「飛まつ感染」や、ウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる「接触感染」があります。

予防のポイント

 伝染性紅斑を予防するワクチンや薬はありません。発疹が出ている時期にはほとんど感染力がないため、かぜ症状のある人はこまめな手洗いや、せきやくしゃみをする時には口と鼻をハンカチ等でおおうなどの「咳エチケット」を心がけることが大切です。
 熱や倦怠感が出現した後に発疹が出るなど、伝染性紅斑を疑う症状がある場合は、医療機関に相談しましょう。

治療方法

特別な治療法はなく、症状に応じた対症療法が行われます。

関連リンク

伝染性紅斑(厚生労働省)(新しいウインドウが開きます)

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