職員インタビュー【土木建設課職員】
職員インタビュー【土木建設課職員】
「技術職として働く」 — 土木技術職の業務とは
公務員を目指したきっかけは?
大学で学んできた専門知識も生かしながらできる仕事を前提に、今後仕事をしていったときにプライベートの時間も大切にしたいと考えていました。
大学の先輩からの民間企業の情報も集めて考えたときに、やはり福利厚生面の充実度は公務員が良いと感じて志望しました。
土木技術職としてどんな業務をしていますか
現在は、市内の橋梁の整備業務をメインに行っています。
旭川市は「川のまち」と呼ばれるほど河川が多く、それに比例して橋も多いまちなので定期的に点検をする必要があります。
新しく作る場合もあれば、今ある橋を修理したり耐震性を確保するための補強工事をすることがあります。
その中で、主に設計業務で図面を書いたり、現場の進捗度合いを確認に行く監督業務を行っています。
市役所の公共事業の業務は、計画から予算管理、設計、施工、維持管理まで全体をコーディネートすることができます。
技術職としてのやりがいは?
やはり完成したものが目に見える、形に残る仕事ができるのは技術職の魅力ですね。
それも日常生活に必要不可欠な道路や橋梁の工事が完了したときは、市民の方の生活の役に立てたという実感が湧いて嬉しく感じます。
事務職だとどうしてもそういったことは感じにくいと思うので、そこは技術職としてのやりがいだと感じます。
旭川市役所に入庁して印象が変わったことはありますか?
最初は働き方も「お堅い」仕事なんだろうなと思っていました。
実際に働いてみると、職場の雰囲気も明るくて、和気あいあいとした職場で働くことができています。
また、目指したきっかけでもあった福利厚生面は入ってからも良かったと感じます。
1年間で見ると12月以降は次の年に向けた設計も始まってくるので忙しいのですが、業務が落ち着いた月は自分のプライベートの時間も充実させながら日々過ごせていると感じます。
受験を検討している皆さんへ
専門知識を活かしながらプライベートの時間も大切にして生活したいという思いがあれば、市職員もひとつの選択肢にするのはありだと思います。
職場の雰囲気も良いですし、入庁して業務を経験しながら専門的な部分を学んでいくことができます。
自分たちが住んでいるまちの環境をよりよいものに変えて、それを維持していくことができるのは「市役所の技術職ならでは」なんじゃないかなと思います。
職員プロフォール
平成31年4月 旭川市入庁。土木部公園みどり課を経験した後、土木部土木建設課所属となる。
技術職の方が受験しやすい試験となりました
令和7年度の採用試験では、技術職区分の専門試験を廃止しました。
また、大学卒の部(技術)区分では、採用候補者名簿の有効期限を3年間に延長し、合格後一定の期間内で採用されることが可能になりました。
大学院に進学予定の方も、大学在学中に受験できる試験になっておりますのでぜひ受験をご検討ください。