稲わら細工の作り方(広報誌9月号)

情報発信元 政策調整課

最終更新日 2020年8月26日

ページID 071478

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花瓶
稲わら細工活用例(花瓶)

昔の人は稲わらを使い、身の回りの生活用品を作っていました。今回は簡単な織り方を紹介します。

稲わらや麻糸がなくても、材料を工夫して、ぜひお試しください。

(写真は、牛乳パックに巻き付けて花瓶のようにアレンジしたものです)

準備するもの

  • 段ボール
  • 稲わら(草の茎、小枝などでも可)
  • 麻糸(包装用のひもなどでも可)
  • はさみ
  • 木工用接着剤

(※ストローやビニールひもを用いても出来ますが、ぜひ自然にある素材を利用してみてください)

作り方

1 段ボールに切れ目を入れます

ダンボール
段ボール箱(全体)

段ボール箱に等間隔に切れ目を4つ入れます。

切れ目に麻糸を通します

切れ目(拡大)
切れ目(拡大)

(切れ目は2cmくらい入れると良いです。)

2 1段目を織ります

1段目
1段目を織ります

通した麻糸の上に稲わらを一つまみ(3~4本)置き、麻糸で1度玉結びをして固定します。

玉結び
玉結びします

4つの切れ目で同じように玉結びをして、1段目を織ります。

3 2段目以降を織ります

2段目
2段目以降を織ります
麻糸交差
仮留めします

2段目も1段目と同じように、麻糸の上に稲わらを一つまみ(3~4本)置きます。そして、麻糸で稲わらを挟み込むように交差して仮留めします。

(2段目以降は、玉結びをしてしまうと稲わらの束と束の間に隙間が出来てしまうため、玉結びはしません)

3段目は、麻糸を交差して仮留めした上に稲わらをひとつまみ(3~4本)置き、再度、麻糸で稲わらを挟み込むように交差して仮留めします。

4段目以降は、2段目、3段目と同じように繰り返して、織り進めていきます。

4 木工ボンドを用いて留めます

4.糊止め
木工ボンドを用いて留めます

5段目まで織り進めることができたら、木工ボンドを麻糸に塗り、一度、稲わらを留めます。

稲わらを留めたあとは、6段目からまた織り進めていきます。

(5段程度を目安に織り進めたところで、木工ボンドで留めると良いです)

5 お好みの長さになるまで織り進めます

5.編み進める
織り進めます

お好みの長さになるまで織り進めます。

6 最終段は玉結びをして留めます

最終段
最終段は玉結びをします

お好みの長さまで織り進めたら、最終段を織ります。

最終段は1段目と同じように麻糸で玉結びをして稲わらをしっかり留めます。

7 両端を切りそろえます

切りそろえる
両端を切りそろえます

稲わらの両端をはさみで切りそろえます。

左右が等間隔となるように切りそろえると、きれいに仕上がります。

8 麻糸を切りそろえます

麻糸調整
麻糸の長さを調整します

余った麻糸は、お好みの長さに調整してはさみで切ります。

9 完成です

完成
完成です

こちらで完成です。

10 アレンジしてお楽しみください

できあがり
アレンジしてお楽しみください

取っ手を付けるなど、アレンジしてお楽しみください。

写真を貼ったり、ご自宅にある材料で飾りつけをすると壁掛けにもできます。

(写真は、稲わらを飾りつけしました)

稲わら細工を紹介してくださった、古屋農園さん

古屋さんご夫妻
今回紹介してくださった古屋夫妻

古屋農園は1907年にこの地に入植。

平成30年には4代目の古屋 勝(まさる)さんから息子の新(あらた)さんに経営が引き継がれ、5代に渡り農業を生業としています。

お客様の喜びのために誠意と感謝を込めた「ものづくり」を実践。

信頼関係を大切にし「共に考え、共に成長する業(なりわい)」を目指し、「人とつながる農業、未来につながる農業」を探求して参ります。

(写真は、古屋 勝さんと良子さん夫妻です)

体験教室の案内について

広報誌11月号にてしめ飾り教室の案内を掲載予定です。

【問い合わせ】古屋農園(東旭川町豊田 ☎76・2668)

お問い合わせ先

旭川市総合政策部政策調整課

〒070-8525 旭川市7条通9丁目 総合庁舎6階
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