市長定例記者会見(令和7年5月29日)

情報発信元 旭川市

最終更新日 2025年5月29日

ページID 081899

印刷

開催概要

日時:令和7年5月29日(木曜日)午前11時00分~午前11時40分

場所:大会議室A

動画

令和7年5月29日定例記者発表・質疑応答(新しいウインドウが開きます)

資料

発表項目

5月の定例記者会見、お集まり頂きましてありがとうございます。
いつも午後に開催をしておりましたけども、今回は午前11時ということになって、いろいろと重なったものですから、お許しを頂きたいなというふうに思います。
音楽、流れていたと思うのですが、菓子博が明日から開会をいたします。
かつまたばれんさんと、れみさん、親子のですね、方々によります「おいでよ菓子博」いうことで、じゅりじゅり、じゅりじゅりって歌詞があったと思うんですけど、聞きましたら、そのシマエナガの鳴き声らしくて、ぜひまた皆さん、これからまた発表項目でお話をさせていただきますが、ぜひ全道、全国に向けて発信を頂きたいというふうに思います。
まず、今日は発表項目4点であります。
4点、お話をさせていただいて、そのあと、皆様から御質疑をお受けしたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。

第28回全国菓子大博覧会・北海道「あさひかわ菓子博2025」の開幕について

菓子博についてでございます
旭川菓子博2025、第28回全国菓子大博覧会・北海道「あさひかわ菓子博2025」が開幕いたします。
まずは、開催に当たり、これまで、昼夜を問わず、準備を進めていただいた実行委員会の皆様に敬意を表しますとともに、心から感謝を申し上げる次第でございます。
この後、報道の皆様にも内覧会が行われるとお伺いをしているところでありますが、ぜひ会場の様子、あるいは魅力の発信にお力添えを賜りますようお願いを申し上げたいと存じます。
菓子博の概要について改めてお知らせいたします。
明日5月30日から6月15日までの17日間、最終日を除きまして午前10時から、午後6時までの開催となっております。
道北アークス大雪アリーナ、道の駅あさひかわの2会場となっているところでございまして、この期間中の午前9時30分から午後6時までは、2つの会場を挟む道路を安全のため交通規制をいたしますので、御協力を賜りますようよろしくお願いいたします。
道の駅を御利用の方でありましたり、通り沿いの関係者の方は通行問題なくできますので、御安心を頂きたいと存じます。
開会式でありますけれども、菓子博の開催に先立ちまして、明日午前8時45分から、旭川大雪クリスタルホール音楽堂で行います。本博覧会の名誉総裁であられます彬子女王殿下並びに鈴木直道知事、さらには、冨原議長を初めとする御来賓の御出席を頂きまして、大会関係者、全日本菓子協会や都道府県菓子工業組合など、400名の皆様の出席を頂いて開催をいたします。
また、旭川市観光大使であり、菓子博のPR大使に就任をしています、本市出身のバリトン歌手・豊嶋祐壹氏による国歌独唱を予定しているところでございます。
次に、菓子博の主な見どころについてでございます。
道北アークス大雪アリーナ会場には、全国の菓子職人たちが伝統の技を駆使して制作した工芸菓子を一堂に集めた工芸菓子展示エリアがあります。
私も拝見をしましたけど、これはもう一見の価値ありです。ここでしか見れないものでありますので、ぜひ皆さん御覧になっていただきたいと思います。
北海道洋菓子業界の第一人者であります田中 英雄さんが制作した巨大丹頂鶴というのが入り口入ったすぐにありましたね。それで皆さんをお出迎えいたします。
岡山老舗の菓子店・源吉兆庵さん、それから愛知の名店・両口屋さんの大型工芸菓子、さらには地元の有名なお菓子メーカーの出展もございまして、非常に迫力があるものになっています。
次に、大手菓子メーカー7社によります体験型パビリオン「スイーツファミリーランド北海道」は、過去の菓子博でも非常に人気のあるパビリオンとなっておりまして、特にお子様、ご家族連れで楽しんで頂けるパビリオンになっています。
大手のメーカーさんですね、森永さんとか、明治さん、それからカルビーさん、不二家さん、ブルボンさん、ヤマザキさん、ロッテさん、もう誰もが小さい頃から馴染みのある大手のそうそうたる企業の皆さんが出店を頂いてまして、森永製菓さんの大きなお菓子の家では、画面ておりますけれども、大きなチョコボールのパッケージの前で記念撮影をしたり、お菓子が入ったオリジナルチョコボールのバックを作れたりするいうことです。
明治さんのブースでは、チョコレートの原材料でありますカカオの生産方法から、チョコレートになるまでを学び、チョコレートがもらえるクイズもあるということでございます。
屋外のイベント開催エリアである、たいせつステージですね、これのアリーナ向かって左側にたいせつステージというのがございますが、こちらで、この菓子博の、先ほどありましたテーマソングの生演奏やアンバサダーによりますショーなどなど、それから全国41の菓子工業組合が地元のPRとあわせて、日替わりで来場者の皆様に地元のそれぞれの地域の銘菓を無料で配布いたします。6月5日は熊本県さんのPR時間がありますが、くまもんが登場する予定とお伺いをしております。
また、明日30日にはですね、このたいせつステージでは、ほくほくトークショー、道産さつまいも、道産さつまいもについて語り尽くす、鶴岡慎也さん、元ファイターズ鶴岡さん、それから旭川の観光大使にも就任を頂きました森崎博之さんなどのトークショーもございますので、ぜひこういった会場にも足を運んで頂きたいと思いますし、たいせつステージのスケジュールは本当にもう、次から次へとイベント目白押しです。
先日、鹿児島県知事にもお会いしたり、岐阜市長さんにお会いしましたけど、この菓子博にそれぞれの地元の出店を頂くということで、どうぞよろしくという言葉も頂いているところであります。
次に向かいの道の駅あさひかわ会場になります。
全国スイーツマーケットとして旭川の菓子店が集まった特設コーナーの設置、毎日札幌からクール便で直送される千秋庵の生ノースマン、この生ノースマンは普段大丸札幌店と新千歳空港店のみの発売でございます。この機会に御承認ください。
そして、何と三重県から、毎日、これ毎日ですよ、毎日空輸される赤福に加えまして、全国初販売、新商品、しかも旭川限定、赤福の生羊羹、これが登場すると。
ここでしか、まさに食べられない赤福の生羊羹、ぜひ皆さん楽しみください。
そして、旭川菓子博の審査会で、各賞に輝いたお菓子の数々が販売をされて、総勢約1000種類以上の商品が集まる魅力的なブースとなっています。審査会の結果についてはまた後日発表されるところであります。
このほかにも会場には市民の皆様に折っていただいた10万羽の折り鶴の展示、全天周ドーム「ホワイトロック」による没入感のある映像空間の体験、菓子博オリジナルの限定グッズが当たる、高さ2.4メートルのモンスターカプセルトイ、私も拝見しました。すごく大きかったです。お菓子づくりの実演コーナーなど、もう工場の、実演できるように工場そのものを持ってきたような、そういったコーナーを設置してありました。まさに盛りだくさんの大博覧会となっているところでございます。
北海道で開催されるのは、実に57年ぶり、そして、前回の三重大会から8年ぶりでございます。ぜひ皆様に会場へ足を運んで頂いて、お菓子の伝統や文化を感じていただきたいというふうに思います。
なお、チケットにつきましては、当日会場でも販売をしております。大雪アリーナを背中に見て、それから地場産業センターの方向に当日券の販売コーナーがございます。こちらで1500円でお買い求めになっていただけますし、またあわせて、ローソン、セブンイレブン、セイコーマート、ファミリーマート、それからJR旭川駅東コンコースの観光物産情報センターなどなど、取り扱っておりますので、ぜひ皆さん御参集を頂きたいと思います。
また入場の方法でありますけども、地場産業側から入っても、大雪アリーナ側から入っても、半券頂けることになっておりまして、この半券があれば両会場以上お楽しみ頂けるということでございますので、よろしくお願いをいたします。

ミケーレ・デ・ルッキ氏関連イベントの開催について

続きまして、ミケーレ・デ・ルッキ氏のイベント開催についてでございます。
ミケーレ・デ・ルッキさん、皆様にもお馴染みになってきたと思いますが、イタリアを代表する世界的建築家・デザイナー、イタリアのデザイン大使ということでございます。本市にも様々御指導頂いておりまして、昨年4月にミラノサローネ国際家具見本市でイタリアを訪問した際、本市のPRイベントである旭川ナイトの開催、これはミケーレさんの事務所をお借りしました。それから、ミラノ市のサラ市長との会談の実現に、大変なお力添えを頂いたところでございます。
その後も、昨年10月に本市で開催をしましたユネスコデザイン創造都市の世界会議、旭川会議においては、藤本壮介さんとの公開トークセッション、あるいはインスタレーションですね、空間そのもので芸術を表現していく、こういった展示、さらには本市が進めているデザインによる持続可能なまちづくりに御理解と御協力を頂いており、今年の1月に旭川デザインアンバサダーに、大変光栄でありましたけども、就任を頂いて、委嘱をさせていただいたところであります。
このたび、旭川デザインウイークに合わせまして、ミケーレ・デ・ルッキさんが旭川訪問されますので、関連するイベントを2つ開催をしたいというふうに考えています。
1つ目は、ミケーレ・デ・ルッキさんの建築やデザインに関する展示会でございまして、「ミケーレ・デ・ルッキ展~ミラノと旭川のデザインのかけ橋」ということであります。
2つ目は、旭山動物園の坂東元統括園長とのトークセッションでございます。いずれも6月に開催する旭川デザインウイークの期間中にスタートし、市民の皆様にデザインと命、そして持続可能な未来について考える機会を提供するものでございます。
まず1つ目の「ミケーレ・デ・ルッキ展~ミラノと旭川のデザインのかけ橋」についてでありますが、この展示においてはミケーレ・デ・ルッキさんの思想、あるいは創作活動を画像パネルやインスタレーションを通じて紹介するもので、まずは旭川の市民の皆様にデザインアンバサダーに就任を頂いたルッキさんへの活動、あるいは人柄を知っていただく機会として実施するものでございます。
この画像はイメージ図でありまして、実際ミラノにあるのは非常に大きいものだというふうにお伺いをしていますが、これ大体高さ2.5メートルぐらいとお伺いしています。こういったものの展示をしたいと思います。
期間は6月26日木曜日から7月6日まで、会場は旭川市民ギャラリー、そして7月6日以降はですね、JR北海道さんの御協力を頂きまして、7月8日から旭川駅構内に場所を変えて展示をしたいと考えているところであります。
次にトークセッションについてであります。
テーマは、デザインと生き物の未来といたしまして、ミケーレ・デ・ルッキさんと坂東統括園長が、旭山動物園の空間デザインや環境づくりを題材に、建築が命とどのように共存できるかという視点から意見交換を行いまして、私もファシリテーターとしてトークセッションの進行を務めたいというふうに考えています。
いのちとデザインが果たす役割を多角的に捉え、次世代に向けた、持続可能な社会の在り方について考える機会といたしたいと考えております。
6月26日、大雪クリスタルホールの大会議室、開催時間や参加申込み方法等の詳細については、決まり次第、市のホームページやSNSで発信をしてまいります。
今後も世界の環境に貢献するサステナブルデザイン都市としてのこの旭川市のデザインの力、まちづくりや地域の価値向上につながる取組を進めてまいりたいと思いますので、ぜひ皆様の御来場をよろしくお願いいたします。

旭川ミュージックウィーク2025について

次に3点目、旭川ミュージックウィーク、ございまして、6月7日の土曜日は、もう旭川の初夏代名詞・音楽大行進がスタートしますが、その翌日からミュージックウィークを開催いたします。
6月8日から6月15日まで、駅北広場、買物公園、旭川駅、市民文化会館を会場に開催をいたします。
市民参加型のイベントとして、ご応募頂いた団体や個人による演奏を中心に、旭川合唱祭や旭川フィルハーモニー管弦楽団による名曲コンサート、演奏する方も、聞く方も、それぞれに音楽を楽しんで頂けるイベントとなっております。
初日は6月8日です。
駅北広場と買物公園、旭川晴れて屋台村でストリートライブ、市民文化会館での旭川合唱祭を行います。
ストリートライブでは、ゲストに日本を代表するニューオリンズスタイルブラスバンドであります
「BLACK BOTTOM BRASS BAND」を招待し、駅北広場でのライブ演奏や他団体とのコラボ演奏を行っていただくゲストステージを実施いたします。
このBLACK BOTTOM BRASS BANDの皆さんは、大阪府豊中市にある大阪音楽大学出身の学生が結成をしたバンドであります。豊中市さんとは、私も幹事を務めております、役員を務めております中核市市長会で、長内市長さんといつも、親しく懇談あるいは御指導頂いておりまして、その縁でですね、空港がある旭川市と伊丹空港がある豊中市の御縁で、「空港で結ぶ友好都市提携に関する協定」ということで、令和5年に締結をさせていただいて、昨年もこのミュージックウイークには、作曲家でありましてピアニストの西村 由紀江さん、豊中市出身の西村 由紀江さんが旭川市にお越し頂いて、旭川市からはこじこじピアノさんに豊中市へ訪問をしていただいたところであります。
このバンドの皆さん、トランペット、トロンボーン、テナーサックス、スーザフォン、スネアドラム、ベースドラムの6人で編成をされて、全国各地のライブツアー、国内外の多数のイベントフェスティバルをはじめ、テレビ、映画への楽曲提供など幅広く活躍されているバンドとお伺いしております。
13日からは、旭川は屋台村で、フライデーナイトライブ、
14日・15日は、旭川駅構内でのステーションライブを行います。ストリートライブやステーションライブには応募された団体や個人が出演され、吹奏楽、ギター、フルート、ピアノ、アコーディオン、あるいは、歌唱など、幅広いジャンルの演奏が行われる予定をしております。
最終日の15日は、旭川市を拠点に多彩な演奏活動を行っている旭川フィルハーモニー管弦楽団のコンサート文化会館の大ホールで15時からですね、締めくくる予定となっています。
ぜひ、初夏の旭川、それぞれ市民の皆さん、音楽に親しんで頂きながら、心豊かなひと時をお過ごし頂きたいと存じます。

科学館開館20周年記念事業「特別展」の開催について

次に、科学館20周年記念事業特別展の開催についてであります。
旭川市科学館サイパルは、今年で開館20周年ということでございまして、20年間の入館者は約530万人、子どもたちから大人に至るまで数多くの方々、私もよくサイパルには足を運びましたけれども、科学の不思議さ、面白さ、重要さ、あるいは大切さ、こういったものを伝えていただいております。
20周年を記念した特別展を開催いたします。10周年の際には、「恐竜の世界~史上最強の対決!ティランノサウルスVSトリケラトプス」ということで、約3万3000人の皆様にお越しを頂きました。今回の20周年では、「特撮のDNA ゴジラ、旭川上陸」を開催いたします。
7月11日金曜日から9月23日の火曜日祝日まで、9時半から午後5時までの開催となっております。
誕生から70年が経過したゴジラになりますが、世界中でゴジラが公開をされて、幅広い年齢層に愛されております。国内では2016年に「シン・ゴジラ」、2023年に「ゴジラ-1.0」、あるいはハリウッド映画では「ゴジラ×コング 新たなる帝国」の続編などなど、近年も次々とヒット作が生み出されております。
CGではなくて、この日本の特撮、こういったものの技術に今注目が集まっておりますが、ここに特化した、今回は特別展になっております。
日本の誇る特撮技術が育てたゴジラ、ぜひ、本特別展はその特設技術を詳しく紹介するものでありますので、皆様お楽しみください。
本展示会では、こちらのシリーズで実際に使用されたスーツ、あるいはミニチュア、オリジナルの巨大ジオラマなどが展示をされます。
こういった特撮映画に培われた発想や技術を体験していただくことで、子どもたちに科学技術やものづくりに対する探求心や好奇心を持っていただくきっかけになればと考えているところです。このほかにも今回のポスターやパネルの展示、スマートフォンで特撮体験ができるコーナー、ARですね、こういった参加型の特別展となっています。
加えて初日の7月11日には、ゴジラの映画を数多く手がける手塚 昌明監督がオープニングイベントとして、ギャラリートークを開催します。
撮影秘話、展示の見どころなど、会場内を監督が巡回しながら、解説をしていただけるということであります。
このほかにも、会場内でオリジナルグッズがもらえるクイズ、あるいは1日2回上映しているプラネタリウム一般番組で、ゴジラ座の紹介ということで、ゴジラの誕生した惑星ということですね、ゴジラ座の紹介や、オリジナルストラップの製作など、年齢を問わず楽しめるイベントを多数準備しております。
チケットは、6月11日より科学館インフォメーション窓口、ローソンチケットで発売をいたします。
また、スライドを御覧ください。前売券、非常にお得になっておりますので、ぜひ前売券の周知についてもお力添えを頂きたいと思います。
本物の特撮技術に触れることができる貴重な機会であります。ゾーンAとBに分かれておりますので、存分にお楽しみ頂けるものと考えておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。
発表項目は以上でございます。

質疑応答

発表項目

第28回全国菓子大博覧会・北海道「あさひかわ菓子博2025」の開幕について

北海道新聞

菓子博について1点だけお願いいたします。先ほど見どころ、いろいろ教えていただきましてどうもありがとうございました。
その上で今回この期間中ですね、北海道内それから道外からも含めて、旭川においでになる方多いと思いますけれど、この菓子博について経済的な効果ですとか、あと市長として、都市の活性化にどういったところで期待をしているのか、お考えをお願いできますか。

市長

あさひかわ菓子博は、先ほど申し上げましたとおり、北海道では57年振り、菓子博自体も8年振りということで、非常に大きな経済効果を期待をしているところであります。
いろんな試算によりまして数字は出てるんですけれども、行政、私どもとしては、しっかりとこの菓子博が終了した後にですね、宿泊状況、あるいは飛行機の搭乗率などを含めてですね、そういった経済的な数字を出していきたいなというふうに思いますし、まさに20万人、全国各地から集まっていただける、この菓子博です。
おかげさまにもホテルの宿泊予約も大分高まってきているということでありますので、また市民の皆様、あるいは道内の皆様にもっともっと周知をしっかりと徹底をして、たくさんリピーターになっていただけるような、そういうふうな取組も進めていきたいというふうに思います。
今日、彬子女王殿下がお見えになりまして、私も緊張感を持って、しっかりとお出迎えをしたいと思いますが、工芸菓子はもちろんでありますし、このドームのプロジェクションマッピング、これも私拝見しましたけれども、非常に想像以上でありまして、もうこれだけでも、少なくとも、入場券の価値以上のものがあるってことは、自分で体感をしています。
並びに約1000種類のお菓子ありますね、有名菓子メーカーのいろんなパビリオンでありましたり、本当に存分にお楽しみいただけるというふうに思いますので、ぜひですね、報道機関の皆様にはお力添えをいただいて、周知に御協力をいただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
また今後も旭川のこういった菓子博に加えて、観光も楽しんでいたでけますし、周辺ももちろん自然環境もそうですし、旭川のお菓子の魅力というものもですね、発信をする機会につなげていきたいというふうに思ってます。

発表項目外

航空路線誘致について

北海道新聞

帯広に先日就航しました、エアロKという航空会社についてお伺いできればと思っております。
先週の21日ですかね、帯広空港に初めての国際便として就航しましたけれど、一部報道で旭川と函館にも定期便を飛ばしたいという検討を同社がしているということがございました。
また、函館市の大泉市長がそれを受けてですね、2月から既に接触をしていて検討しているというような状況について説明されておりますが、旭川市とエアロKのですね、現在の就航に向けた何か連絡を取り合ってるような事実関係ですとか、どういった状況か教えていただけますか。

市長

エアロKさんからはですね、非常にこの道新さんの記事にありますとおり、前向きに考えているというお話は伺っているのが事実でありまして、前向きに捉えていただけることは本当にありがたいことだなというふうに考えています。
私どもとしては、空港担当、それからHAPさんと連携をして、では具体的に大体いつ頃からなのか、それから、どういったサポートが私たちに求められているのか、こういったことをこれからですね、動き始めるところでありまして、やっぱり具体的には管理をされているHAPさんといろいろと意見交換しながら進めていくのだろうというふうに思います。

北海道新聞

一点補足頂ければと思うんですけど、いつぐらいから先方から接触があったとかそういったスケジュール感について。

市長

2月にお話があったとのことです。

米の価格高騰について

HTB

明日からあさひかわ菓子博が始まるということで、楽しいネタもある中、一方で市民の生活面でいいますと、お米がやはり最近も話題になっております。
備蓄米については、随意契約で安く売り出すという話も出てきていまして、例えば5キロは2000円の話ということも出てきている中で、旭川はやはり米どころということで、市長として、今どのように受け止めていらっしゃいますか。

市長

小泉農林水産大臣が就任をされて、2000円を目指していくということで、国民の皆様にとってみれば、米の価格が下がっていくということは、非常にありがたいことだというふうに思っています。
ただ、一方でですね、我々旭川市は、全道一の米どころでありますので、やはり農家の皆さんと様々意見交換をさせていただきますけれども、やっと米価が上がってきて、今までの苦労が報われたということを皆さんおっしゃっているんですね。
やはり農家の皆様自体もですね、いろんな資材であったり、飼料であったり、燃料であったり、そういったものが上がっている中で大変御苦労されて営農をされていらっしゃいます。ですので、やはり価格は下がると同時に、こういった持続可能な農業体制というのをどう守っていくのかということを、小泉大臣にはぜひ考えて、大変難しいバランスではありますけども、両立できるような政策をこれから進めて欲しいというふうに思います。
また、旭川の今お米の価格でありますけれども、2025年4月時点にはなるんですが、コシヒカリを除く単一原料米の5キロ当たりの価格は、旭川市で4月現在でありますけども、3,931円、札幌市4,179円、東京23区がそれに比べまして4,654円、大阪市5,066円となっておりまして、やはり旭川市は他の地域に比べてですね、お米が安く購入できる状況にあると言えます。
この理由なんですけれども、北海道は農協を通して、ホクレンさんが約7割の米を集荷しておりますので、農協系統の集荷が約4割とされております他の都道府県と比べて、流通ルートがやはり安定をしているということから、過度な競争による米価の高騰が抑制されているということが挙げられるんじゃないかというふうに思います。
今後またお米だけじゃなくてですね、様々な物価が高騰しているところでありますので、しっかりと市として何ができるか、また検討を進めていきたいというふうに考えております。

損害賠償請求訴訟について

北海道新聞

いじめの話伺います。廣瀬爽彩さんの関係で、一部の訴訟が6月6日に第1回口頭弁論ということで行われますけども、改めて市の姿勢というのがあれば教えてください。

市長

今、三坂さんからお話ありましたとおり、第1回の口頭弁論が6月6日に行われる予定であるということは承知をいたしているところでありますが、訴状の内容を確認をしながら、弁護士と今協議を進めているところでありまして、口頭弁論を控えておりますことから、具体的な発言は控えさせていただきたいと存じます。

市長選について

北海道新聞

市長選が近いんで、市全般のですね、人口減少と財政について総括的な話を聞きたいと思います。
まず、1点目なんですけども市の人口というのは市長就任されたこの4年間で1万5千人ぐらい減っています。まず、率直な受けとめを教えてください。

市長

はい、人口減少に関してはですね、社会減と自然減がございます。
やはり、今子どもの出生数が低い状況でありますから、毎年平均自然減が約3000人前後あるんですね。これは残念ながら、短期的には止めることができないというふうに思ってます。
ただ社会減においてはですね、私就任の前はですね、北海道一社会減は進んでおりましたけども、やはり、そこの理由をしっかりと調査研究し、その中で私たちとしてはやはり女性、それから若者、こういった対策を行っていって社会減を食い止めるべきだというような今取組を進めておりまして、その中でですね、女性活躍推進部も立ち上げていく、あるいは若者の起業の支援も行っていく、さらには雇用も大事でありますから、企業誘致なども進めていると、こういう状況でございまして、中長期的にはですね、今旭川市も子育て支援にしっかり力を入れておりますので、出生率の回復を期待をしているところでありますが、そういった雇用、経済環境をしっかり維持していくこと、若い人がこのまちで楽しく生きがいを持って暮らしていけること、あるいはこのまちから出て行きたくないけれども、出て行かざるを得ない若者たちにしっかりと手を差し伸べていくこと、それから、一度旭川市から出ていっても、札幌とか東京とかいろんな各地、あるいは世界で活躍されてる方いらっしゃると思いますが、そういう方たちが戻って来られるような、そういう環境をつくっていこうと。こういったことが大事でありまして総合的に人口問題取り組んでいきたいなというふうに思います。

北海道新聞

財政についてお伺いします。市長の就任したタイミングで行くとですね、財政調整基金なんですが、それが2021年度末で56億で25年度末で39億円になる見通し。市債はですね、21年度1,702億円だったのが、25年度末で1,623億円の見通しと減っていると。つまり貯金も借金も今減っているようなそういう状況だと思うんですけども、今の財政状況というのはどう見ていらっしゃいますか。

市長

今おっしゃっていただいたように、令和元年と比べて、コロナ前の令和元年、2年と比べてですね、基金はほぼ維持しているという状況でございます。それから起債もしっかりと返還をしておりまして、トータル約120億円ぐらいは、財政的には私は改善をしているものだというふうに思ってます。
しかしながら、どれだけ私たちがそういった財政状況を改善をし、あるいは物価高騰なども行っているもののですね、財政状況を見直す以上の今は人件費の高騰とかいろんな様々な物価の高騰とか、あるいは建設関係もそうですし、例えばDX進めるときもそうなんですが、常に最初の予定価格よりもどんどんどんどん上がってきているというこのスピードに、我々の財政の改善状況と、このスピードの何ていうんでしょうかね、調整をしているというか、我々も、物価高騰に負けないように頑張っているというところでありますが、非常に厳しい状況であるのは否めないなというふうに思ってますね。

北海道新聞

私の方から2点お伺いしたいと思ってます。まず1点が今、三坂のほうから財政や人口のお話ありましたけど、1点だけの経済の関係でお伺いできればと思っております。
市長就任の頃はまだコロナ禍でありましたし、その後、今非常に観光のほう回復していると思います。で、コロナ前と比べて旭川観光非常に盛り上がってるのかなと思います。一方で例えば住宅の建設戸数ですとかっていうの今非常に低迷している、もちろん全国的な傾向もあると思います。市長就任の4年間でですね、御自身の中で経済の部分、うまくできた部分と課題になってる部分、御自身の考えあれば教えていただきたいと。

市長

具体的にどういったところですかね、住宅のことに関するものなのか。

北海道新聞

そうですね、特に住宅の着工件数が非常に減ってるかなと思うんですけどそこら辺を考えていかがでしょうか。

市長

もうおっしゃるとおり、非常に住宅の着工件数が減っていることは事実であります。
業界の皆さんからも、何とかして欲しいという要望もありますし、また、私たちも住宅っていうのは非常に幅広い影響を与えるものですね、木材の購入から、それからいろんな壁紙からですね、それから土台づくりからですね、あるいは家具を買う方、テレビを買う方もいて、非常に幅広く影響を与えるものです。
そういったお話もありましたし、私たちもしっかりと何とかカンフル剤を築いていきたいなという思いからですね、昨年からでありますけども、最高で500万円の住宅補助、こういった制度、旭川産、道産材、あるいは2世帯ですね、それから子育て支援、こういったことをさせていただいておりますので、住宅支援に関していけば、そういうことをしっかり進めていきたいなというふうに思ってますね。

旭川市議会について

北海道新聞

市議会についてお伺いできればと思います。
今月の14日に市議会、元々臨時会のほうを予定をしておりまして、流会をした形になりました。原因としましては議長の交代をめぐって会派間でなかなかお話がまとまらなかったということですけど、まずこれについて、今回流会をしたということについて市長としてどういった受け止めをされてるか、お願いできますかね。

市長

そちらは議会の判断でありますから、流会をされたということは、それを尊重すべきだというふうに思ってます。

北海道新聞

その上で、今後6月に第1回定例会がありますが、今のところまだ、会派間の調整というのは議長交代をめぐってはついていない状況ですけれど、この先、市議会に市長側として、どういったことを求めていくと言いますか、どういったことをお願いしていきたいなと、現状考えてますでしょうか。

市長

特にお願いするってことはこちらからはなくて、しっかりと議会の皆様の議論の方向を注視していきたいというふうに思います。

北海道新聞

今回、臨時会の場合は議案3件でしたけれど、定例会は議案も非常に多くなっておりますけれど影響についてどのようにお考えですか。

市長

そういったことも含めて議会の先生方の判断じゃないでしょうかね。

あさひかわ新聞

今、議会については、地方では二元代表制ですのでね、議会に対して市長が何か言うか何かするということは、それは慎重にせざるを得ないし、言うべきものじゃないかと思うんですけども、議会の判断を尊重すべきというお話でしたけども、もうちょっと何ですか、感想を聞きたいんですけどもね。
例えば、今回、流会なったものにはですね、帯状疱疹の補償の問題もあったし、下水道の問題もあったし、市民生活にある程度影響が及んでることもあるわけですよね。専決事項でそれは解決されましたけども、言い方によっては議会の役割を放棄してるってことになりますんでね、行政側としてはこの状況を続けることは、よい状態とは言えませんよね。そのことに対して市長はどうですか。

市長

議会の役割を放棄という意味では、決してそうではないというふうに思います。
この専決処分というのは、私たちだけで勝手にできるものでもありませんし、議会の皆さんが専決処分をしていいですよっていう判断があって行っていただいてるものですから、そういったことには当てはまらないのかなというふうには感じています。

あさひかわ新聞

ちょっと見方を変えて、もう一つ質問させてください。議員の中にはですね、議長を与党会派が取るか野党会派が取るかは重要な問題だというふうにおっしゃる方がいるんですけども、市長御自身はですね、議長選については市政に何らかの影響があると思いますか。

市長

私就任の時はですね、いわゆる少数与党と言われておりました。そして、今はですね、おかげさまで与党が多数を構築しているところでありますけども、それはですね、与党側だろうが野党側だろうがですね、本当に是々非々で議会の皆さんが判断されるものでありますから、与党あるいは野党によってその判断に影響が出るものではないというふうに思ってます。

関連ファイル

関連記事