令和4年度第4回総合教育会議後の市長囲み取材について（令和5年2月10日）
開催概要
日時：令和5年2月10日（金曜日）午前11時00分～午前11時30分
場所：第2委員会室
質疑応答
NHK
本日、骨子案が示されたが、それを踏まえ、今後どのような思いでいじめ対策に取り組んでいきたいと考えているか。
市長
条例制定に向けた動きも現在始まっていますが、先ほどの委員の発言にもありましたとおり、条例を待つことなくできることからしっかりと進めていきたいと思っています。
4月からは、教育委員会と市長部局が一体となって進めていく「旭川モデル」というものを構築して、悲しい事態を起こしてしまった旭川であるからこそ、しっかりとした再発防止に取り組んでいかなければならないと考えています。
ＳＴＶ
13日で廣瀬さんが失踪されてから2年となるが、改めて今の市長の思いは。
市長
連日寒い日が続いております。旭川冬まつりにおいても、3年ぶりに開催し多くの観光客の皆様がお越しになって、市民の方にも喜んでいただいております。しかし、その一方で、廣瀬さんは、こういう経験をすることが出来ずにお亡くなりになってしまい、その重さというものを私共もしっかりと受け止めて、再発防止策を行っていかなければならないと思います。
まだまだ、この問題は、道の途中でありますが、しっかりと取り組んでいきたいと考えています。
ＳＴＶ
今後の対策を進めていく上で、市長は何が大切と考えているか。
市長
やはり真相解明がしっかりと行われること。
それから、今回も諮問事項がありますが、いじめと自死との関係や、3項目をしっかりと実行されることだと考えています。
朝日新聞
今回、骨子案について示されたが、市長として内容や出来栄えについて、どのように考えているか。
市長
条例案ついては、教育委員会を中心に制定をしていますが、その中で、様々、専門家の皆様にも意見を聞いておりますし、同時に、パブリックコメントもこれから行っていくところでありますので、広く多くの皆様の意見を聞き、制定に向けて取り組んでいきたいと思います。
北海道新聞
これからいじめ防止対策推進部が4月からスタートとなり、専門職として、弁護士や心理士の方などが入るが、すでに人選は決まっているのか。
市長
人選に関しては、これからということです。
今週の月曜日に予算の発表をしたばかりですので、しっかりと議会や、その他、説明を果たしながら、人選を進めていきたいと思います。
毎日新聞
再調査の進捗状況は。
市長
今は、公平・公正な調査を行っていただきたいということで、昨年12月に諮問をさせていただき、その結果を待っているところです。折を見て、また委員長のほうから、そういった進捗状況について、お話があると思っています。
共同通信
28条の調査を踏まえた上で、今年度、30条の再調査を行っているという位置づけだと思う。その再調査の結果を待たずに、28条の調査をもって、再発防止を進めていくのは30条の調査を踏まえないで行ってもよいのか。
市長
28条調査の最終報告が出たところですので、それを受けてまずしっかりと取り組んでいくことが大切と思います。その上で、30条調査の中で、また新たな結果が示された場合は、それに基づいて改善を図っていかなければならないと考えています。
共同通信
今、28条調査の下、再発防止策や条例をつくったりしていると思うが、30条の調査で、また新しい事実が出た場合は、それを踏まえて改善していくということか。
市長
そのとおりです。
28条調査で示された、色々、教育委員会の問題含めてありますが、同時に、教育委員会や学校教育部、子育て支援部も様々な自助努力で課題を抽出し、その一つ一つを、しっかり対策をとっていかなければならないという中で、市長部局の組立てを行っております。
北海道新聞
再調査が今スタートし、進められてると思うが、今後、再調査委員の方たちと、お会いする予定や意向はあるか。
市長
現在のところはありません。
