職員インタビュー【国民健康保険課職員】
職員インタビュー【国民健康保険課職員】
「資格職として働く」 — 保健師の業務とは
公務員を目指したきっかけは?
大学での実習経験から、住民が地域で健康な生活を送れること、不調があっても早い段階で病院に通えることが大切だと感じて就職先を考えました。
実習先の病院で会う人は、何かしらの不調を抱えている方と出会うことがほとんどだったので、そうなる前に関われる仕事ってなんだろうと考えたときに選択肢として出たのが「保健師」のお仕事でした。
保健師としてどんな業務をしていますか
看護師は療養上のサポートをするのに対して、保健師は地域住民の保健指導や健康管理、乳幼児健診などを行うことが主な仕事です。
現在は、国保特定健診に関する業務を行っており、特定健診の受診率向上に向けた取組を行っています。
これまでは、精神保健の分野の業務にも関わっていました。
心身共にいろいろな悩みを抱えている市民の方は多いと思いますので、病院に行く前にそういった方の相談に乗ったりすることができるのは、目指したきっかけとなった仕事をできているなと感じます。
保健師の業務のやりがいは?
健康について関心を持ってくれる市民の方が増えるのは、やりがいとして感じる部分ですね。
旭川市の国保特定健診の受診率も上がってきていることも、数字としても目に見える形で感じることができます。
保健師の業務は常に情報をアップデートする必要があると思っているので、そういう意味では自分の視点や可能性も広がっていくと感じています。
保健師の業務で一番大切に感じることは?
やはり「コミュニケーション能力」が大事だと感じます。
まずは、その人が抱えている悩みを聞いたりアセスメントして、相手を知ることが保健師の業務のスタートだと思っています。
指導する立場になることもあるので、自分自身の健康管理というのも大切ですね。
これからの目標は?
生活にメリハリをつけて仕事をしたいと思っています。
仕事は市民の皆さんの健康のために一生懸命働いて、休むときは自分の健康のためにもしっかり休む。
また、資格職として必要な知識も吸収して、それを多くの人に還元できるようにしたいと思います。
職員プロフォール
平成29年4月 旭川市入庁。保健所保健指導課、健康推進課を経験した後、福祉保険部国民健康保険課所属となる。
資格職の部ではいろいろな資格のある方を募集しています
令和7年度の採用試験では、資格職の部で「保健師」「保育士」「学芸員」「臨床検査技師」の募集を実施します。
市役所の中で資格を活かして市民の方に貢献できるお仕事です。
地域や市民の方と関わりながら業務を進めたい方、ぜひ応募を御検討ください。