令和4年度第2回総合教育会議についての会見(令和4年8月2日)
開催概要
日時:令和4年8月2日(火曜日)午後3時40分~午後3時52分
場所:第3委員会室
質疑応答
HTB
重大事態について最終報告の進捗の報告があったが、7月中旬に聞き取りを全て終え、とりまとめ段階ということを聞いて、スピード感としてはどのように受け止めているか。
市長
8月末までの最終報告ということは、第三者委員会の方から示されておりますので、今はそのスケジュールに則りしっかり報告がなされるものだと思っておりますし、私も教育委員会からもしっかり第三者
委員会にその旨お伝えをしております。
毎日新聞
条例の中で私立学校について問題があるようだが、反映できないことはどのような形で処理されていくか。
市長
これから協議になると思います。私立学校は私立学校の学校運営方針というものがありますが、いじめの問題に対する認識は共通であると思いますので、これから議論を進めていく中でご意見をしっかりと伺いながら、お互いに連携をしていけるところがあれば、連携をしていきたいと思います。
私立学校で取り組んでいる対策を含めて、参考になれば私達の方でも取り入れ、お互い相乗効果を発揮できるような関係にしたいと考えています。
朝日新聞
条例制定スケジュールが変更になるが、どのようなスケジュールになるか。
市長
当初は、今年の8月にパブリックコメント等を実施をする予定でありましたが、最終報告がされた後、パブリックコメントを行うことになっており、大体11月頃を目途にしております。
その後、12月あるいは1月を目途に素案への意見聴取を懇話会の皆様にも行っていきたいと思っています。
朝日新聞
条例制定のところがやや3ヶ月遅れるような形になることについての市長の評価と、4月1日施行まで期間が短くなることへ対応について。
市長
有識者の方々のご意見の通り、重大事態の調査の最終報告を踏まえた再発防止対策を条例案に盛り込んだ上で、市民の皆様に広くご意見を伺うことが大切だと考えております。条例の施行については予定通り令和5年の4月で動きませんので、実効性の高い条例の制定に向けてしっかりと準備を進めていきたいと思います。
朝日新聞
条例制定と共にいじめ対策専門部署も4月に発足ということか。
市長
はい。
朝日新聞
いじめ対策専門部署のメンバーとして弁護士資格のあるスクールカウンセラーについて、狙いと期待するところは。
市長
例えば、今回は弁護士資格を持つ職員の配置というものを予定をしておりますが、ご案内の通り、寝屋川市では、監察課の監察官が法律に基づいた対策を行っています。
また併せて、その対策は常に日頃から行うべきであって、スクールカウンセラー等の実績がある方が、常に話を聞いて対策を行っていくということを日頃から行っていきたいということで、そのような配置計画を今立てているところです。
福祉経験者においては、関係機関との連携やいじめの当事者等に対する支援の調整であったり、教育委員会、学校との連携、あるいは学校いじめ対策への支援というものも考えておりますしスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、あるいは教職経験者、警察経験者など幅広い人材で職員を配置し構成をしたいと思ってます。
朝日新聞
警察経験者への期待や意図は。
市長
例えば、加害者への対策の方法であったり、様々経験がある方だと思いますから、 事件自体が大きくなる前に、双方の意見を聞いて仲裁するなど色々な役割があると思います。
朝日新聞
警察経験者は警察OBということか。
市長
はい。
北海道新聞
7月中旬に聞き取りが終了し、8月末に発表予定だが、中間報告から今までにおいての聞き取りの対象者とはどのような方か。
市長
詳細については後ほど担当に確認してください。
NHK
会議の中で「当事者の方の救済」との言葉が何度か出てきたが、被害児童の救済について具体的にはどのようなことがあるのか。
市長
いろんな形があると考えています。それぞれの時代によって変わって来るものでもありますし、ケースバイケースと考えます。
北海道新聞
市長部局のいじめ対策部署の規模感や配置する人数の想定は。
市長
まさにこれから議論していくところですが、人数や規模ありきではなく、できる限りしっかりとした組織構成に基づいた人数構成にしていきたいと思います。