「常磐公園改修事業基本計画(河川空間)案」に対する意見提出手続の結果

情報発信元 公園みどり課

最終更新日 2016年2月24日

ページID 004716

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意見提出手続の結果

意見募集期間 平成25年1月28日から平成25年2月28日まで
意見提出者数 326件

寄せられた御意見等と御意見に対する市の考え方
番号 寄せられた御意見等 御意見に対する市の考え方
1
  1. 市の改修案に賛成します。
    堤防の老大木は、危険なので早急に撤去し、安全な堤防に改修して欲しい
常磐公園改修事業基本計画に深いご理解を賜り、ありがとうございます。
堤防の緩傾斜化により、現状の危険性のある樹木を整理した後、樹木の配置バランスを考慮しながら新たに植樹を行い、堤防上の緑の復元に努めます。整備直後は一時的に緑が減少した状態とはなりますが、将来に渡って健全な樹木の生育が可能となるものと考えております。
また、堤防を緩傾斜化することで治水上の安全性の向上にも寄与するものと考えております。
2 階段の整備を行う事は賛成したいと思う。劣化により階段が割れている所もあり、通行時の危険性を考慮すると、小さい子から年配者まで、歩きやすい段差の低い物が良いと思う。木の伐採による自然減少を補うため、もっと移植をして、自然豊かな公園にしていってほしい。堤防のリベライン旭川パークの芝生をもっと増やして、広場のようにしてもらいたい。
3 当初、常磐公園の樹木が210本も伐採されると聞き、景観も変わってしまうし、生態系にも影響が出る。緑が失われることは何より残念なことだと思っていました。しかし、細かな調査に基づく資料に目を通し旭川のシンボルの一つである常磐公園の役割や、将来的な保全の面から、改修事業は必要と感じました。パターン(4)で進められていくことを希望します。 常磐公園改修事業基本計画に深いご理解を賜り、ありがとうございます。
本計画案では、堤防を緩傾斜化することで利便性の向上や樹木の安全と計画的な更新、堤防の安全性向上等の効果を期待しております。整備に伴って100株の樹木が整理されてしまう予定となっておりますが、移植や新たに植樹することで数十年後には現況に近い緑量を回復できるものと考えております。
4 イベント(花火大会や冬祭り等)で堤防や階段付近が混雑し危険な状態もある為、幅を広くしたりするのは良いと思う。又、古い木は倒れてくる危険もあり、子どもを安全に遊ばせる為には心配な部分がある。しかし、人の手で作られた自然ではない、常磐公園にしてほしい。家族連れも多い為、トイレの改善、授乳、オムツ替えスペース等も増加してほしい。 公園内のトイレにつきましては、老朽化したものからバリアフリー対応型のトイレに更新を進めていくことを計画しておりますが、その際に授乳やオムツ替えスペース等の設置についても検討して参ります。
5 常磐公園改修事業基本計画河川空間(案)に賛成する。
中心市街地活性化を目指して「文化芸術ゾーン整備計画」の策定を含め足掛け3年の時間をかけてきた。この計画に対して既に「まちづくり交付金」によって旭川市公会堂の耐震改修と楽屋棟の増築を含めた工事が完了している。常磐公園の堤防改修は本来古い堤防として位置付けられていて何時改修を実施するかの問題であったが、川まちづくり制度について旭川市が認定を受け前倒しでの実施が可能になったと理解している。常磐公園の河川区域、堤防法面の樹木の伐採問題は本来管理上、既に伐採整理されていなければならなかったはずだが今日まで放置されてきた。河川区域の樹木伐採の理由の一つは1959年の伊勢湾台風で高潮が河川を遡上、河川の樹木を巻き込み市街地に氾濫5000人の犠牲者が出て以降管理を厳しくしてきた経緯がある。また堤防法面の樹木は根の存在が水みちとなり堤防を弱体化させるのは自明の事である。
常磐公園の堤防周辺部の樹林はシンボルと呼ばれるポプラを含めて長年市民には親しまれた緑の景観を形成しているが100年近い歴史を持っていると言う事は、逆に巨木イコール老木かつ危険木でありいずれは更新しなければならない。そのタイミングが中心市街地活性化計画という「まちづくり」とたまたま一致しただけである。都市は常に変化して発展してきた。公園も都市空間の一部である。樹木の大量伐採に反対している一部の市民の意見は今が良ければ後は知らない、かの様に聞こえる。危険木の伐採は当然であるが、本当は次の世代にどの様に残すかが問題である。
堤防の緩斜面化は常磐公園と旭橋下流の河川敷空間を一体化し、公園の魅力を増すと同時に利用者の安全性にも寄与する。改修した都心の緑のオアシスとして、これからの50年、100年、我々の孫子の代に伝え残したい。
常磐公園改修事業基本計画に深いご理解を賜り、ありがとうございます。
常磐公園改修事業基本計画は、近年中心市街地の求心力低下が進んでいることから常磐公園周辺地区に多くの市民が集まるよう再整備を行い、隣接する7条緑道や公会堂の再整備と併せて相乗効果を図り、人の往来を増加させることで中心市街地の活性化に繋げていくことを目的としております。
計画の中で河川空間につきましては、堤防の緩傾斜化により公園と河川の一体化により利便性の向上や樹木の更新・堤防の強化等を図ります。
また、公園内の危険木につきましては、樹木医等の専門家の診断結果を参考としながら公園利用者の安全面を第一に考え、伐採や強剪定、樹木周辺の立ち入り禁止等の措置を検討して参ります。
6 河川空間整備計画の(最終案)について賛成である。
(理由)
  • 水害等の自然災害に対する安全性が強化される。
  • 堤防の傾斜がゆるやかになり、冬・夏まつり等公園~河川の行ききが安全で楽になる。
  • 緩傾斜する事により、新たに緑化が図られる事はすばらしい。現状のままでは樹木は老朽化して、いずれは裸地化する事は環境・景観的に良くない。
  • 新たに駐車場が常設され、夏・冬とわず利用拡大が図られると伴に、都市中の公園として魅力がアップされる。
  • 多様性の自然環境を求める声があるが、都市の緑は、多くの市民が快適な緑空間を求めているので、それは、嵐山・神楽岡・旭山等の公園で追及すべきで、区別するものと思います。
  • このまま手をつけず、先送りするだけでは、次の世代に無責任であり、安全も公園環境も最悪のままである。
都市の公園は常に変化・更新をして利用されるべきで自然保護という名のもとに画一的に行動・反対運動は一般市民にとって大変迷惑である。
本計画案では、既存の階段を拡幅し勾配を緩やかにすることで、利用者の方の利便性や安全性を向上させることを考えております。また、整備を予定しております河川敷(高水敷)につきましては、現在のコンクリートブロックから自然に近い舗装材を使用した駐車場や芝生スペースを設置することを検討しております。
7 上記の常磐公園改修事業基本計画(河川空間)案に賛成する。
常磐公園は資料によると既に100年近くの歴史を持つと聞いている。昨年6月には巨木の倒壊報道もあり、危険木の伐採を含めて早急に改修の必要がある。堤防改修に伴う周辺部の樹木伐採が問題になっているようであるが、反対している市民団体は生態系の保全という名目を中心に挙げているようである。昆虫類を含めれば生態系はあるかもしれないがキツネ、タヌキ、ウサギ、エゾリスなどの小動物すら棲息しない人工的な都市公園に生態系云々の話には無理がある。赤ゲラ、オジロワシの飛来など旭川近郊の住宅地では季節によっては日常的に見慣れた光景である。常磐公園に限った特殊な問題ではない。生態系を問題にするのであれば嵐山公園や神楽岡公園などの自然豊かな公園で論じてほしい。誇大に吹聴する反対派には違和感を感じる。
常磐公園と旭橋下流の河川敷の一体化は堤防の補強を伴う緩傾斜化により公園の魅力を増加させると共に利用者の安全安心を確保する上で必要と考える。是非計画を推進してほしい。
常磐公園改修事業基本計画に深いご理解を賜り、ありがとうございます。
ご意見のとおり、公園施設を運営する公園管理者は利用者の安全安心な利用を第一に考え、危険と思われる樹木や施設についてその維持管理に当たらなければなりません。危険という判断がされた場合は撤去したり、周辺部を立入禁止にする等の対策を行います。
生態系については、「常磐公園の緑の計画」の中では安全性・快適性・景観と同様に常磐公園の緑に求められる重要な4つの観点として定めております。自然界と異なり一定程度人の手が加えられた公園の中で、常磐公園内に植栽していない旭川周辺の郷土樹種を植栽するなど、多様な樹林構造を創出し生態系にも配慮して参ります。ご意見のとおり、自然に近い生態系は「風致公園」である旭山公園や嵐山公園では可能であると考えております。
堤防の緩傾斜化整備は文化芸術ゾーンの賑わい創出や公園を訪れる方の利便性の向上を目的として整備を行うものです。現状常磐公園が抱えている、利用上・樹木・堤防・周辺地域の課題が河川空間の整備により、改善されるものと考えております。
8 常磐公園の堤防改修計画に賛成します。常磐公園の堤防は公園から堤防の上へ行こうとする場合、傾斜のきつい階段か旭橋側のスロープしか利用できません。高齢者や子供だけでなく普通の大人にとっても危険です。また堤防の上は幅が狭く、休む所もありません。堤防をゆるやかな斜面とし公園と河川の一体化により公園の魅力を一層高め、安全で安心して利用できるようにすべきです。
堤防の改修で木の伐採が問題になっているようですが、危険な木は早く伐採して利用者の安全を優先すべきです。可能な木は移植し、また新たに植樹すれば時間はかかっても元のように緑が復元できるはずです。
バスなどの交通機関のネットが十分でない旭川では時間の事もあり、どうしても車での移動が必要になりがちです。常磐公園には文化施設が多くあり車で出かける機会がありますが、いつも駐車場のことが気になります。今回河川敷に駐車場を増設するとのことですが、冬も除雪してある程度の台数が駐車できるように希望します。
常磐公園改修事業基本計画に深いご理解を賜り、ありがとうございます。
堤防の緩傾斜化整備は文化芸術ゾーンの賑わい創出や公園を訪れる方の利便性の向上を目的として整備を行うものです。現状常磐公園が抱えている、利用上・樹木・堤防・周辺地域の課題が河川空間の整備により、改善されるものと考えております。
樹木調査の結果、現在の堤防上には生育状況の良好でない樹木が多数存在しています。堤防の緩傾斜化整備を行うことで堤防法面上に将来的な維持管理を見据えた植栽を行うことが可能となり、整備によって一時的に緑量は減少しますが、数十年後には現況に近い緑量を回復できるものと考えております。
ご意見のとおり、従前から常磐公園周辺の駐車場不足に対し、常設駐車場の新設を周辺施設利用者から求められているため河川敷に整備を行うものです。冬場についても駐車できるよう冬まつり等と調整しながら検討して参ります。
9 昨年、老木が公園内で倒れているのを見て、小さな子ども達と毎日利用させていただいている私たちは、とても危険だと感じました。危険のない様にしてほしいと思うとパターン(4)が理想的だと思いますが、樹木の減少により、小動物の住みかがなくなってしまう事や工事によって空気が汚れ、木や草花がきれいな緑色ではなくなってしまうのではないか等の不安があります。理想の復元までに30年という年月がかかるのであれば10年20年かけて、しぜんに復元できたら、より良いと感じます。子ども達は公園内でリスがどんぐりを食べる所を見て「かわいいね」「どんぐり食べるんだね」と感動しています。その子どもたちが20年30年後、同じ場所でリスや小さな頃を思い出し”明日も頑張ろう”と思ってもらえる場所であってほしいと願います。あまり環境を変えずにより良い改修になってほしいです。 樹木調査の結果、現在の堤防上には生育状況の良好でない樹木が多数存在しています。堤防の緩傾斜化整備を行うことで堤防法面上に将来的な維持管理を見据えた植栽を行うことが可能となり、整備によって一時的に緑量は減少しますが、数十年後には現況に近い緑量を回復できるものと考えております。
また、整備予定箇所の樹木についても保全できるものは極力保全し、整備による伐採も必要最小限に抑えられるように検討を進めて参ります。なお、堤防上に植栽を行う際には、樹木の配置バランスと樹高の大小に配慮し、堤防全体の姿を考慮しながら植栽を進めて参ります。
10 老人にはできるだけ勾配を考え階段を大きくしてほしい。 本計画案では、既存の階段を拡幅し勾配を緩やかにすることで、利用者の方の利便性や安全性を向上させることを考えております。
11 自然というのは大事なので、パターン(3)を希望します。 パターン(3)の場合には、治水上必要な断面は確保されますが、現況の樹木は整理され、さらに堤防本体には樹木を新たに植栽することはできないため、堤防上に樹木がなくなってしまいます。
一方パターン(4)の場合には、整備により一時的に樹木は減少してしまいますが、堤防本体にさらに盛土することで、新たに良好な生育環境に植樹することが可能となることから、数十年後には現状に近い緑が回復されることを想定しております。加えて利用上・堤防・周辺地域の課題等も改善されるためパターン(4)の案を採用することといたしました。
12 自然というのはむやみに人間の都合で考えるものではありません。常磐公園には歴史があり若いころからの愛着もあります。よって必要最小限の整備にとどめるべきと考えます。それも治水上最小限に整備すべきと考えます。パターン(3)を支持します。
13 毎年、春から雪が降る頃迄、緑を桜を梅を楽しんでいます。集る人々、幼児の愛らしい姿も心あたたまるものです。 今後も皆さまに愛される常磐公園を目指して維持管理を進めて参ります。
14 地方の方達が現在の公園が好きで時々美術館と共に来ています。私も自然を大事にしているのが好きです。現在をあまり変える事なく、最小限に緑を整理してほしいと思います。
15 常磐公園が大好きです。行ける時には、家族で常磐公園に行っています。子供達も大好きな公園です。
16 長年市民に親しまれてきた公園ですから、なるべくなら現状維持がいいと思いますが、危険なものは排除すべきと思います。公園中のカラスは恐怖です。人間の頭上めがけて急降下してきたり、目前を横切ったり本当に驚かされます。そんな事に会うと樹木の間引きも必要ではないかしら、と考えます。お弁当を食べている子供達や、集まっている人達は大丈夫かしらと心配になります。 ご意見のとおり、公園施設を運営する公園管理者は利用者の安全安心な利用を第一に考え、危険と思われる樹木や施設についてその維持管理に当たらなければなりません。危険という判断がされた場合は撤去したり、周辺部を立入禁止にする等の対策を行います。
また、カラスが卵やヒナがいることが原因で公園利用者を威嚇してきた場合には、巣を撤去する等、利用者に危害を及ぼさないような対策をとっています。
17 旭川に来て30年になります。子供が大きくなってから来たので、子供と一緒に公園にくることはありませんでしたが、美術館や図書館と一体となった、ここの公園は大好きでした、子供たちのかわりに大人の友人を誘って、お花見、紅葉、何かにつけて来たものです。私は札幌出身ですが、昨年40年ぶりに北大に行く機会がありました。建物こそ変わっていましたが、大きな樹木がほとんど変わらずあるのにびっくりしてしまいました。台風でポプラが倒れた時、構内の木も”危険”として倒されるのかと思っていましたが、反対に大事に守られているのを見て、とてもうれしかったです。もうごらんになったかもしれませんが、ぜひ、北大構内ごらんになって下さい。危険という視点だけで見るのではなく、人と木と動物たちが、こんな市内で、こんなに自然に生きていけるのだということを学んで下さい。構内に観光客があふれているのは、この都会のオアシスのなせるわざと思うのですが。 常磐公園の堤防沿いには多くの樹木が存在し公園の趣ある景観の一部を担っています。その一方で堤防上の樹木は生育状況が良好でなく、利用者に危険を及ぼす可能性のあるものが多数存在しています。公園施設を運営する公園管理者は利用者の安全安心な利用を第一に考え、危険と思われる樹木や施設についてその維持管理に当たらなければなりません。危険という判断がされた場合は撤去したり、周辺部を立入禁止にする等の対策を取らざるを得ないことを御理解願います
18 今後ますます少子高齢化が予想以上のスピードで進む現実に目を向けながら、100年の歴史を持つ常磐公園を色々な立場で支えてきた市民の「少年・少女時代の思い出」が損なわれることが無いような、そして今後何十年間も安心・安全な憩いの場であるような環境整備・風景の維持に努めた改修であってほしいと願っている。
  • 危険樹木の伐採は安心・安全な活動の観点からしてやむを得ないが、樹木は人間だけではなく、生物界全体の生態に係ることなので、伐採した分の植樹を必ずしながら将来に備える。
  • 中学時代、写生会は必ず常磐公園だった。500人が一同に集まっても、絵になる素材が無限にあった。その景観の維持を最大限に考えた改修であってほしい。
  • 小学生時代、年に二度あの池で魚釣り大会があって、参加したことを記憶している。ボート等の充実を図るとともに人が集まるイベントも考えてほしい。
  • 人が集まりやすい環境の整備も自然保護を念頭に置きながら進めていただきたい。駐車場・サイクリングコースの拡大を図ると共に芝の確保にも努めてほしい。科学館の堤防公園の芝管理は大変素晴らしいと思う。可能であれば、自然を活かしたパーク場の設置や歩くスキーコースも考慮に入れ、人間はもちろん、色々な生物が集まる素敵な公園にしていってもらいたい。意味のない伐採や堤防・階段等の改修工事を、長年にわたって旭川市を盛り上げ、支えてきた市民は望んでいないということを今一度肝に銘じていただきたい。
常磐公園には、長い歴史があり、昔から多くの市民に愛されている公園と認識しております。本計画は、常磐公園を訪れる方が、安全で快適に、より楽しく過ごすことができるよう、安全性や利便性の向上を目的としたものですが、検討を進めていく中で、様々な課題が確認されており、こうした課題も合わせて解消していく必要があるものと考えています。緩傾斜化により、堤防付近の樹木は、一時的に失われますが、移植可能なものは移植し、新たな植樹も行いながら、生態系や景観に配慮した緑の復元に努めます。
河川敷については、現在も、イベント時には臨時駐車場として利用しておりますが、自然に近い舗装材を使用した常設型駐車場として改修するほか、周辺に芝生を主体としたスペースも設ける計画となっています。また、イベント時など、より多くの駐車スペースが必要な場合は常設駐車場以外の河川敷を臨時駐車場として利用することも検討しております。
19
  • この資料に学識者等で構成する「常磐公園河川空間検討懇談会」の具体的な内容及び予想される倒木や老木のデーター(木の性質等)が記載されていない。また改修工事にあたっての4つのシュミレーションの財源について不明である。まずは意見収集から始まるのだと思うのだが、それにより自分達の税金がどれくらい使われるのか、使われないのか疑問に思った。
  • 旭川市の活性化については賛成である。
  • 景観を重視しすぎるのは良くない。傾斜があることは、子ども達の遊び場でもある。
  • 老木、切り株についての対処を随時行い、”公園・堤防の工事=基本計画”は行わないで植樹が出来る方法はないのか。従って現状の姿で行きたい。駐車場等については、たこ公園の場所に移してはどうか。
  • 資料の内容については読みやすかった。
「常磐公園河川空間検討懇談会」の議事録については、市政情報コーナー及び公園みどり課ホームページにて公開しております。危険木のデータについては、樹木医による二次診断を終えたものから今後の対応も含めてホームページにて公表していく予定です。また、河川空間の整備につきましては、「かわまちづくり支援制度」により、北海道開発局が主体となって整備を行います。 現在の堤防法面は勾配が急であり、また樹木がうっそうしていることで公園と河川敷を分断しております。堤防を緩傾斜化することで、公園と河川空間が一体化され、勾配が緩やかになることでどこからでも公園と河川敷の行き来がしやすくなり、利活用の可能性が広がります。
駐車場につきましては、現在もイベント時には、河川敷を臨時駐車場として利用しており、取付道路の向きを変え常設型駐車場として自然に近い舗装材を使用して改修する計画となっております。タコの遊具に代表されます遊戯広場は、公園内で遊具を設置している唯一の場所として、多くの子供たちに利用されており、駐車場として十分なスペースの確保が難しいことから、今後も、老朽化した遊具等の更新を適宜行いながら、子供たちの遊び場として利用したいと考えています。
20 現在の景観を守るように要望します。すべての木を植え変えるパターン(4)には反対します 常磐公園には、たいへん多くの樹木があり、公園の趣ある景観の一部を担っています。市民の皆様からは、これらの景観に思い出を重ね、かけがえのない場所として、多くの想いを寄せていただいているものと考えておりますが、長い歴史の中で、衰退していく樹木もあり、そうした樹木や景観を次の世代に引き継いでいくためには、計画的な更新や維持管理を行っていく必要があります。
特に堤防上の樹木には、生育状況が良好ではないものが数多くあり、堤防には更新樹木の植樹ができないことから、このまま樹木の衰退が進めば、将来的には、堤防上の樹木は失われていくことが想定されており、今ある樹木を現状のまま守り育てていくことが難しいといった現状も受け止めながら、生育環境の改善も含めた抜本的な対策も必要であると考えています。
また一方で、総合公園である常磐公園は、風景を眺め緑に触れながら休養散策をし、憩いと安らぎを感じる場であったり、図書館や公会堂、美術館等の文化施設の利用や野外彫刻に触れ文化を感じる場であるほかに、花火大会や食べマルシェ、冬祭り等の旭川を代表するイベントを楽しむ場でもあります。公園を訪れる方のそれぞれの利用目的により多様な場としての役割があり、訪れる方がそれぞれの目的で、安全で快適に、より楽しく過ごすことができるよう、人や樹木にやさしい視点を持ちながら、安全性や利便性の向上を図るための再整備が必要と考えております。
堤防の緩傾斜化整備により、堤防強化だけでなく、バリアフリー化による安全性や利便性の向上が図られます。現在の景観については整備直後は一時的に緑量が減少しますが、生態系に配慮しながら、良好な環境で新たな植樹を行うことで数十年後には健全な樹木により現況に近い景観を復元し、維持していくことが可能になると考えております。
また、整備予定箇所の現況樹木については、整備区間を縮小するほか、工法を工夫することで保全できるものは極力保全し、移植可能な物は移植するなど、整備による伐採を必要最小限に抑えられるようにします。
なお、整備後の緑の復元については、1年間に渡って生態系調査を行い、現況の公園全体の生態系について把握した上で、市民の皆様なの意見を取り入れながら、可能な限り大きなものを植えるほか、樹木の配置バランスと樹高の大小に配慮し、堤防全体の景観に配慮しながら植栽を進めて参ります。
21 現状のままで、お願いします。
22 今のままで宜ろしくお願い致します。
23 今のままで宜ろしくお願い致します。
24 今のままでいいと思います。
25 常磐公園は、本当に思い出の場所ですので、今のままの現状でいてもらいたいです。
26 現状維持でお願いします。
27 現状維持でお願いします。
28 パターン(1)公園の樹木を切るのに反対します。公園は今のままでいい。
29 今までどおりの公園を残していただきたく思います。
30 市民が親しんできた今の堤防の姿をかえないで下さい。
31 必要のない工事には絶対反対。今のまま常磐公園を残してほしい。
32 税金のムダ使いです。今のままにして緑を残して下さい。
33 子どもの頃からの光景を失うことに納得できない。買物公園も変わってしまった。常磐公園はそのままで変わらずに存在して欲しい。
34 パターン(1)常磐公園は今のままがいい。自然がたくさんあり、子どもの時に遊んだ好きな公園だからこわさないで欲しい。
35 常磐公園を今のままの状態にして下さい。私も子供達も、憩いの場として、毎年、楽しませてもらっています。思い出一杯のこの公園の木を切らないで下さい。
36 常磐公園は今のままで、自然がいっぱいあり鳥もくる市民のオアシスを絶対残して下さい。あんなところに駐車場を造るのは税金のムダです!!計画は今すぐ取りやめて下さい!
37 木を全部切って、緩斜面にすることに反対します。すばらしい常磐公園の景観をこわさないで下さい。日本の都市公園百選を子供たちに残しましょう。
38 パターン(1)。只今私は75才。物心ついてから何かと常磐公園に足を運びました。樹々の種類も多く、秋の美しさ、春は桜、こぶしと思い出がたくさんです。ボート遊びもしました。手を加えず今のままで残して欲しい。心から願っています。
39 自然を愛する孫(6才)のために、ぜひ常磐公園は今のままの形で、残してほしい。春、夏、秋、冬の四季もはっきりわかるし、トンボ、カモをながめて喜んでいる小さい子の笑顔を大事にしてほしい。むずかしい事は、わからないけど、ぜひ、おねがいします。
40 公園は市民がホットできる場所なので、私は今のままの公園であってほしいと思います。私自身今は仕事で忙しいですが夏の暑い日、体をひやしに行く事があります。そんな時、木は本当に必要です。私は木は絶対にきってほしくないです。
41 私は生まれてから現在に至るまで何十年と旭川で生活しております。幼い頃から少年時代まで良く常磐公園で遊んだものです。其の昔のままの自然公園を変えないでほしい。又古い危険性の有る樹木は別にして現在の景観を其のまま残してほしい。
42 旭川に越してきて3年目ですが、常磐公園の美しさに日々感動しています。このままの形でずっと残ってくれたらうれしいです。子供が今1才6ヶ月です。大きくなっても変わらない旭川の美しい風景を残してあげたいと思っています。
43 旭川には自然を残した公園が少ない中、公園の樹木大量伐採や堤防の緩斜面化には反対です。ぜひやめて下さい。美しい常磐公園を、人にも生き物にもやさしい場の存続を心より願っています。
44 私は旭川で生まれ中学まで旭川で育ちました。幼い頃は両親に常磐公園へ連れていってもらう事がとても嬉しく楽しみでした。今でも心の中の大切な思い出となっています。多くの市民の方々が親しんできた今の堤防の姿を変えないで下さい。また常磐公園の景観をこわす堤防斜面化には反対です。
45 常磐公園は市内中心部での唯一の”緑”である。木の実を集めてリスが冬を越している所を目の前で見ていると、やはり今のままの常磐公園であってほしいと思う。遊具がなくても(タコ公園をのぞく)遊べる場、それが今の常磐公園である。今の子どもたちに必要な場である。
46 常磐公園は100年の歴史をもつすばらしい公園だと思います。堤防を整備のためこの歴史ある公園の姿を変えないでほしいと思います。もし危険な木があるとすれば、今を生かした姿を守りながら手入れをしてほしいです。都市公園百選にも選ばれている公園を旭川の宝として未来に残してほしいです。
47 そこに行くとゆったりとし、心なごみ、穏やかな気持ちになれる~それが常磐公園です。人工的に作り出す公園ではなく、老いた樹木は手当てし、それでも無理なら送り、若い樹木の成長を助け見守り、そこに住む鳥や小さな生きものに目をやり喜び、自然を肌で感じていたい~難しいことや利害のことはよくわかりませんが一市民の普通な思いで常磐公園をこわさないで欲しいと願います。
48 常磐公園が好きで25年間公園の近くにマンションを借り生活しています。昨年市の改修計画を新聞で知り「ああ、夏は堤防暑くて歩けなくなるなあ」「冬は北風がまともに吹きつけ寒いだろうなあ」どうして日本は外国のように何年たっても昔のままの景色を残さないのか淋しい思いをしました。私達は毎週公園を散歩しながら樹々から伝わる空気を感じて楽しんでいます。我々が小さい頃から親しんできた風景を変えないで下さい。
49 幼い頃、母と自転車で提防沿いを通って樹々の香り、葉がこすれ合う音、景色を楽しんでいました。現在、母親になって、その記憶に導びかれる様に、春~秋にかけ暖かい休日は、自転車で息子と出かけます。街並は、めまぐるしく変化して行くけれど、あの場所だけは、昔も今も原型をとどめている様に感じます。この様に感じている親子は少なくないと思います。後生に、この環境を残せていけたらと強く願います。
50 ほんとに今すぐ公園の生態系を、しっかり学んで古くからなつかしい風景 子供たちのいこいの場(高齢者も)(幼稚園、保育園等もふくめて)を自然豊かに、育てていってほしい。公園内の木も専門家によるせん定や自然のままにのこせるように多くの市民の声を広くきいて昔なつかしい旭川の原風景のような公園を守り育ててほしいです。多くの市民が親子マゴの代にわたり話題を共有できているってすてきです!中心部に自然いっぱいの常磐公園を、のこしてほしいです
51 第1案の改修せずに今ある木を残してください。私は地方から旭川に移り住んで10年位ですが、来たときからずっーと常磐公園には愛着があります。四季を通して自然豊かで春は桜や他の花や木の息吹き、夏の暑さに木陰でゆっくり散歩、秋は木の実や紅葉のすばらしさ、冬は白一色に包まれじっと春を待つ厳しさ どれをとっても私にとっては、かけがえのないものです。100年の歴史を消さずに残すことを是非考えて下さい。子どもたちの遊ぶ声や鳥や虫たち、生きるものの命やよろこびをなくさないでこれからも!!絶対に反対です。
52 旭川市の中心にある公園で誰でも行ける公園として長い間親しまれていると思う。歩いてみてわかる事は、自然を感じながらゆったりとした時間が流れていると感じる。木の葉がゆれこすれ合う音、鳥のさえずり等いやされる事はたくさんある。木が減ればこの情景もなくなってしまうのでは?自然を守る事はとても大変だと思われるが、ボランティア等の協力を得て「人が便利」な公園ではなく、「自然に優しく」「人に優しい(いやされる)」公園を残してほしい。
53 木が育つのはとても時間がかかり、そこにいるものは、木だけではなく鳥や虫も生きています。整備されただけの公園はどこも同じで、楽しみ、深みが本当は感じられないと思います。古い木ならば支えてゆく。人は支えているのにどうしてきは支えないのでしょうか。古い物を残す、その木の一生をみとってあげる、そんな視点から、公園をもり上げて、行く道もあるのではないでしょうか。このまま(現在の木をのこす)を続けてゆく事を希望しています。
54 木を大切にして下さい。 本計画は、「中心市街地活性化基本計画」の「文化芸術ゾーン」に位置づけられた、「常磐公園改修事業基本計画」の個別計画の一つであり、上位計画に示された目的や、「常磐公園改修事業基本計画(河川区間ぬき)で示された「計画のテーマ及び基本方針」に基づいた計画とする必要があると考えます。
「常磐公園改修事業基本計画(河川空間ぬき)」では、「地域資源を活かした文化・芸術と落ち着きのある緑地空間による魅力ある公園の創出」を計画のテーマに、交通渋滞の緩和と新たな賑わいづくり、河川空間との一体的な有効活用、旭川らしい風景の創出と次世代への継承を視野に入れた緑の更新など、6つの基本方針が定められており、こうしたテーマや基本方針との整合性を図りながら、都市公園としての役割や位置づけを確認し、課題を整理して検討を進めてきたものと認識しております。
本計画の検討に際し、常磐公園内にある樹木の調査を実施したところ、公園樹木には多くの課題があることが判明しております。特に、堤防付近の樹木の現状は、これまでの維持管理体制の問題もあり、上層をニセアカシア、ドロノキ等の成長の早い樹主が優先しているため、その直下にあるヨーロッパアカマツに十分な日光が当たらないため樹冠が扁形し、枯れ木が生じているなど、樹木にとって良好ではない状況にあります。
こうした状況から、公園全体と比べ、堤防付近ほ樹木の生育環境は良好な状態にはなく、堤防の緩傾斜化整備にあわせ、こうした環境の改善を図りながら、移植可能な良好な樹木は移植するほか、保全できる既存樹木は可能な限り保全し、生態系や配置バランスを考慮した新たな植樹を行い、数十年後には現況の樹木の繁茂状況に近い景観を復元できるように整備を進めて参りたいと考えております。
その一方で、公園全体の樹木についても、利用者の安全安心な利用を第一に考え、その維持管理に当たらなければならないものと考えております。危険という判断がされた樹木については伐採撤去したり、周辺部を立入禁止にする等の対策を取らざるを得ないことを御理解願います。今後、止むを得ず樹木伐採作業を行う際には、伐採根拠となる資料の提示や伐採時の樹木の状況等について公園みどり課のホームページ等において公表して参ります。
また、整備に際しては、1年間に渡って生態系調査を行い、現況の公園全体の生態系について把握した上で、調査データに基に、市民の皆様の意見を取り入れなながら、計画的かつ適切な樹木更新を行って参りたいと考えております。
55 大木をそのままに残していて下さい。
56 木のこしてください。
57 造られた公園などいりません。自然を残して下さい。
58 木をのこしてください。
59 木を切らないで下さい。
60 木を切らないで下さい。
61 100年も掛けて育てた自然残してほしいです。
62 木を切らないで下さい。
63 木を切らないでほしい。/td>
64 木を切らないでほしい。
65 木を切らないで下さい。店をなくさないで下さい。
66 木は切らないでください。パターン(1)
67 パターン(1)木を切らないようにしてください。
68 街中に少しでも自然を残して下さい。
69 街中に少しでも自然を残して下さい!
70 自然の環境をこわさないで下さい。
71 樹木がなくなる事により生態系にも影響が及ぶのではないか。樹木をなくす事には反対です。
72 税金のムダ使いを無くして緑を残して下さい。
73 いこいの場をかってに切って、お金をかけて、もっと有効にお金を使って下さい。
74 古くから立っている樹を残し余り切らない、自然を作るように心がけて市民が古くから思い出の場として利用して来訪した新しいものと古き公園の良さを残して下さい。
75 どの程度の降雨量で堤防が不安だと言うのか根拠が無い。自然「ハカイ」よりも、自然「カンキョウ」を大事にしてほしい。
76 堤防の緩斜面化に反対します。公園の景観をこわす様な事はしないで下さい。木々に集まってくる鳥たちとかの小動物にも影響があると思うにで、自然は残して下さい。
77 常磐公園は大切な市民の場所だと思います。公園の美しい姿や自然を残してほしいです。(パターン(1)を支持します。)
78 どこの街でも、木は大切に扱われている昨今、旭川市はどんどん木を切っている。虫、鳥動物の生態にも影響があります。これ以上必要ないのに伐採する木を増やさないで下さい。
79 地球上に樹々を増やしましょう!と叫ばれている最近なのになぜ?これ以上、木々を減らしてしまったら公園の意味がありません。散策していて、今でも少ないと思うのに更に切るとは・・。公園に行く楽しみがなくなります。伐採はやめて!
80 旭川から、どんどん自然がなくなっています。常磐公園の木を切って整備を進めることが本当に活性化に繋がるのでしょうか?子ども達から「自然」を奪わないでください。常磐公園の売店を新しくするということもどうでしょう?パターン(3)・パターン(4)は絶対しないで下さい。
81 旭川市民の1人として緑が少なくなる事にまず反対です。工事をやった後に植樹をしてもすぐには成長しないし、駐車場の事にしても公園付近に造られても利用する事がないと思うのでムダだと思います。とにかく木を切り少なくする事には反対です。
82 旭川市内は緑が少ない町といわれているのですから、常磐公園の木を切るなどもってのほかだと思います。河川敷に駐車場をつくっても、めったに使えない駐車場のためにお金を使うなら、もっと別のこと(子どもの医療費を助成するなど)に使ってほしいです。
83 パターン(1)に賛成 自然豊かな今の常磐公園をこわすことには絶対反対です。古くなった樹木は一本ずつ若返らせればいいことで、まして、年に二度や三度しかつかわないイベントのための駐車場などもっての他だと思います。木は切らないで下さい。
84 常磐公園は街の中に有りだれでも行きやすい所で親しみのある公園です。樹木は育つのに時がかかりますので、木を切るのは私は絶対反対です。川からの風も強くなり寒くなると思います。木を切らないで下さい。お願いします。
85 幼い頃から親しんでいた公園の木が切られ、景色が変わる事はとても寂しくなります。長い年月をかけて育った大木がなんの不具合もないのに整備の為に大量に切られてしまうのには反対です。
86 常磐公園を商業地として活用しないでほしい。それでなくても旭川は木が少ない。公園は充分に人の手が入っていて、木も、きられている。これ以上きらないで欲しい。川や堤防も整備されすぎて、様々な小さな生き物に影響を与えている。どうか、これ以上、手をくわえないで下さい。
87 樹木は大きくなるまで長い年月がかかるので、現状で問題のない木を切ってしまうのはもったいないと思う。結局木の本数は減ってしまうし、(更新、移植含めても)そこにお金をかけるよりも、市庁舎や買物公園の駐車場など、整備すべきところは他のところであるように感じる。
88 市民の憩いの場所になっている現在の常磐公園を変える必要を感じない。むしろ、もっと細やかな手入れをし、豊かな自然を満喫できる公園にしてほしい。ギンヤンマが飛び交いタニシが棲息する池になれば最高だと思う。いずれにしても公園の木の本数は減らさないでほしいと思う。パターン(4)などはもってのほかである。
89 常磐公園の堤防と池との間の樹木のうち階段より川の上流方向のニレの樹が大きな太い樹ですか?また、ニレとしては若木です。(北大のニレの木から比べても、まだ百年単位で長生きします。)それを切らないで下さい。公園への風よけにもなっており、ニレの風格ある樹様は、公園の風格を高めるものでもあります。決して切らないでください。
90 今、樹齢100年の樹は、100年前に芽を出し、それを先輩達が私たちのために残してくれた自然の恵みです。私たちはその恵みを次の世代へと伝えていかなければならない。いっときの欲や便利さのために壊してしまう権利は私たちにはない。また、そこで生きている動植物を排除することよりも共生できる環境をつくっていくべきだと思います。
91 常磐公園に初めて行った時、街中にこんな大きな樹のある美しい公園がある事に感激しました。緑豊かな街というイメージがその後もありました。きっと、旭川を訪れる人はそういう感想を抱くと思います。
どうか木を切らないで下さい。危険かどうか慎重に検討して下さい。
92 常磐公園は、池のまわりの樹々にあつまる人々以上にさまざまな生物の生息の場所となっております。「年をとった」「美形でない」理由で木を切る事は、担当部署、担当者が安易な方法で処理を考えているとしか思えません!!「美形でない」であれば知恵を出して旭川市民の憩いの場、古くから引き継がれた歴史の場をなくさないで下さい。一度なくした自然は元には戻りません!!
93 常磐公園改修事業基本計画があること全く知らずびっくり驚きました。常磐公園は素晴らしい。木には色々な鳥がやってくる。池にも生き物が、愛犬達の散歩、あらゆる生き物が常磐公園に。観光客も常磐公園に来ている。常磐公園の象徴である木を伐採するなんてなんて言うことだろう。池ではボートに乗れることが出来なくなるなんてどういうこと。どういう利権か知らないが、生き物の楽しみを奪わないで欲しい。
94 歴史ある常磐公園の自然を壊さないでほしいと思います。旭川の歴史と共に歩んできた大切な樹木たちを、老木だからと安易に伐採するのではなく、どうやったら守っていけるのか、見方を変えて考えていってほしいです。老木だって生きています。古いものこそ大切に守っていかなければいけないかと思います。100年の歴史ある公園が変わらず未来へと続いていくことを願います。
95 常磐公園の改修工事に反対です。パターン(1)です。旭山動物園にまけないくらいのりっぱな誇れる公園です。もったいない。市はとんでもない計画をしています。ムダな税金を使って宝物をこわすとは。西川市長は公園に訪れるたびに木を切った市長として語りつがれていくでしょう。とても残念です。自然の創ったものをじゃまなものとして切ってゆく造園業者にたのめば何本も切るでしょう。樹木医にみてもらって残す工夫をしてほしいですね。
96 常磐公園の象徴であるポプラの木や樹木大量伐採に断固反対です。常磐公園は旭川市民にとって大切な憩いの場であり、自然もあり、図書館もあるという、とても恵まれた環境にあるのに、その美しい景観や自然を壊す行為は、旭川市民だけでなく自然を楽しみに来旭する観光客にとっても裏切る行為であります。自然があるのが当たり前という道民の考え方を改めないと、北海道もこの先どうなるかわかりません。真剣に北海道の自然を守ることを考えてください。
97 常磐公園ができた大正5年といえば、義母が生まれる前からの古い歴史があります。子供もマゴも代を変えて思い出深い唯一の場所だと思われます。北海道の第2の都市として、古いものをしっかり残してほしいです。守りつつ次の子供らにつながって、いこい場でありつづけたいものです。近隣にも近頃は、多くの木々が切られ鳥も泣いて(鳴いて)とまり場所をさがしているのをみかけます。鳥も人も大切に守れる所は守って自然を大切にしてほしいです。人も、自然も古くなっても大切に!公園を今のままで!
98 百年の樹々に囲まれた緑あふれる旭川に住み20年を過ごしています。残念ながら、老木が危険の為、伐採される計画が進められています。老木=伐採ではなく、老木を丁寧に手入れをして、老木が堂々と緑豊かな木として旭川の象徴する木になる事を望んでいます。常磐公園の四季折々の風景は、旭川の貴重な財産です。国内外から訪れる方々は賞賛の声をあげています。この声を無駄にしないで、傾聴していただきたいと願っています。(意見より要望になってしまいました。)
99 改修必要ありません。毎年公園をおとずれています。堤防から見る常磐公園はほっとさせられます。計画の様にそんなにみな倒れる木ばかりなのか、素人目ですが疑問に思います。予算もとってあるなら切る前に樹医さんに見てもらうとか、手あてをするのもいいと思います。木々があっての常磐公園です。人が多数来たとしてもそれは年に何回でしょうか?いつも来てる人達のことも考えてほしいものです。木も市民権を得ているはずです。あぶないから切ってしまうのは一方的だと考えます。皆の住みよい町にして下さい。
100 パターン(1)改修は行なわない、自然が大切、経済の事を考えて下さい。パターン(4)は希望しない。 堤防の緩傾斜化整備は文化芸術ゾーンの賑わい創出や公園を訪れる方の安全性や利便性の向上を目的として整備を行うものですが、検討を進めていく中で確認された、衰退していく樹木や危険樹木に関する課題、さらには堤防の脆弱性に関する課題などについても合わせて解消していく必要があります。そこで、文化芸術ゾーンの整備方針で示された「緩傾斜化による常磐公園と石狩川の連続性確保」の実現にあたり、樹木に優しい視点を持って整備を行う必要があることから樹木への影響について4つのパターンを想定してシミュレーションを行い、「利用上の課題」、「樹木の課題」、「堤防の課題」、「その他・駐車場の課題」に対する利点・問題点を整理しました。
パターン(1)の場合には、現況の樹木は保全されますが、状態の良くない樹木が多く、適切な維持管理や生育環境の改善が行われないことや、堤防が拡幅される影響範囲には樹木を新たに植栽することはできないことから、年々樹木が衰退し、将来的には堤防上に樹木がなくなってしまうことが想定されます。また、堤防の脆弱性や急傾斜階段の危険性は解消されません。
パターン(2)の場合には、階段のみ緩やかにすることで、その影響範囲の樹木のみ整理が整理対象となりますが、それ以外の現況樹木については、パターン(1)同様、年々衰退し、将来的には堤防上に樹木がなくなってしまうことが想定されます。また、急傾斜階段は解消されますが、堤防の脆弱性は解消されません。
パターン(3)の場合には、治水上最低限必要な断面まで堤防を拡幅することから、その影響範囲にある現状の樹木のうち、移植可能なものは移植しますが、それ以外は整理対象となり、一度に緑が減少します。また、整備後の堤防法面には樹木を植えることができないため、公園区域内にのみ樹木が残ることになりますが、急傾斜階段や堤防の脆弱性は解消されます。
パターン(4)の場合には、整備により一時的に樹木は減少してしまいますが、緩傾斜化により盛土された部分には、新たに植栽することが可能であり、良好な生育環境の中で、数十年後には現状に近い緑の景観が回復されることを想定しております。加えて利用上・堤防・周辺地域の課題等も改善されます。
こうしたシミユレーションを踏まえ、改修を行わない場合においても、将来的に堤防上と堤防に影響する公園区域における樹木が失われていくことや、将来的に治水上必要な整備が行われた場合も、新たな植栽ができないことなどを考慮し、将来にわたって堤防上の盛土した部分に計画的な樹木の更新が可能となる緩傾斜化案が望ましいものと考えています。
また、整備予定箇所の現況樹木については、整備区間を縮小するほか、工法を工夫することで保全できるものは極力保全し、移植可能な物は移植するなど、整備による伐採を必要最小限に抑えるほか、計画策定後において、1年間に渡って生態系調査を行い、現況の公園全体の生態系について把握した上で、市民の皆様なの意見を取り入れながら、可能な限り大きなものを植えるほか、樹木の配置バランスと樹高の大小に配慮し、堤防全体の景観に配慮しながら緑の復元を進めて参りたいと考えておりますます。
なお、売店につきましては緩傾斜化整備予定区域内に立地していることから、そのままの形での存続は困難でありますが、公園内に代替施設は必要であると考えており、新たな売店の設置について今後検討して参ります。
101 パターン(1)賛成です。
102 上記の計画案に反対します。
103 パターン(1)を支持。街中の緑は貴重、伝統ある公園の姿をできるだけ保存してほしい。
104 市の財政困難の中「常磐公園改修事業基本計画案」そのものに反対です。
105 パターン(1)希望します。常磐公園の姿を今の状態で残してほしいです。
106 改修を行わない。
107 上記の計画に反対です。
108 常磐公園の改修で樹を切ってしまうことを反対します。パターン(1)でいいと思います。
109 パターン(1)改修を行わないで下さい。
110

パターン(4)に反対です。パターン(1)がいいと思います。変えないで下さい!

111 パターン(4)に反対します。パターン(1)でいいと思います。
112

パターン(4)には反対です。パターン(1)がいいと思います。

113 パターン(4)に反対します。
114 堤防の緩斜面化に反対します。景観をこわさないで下さい。
115 パターン(4)に反対します。
116 パターン(4)に反対します。
117 パターン(3)・パターン(4)は反対です!!1本でも多くの木をそのままにして変えないでほしい!!
118 改修を行わない。
119 パターン(1)に賛成です。
120 パターン(4)に反対します。パターン(1)でいいと思います。
121 パターン(1)が良いです。
122

パターン(1)よい。

123 パターン(1)良い。
124 パターン(1)が良い。
125 パターン(1)よい。
126 パターン(1)が良い。
127 パターン(1)が良い。
128 パターン(1)が良い。春はさくらが美しいので木は切らないで下さい。
129 パターン(1)が良い。
130 パターン(1)木は多いほうがいいので切らないで下さい。
131 パターン(1)が良い。
132 パターン(1)の改修しないという案を望みます。
133 パターン(1)の改修しないを望みます。
134 パターン(3)、(4)には反対です。
135 パターン(3)、パターン(4)のシュミレーションには反対です。
136 パターン(3)・(4)に反対します。
137 パターン(3)・(4)には反対です。
138 改修の必要はない。
139 パターン(1)でいいです。今の公園がすきです。
140 パターン(1)でよし
141 パターン(1)でよし
142 パターン(1)でよし
143 パターン(1)でお願いします。
144 パターン(1)でよし
145 パターン(1)にお願いします。
146 パターン(1)改修を行わない。先人が大切にのこしてきた物をこわす必要はない
147 大切な緑をきらないように。パターン(1)で行ってください。
148 パターン(1)にして下さい。
149 パターン(1)を希望します。風景はすばらしかったです。守りたい場所です。
150 パターン(1)改修しないに賛成です。
151 パターン(1)を希望します。
152 パターン(1)を希望します。
153 パターン(1)を希望します。
154 パターン(1)を希望します。
155 パターン(1)を希望します。
156 パターン(1)です。堤防の木々が好きです。改修しないで下さい。
157 パターン(1)改修を行わない様にして下さい。木をのこして下さい。
158 パターン(4)の案に反対します。
159 当係の方に、すべておまかせします。宜しくお願い致します。(パターン(4)に反対)
160 学生時代常磐公園でスケートやバレーボールを楽しみ景感の良いのがやきついてます。ぜひパターン(1)でいてほしいです。パターン(4)は反対です。
161 パターン(1)改修を行わないことに賛成します。樹が育つのは年数がかかるのですから緑をもっと大切にして下さい。
162 説明会に初めて参加し市民の声を無視して進めていることを実感しました。パターン毎における将来は「パターン(1)」「改修を行わない」の私の意見です。
163 パターン(1)を支持します。木を切らないで下さい!木も生きものです。ことばは言わないけど・・・。生きているもののいのちを大切にして下さい。
164 パターン(1)でお願いします(改修を行わない)。長い歴史の中で、自然が作りだす変化が憩いの場になっていると思います。これからも自然の変化を楽しみにしたいです。
165 無駄な事はやめて下さい。子供達の病院代を無料にするとか、保育料とか、そのお金は子供に使って下さい。
166 堤防の緩斜面化に反対します。常磐公園をちゃんと管理してほしい。特に木の管理をちゃんとセンテイして健康な公園にして下さい。
167 豊かな人間を育てて来たと思える常磐公園です。公園の景観と生態系を変えてしまうような改修工事は絶対反対です!!
168 パターン(1)常磐公園は市民がいこえる場所です。公園の樹木を切らないで、このままの形で笑顔のある公園がいいです。
169 私は障害者です。ゆっくりしか歩けないので散歩してひと休みしたくても木陰がなくなると休めません。月に一度の楽しみをこわさないで下さい。
170 せっかく、大木になった樹木を切り倒すなんて、とんでもない事だ。一本の大木になるのに何十年もかかるのだ。ぜったいに、公園の為とはいえ切る事にぜったい反対する。
171 市が提案している堤防の緩斜面化には反対ですので、パターン(1)でいいと思います。市民が親しんできた今の堤防の姿を多額の費用をかけて変更する事はないと思います。
172 パターン(1)で通して下さい。虫も鳥も人もくつろげない空間を私達の税金を使ってしようとしてるなんて許せません。昔からあるこの風景を壊さないで下さい。
173 パターン(1)改修を行わないを支持します。木をなくさず今のまま緑をたもっていてほしい。息子と散歩した緑の道を息子が将来、自分の子供と散歩してほしい。
174 パターン(1)でお願いします。旭橋が見える常磐公園が好きです。季節を感じられる数少ない「場所」をなくさないで下さい。
175

パターン(1)改修しないに賛成です。今は公園ではなく違う所にお金を使ってほしいです。木はすぐ育たないので、そのままにしてほしいです。

176 パターン(1)でお願いします。今の景色が好きです。枯葉を踏んで歩くのも、大好きです。木を切り倒したり、アスファルトの道にしないでください。
177 パターン(1)改修を行わないようにしてください。観光地になってるので、そのままの方が良いと思います。
178 パターン(4)はダメです。設計者がせっかく作り現在があるのにこわすことはないと思います。現在のままでなじんでいます。バス停などいりません。そんな所にはお金使わないでもっと別の方にもっと必要な所に使って欲しいです。
179 パターン(1)。改修工事は必要ないと思います。緑豊かな名公園をなんとかそのままの形で残す方法を考えてほしい。残すのは大変なことだと思うが、それだけ価値のある公園だと思う。駐車場などは別の方法を検討してほしい。
180 パターン(1)を支持します。CO2がさけばれる今、緑は可能な限り切らない選択をすべきと思います。事業のための事業をやってどうするのですか!旭川市はこの事業のための事業が多すぎます。反省してほしいと思います。
181 常磐公園改修工事の件は私にとっては寝耳に水で知らなかった事に対して腹が立ちます。それに国(旭川市)の大事な予算をそんな事に使わないで下さい。もっと使わなければならないところはあるでしょう!!
182 できるだけ木は残してほしいのでパターン(1)。アスファルトとコンクリートばかりになってきている街に公園の草木は大切にしてほしい。どこにでもあるだだっ広い公園にしてほしくない。
183 堤防緩斜面化に反対です。今ある公園の自然をさらに豊かにしていく努力の方が大切ではないでしょうか。子供が虫や魚とあそべる自然を豊かにする為には、樹木を切ることよりも植樹していくことが大事ではないでしょうか。
184 改修はしないで下さい。常磐公園は、100年の歴史と文化を育んできた旭川の博物詩であり、自然文化遺産である。市の説明は、必要に危険をかかげ、市民の生活空間である緑を充分に検討しない。生物の多様性に配慮を大きく欠く計画であり容許することはできない。
185 改修はしない。この常磐公園は、そこにある自然の風景を失うことなく造成された100年有余の旭川の歴史と文化を育んできた。旭川のシンボルであり、残してほしい。勿論、安全・安心から維持管理をしっかりとしてほしい。
186 常磐公園は幼少時代からの遊び場で、これからもこどもたちのため、市民のため。みどりがあることで旭川の街のシンボル的存在。危険な木の存在はわかりますが、まだ寿命のある木は順次交替させる方向でお願いします。パターン(1)です。方向性を期待します。
187 公園の堤防の一部の緩斜面化は公園自体の機能にそれほど必要ないと思う。現状で緩斜面の道も有りあえて樹木をきって階段を広げなくても良い。街中のこんもりした森のふんいきを維持した景観が魅力です。パターン(1)でよい。パターン(4)は要らない。
188 公園は、世界中で文化になっています。自然豊かな常磐公園を人(市民)の憩いのために残して頂きたいです。人の手を加えるのは補修や木の手当にとどめて下さい。イベントの為の公園にしないで下さい。パターン(1)に賛成です!
189 パターン(1)を希望します。常磐公園は小さい時から慣れ親しんできました。たくさんの木を切って、森の姿が変ってしまうことは、とてもつらいです。生きものもたくさんいます。生きものの住む場所を奪わないで下さい。
190 18本の木を切る。6本を移植。名物ポプラは最小限におさえて切って、公園の景観を、緑も保って市民の楽しめる改修方法にしてほしいものである。木のすばらしい公園の姿を残して下さい。
191 私は222本の木すべてを残すため「改修をしない。」パターン(1)を支持します。100年の歴史を誇る樹木を守りていれしていくこと。巨木の公園こそこの街が誇る公園なのではないでしょうか。整備ではなく手入れを!むしろ自然豊かな夏場涼しい公園として、樹木を増やして行くことを提案します。
192 堤防の緩面化を決して行わないで下さい。堤防の斜面にある樹木は自然更新のできる環境を作り残すこと。樹木の無意味な伐採をやめて下さい。生態系の調査(公園内)及び、保全を約束して下さい。(調査は第三者機関に依頼すること)公園の将来における希望→パターン(1)
193 木は全部命です。工事をするために命を無視しないでください。いのちの集まりの公園を作るための工事なら理解できますが、工事のための工事なら誰も納得できません。何を作るのかよーく考えてほしい。それから計画は始まると思います。考えていない計画は見直してください。
194 常磐公園は百年前につくられてからずっと市民に愛されてきました。長い歴史を生きてきた立派な木立、オジロワシ・カワセミ・アカゲラ・キレンジャクなど都市でめったに見られない鳥もいます。大雪山系の生態系につながる貴重な森です。大量の樹木を伐採する堤防の緩傾斜化をやめて下さい。
195 市の中心部におおらかな木があるなんて、豊かさの象徴!つくられた緑の空間は、なーんの個性もなくつまらない。。。旭川らしさ!旭川ならでは!それを、思えば、大改修はありえないと思います。旭川駅の虚しさをくり返さないで下さい!観光客は旭川駅においてびっくりする程さみしくなった。。。と言ってます。
196 パターン(1)を希望します!!常磐公園のすぐそばで仕事をしています。ゆったりとした空間を求めてお客様がいらっしゃるので自然をそのまま残して下さい!!美術館も図書館も枯れ葉を踏みながら歩くのがとっても気が落ちつき安らぎます。私はまだ20代前半です。これからもずっと旭川で暮らすつもりなので、自然を残して下さい!!!
197 パターン(1)を希望します。常磐公園は堤防の樹木が命です。あそこを切るとどこにでもある公園と変わりません。今盛んに「危険木」と市は言っていますが「危険木」にしたのは市の管理のなさのせいです。日常してこなかったことを今危険と宣伝し景観を変えるのは違うと思います。
198 樹木の大量伐採に反対します。常磐公園は、現在の姿で一つの自然環境を作っており、都市の中心に置いて貴重な動植物の環境です。これらの自然はそこに集う人々にもいやしの場となっています。樹木の伐採にてこれらが失われるのは、私達、住民の自然破壊です。また、この風景は長い歴史があります。親子3代で語り継ぐ風景が変わる事に反対します。
199 私は旭川で産まれずっと旭川で生活しています。常磐公園は私の家(市立病院の近く)から近く昔はバスも何もありませんでしたので歩いて遊びに行きました。ボートに乗ったり、展望台のある山などよく遊びにいきました。その公園を無理して改修する必要はないと思います。ラジオ体操したり、池のまわりを散歩する、疲れたらジュースを飲みながら休所で池をながめるなどそのような常磐公園でいいです。私は1案改修しないに賛成です。
200 パターン(1)改修を行なわないのに賛成します。埼玉から移住して初めて常磐公園に行った時、木くずが落ちている所がありました。それも新しいので見上げてみるとまあるい穴があったのです。そこへ頭に赤い帽子をかぶったアカゲラが飛んできて子ども達に餌をあげていました。こんな街中で生態系が生かされていると驚きました。百年の歴史あってこそのこと、樹木にも寿命があるでしょうが、樹木医が診断し、手当てをして下さい。伐採したら生態系も壊され、自然ももどって来ないでしょう。
201 旭川の中心部に100年の歴史がある巨木は市民の誇りであると考えます。切るのは一瞬ですが幾年もの時間をかけて成長してきた木々を熟慮することなく整備という名目で切り倒すことは旭川が育んできた文化すらもなぎ倒すことにもつながります。駐車場が欲しいと言うアイデアは理解できますが、木々を切らずとも実現できることは明白。年に何回かのイベントの為に大事な旭川の宝を処分する考えには断固反対いたします。
202 市のパターン(4)と最終案には反対します。公園は市民特に子どもと老人が憩い遊べる空間であるのが一番だと思います。パターン(1)の案で、日常の樹木の手入れ等をもっと責任をもってやってほしいと思います。(樹木センテイ等)また、売店コーナーは今でも公園を利用してる者にとっては便利なとても大切な所です。どうぞ大事にしてほしい。(市民の意見をほんとうに取り入れるパブリックコメントの制度、とりあつかいの基本にしてほしい。言っただけで終わりにしてほしくない。)
203 常磐公園が変ってしまうなんて絶対いやです。若い頃の思い出がいっぱい詰ってます。緑多い今のままで古い倒木の危険のある木だけ切って下さい。第4案は絶対いやです。
204 古い木は仕方ないけれど、これからの子供たちのために旭川の今の公園がすばらしいのです。大反対致しますのでお願いします。
205 まず一番に考えて欲しいことは、人にとってやさしい空間であってほしいです。このままでは不安ですのでもっと見当が必要と思います。
206 公園の本当に古い木を何本か切る、その分更新木を植える。イベントのためだけに多くの木を切って斜面にしてしまうのには反対。
207 長く慣れ親しんだ常磐公園は旭川市民の大切な自然です。とうしてもダメな木は切られても今の自然と景色を守って下さい。失うととりかえしはつかないのです。危機感をもちます。自然を守って下さい。
208 常磐公園は、子供達が小さい頃よくボートに乗ったり、お弁当を木の下で食べたり楽しい思い出の場所です。老朽化した木は危険があるのは仕方ありませんが、できるだけ樹を切らず自然を残してほしいです。
209 歴史というものは昔を守って価値が出来るものです。名のみ残して型を変えると後輩に誤解を残すのみです。よくよく考えて取り組んで下さい。原形を残し古い樹木は整理し、よい公園を後世に伝えるように配慮してください。
210 旭川市にとって常磐公園は古くからあり、とても木々もたくさんあります。一本も木のない公園など?ありえますか?のっぺらぼうの公園は、変だと思います。自然豊かな公園はそのまま残した方が良いと思います。(古い木などは切っても良いと思います。)
211 昔の思い出に、吾が家にも公園のようにと小さい池を作ったりしていると虫や、鳥も寄って来てうれしいです。ですから、昔の古い木は切っても仕方ないでしょう。そのまんまの姿が美しいし大好きなのです。
212 最近は、整備された公園や、庭園が多く市内で、自然のままの林があるのは、貴重だと思います。倒木のおそれがある木や、ある程度の整備は必要と思いますが、出来るだけ自然を残してほしいと思います。
213 整備して市街地の活性化を図ることも大事かとは思いますが、古木などが危険を及ぼす場合を除いては、長い年月をかけて育ってきた大切な樹木を伐採することなく、できる限り残し、守ってほしいと思います。
214 「絶対反対」旭川の中心よりもっとも近く市民のいこいの場所の自然を壊さないでほしい。緑は人間の心をやさしくしてくれます。古木の倒木の心配のある木の管理はしっかりして下さい。
215 長い年月をかけて育った木を切ってしまう事は、反対です。鳥や動物もいなくなってしまい日かげになる部分も少なくなりまた長い年月がかかってしまいます。悪くなった木は切ってもしかたがないと思いますが、枝をはらうなどして自然は残すべきと思います。
216 木は大きくなるまで、何百年とかかると思います。古木で、たおれるおそれのあるものは別として、特別切り倒さなくても良いと思います。今のままで充分です。木は私達の生活と密着しているはずです。例えば、海のプランクトンとの関係、自然災害にも、大いに役立っているはずです。
217 すぐにも倒れる危険がある木だけ伐採して下さい。公園は人間もすべての生物にとっても憩いの場です。公園の樹木大量伐採の「市のイメージ図」は人間の”顔”が見えません。生物の”命”が感じられません。公園の近くに住み、育った私にとって原風景をいつまでも残して下さい。「市のイメージ図」は別の公園に見えて仕方ありません。
218 改修の必要なし。現状でも緑や樹木が少ないにもかかわらず、伐採を伴う整備は全く必要を認めない。倒木等の危険がある樹木を伐採するだけで充分であると考える。市民が長年慣れ親しんできた環境を現状のままで、これからも維持していただき、公園環境の破壊につながる現整備計画には反対いたします。まず、工事ありきのような計画ではなく、環境的にも財源的にも理解・納得のできる整備計画を立案し実践していただきたい。
219 (1)基本的に伐採については異議あり。
(2)病気の木、倒木のおそれのある木は、先ず、消毒、枝切り等の手当をする。その為のお金を計上する。
(3)将来をみつめ、樹木の交替を計画的に考え、幼木を育てる。
(4)公園は基本的に興業のやイベントの場所でないと考える。
220 旭川市(市)で突然 常磐公園の全景を変えてしまうと云うので何を考えてという感が致します。昔から「木」は水害などを守る(護る)と云って来ました。私は祖父の時代から旭川生まれです。そして常磐公園を愛しています。今の景観が大好きな家族です。ですから古い樹木は仕方ないですが、この型を変えることなく大切に守って欲しいと思います。よろしくお願い申し上げます。自然を生きている鳥たちも!!反対
221 幼い頃から旭川に住み、この町に愛着を持っている者にとっては、やはり常磐公園は、なるべく昔の姿のままで残して欲しい気持ちが強いです。危険を伴う樹木においては、整理することも必要かと思いますが、冬まつりでライトアップされたポプラはとても素敵でした。堤防を整備して大きな駐車場をつくっても、どれだけの人々が利用するのか疑問が残ります。これまでも、同じような失敗があったのではないでしょうか。今までの景観を残しながら、危険を伴うところから少しずつ整備していっても良いのではないかと思います。
222 この度の常磐公園改修計画は、税金の無駄遣いの何ものでもありません。市内にある数少ない緑に満ちた公園の木々を伐採し、市民の憩いの場や生き物のくつろぎの場を失うことになります。美術館や図書館の帰りに子供達と公園を散策し小鳥の囀りに耳を傾け、売店前でくつろぐのを楽しみに出掛けていたのが、木々の伐採や堤防の改修で足が遠のくようになります。老朽化した危険な木々の伐採と、本当に危険な堤防の最小限の改修にしてください。古くから市民に親しまれ大切に残されてきた公園を奪わないでください。
223 パターン(3)パターン(4)には反対です。今まで通りの景観を保ちながら整備してほしいです。売店をそのまま残してほしいです。
224 公園近くに駐車場が少ないので不便性を感じるが、昔からある樹木で、危険性のない樹木は残してほしいです。
又、売店がなくなるのは、淋しいので、なくすのは、反対です。
225 市が主張している伐採は、市民の声を聞かずに実行しようとしています。市民が気持ちよく使うため老朽化してるなら植えかえを、見やすくするためならいいのですが、多くの伐採は反対です。木が与えてくれるものは大きいです。お店もあると市民の利用が多くなるのではないでしょうか。
226 1本の木が大きくなるまでには、長い時を要します。それを考えるならば、常磐公園のどの木も、生きることが必要でしょう。いや生かすことが必要でしょう。それらの木々が常磐公園の景観をつくっていると思うのです。私はその点から改修の必要は現在ではないと思います。
古い階段も売店もそれなりにレトロで良いと考えています。よって改修に反対します。以上
227 木を全て切るという考えではなく、必要最小限のパターン(2)の整備を支持します。
228 パターン(4)に反対します。パターン(1)でいいと思います。パターン(2)がいいと思います。
229 パターン(4)に反対します。パターン(1)でいいと思います。パターン(2)がいいと思います。
230 パターン(1)・パターン(2)を希望します。パターン(4)は反対です。
231 木を多く切ることは、生体系をこわすことになるので、バスの乗り入れなどは、やめた方がいいと思います。パターン(2)を支持します。
232 パターン(4)に反対します。パターン(2)がいいと思います。樹木は、なるべく切らないで欲しい。
233 常磐公園の自然を壊さないで下さい!老朽化し、今にも倒れる危険がある木は仕方ありませんが、公園の景観が変わってします程の大量伐採には反対です。パターン(1)とパターン(2)には賛成です。
234 パターン(2)階段だけ改修または古い木のみを切る。売店がなくなると、公園に行ったときの楽しみが減ってしまうのは寂しいです。若い木まで切ってしまうのはもったいないです。春の桜がみられなくなるのも残念です。お祭りやプールはどうなるのですか?
235 良く理解していない私が意見を書くのは心苦しいのですが、堤防に登る階段はとても急なので、ずっと手前からもっと広くしてゆるやかにしたら良いのでは。
倒れるおそれのある木は切っても良いでしょうが切りすぎるのはどうでしょうか。
236 常磐公園は市民の憩いの場です。老朽化した樹木は危険ですから、伐採することについては、いたしかたないと思いますが、美しい常磐公園は、そのまま存続してもらいたいと思います。
私は市の検討懇談会で堤防改修の4案のうち2案、階段だけ改修を支持します。
237 パターン(4)は支持できません。パターン(2)を支持します。イベント時の危険性を危惧するのであればパターン(2)の階段だけの改修で充分です。また必要以上に樹木を切ったり移植することは緑の景観を楽しむことに逆行します。本当に切る必要がある樹木だけを判断して切ってほしいと思います。
238 パターン(2)階段のみの整備を選択します。階段は古く勾配が急なため、整備が必要だと思います。樹木は古くて危険を及ぼす物は整理するべきだと思います。堤防はこれ以上広げる必要はないと考えます。過去に洪水による被害が多数あったのなら、改修する必要がありますが、無駄に税金を使う意味がわかりません。
239 パターン(2)、階段だけ改修に賛成。旭川生まれの旭川育ちの80才間近な私にとって、現在の公園でいいと思いますが、子供の頃を思い出しますと、あの階段の所が昼間でも暗く急で恐ろしいと云う感じを記憶しています。木を何本か切ってしまうのは残念ですが最小限に留めて明るくゆったりした階段になればと思います。
240 堤防に上がる階段は、古くなり危険があるため、整備が必要である。常磐公園は木々の変化で季節を感じる場である。市内中心部にも自然を感じる場が大事なのではないか。地方の人にも旭橋+常磐公園は有名である。素敵な景観は残して欲しい。真っ先に”危険=撤去”の考えでなく、次世代へ今あるものを上手に残していくことも大事だと思う。
241 緑がたくさん残るパターン(2)にしていただきたい。人口35万人以上の都市でその中心部にこれほど豊かな緑が残っている公園は見たことがありません。来旭してくださった多くの音楽家の方々がこの公園の緑の豊かさを賞賛してくださいます。中にはコンサートのアンコール曲を「この公園で赤とんぼを見ましたので」と言って「赤とんぼ」にしてくださった世界的オペラ歌手の方もいらっしゃいました。是非緑豊かな公園を残してください。
242 階段のみの整備で充分だと思う。階段は老朽化が進んでいてい危険と感じている。木々のばっさいについては必要最低限で良いと思う。沢山の木々が生えているために観光の方々が来ているのにその木をばっさいしては、観光等の集客は望めないように感じる。
駐車場の確保もイベントがある時のみになってしまうような気がする為、必要整を感じていない。
243 大量の樹木を伐採する堤防の緩斜面化はやめて公園のすばらしい景観を残してほしい事から私は「パターン(1)」の222本の木はすべて残してほしい。に賛成です。しかしその案がどうしても無理な場合はパターン(2)の階段のみ整備にとどまってほしい。常磐公園には100年の歴史を誇る巨木があり市民のくつろぎの場になっています。その景観を守る為にも大量伐採には絶対反対です。
244 私は、昭和24年より旭川に居住しております。旭川始めての万博が開かれ、又、冬季国体等多くの大会、催し物が行われ、其の都度、多数の方の喜びと癒しの場でもありました。その思い出もさる事ながら、今、社会問題の廃ガス等、空気汚染等はこれからの子供達の健康を思慮するに樹木は多くて当然の事と考えます。樹木をその立てとし、お金は大変ですが河川の安全性により堤防工事を十分行って、安全と健康、環境を守って下さい。以上により、パターン(1)パターン(2)の併用、もしくはパターン(2)に賛成するものです。以上
245 河川空間検討懇談会の推す緩斜面化案は、「はじめに改修ありき」で考えていると思います。生態系の調査や他の堤防改修方法について検討が行われないまま、大改修が行われることには反対です。有識者の方々の良識を信じています。一度切られてずたずたになった森は、そんなに簡単に元に戻りません。再考して頂き、改修しないパターン(1)が選ばれることを切に願います。わたしたち、わたしたちのこどもたち、未来の旭川の人たちから森を常磐公園をうばわないで下さい。 今回の常磐公園改修事業基本計画のうち河川空間部分の検討を進めるに当り、学識者等からなる市の私的諮問機関の設置と意見提出手続きとしてのパブリックコメントを実施しております。また、私的諮問機関である検討懇談会の構成員につきましては、今回の堤防の議論は技術的専門的な内容が濃くなることから専門家等による構成員のみとしました。公募市民が委員として含まれておりませんが、平成24年7月に行った前段のパブリックコメントの意見や、本検討懇談会に寄せられた各種団体個人の方々からの意見要望について、その都度検討懇談会の場で紹介し、そうした意見も参考にしながら検討を進めて参りましたことを御理解願います。
「常磐公園の緑の計画」でも示しておりますとおり、生態系については常磐公園の緑に求められる4つの重要な観点の内の一つとして捉えております。環境に適した良好な生態系を保持するために、計画策定後常磐公園全体において1年間に渡り生態系調査を行い、公園内の植生や生物の現況を調査した上で、生態系に配慮しながら、より良い緑の復元に努めて参ります。
常磐公園改修事業基本計画の策定に際しては、市のホームページで情報発信しているほか、市政情報コーナーに資料を配置しております。また、市民周知のために、前段の常磐公園改修事業基本計画(河川空間ぬき)の際には、市内町内会の協力を経て回覧版に資料を添付したり、また、常磐公園の緑に関する3000人市民アンケートを実施したりして計画の周知を図って参りました。また、平成24年2月の広報あさひばしにも関連記事を掲載いたしました。その他、報道各社の皆様に関連記事を随時掲載していただいております。
市民の皆様に対して計画についての情報発信に努めているところではございますが、今後もより一層の情報発信を図って参りたいと考えております。
246 「河川空間検討懇談会」の構成者(市民がいない)に納得できないし、その会の決定に反対します。市は市民のための組織であるから、市民の声により案を変更するべき。樹木医の複数の声を聞くべきであるし、生態系の調査、理解が全く無い状態で緩斜面案を決定すべきではない。大量伐採を伴う堤防の緩斜面化に反対します。
247 常磐公園は市民の憩いの場です。市民の声を無視した改修計画は許せません。1月25日に市の説明会に参加し、改めて市の主張、やり方進め方に強い憤りを感じました。4つのシュミレーションは認めません。市民もいれての「河川空間検討懇談会」を再度やり直して下さい。行政だけで進めないで下さい。
248 高校を卒業し、旭川を離れ仕事をしておりましたが、現在は旭川に戻ってきて生活してます。想い出といえば、常磐公園で遊んだ事、いこいの場であった事が想い出されます。貴重な大木が切られてしまう事は、市民の財産を失う事だと思います。充分な周知・議論が必要です。この改修事業に関わらず、市民の暮らしを守る政策を考えてほしいです。
249 今までの旭川の市街地の整備を見てきて、必ずがっかりさせられます。今まであった緑が撤去され、あとで戻ると期待していても何もないか、小さなほっそりした木が移植され、この前までの夏の木陰はいつになったら楽しめるのでしょうか。市があまりにも簡単に伐採していることに恐怖を感じます。大気汚染や温暖化を考えると、緑はとても重要です。市街地の少なくなった緑はもう戻りません。せめて公園の緑を無駄にしない。一本一本を大切に思う目で見て生かす方法を考えて下さい。 これまでの常磐公園内の樹木の維持管理は、状態の悪い樹木を発見し次第その処置を行うといった対症療法的な維持管理が中心となっていたため、生理的バランスの崩れた樹木等、様々な課題を抱えた樹木が公園内に多数存在しています。特に堤防周辺の樹木は良好とは言えない状況にあり、改修を行わない場合でも、今ある樹木を現状のまま守り育ててていくことは難しく、こうした現況を受け止めながら生育環境の改善も含めた抜本的な対策が必要と考えています。緩傾斜化整備に際しては、可能な限り樹木の保全に努めると共に、生態系にも配慮した、計画的な樹木の更新や維持管理を目指して参ります。
250 旭川中心市街地の求心力低下が、常磐公園周辺地区再整備によって向上へと転じ中心市街地の活性化に繋がると考える根拠及びその予測数値が示されておらず、我田引水的な考え方と、わたしは考えます。利用上の課題については、階段が危険と思ったことはなく、堤防の上面の幅が狭いということはいつ問題になったというのか明らかでなく、公園と河川空間に一体性がないことについては、斜面の緩急の程度の差に過ぎず、ゆえに斜面を緩やかにすることで一体化が可能というならば、現状でも可能と考えるのが論理的でありましょう。
樹木の課題については、健全な樹木が対象となるのが、納得できません。危険木(倒壊の可能性がある木)のみを対象とすべきで、堤防断面に更新木を植栽することが認められていないことを問題とすべきでしょう。堤防の課題については開発局も認める通り緊急改修の要なく、駐車場をつくることがかえって河川空間と公園を分断することになりませんか?と考えます。予算も限られた中、これからの社会のあり方をみすえ、すでに有している財産(貴重な生態系、都市公園百選)を可能な限り損なうことなく次世代へ継承することが、わたしたちの世代の義務であり、知恵があるかどうか試されるところだと確信します。
堤防の階段が危険だと指摘されている事と堤防の上面の幅が狭い事については、夏祭りの花火大会開催時に多くの市民や観光客が訪れる際に安全上、警備上の観点から以前より懸案となっており、前段の「文化芸術ゾーン形成検討会議」において課題として議論されておりました。その結果として、堤防を緩傾斜化し堤防から公園園路にかけて緩やかなスロープとする方針が示されており、公園と河川敷駐車場との行き来がしやすくなることで、現況より公園の利用度が高まるものと考えております。
また、緩傾斜化整備に際しては、移植が可能な健全な樹木については移植し、堤防の影響範囲外にある樹木については盛土工法の工夫により保全するように考えております。なお、洪水時の樹木倒伏や堤防崩壊等の災害を防止するために、現行法上では堤防断面への樹木の植栽は原則として禁止されており、全国的にも、堤防断面にさらに盛土を行い治水上影響の無い部分において樹木植樹が行われておりますことご理解願います。
251 この度の施策案は、樹木のマス(生態系)としての魅力、効用の検討が十分でないように感じます。植物の生態系は、人間を含めた動物社会と同様な事が言えると思います。つまり樹木の種類、樹齢の大小、種々の下草等の多様性に価値があると思います。さらにそこに育つ小鳥、小動物、昆虫の生きる(息)づかいが人々の心を和ませ、力を与えてくれるのです。
明らかに危険と判断できる老木の処理は必要でしょう。しかし、その処置は、「宝物をどのように扱うか」という慎重で心のこもったものであるべきです。「千鳥が池」から見た景観ががらりと変ってしまうようでは熟考した結果とは言えないでしょう。
治水の問題(堤防の幅など)が常磐公園に緊急の状況として存在しているのでしょうか。他の都市や地区にありがちな単に「人が多くつどえる場所を!」という考えで堤防の緩斜面化を進めるのは考えものだと思います。
公園の樹木はそこに集う多くの動物たちの住空間としても機能しています。堤防沿いの樹木群が公園利用者だけではなく、動植物にとっても貴重な環境であることは十分認識しております。
「常磐公園の緑の計画」でも示しておりますとおり、生態系については常磐公園の緑に求められる4つの重要な観点の内の一つとして捉えておりますが、緩傾斜化により、緩やかな勾配とすることで、バリフリー化を図るなど、安全性や利便性の向上といった人に優しい視点も重要であると考えています。堤防の緩傾斜化整備に際しましては、環境に適した良好な生態系を保持するために、計画策定後常磐公園全体において1年間に渡り生態系調査を行い、公園内の植生や生物の現況を把握した上で、生態系に配慮しながら、より良い緑の復元に努めて参ります。
252 常磐公園の改修事業計画案に示された「4つのシミュレーション」のうちから選ぶとすれば「パターン(1)改修を行わない」を希望します。周囲に影響を及ぼさずに階段だけ少し緩やかになれば良いと思いますが。現在、奈良の平城宮跡広場の公園化工事が始められて問題になっています。歴史的遺産である平城宮跡は、大極殿や朱雀門の建造物を中心に、多種の植物が自生する湿地帯や鳥類の休息・生息地を含む自然環境からなり、それらが相まって盛衰の歴史を学べる文化遺産であることの価値を認め、奈良県民は勿論、日本国民も海外の人々も親しみをもってきました。その重要な要素である自然環境を国交省は整備するといって埋め立て、人工的公園化する工事を進めていることに対し。多くの怒りの声があがっています。常磐公園は平城宮跡のような国の歴史的遺産とは比較にならないと一笑に付さないでいただきたい。常磐公園も非常に多くの市民や外来者から愛されてきました。もっと早くから旭川市の歴史的文化遺産としての価値を認識して、自然環境の保持に適切な手が施されていれば問題はなかったと思われます。
最近の各種公聴会は意見聴取の機会を設けただけに終る例が多いようですが、今回の諸意見の扱いにつきましては、慎重に真意を汲みとっていただけるものと信じております。
常磐公園には、たいへん多くの樹木があり、中心市街地の貴重な緑を携えた公園として、市民の貴重な財産であると認識しております。しかし、そうした公園樹木にも、長い歴史の中で、様々な課題が生じており、特に、堤防付近の樹木については、これまでの管理体制の問題もあり、良好とは言えない状況にあります。
本計画では、そうした樹木の現状や課題などを踏まえながら、将来を見据えた樹木のあり方についても検討を進めて参りました。確かに、緩傾斜化により、堤防付近の樹木は、一時的に失われますが、移植可能なものは移植し、盛土工法の工夫により可能な限り既存樹木を保全すると共に、新たな植樹も行いながら、生態系や景観に配慮した緑の復元に努め、常磐公園の貴重な緑を次の世代に引き継いで参りたいと考えております。
253 パターン(1)改修を行わない。正直言って何のために堤防を緩傾斜化するのか、よく理解できません。「公園をイベント会場にして市街地を活性化する」とか「大雨が降ると堤防が決壊して危険だ」とか、さらには「木々が老朽化して危険だ」と、意見がくるくると変わっています。これでは先に結論ありきで、そのための理由をいろいろこじつけて出しているとしか思えません。
さらに市は「公園と河川の一体化を図る」と言っていますが、私たち人間の身勝手な都合で、古い木や形の悪い木を大量に伐採してしまうことが果たして‘真の一体化’と言えるのでしょうか?100年の歴史をもち、旭川八景にも選ばれている美しい公園、大雪山系の生態系にもつながる貴重な森、自然を守っていくためにも、この改修には反対します。
堤防の緩傾斜化整備は文化芸術ゾーンの賑わい創出や公園を訪れる方の利便性の向上を目的としたものですが、樹木調査なども行いながら検討を進めていく中で、衰退していく樹木や危険樹木の課題、さらには堤防の脆弱性に関する課題などが浮き彫りになり、こうした様々な課題を限られた機会を通じて可能な限り速やかに解消していく必要があると考えています。
又一方で、常磐公園は旭川市を代表する公園であり、川のまち旭川としての地域特性を活かすためにも、隣接する河川敷と物理的にも、また利用面においても一体化していくことが望ましいと考えております。堤防の緩傾斜化整備に際しては、これらの樹木を整理し、移植可能な健全な樹木は移植し、保全できる既存樹木は可能な限り保全して整備を進めると共に、生態系や配置バランスを考慮しながら新たに植樹を行い、数十年後には現況の樹木の繁茂状況に近い景観と自然環境の復元に努めて参りたいと考えております。
254

パターン(1)「改修しない」に賛成です。100年の歴史をもつ常磐公園。旭川市の歴史とともに風雪や猛暑に耐えてきた巨木がたくさん残っています。改修計画によると、大量の樹木が切られようとしています。私は、13年前定年を期に夫婦で埼玉県蕨市から旭川へ移住してきました。エゾヤマザクラが咲く、百花繚乱の時期、荷物の整理もほどほどにして、自然を求めて、歩きまわりました。大雪山の山々を遠望し、石狩川などがとうとうと流れ、自然が大変豊かな旭川に感動しました。常磐公園を訪れたとき、アカゲラの声と姿を間近に見て、蕨市では絶対に見られない自然の豊かさに深い感動を受けました。このすばらしい公園の姿をぜひとも子どもたちに伝えたいです。

100年の歴史を持つ常磐公園に、たいへん多くの市民の皆様が、様々な思い出を重ね、かけがえのない場所として、多くの想いを寄せていただいているものと考えておりますが、長い歴史の中で、衰退していく樹木もあり、そうした樹木や景観を次の世代に引き継いでいくためには、計画的な更新を図っていく必要があります。特に堤防上の樹木には、生育状況が良好ではないものが数多くあり、改修を行わない場合においても、将来的に堤防上の樹木が失われていくことが想定されており、そうした現状を受け止めながら、生育環境の改善も含めた抜本的な対策も必要であると考えています。
堤防の緩傾斜化整備に際しましては、移植可能なものは移植し、保全できる既存樹木は可能な限り保全し、伐採を必要最小限に抑えられるようにします。また、整備後の緑の復元については、1年間に渡って生態系調査を行い、現況の公園全体の生態系について把握した上で、市民の皆様なの意見を取り入れながら、可能な限り大きなものを植えるほか、樹木の配置バランスと樹高の大小に配慮し、堤防全体の景観に配慮しながら植栽を進めて参ります。
255 「常磐公園河川空間検討懇談会」の構成員には専門家といわれる専門家でない人たちと感じました。やはり市民目線で、今までの空間に近いものを考える人が存在しなかった様に感じます。市に都合の良い構成メンバであったのでしょう。
河川敷に駐車場を設けたところで、中心市街地に人は集まりません。私が知人に話すと「それは無理な事」と10人が10人答えます。過って高専の白井先生が中心になり、旭川市民の交通を考えるプロジェクトに参加したことがありますが、旭川市民の交通に対する行動は、目的地のより近く車を止める事を考える市民意識という結果であったと記憶しています。ぜひ参考にして下さい。
旭川市中心部に無料駐車場(市が助成する)を設けることが中心街に賑わいを取り戻す第一と考えます。やる気があれば出来るはずです。応援する市民は多くいると思います。計画ありきで市民に押しつけるのではなく、意見を聴いてください。
樹木は自然な形で、今まで市があまり手を掛けなかったところを十分に点検し、木だって一生けん命生きて、人間の役に立っているのです。役に立たないからと云って、人間を殺してしまいますか。
改修の4つのシミュレーションがありますが、パターン(1)を希望します。常磐公園を愛する多くの市民はそれを望んでいるはずです。「今からでも遅くない」という言葉があります。英断を望みます。「はい・ありがとう・ごめんなさい」3つの言葉を使って行政に充って下さい。パターン(1)を希望します。
河川空間検討懇談会は議論の内容が技術的専門的な内容が濃くなることから、前段で行われた常磐公園改修事業基本計画検討懇談会から切り離して、専門家等から構成される検討懇談会を新たに設置したものです。また、公募市民が含まれておりませんが、平成24年7月に行った前段のパブリックコメントの意見や市及び検討懇談会に寄せられた各種団体、個人の方々からの意見要望につきましては、都度、検討懇談会で紹介し、そうした意見を参考にしながら検討を進めて参りましたことを御理解下さい。
河川敷の駐車場につきましては従前から常磐公園周辺の駐車場不足に対し、周辺施設利用者から常設駐車場の新設を求める声があり、利用者の利便性向上を図るために整備を行うものです。駐車場の舗装材については周囲の景観に配慮した緑化舗装材等の自然に近い舗装材を利用した改修を行ったり、駐車場周辺に芝生を主体としたスペースを設けたり、低木植栽を行う等、河川と公園の連続化に寄与することができるような改修を考えております。
256 上記の計画案に反対します。公園が大幅に改修され、樹木が(堤防側249株)切り、ばっさいされる事の不安が多くあります。冬に川からの冷気がいっきに公園に流れ込む(?)との話も不安をあおります。40年来公園を観てきた者として池からの流れで小川がきたないのも古木が突然倒れるのも トンボ(オニヤンマ)が少なくなっている。バッタもいない?様々に変わってきた事には公園が公園らしく少しづつ手を入れてこなかった「管理」する立場の人達の責任だと思います。トチの実、ブドウ、ギンナン、ドングリ、キノコ、白ツメ草、様々な生態系が季節の折々で楽しめる事になっていて、整備対象範囲の樹木や傾斜を作るメリットは私の心に納得の故ないです。 これまでの常磐公園内の樹木の維持管理は、状態の悪い樹木を発見し次第その処置を行うといった対症療法的な維持管理が中心となっていたため、生理的バランスの崩れた樹木等、様々な課題を抱えた樹木が公園内に多数存在してています。樹木調査の結果から、特に堤防周辺の樹木は良好とは言えない状況にあり、改修を行わない場合でも、今ある樹木を現状のまま守り育ててていくことは難しく、こうした現況を受け止めながら生育環境の改善も含めた抜本的な対策が必要と考えています。緩傾斜化整備に際しては、整備範囲の樹木全てを伐採するのではなく、可能な限り樹木の保全に努めると共に、整備後においては、生態系にも配慮した、計画的な樹木の更新や維持管理を目指して参ります。
257 100本以上の木が切られれば、今まで慣れ親しんできた公園の景観はすっかり変わり、生態系にも影響することは必至です。市民が怒り、心配しているのは多くの木の命を理不尽に奪い、そこに暮らす生き物たちの住む空間もなくしてしまうからです。街の中の公園だからこそ、緑はより大切です。そして石狩川を背後に背負っています。今は河川敷には、一本の木もなく、水辺と木陰の欲しいま夏には、カンカン照りです。「次の100年を見据える」のなら、いっそのこと、公園と川を一体化して、大きな自然公園という構想にしたらどうでしょうか?管轄の違いなどの障害は粘り強ければ乗りこえていけることです。子どもたちが土手で虫を追っかけたり、魚つりをしたり、水あそびをしたり、考えただけでも心ゆたかになりませんか。
市民説明会では、市と市民との話し合いは平行線のまま終わったように思います。「はじめに計画・結論ありき」の意図がみえみえでした。河川空間検討懇談会には市民の代表を是非加えて下さい。そして、もっともっと議論を重ねていただき、他県他国の公園も参考に「旭川市民の常磐公園」の理想の姿を追求していただきますよう、切に希望します。
公園の樹木はそこに集う多くの動物たちの住空間としても機能しています。堤防沿いの樹木群が公園利用者だけではなく、動植物にとっても貴重な環境であることは十分認識しているところであり、「常磐公園の緑の計画」の中では安全性・快適性・景観と同様に生態系についても常磐公園の緑に求められる重要な4つの観点として定めております。
しかし一方で、堤防周辺の樹木は良好な状況にはなく、整備を行わない場合でも、将来的には失われていくことが想定されており、こうした現状を受け止めながら、良好な状態で次の世代に引き継ぐための対策も必要と考えています。緩傾斜化整備に際しては、可能な限り既存樹木の保全に努めますが、一時的に緑が失われてしまうことから、1年間に渡って生態系調査を行い、現況の公園全体の生態系について把握した上で、調査データに基に、市民の皆様の意見を取り入れなながら、緑の復元に努め、計画的かつ適切な樹木更新を行って参りたいと考えております。
また、本計画は文化芸術ゾーンの賑わい創出だけでなく、バリアフリー化などにより日常的にも公園を訪れる方の安全性や利便性の向上を図ることも目的としており、イベント広場の造成を目的としたものではありません。緩傾斜化整備後においても緑の復元により木陰を創出するなど、生物にもやさしい環境づくりを進めて参りたいと考えております。
258 パターン(1)を支持します。木は長い年月をかけて大きくなります。常磐公園の木は大きく太い木が多いです。長い長い年月をあの場所に立って育ってきたのだろうと思います。今まで数多くの人たちが、木を見て色々な事を思ったり、木陰で涼んだり、本を読んだり、木の写真を撮ったり絵を描いたり、虫を探したり、鳥をみたり、落ち葉を拾ったり、散歩したりしてきたと思います。そして木々を大切にしてきたと思います。北海道は本州と違って木が太く大きく育つのにとても年月がかかると聞きました。太く育ちにくいとも聞きました。常磐公園の木はそのへんで見る木より桁違いに太いと思います。それだけ長い長い時間大切にされてきたのだと思います。切ってしまえば、とりもどす事はできません。私達の代で終わりにするのは嫌です。
イベント広場にすると、そのイベント中は確かに楽しいかもしれませんが、木々のある時の様に色々な人がそれぞれの楽しみ方をできなくなります。そしてイベント広場は“誰かが何かしなければ、ただの広い場所です。木陰もない、池もない、売店もない広場で出来る事は限られていると思います。イベント広場があれは市の活性化になるというのは、あまり納得できませんし、今の常磐公園の素晴らしさを超えるとは思えません。パターン(1)を支持します。
259 私は堤防の緩傾斜案((4)-(2)最終案)に強く反対し、白紙に戻すことを要求します。公園の景観は市民はじめ近隣の人々、観光客など公園を愛してきたみんなのものです。この間多くの人たちと話しあってきましたが、市の案に賛成する声はまったく聞きませんでした。市民の理解が得られない中で、何故緩傾斜化を行おうとするのでしょうか。市が緩傾斜化の理由としてあげたものは、すべて道理に悖ります。イベント用に便利な空間にしても、公園を損なってしまうと日常の公園に来る人は減り、中心市街地の活性化を阻害します。むしろ、公園・堤防・河川敷・石狩川を一体とした豊かな生物相を育てていく方が、市中心部の公園として大きな発展ができます。
「破堤の危険性」については、徒に市民を脅かすだけの、市民を愚弄する理由づけでした。「樹木の老朽化」についても、市の取引業者を検討委員にするなど、ほんとうにひどいやり方で、これまた市民を愚弄したものでした。今後多くの木が老いていくから、すべて健康な木も切ってしまえ、というのは、あまりに乱暴です。常磐公園は文化的にも、自然という点でも全道一、二を誇る都市公園であり、大きな可能性があります。この貴重な宝をこわさないで下さい。
堤防の緩傾斜化整備は文化芸術ゾーンの賑わい創出や公園を訪れる方の利便性の向上を目的としたものですが、樹木調査なども行いながら検討を進めていく中で、衰退していく樹木や危険樹木の課題、さらには堤防の脆弱性に関する課題などが浮き彫りになっています。
破堤の危険性につきましては、常磐築堤は旭川開発建設部の重要水防箇所判定でBランクに位置付けられており、完成堤防に対して洪水時の堤防内の水位上昇に伴う法面崩壊の安全性が満たされていないため対策が必要とされています。また、樹木の老朽化につきましても、特に堤防上の樹木は、良好な状況にはなく、整備を行わない場合でも、将来的に衰退し、失われていくことが想定されており、こうした様々な課題を受け止めながら、限られた機会を通じて可能な限り速やかに解消していく必要があると考えています。
260 旭川の総人口、その動体を考えたとき、旭橋河畔での冬祭り、花火大会、その他諸々のイベントを考えてみても堤防の改修、バス等自動車道路等の公共事業は必要ないと思います。パターン(4)の緩傾斜化することには、反対です。大切な税金を河川敷の自然保護に使い、未来の財産とすべきです。失われていく自然をありのままの姿で残すことの大切さを地球の温暖化が進行するなかでいかに大切な事でありましょうか。対岸に植える樹木、花畑け、市立病院よりの小橋付近の小公園造り等、石狩川、旭橋、常磐公園、と市民とっても観光に訪ねた人々にすばらしい感動となる都市遺産がかくれています。今度の事業は白紙にもどし、4~5年の月日かけ、市民、行政が手をたずさえ考えてみる必要があります。また全国都市公園サミットを働きかけ、金沢、岡山等の公園と人々の暮らしと歴史の歩みを学びとることが旭川の未来への財産づくりとなります。 堤防の緩傾斜化整備は文化芸術ゾーンの賑わい創出や公園を訪れる方の利便性の向上を目的としたものですが、樹木調査なども行いながら検討を進めていく中で、特に堤防周辺の樹木は良好とは言えない状況にあり、改修を行わない場合でも、今ある樹木を現状のまま守り育ててていくことは難しく、将来的に堤防から樹木が失われていくことが確認されています。こうした現況を踏まえ、次の世代に樹木を残していくためには、生育環境の改善も含めた抜本的な対策が必要と考えています。緩傾斜化整備に際しては、可能な限り樹木の保全に努めると共に、整備後においては、生態系にも配慮した緑の復元に努め、計画的な樹木の更新や維持管理を目指して参ります。
261 大量伐採には大反対です。旭川市は盆地の為、空気がきれいではありません。2013、2月5日の空気汚染は全国的にも大問題となっております。今現在、中国のP・M2.5の汚染話題となっておりますが、常磐公園の大きな樹林に上る空気清浄がとても大切な事だと思います。喘息患者がたいへん多くなっております。目にも肺にもやさしい樹林を増やすべきであって、伐採は論外だと思います。
堤防沿いの桜並木はとてもきれいで、古いながらも美しい花を沢山咲かせています。公園の緑(樹木)は、心の癒しもあります。樹木には人間だけではなく多くの生き物には生きていく為に大切に育てるべきだと思います。駐車場についてもシャトルバス(まちゆくバス)、公園近辺の空地、堤防沿いを利用することをもっと考えて下さい。樹はすぐには大きく育ちません。空気は日々、汚れています。再考築をお願いします。(再構築)
堤防沿いの樹木群が公園利用者の心を癒すだけでなく、そこに集う動物にとっても貴重な環境であり、生態系の一部を担っていることは十分認識しているところでありますが、樹木調査の結果から、様々な課題を抱えていることも確認されており、抜本的な対策も必要と考えています。緩傾斜整備により一時的に緑は失われますが、生態系調査を行いながら、周辺の生態系に配慮した緑の復元に努めて参ります。
262 常磐公園内の樹木については、倒木の恐れがあるなど残念に思っておりましたが、それは今まで手入れをしてこなかった表れではないでしょうか。子供の頃も公園で遊び、子育ての時期もよく行ったものです。木々の多いこの公園がとても好きです。30年もすれば「森」は、できるということですが 2011年3月わかったように絶対はないのです。「森」はできないかもしれないのです。だから今ある物を大切に守っていかなければ、無くなった物はもう二度と戻らないのです。50年前も今も樹木がそれほど大きくなったとは思われないのは、森が育つにはそれほどの時間がかかるということです。
駐車場ですが、常設のものが必要でしょうか。景観が損なわれます。絶対にやめていただきたく思います。公共の交通機関を利用することが路線を確保するためにも必要ではないでしょうか。中心街商業施設までには、この駐車場は遠すぎます。駅周辺に確保すべきと思います。洪水時の安全ですが、もっと他の場所で優先すべきところがあると思います。
堤防の緩傾斜化整備に際しては、移植可能な健全な樹木は移植し、保全できる既存樹木は可能な限り保全いたします。また、整備前には1年間に渡って生態系調査を行い、現況の公園全体の生態系について把握した上で、調査データを本に市民の皆様の意見を取り入れながら、生態系に配慮した緑の復元に努めて参りたいと考えております。
また、河川敷への駐車場整備につきましては従前から常磐公園周辺の駐車場不足に対し、周辺施設利用者から常設駐車場の新設を求める声があり、利用者の利便性向上を図るために整備を行うものです、自然に近い舗装材を使用するほか、周辺に芝生を主体としたスペースも設けるなど周辺の自然環境に配慮した計画となっています。
263 樹齢が古いからといって、安易に伐採せず倒木などの危険な箇所については最小限の手入れにとどめ、かつての面影を残す貴重な景観を守っていただきたいと思います。
堤防の改修については、現状でも大きな問題はないといいます。あえて改修する必要はないのではいか。
駐車場不足云々については別の方法で解決してほしいし、車中心の考え方を見直してみてはどうか。旭川中心部に出掛けるにも、自動車だと駐車料金のことや、駐車場を探すことなど煩わしさがつきまとい、出掛けるのを躊躇してしまいます。中心部に向かうバスの料金を格安にするとか、もっと気軽に出掛けられるしくみを考えてはどうでしょうか。この案では、公園の新たな魅力を創り出すことはできず、逆に人工的なつまらない空間が広がるだけだと思います。
264 旭川の緑の空間が少なくなっています。多年に渡って愛されてきた旭川の少ない自然をなくす事は、生態系や市民自身の環境の保持についても、残すことは非常に大切であると思う。切られた木は二度と戻らない、なくなった自然は戻らない。最近経済重視で命の問題がなおざりにされる傾向がふえている。残念なことだ。もう一度、生命の原点に返り、考えるべきである。
要望事項は次の通りです。
(1)堤防の緩面化を決して行わないこと。
(2)堤防の斜面にある樹木は自然更新のできる環境の中に残すこと。
(3)樹木を大量伐採し、大型バス入路でつくる計画をやめること。
(4)カワセミ、アカゲラ等の生態系の調査などをしっかりやってからとりくむ。
以上の観点から、パターン(1)の改修を行わない。よろしくお願いします。
常磐公園の堤防沿いには多くの樹木が存在し公園の趣ある景観の一部を担っています。その一方で堤防上の樹木は生育状況が良好でなく、利用者に危険を及ぼす可能性のあるものが多数存在しています。堤防の緩傾斜化整備にあわせ、これらの樹木を整理し、整備を行っても保全できる既存樹木との配置バランスを考慮しながら新たに植樹を行い、数十年後には現況の樹木の繁茂状況に近い景観を復元できるように整備を進めて参ります。
河川敷に整備する常設駐車場は大型バスの乗り入れに対応できるように整備するのと同時に、常磐公園と周辺施設利用者の駐車場不足に対応するための機能も兼ね備えたのものとして整備を行います。取付道路の整備に際しましては極力樹木を保全できるように道路線形を考慮する等の検討を進めてまいりました。
「常磐公園の緑の計画」でも示しておりますとおり、生態系については常磐公園の緑に求められる4つの重要な観点の内の一つとして捉えております。環境に適した良好な生態系を保持するために、計画策定後常磐公園全体において1年間に渡り生態系調査を行い、公園内の植生や生物の現況を把握した上で、生態系に配慮しながら、より良い緑の復元に努めて参ります。
売店につきましては緩傾斜化整備予定区域内に立地していることから、そのままの形での存続は困難でありますが、公園内に代替施設は必要であると考えており、新たな売店の設置について今後検討して参ります。
265 「パターン(1)改修を行わない。」に賛成します。旭川市の常磐公園は100年の歴史を数え、日本都市公園100選、旭川八景にふさわしい景観を守り、環境を守っています。公園と河川の一体化は大切です。木々の下草、昆虫、土壌生物、微生物などのつながり、また、石狩川や大雪山系の生きものたちと深くつながっています。ポプラ等を切ってアスファルトや芝生にしたら、沢山の生きものが死んでしまいます。できるだけ樹を切らずに自然の豊かさを生かして下さい。
要望事項
(1)堤防の緩面化を決して行わないこと。
(2)堤防の幅を広げずに、斜面にある樹木を自然更新のできる環境の中に残すこと。
(3)樹木を大量伐採し、大型バス入路をつくる計画をやめること。
(4)カワセミ、アカゲラ等の生態系の調査などをしっかりやってからとりくむ。
(5)2軒の売店を残すこと。
以上5つにわたって今後の計画に入れて下さい。常磐公園が今のままで残っていくことを、期待しております。
266 旭川は、まだまだ、自然が残っているので、日本都市公園百選や旭川八景に選ばれているのです。沢山の元気な木を切る事によって、自然の生態系も変わってしまいます。この樹齢まで、風雪に耐えてきた木々を切る事は、後に、取り返しのつかないものとなります。一度、自然をこわしてしまうと元の状態にもどすのに、また、長い年月がかかります。今までも、この様な事が他の地域にもあった様に思います。人間は、目先の事ではなく、何十年も、もっと先を見て物事を考えるべきと思います。大木には大木の良さがあります。市の中心部に、この様な自然がだんだん無くなっている事に、とても心が痛みます。大木は、夏の暑い時には、本当に涼しく、ほっとして、子供も大人も心がいやされます。人間にとって、この様な場所が大事と思います。なぜ、元気な木を切ってしまわなければ、ならないのでしょうか。もっと大切に残していく事を考えていくべきでは、ないでしょうか。 常磐公園は歴史ある緑豊かな公園ですが、その長い歴史の中で、衰退していく樹木も多く、特に、堤防付近の樹木については、これまでの管理体制の問題もあり、良好とは言えない状況にあり、堤防には新たな植樹が行えないことから、改修を行わない場合においても、いずれ樹木が失われていくことになります。
堤防の緩傾斜化は、堤防本体に盛土することで新たな植樹が可能となり、将来にわたって樹木の計画的な更新や維持管理が可能となります。整備に際し、一時的に樹木は失われますが、健全な樹木は移植し、可能な限り既存樹木の保全に努めながら、生態系や景観に配慮した緑の復元を進めて参りたいと考えております。
267 旭川の街中で、こんなにたくさんの木があって、鳥や魚がいて自然の残っているところは常磐公園より他にはないと思います。木々の中を散歩していると心が落ちつき、リフレッシュできたり、小さい頃にはよくお店のところで、わたあめを作ったり、ソフトクリームを食べてくつろぎ楽しい思い出がいっぱいあります。遠足に行って色々な形や大きさ、色の葉っぱや実を探したり、拾い、自然に触れ合える場所です。また、あかげらが木をつついて巣を作ったりする姿もみることができます。こんなに素晴らしい公園の木がたくさん切られなくなってしまうなんて、とても悲しいです。木を切ることはすぐ出来ても、元に戻るには何十年もそれ以上時間がかかることですし、虫や鳥たち、生物や自然環境においても、木をきること1つとっても、全体に影響があるのだと思います。だからこそ、自然体系の中で大事な役割を果たしている大木や木々をたくさん切ってしまうことには反対です。自然を残していく、自然とともに生きていける人間社会でありたいと思います。どうかもう一度、将来、自然の豊かさがあふれた旭川であるように、この常磐公園の自然について考えてほしいと思います。 常磐公園は、たいへん多くの樹木や、そこに集う鳥や小動物がいる、市民が身近に自然を触れ合える公園ですが、衰退する樹木や堤防の脆弱性など、様々な課題を抱えております。公園は市民の利用を前提とした空間であるため、そこにある自然環境を将来にわたって保全していくためには、一定程度、人が手を加えていく必要があり、状況によっては抜本的な対策も必要と考えています。
確かに、緩傾斜化により、堤防付近の樹木は、一時的に失われますが、移植可能なものは移植し、盛土工法の工夫により可能な限り既存樹木を保全すると共に、新たな植樹も行いながら、生態系や景観に配慮した緑の復元に努め、常磐公園の貴重な緑や自然環境を保全して参りたいと考えております。
268 堤防の緩斜面化に反対なのでパターン(1)で良いと思っています。芸術・文化ゾーンの一環として考えるというならば、公園の木を簡単に切ったり、生態系を無視したりと言うことにはならないと考えます。樹木医の判断だけで木を切るということにはならないと思います。市民にとって憩える公園、子どもたちが遊べる(安全)公園を望みます。安全と言えば木を伐採することだけでなく、いろいろな管理方法があるのではないでしょうか。真の文化とは川を荒らさず、林を荒さず、公園を壊さずだと考えます。私たち市民の願いを受け止めていただきたいと思います。 堤防沿いの樹木群が公園利用者だけではなく、動植物にとっても貴重な環境であることは十分認識しているところでありますが、樹木の生育状況や堤防の脆弱性など様々な課題を抱えた箇所でもあり、改修を行わない場合においても、今の緑を守り育てていくことは困難であり、将来的に堤防から緑が失われていくことが想定されております。そのため、将来にわたって「堤防上に計画的な樹木の更新が可能」となる緩傾斜化案が望ましいものと考えております。緩傾斜化整備により失われた緑が復元するには時間がかかりますが、生態系調査を行いながら、将来を見据えた緑の復元に努めて参りたいと考えております。
269 常磐公園の改修計画がいくつか上がっておりますが、私は、常磐公園の改修を行わないことをお願いしたいと思います。「活性化」に繋げていくということが目的となっておりますが、木を切ることが、風景を変えることが、「活性化」に繋がるとはどうしても思えないのです。常磐公園は、今でもたくさんの人々で賑わっています。たくさんの人々が常磐公園の桜を観に行きます。芝生に寝そべります。ラムネを飲んで綿あめを食べます。青空ヨガをしています。デイジーを楽しみにしています。ハルニレの木に希望をもらいます。たくさんの人々が、歩いています。これ以上、何がほしいのでしょうか?私たちは、今とても速い時間の流れの中にいます。それは、とても速すぎてしまうこともあるので、当たり前のようにあるものに気づかずに通り過ぎてしまいがちです。木や花や緑はいつもそこに存在しているそれでいい。。と、そういうことも わすれられてしまいます。私たち人間は、宇宙の中に存在する数多くの生物の中の一つです。木や鳥たちは自分たちの欲や計画のために私たちの住処を壊したことがあったでしょうか?「活性化」は緑を守ることから始まると信じています。旭川遺産である常磐公園をどうかそのままの形で残して下さい。お願いします。 本計画は、文化芸術ゾーンの賑わい創出や公園を訪れる方の利便性や安全性の向上を目的とし整備を行い、7条緑道から常磐公園をぬけて堤防から旭橋・新橋までの周辺区域の連続性を高めることで新たな人の流れを生み出し、中心市街地の活性化に繋げようとするものです。
堤防を緩傾斜化することで、一時的に緑が失われますことから、生態系にも配慮しながら、その復元に努めて参りたいと考えておりますが、その一方で、公園と河川空間が一体化され、勾配が緩やかになることでどこからでも公園と河川敷の行き来がしやすくなり、利活用の可能性が広がるものと考えております。
270 4つのシュミレーションを読みましたが、「パターン(1)改修を行わない」が良いと思います。常磐公園は、何と言っても大正5年に開設された歴史有る公園であり市民の憩いの場です。「文化芸術ゾーン」の中心的な存在として現況のまま改修せず、管理を充分に行い、必要に応じ伐採・更新木を植え維持することがよいのではないでしょうか。他市町村から来られた方を公園に案内しますと、樹木の種類の多さ、公園全体の佇まいに感嘆し、圧倒されたとも言います。中には「旭山動物園の展示の仕方はありのままという点でこの公園と通ずるものがある」とほめてくださいます。公園は日常の中にあるもの・・・イベント(年に数回)も行うのは悪くはありませんが、そちらが主にならぬようにと危惧しています。英知を集めて危険樹以外はできるだけ長く保全し、現況の景観を維持してください。 樹木調査の結果から、特に堤防部分の樹木については良好ではない状況にあります。堤防上に樹木があると堤防本体に影響を与えるため、新たにな植栽が行えず、既存樹木を積極的に保全していくことも困難な状況から、改修を行わない場合でも、いずれ樹木が失われていきます。そのため、堤防を緩傾斜化し、生態系に配慮した緑を復元し、将来にわたって計画的な樹木の更新や維持管理を行って参りたいと考えております。
271 はじめに;パブリックコメントが活かされることを希望します。前回のような「ご理解下さい」では理解し、納得することはできませんでした。パブリックコメントが「市民の声を聞いた」という「ありばい作り」でないことを願っています。案につきましてはパターン(1)を望みます。
理由
  • 今の斜面でも階段は広くできるし、現在ある斜め道路を整備すれば十分。
  • 水害については、それ以外に(この場所が決壊する前に)他の場所が決壊してしまうヶ所がある。
  • 店が無くなることに反対します。やすらぎの場所である。夏はいつも人々がくつろいでいる。店が無くなると殺伐とした公園になる。
  • 木の管理は当然で枝払いもすることは必要不可欠。計画案とは関係なく当然の理である。
  • 斜面の木を切り公園と河川の一体化とあるが、一体化する必要はない。樹々で区切られているからこそ、公園は冬でも守られている。現に冬まつりが河川で行われるようになってから冬まつりをゆっくり楽しめなくなった。みんな「寒い」と早々に帰る。
希望する公園は、市民も保育所の子どもたちから高齢者まで、また観光客の呼べる公園にするには;絶滅危惧種が棲む公園である。トンボやホタル、ゲンゴロウ、アメンボ、ミズスマシ、めだか等またフクロウ、オオジロワシ。「ここに来れば見られるよ。」等は魅力ある公園で観光スポットになる。最後に;レイチェル・カーソンは「人間の都合だけでつくっていいのか」と作品の中で問うている。
常磐築堤については、樹木の生育状況や堤防の脆弱性など様々な課題を抱えた箇所であり、改修を行わない場合においても、今の緑を守り育てていくことは困難なことから、将来的に堤防から緑が失われていくことが想定されております。
また、堤防断面が不足しており、重要水防箇所判定ではBランクに位置づけられておりますが、中心市街地に接する区間でもあり、治水・防災の観点からは限られた機会を通じて、着手できる箇所から順次整備を行っていくことが望ましいと考えております。
堤防の緩傾斜化につきましては、バリアフリー化と合わせ、そうした課題を解消するものであり、将来にわたって樹木の計画的な更新や維持管理も可能となります。確かに一時的に緑が失われますが、生態系にも配慮しながら、緑や景観の復元に努めて参りたいと考えております。
また、売店につきましては緩傾斜化整備予定区域内に立地していることから、そのままの形での存続は困難でありますが、公園内に代替施設は必要であると考えており、新たな売店の設置などについて今後、検討して参ります。
272 常磐公園の堤防ぞいには多くの巨木があり、風雪や猛暑に耐え見事に枝を張っています。それを今、市は切って大斜面にするのですか。常磐公園のすばらしさは市民のもの、私たちの大事な宝です。大量の樹木を伐採する堤防の緩斜面化で公園のすばらしい景観をこわさないで下さい。イベント会場にして市街地を活性化、緊急を要しない堤防の改修、木々老朽化して危険、こんな理由で大雪山系の生態系を壊さないで下さい。1989年日本の都市公園百選に、1997年は旭川八景に選ばれたこのすばらしい公園の姿を私たちは子供達に伝えなければなりません。旭川市遺産、常磐公園をそのまま、ありのままの姿で残すことが今、私たち市民にかせられた使命だと思います。 本計画は、文化芸術ゾーンの賑わい創出や公園を訪れる方の利便性や安全性の向上を目的とし整備を行い、7条緑道から常磐公園をぬけて堤防から旭橋・新橋までの周辺区域の連続性を高めることで新たな人の流れを生み出し、中心市街地の活性化に繋げようとするものです。
常磐公園は緑豊かな公園であり、そうした緑を次の世代に繋げていくことは非常に重要なことと認識しております。そのためには、樹木の計画的な更新と維持管理が重要となりますが、現況の堤防樹木につきましては、堤防本体に影響を与えるため、十分な維持管理や更新を行うことができず、将来的には緑が失われていきます。
堤防の緩傾斜化は、堤防上に盛土することで、樹木の植栽を可能とするもので、将来にわたって、樹木の計画的な更新と維持管理を可能とするものであり、緑の復元に際しては生態系にも配慮して参りたいと考えております。
また、売店につきましては緩傾斜化整備予定区域内に立地していることから、そのままの形での存続は困難でありますが、公園内に代替施設は必要であると考えており、新たな売店の設置などについて今後、検討して参ります。
273 私は毎日、常磐公園を通って出勤しています。春夏秋冬季節の移り変わりを公園の樹々から感じています。冬、雪が降った樹の枝の美しさ、秋の紅葉の移ろい、短いながらもホッとする時間を毎日、公園からもらっています。樹々は何も言わず何十年もそこに立っているだけだけど、私たちはそのことに安心感や畏敬の念を持ちます。多くの人々が日々、公園の樹木から、はげましや、いやし、生活へのエネルギーをもらっていると思います。そのような空間を街の中にもち、楽しむことができる。そのことが重要です。重要なのは一過性のイベント集客のための便利さではありません。それは中心市街地の活性化に本当の意味で結びつかないと思います。古くさい商店も残して欲しい。買物公園で5条以北、ソフトクリームを買えるのはあそこだけなんです。夏、池のそばで食べるソフトは格別です。老朽化した階段は直した方がいいと思うけど、樹々を切るのは乱暴だと思います。最低限の改修にしていただきたいです。旭川が文化都市を目標としているなら、安易な利便性に走るのではなく、長期的な視野で暮らしやエネルギーのことを考えるべきです。人も鳥も虫もさまざまな動物が生きられる環境を残すことが未来の子どもたちにとって大切なことだと思います。
274 よほどのことがない限り、基本的に木は切らないでいただきたい。もし人に害を与えることが予測されるなら、それは絶対に避けねばなりませんが、その対策として「切る」前に何ができるかを徹底的に探ってもらいたい。そこにこそ人間の知恵を発揮して欲しい。また、どうしても「切る」という結論になった場合も、地上のすぐ上を「切る」のではなく、たとえば地上から2~3m、あるいはもっと高い部分を残して「切る」ことはできないでしょうか?私の家の前の空地の木が、高さ3mくらいで切られたけど、なんと高さ2mほどのところにあった穴にアカゲラが巣を作り、近所の人に見守られながら、立派に無事、子育てをしたことがあります。
また、堤防が狭いといいますが、私の郷里の福井市の足羽川堤防はもっと狭いけれど、見事な桜並木があり、毎年多くの人を楽しませています。
また、売店は公園の潤い、憩い、ゆとりとなって懐かしい香りを醸し出しており、ぜひ存続して下さい。重ねて再考と熟考をお願いいたします。
堤防内に樹木の根や異物があると、水が浸透しやすくなるため、再整備に際しては、健全で移植可能なものは移植しますが、それ以外の樹木については、基本的には根本から撤去することとなります。また、堤防の影響範囲外の既存樹木については、埋め戻し方法を工夫し保全して参ります。 なお、今後、樹木を維持管理していく上で、危険樹木などを伐採する場合は、ご提案も踏まえ伐採方法について工夫するなどの検討をして参ります。
また、売店につきましては緩傾斜化整備予定区域内に立地していることから、そのままの形での存続は困難でありますが、公園内に代替施設は必要であると考えており、新たな売店の設置などについて今後、検討して参ります。
275 〈今年は公園着工100周年なのに〉堤防沿いの大樹はほとんど伐採されたり、昔から親しまれている売店もなくしてしまう堤防の緩斜面化には反対です。老朽化した木ですぐに危険が有るという木は仕方がないかとも思います。でも「年をとったから」「美形でないから」という理由で樹を切らないで下さい。公園の木の中には1本の木に種類の違った木が共生していて面白い木もあり、樹齢を重ねた木には味わいもあり、自然体系の中で大切な働きもしていると思います。木を切ってアスファルトや芝生にしたら、沢山の生き物も住めなくなります。私は常磐公園と地続きといってもいいくらいの所に住んでいました。公園の中には友と過ごした、自分の子供を育てた、たくさんの思い出があります。できるだけ樹を切らず、後継木も育て、自然の豊かな常磐公園を残して下さい。改修計画が将来に禍根を残すことのないようにと切に願っています。 公園の樹木はそこに集う多くの動物たちの住空間としても機能しています。堤防沿いの樹木群が公園利用者だけではなく、動植物にとっても貴重な環境であることは十分認識しているところですが、堤防部分につきましては、樹木の生育状況や堤防の脆弱性など様々な課題を抱えた箇所であり、改修を行わない場合においても、今の緑を守り育てていくことは困難なことから、将来的に堤防から緑が失われていくことが想定されております。
堤防を緩斜面化することで、一時的に緑は失われますが、盛土することで、計画的な樹木更新や維持管理が可能となり、生態系に配慮した緑や景観を復元し、次の世代に引き継いで参りたいと考えております。
276 常磐公園の木を伐ると聞いたとき、とても驚きました。常磐公園はいわば旭川の心であり、外から訪れる人や大学一年生には、古くて大きくて美しい木がありますよと、いつも薦めています。現在、地球温暖化や動植物の環境破壊が心配されています。温室効果ガスを防げることや、小さな動物の生存を保つには、大きな森林だけでなく街の公園や住宅の庭、ただの空き地なども大切な役割を果たしていいることが科学的にも判明されています。私の住む高砂台では、何の建設の予定もないのに、空き地を「きれいに」してしまうということをよく見かけます。地域の人たちは蛙や蝶が庭にいない、昔よくいた鳥もめったに来ないなどと時々言います。二年前、私は大学の駐車場の隅にある木の下で鳥の巣を見つけました。授業に持っていき生徒に見せたのですが、あとわずか数年で教員になるという多くの一年生は本物の鳥の巣を見たことがないと気がつきました。もし、古くて立派な木の大切さや、それが環境に果たす役割を市役所の方たちが理解できないのであれば、それは市民の代表としていけないことだと思います。
277

公園の樹木大量伐採や堤防の緩斜面化には反対です。(1)すぐに倒れる危険のある樹木以外は残して下さい。(2)都会の中心部にある常磐の森は旭川市民のオアシス、癒しの空間です。芸術・文化のエリアでもあり市民の誇りの場所だと思っております。ときわの森で遊びまわった子ども達はきっと将来旭川の美しい空間を誇りに故郷を思いだしてくれる事でしょう。”覆水盆に返らず”にならぬ様に私の経験から(1)本州の山村で生まれ育った私は70代を目前に故郷の美しい山や清らかな川の想い出がすべてです。(2)40数年前に札幌で暮らしましたが、円山公園を電車に乗るため毎日歩いておりました。四季の美しさをみながら、こんな所に住みたい、と思ったものでした。(20才代)(3)10代後半~20代前半は東京で暮らしましたが、上野の森のあの巨木は忘れられません。歴史と共に生きてきた。あの樹木は昨年も元気でした。

278 パターン(1)でお願いします。断固反対します!堤防が危険とか樹木の形が悪い、病気などとして大幅な改修。。。本当にそうなの?と疑問です。昔ながらの自然豊かな温かい常磐公園をこわさないで下さい。人工的に作られた公園には全く魅力を感じません。危険な木だけを切り、不具合な所は補修すればいい。自然はありのままがいいんです。旭川は水がおいしく、自然豊かな街です。人間側の都合で、それをこわしてしまっていいのですか?3.11からたくさんの事に気づきました。便利さや豊かさだけに向かうのではなく、ありのままの自然と共存できる生き方をしていきたい。旭川の街ではそれができると信じています。 常磐公園は歴史ある緑豊かな公園であり、堤防沿いの樹木群が公園利用者だけではなく、動植物にとっても貴重な環境であることは十分認識しているところでありますが、樹木の生育状況や堤防の脆弱性など様々な課題を抱えた箇所でもあり、改修を行わない場合においても、今の緑を守り育てていくことは困難であり、将来的に堤防から緑が失われていくことが想定されております。
そのため、将来にわたって堤防上の盛土した部分に計画的な樹木の更新が可能となる緩傾斜化案が望ましいものと考えております。緩傾斜化整備により失われた緑が復元するには時間がかかりますが、生態系調査を行いながら、将来を見据えた緑の復元に努めて参りたいと考えております。
279 私は昔の人間なので今の何もかも整備された、幾何された公園を何処に行って見た時も、美しいとは思いますが、今の常磐公園の池があり樹木の繁って居るところに行くと静かな、やすらいだ気持になってゆったりとながめて居ります。今の堤防道はたしかにせまいのですが、人口も少なかった時代ゆったり、のんびり散歩するのにつくられたものだと思います。今の様に何か催しものがあるたびに沢山の屋台店が出る事もありませんでした。散歩し公園を通った後、街に出て店で買物をしたり、食事をしたりした頃とは随分違うと思います。時代によって少しずつ変って行くのはしかたのない事でしょうが、そのために街の商店街がだんだん、さびれて行く事もあると思います。木を切りすぎると木からの栄養分が川にながれ魚たちに行きわたります。川からの栄養分を樹木が受けつぐのではないかと思います。あまり樹木を伐採する事は感心いたしません。倒木のおそれのあるものを切っても、何割から新しく植樹するする事にしてはと思います。あまり人の心を殺風景なうるおいのない人間だけを作る様な作業にはしていただきたくないと考えて居ります。
280 常磐公園は都市公園100選にも入った名園です。その公園の景観を一辺に大きく変えてしまう計画には反対です。樹木の植え替え(寿命が来たり、危険になった木)は必要ですが、きちんと視察してできるだけ生かす工夫をして少しずつめだたぬようにし工夫していくのが樹木医や公園みどり課の本来の姿だと思います。予算がつくから、いっきにやってしまえというやり方には賛成できません。そこで暮らす生き物、野鳥昆虫も困ってしまうでしょう。旭川で雇用している樹木医?は、樹木の延命については一切考えず危険だから切ってしまえと、まるで造園業者のたいこもちのような感じがします。市民に愛され続けて100年近く保たれてきた公園とそこに憩いを私たちにあたえてくれる樹木をもっと大切にして下さい。パターン(1)または(2)を基本とし、もっと工夫してほしいと思います。
281 パターン(4)(堤防の緩斜面化)に反対します。
理由は次の通りです。
  1. 生態系(生物の種類や数)について調査を行っていない。
    今回伐採しようとしている樹木が生えている空間及び常磐公園全体の生態系(生物の種類や数)について調査を行わないまま、公園内外の生態系を破壊するような工事は行うべきではありません。樹木の伐採により、それを営巣木又は採餌木として利用していた鳥類をはじめとする様々な生物がそれを利用できなくなることで、公園のみならず石狩川の周辺の生態系を破壊する可能性があります。樹木の伐採だけでなく土壌の入れ替えによって、そこに棲んでいた動植物は壊滅的な打撃をうけることになると思われます。
    まず、どのような動植物がいるのか、それが工事よりどのような影響を受けるのか、専門家(市が選任した者だけでなく、市民からも選ぶ)による調査を行い、広く公表した上で、市民の判断を仰ぐべきです。
  2. 改修工事の理由が不適当
    (1)現状の樹木に関する課題として「堤防断面に将来樹木が無くなる」とありますが、自然更新もあり、「無くなる」ことはありえません。更新木の植栽が認められていないのであれば、認めるように法令等を改正し、植樹すればよいだけです。
    (2)堤防に関する課題として「堤防断面の樹木による堤防の空洞化や水の浸透」とありますが、空洞化や水の浸透を防ぐ措置を講ずればよいのであって、樹木を伐採する理由にはなりません。しかも、旭川開発建設部による「重要水防区域調査」によればBランクであり、改修は緊急ではありません。
    洪水の危険を理由としながら、堤防の内側に駐車場を整備する計画は矛盾しています。
    (3)利用上の課題として、階段の後輩が急であることが挙げられていますが、そうであるならば、階段だけを改修するパターン(2)で充分です。
※また、平成25年の予算(元気交付金)で常磐公園改修に7200万円が計上されており、そのうちの200万円が、緩斜面化を前提とした「あずまや」等の設計委託費とのことですが、パブリックコメントも終了しておらず、当該改修工事が決定していない段階から、当該改修工事を行うことを前提とする予算は許されるものではありません。
先ほどの理由1で述べたような、生態系調査をまず予算に組み込むべきです。
「常磐公園の緑の計画」でも示しておりますとおり、生態系については常磐公園の緑に求められる4つの重要な観点の内の一つとして捉えております。環境に適した良好な生態系を保持するために、計画策定後常磐公園全体において1年間に渡り生態系調査を行い、公園内の植生や生物の現況を把握した上で、生態系に配慮しながら、より良い緑の復元に努めて参ります。
洪水時の樹木倒伏や堤防崩壊等の災害を防止するために、現行法上では堤防断面への樹木の植栽は原則として禁止されています。そのため堤防断面にさらに盛土を行い治水上影響の無い部分において樹木植樹が行われています。また、法令等の改正につきましては国土交通省の取扱いとなりますことを御理解下さい。
堤防の空洞化や水の浸透を防止し堤防の強化を行うために、堤防上の状態の良くない樹木を整理し現況堤防の公園側に盛土を行い堤防の幅を厚くすることで対策を行うものです。
河川敷駐車場の運営につきましては、大雨等による河川増水の予兆がある際には事前に駐車場を閉鎖するなどの対策を取り、利用者が安全に駐車場を利用できる措置を講じて参ります。
282 一時期的、一過性の大規模イベントで中心市街地活性化が出来ると市当局の人達は考えているのでしょうか?そのため公園改修計画をされているようですが、公園はイベント集客のために存在しているのではないですよね。駅前にスーパーイオンが進出したら現在以上に、中心市街地は集客し、活性化しますよ。北彩都もより充実する事でしょうし。4パターン案ではパターン(2)を支持します。イベントを・・との前提になって4パターンの内容、問題点を説明していて、パターン(4)が最も有効であると印象づけていますが、果たしてそうでしょうか?初めから結論ありきとの一方的な説明では?と思ってしまいます。
専門家(?)が予想しなかった樹が倒伏したと2月に春光園の樹木が大量にバッサリと切られてしまいました。生命を絶たないで延命させる方法もあるでしょうに、人間の専門家が樹木の事をどこまで理解出来るのか?業者の仕事を増やしただけ?様相一変した春の春光園がわびしくなります。公園もおそらく同じようにあるでしょうね。階段は、石狩川流域にある階段全て改修して下さい。危険な所、多々あります。前回のパブコメ、批判的な意見、質問にはまともに答えていなかったので、今回のパブコメも”市民の声、意見をききましたが、だけど・・”とのアリバイ作りにならない事を願っています。
総合公園である常磐公園には風景を眺め緑に触れながら休養散策をし、憩いと安らぎを感じる場であったり、図書館や公会堂、美術館等の文化施設の利用や野外彫刻に触れ文化を感じる場であったり、また、花火大会や食べマルシェ、冬祭り等の旭川を代表するイベントを楽しむ場であったりと公園を訪れる方のそれぞれの利用目的により多様な役割があります。訪れる方がそれぞれの目的でより楽しく過ごすことができるように常磐公園の再整備を図っていきます。
今回の基本計画に基づき公園及び堤防の改修を行うことで、7条緑道から常磐公園、堤防から旭橋、新橋までの常磐公園周辺区域の連携性と利便性が従前より増すものと考えております。
常磐公園や春光園にある樹木の中には生育状況が良好でなく、利用者に危険を及ぼす可能性のあるものが存在しています。利用者の安全安心な公園利用を第一に考え、樹木の専門家の調査結果に基づき、危険と思われる樹木について伐採や強剪定を行ったり、周辺部を立入禁止にする等の対策を取らざるを得ないことを御理解下さい。
283 子供の頃から慣れ親しんできた常磐公園が今、大きく姿を変えようとしていることに危惧を抱いています。199本もの木を切って堤防を改修する目的は「公園をイベント会場にして市街地を活性化したい」又は「堤防は危険、大雨で堤防が決壊して旭川駅まで水につかる」等と考え方(目的)が変わって行きました。そして「樹木が老朽化して危険だから」とも言い出しました。元気な木もたくさんあるのに!!大雨で堤防は危険という考えも今すぐの問題ではないと開発局も言っています。要するに最初のこの目的は旭川市の観光化に力を入れたいためなのでしょうか。大型バスを乗り入れたり、オープンカフェを作ったり買い物公園からこの公園まで人の流れを作りたい気持ちはわかりますが、果たしてどの様なイベント、人を集めるにふさわしい事柄があるでしょうか。そもそも常磐公園はイベントをする場所ではなく、市民がゆっくり散歩したりボートに乗ったり、ベンチでおしゃべりや風景を眺め、楽しむ場所なんです。この100年続いて来た市民がのんびりと憩う大切な公園に大々的に木を切ったり道路を造ったり人工的にきれいにするセンスのないことはやめて下さい。カワセミ、アカゲラ、キレンジャク、オジロワシも泣きます。
284
  1. 示された最終案は一部に見直しが見られるが、賛同しかねる。築堤は現在ある階段部分のみの改修(緩傾斜化)に留めることを希望する。
  2. その他(感想)文化芸術ゾーン検討懇談会を経て決定されたとする整備方針に基づく公園改修が実行されると、公園の現景観と自然的環境が大きく損なわれることから、また、そればかりでなく公園改修事業それ自体が形を変えた箱物行政ではないかとの疑念から、この一年半余り、見直しを求めると共に、その成り行きを見守って来た。今回のパブコメをもって、近々にどう計画は、ほぼ原案通りに策定されることになりそうな気配である。懇話会の最後が「築堤の決壊の危険から人・物を守るか」「景観を守るか」の単純な2者択一論的な議論を導いて幕引きされるかと思うと、何か釈然としない。しかし、ことここに至っては歳月にその検証を任せるしかないとも考える今の心境である。
常磐公園の堤防沿いには多くの樹木が存在し公園の趣ある景観の一部を担っています。その一方で堤防上の樹木は生育状況が良好でなく、利用者に危険を及ぼす可能性のあるものが多数存在しています。堤防の緩傾斜化整備にあわせ、これらの樹木を整理し、整備を行っても保全できる既存樹木との配置バランスを考慮しながら新たに植樹を行い、数十年後には現況の樹木の繁茂状況に近い景観と自然環境を復元できるように整備を進めて参ります。
また、常磐築堤は旭川開発建設部の重要水防箇所判定でBランクに位置付けられており、20~30年の期間の中で整備を行った方が良い箇所とされています。常磐築堤全延長のうち約800m程の区間は対策が必要とされる区間であり、着手できる箇所から順次整備を行っていき、今後、中期的な期間の中で常磐築堤の危険箇所の整備を進めていくことが望ましいとされております。
285
  1. 基本的に樹木の更新は「自然の摂理にしたがう」のが、自然から人類が学習したひとつの叡智ととらえます。働きの終わりの時を迎えたら、倒木の折に怪我人が出てはいけないからと先回りするのではなく、通行人にその時が近いことを知らせ、注意を喚起しながら倒木の時をともに迎えるのが公園管理の大事な役割と考えます。老木に危険などは無いのです。注意の掲示物に散策する市民は、それぞれの思いを重ねるでしょう。
  2. 15月予算が国会で審議されています。大きな心配ごとは、地方が期日内に予算を使い切れるのか、今でもダブついているのに、といったことが内容でした。当河川空間案も春光台公園の時と同様に、予算に合わせて、不要不急の構造物が造られるのではないかが心配です。春光台の場合は、地下ポンプはヒットでした。しかしその他の構造物、園路はミズバショウ群生地の涵養樹林帯機能を損ねましたし、展望デッキ、東屋は不要でした。さらに牧水の文学碑は、書家の個人作品の公共地展示であり、「道ありき」に至っては、特定宗教モニュメントの公共地展示計画です。おおきな筋違いなのです。
  3. 投げかけられている計画への疑問よりも、予算の執行期日制約を優先させてはいけないのだと考えます。一致点を探して戴くことを切望します。
    (1)スロープがユル過ぎるのは、セッカチナ我々の気質に合いません。現状で十分と考えます。車椅子には別ルートもあるのですから。
    (2)河川敷での行事がありますので、急すぎる階段の改善は必要と考えます。
    (3)改装された公会堂等との関連で、駐車場の利便性をあげることを意図されているのでしたら、大きな筋違いにみえます。時代認識を異にします。これからは、通勤も公共交通機関を使える街づくりが求められてくるでしょうし、西欧ではすでに行政との協働で始まっております。樹木を切ってつくったゲートボール場所みたいになることを懸念します。
内容の詳細を知らないものの私見であります、参考にしていただければ嬉しく思います。
公園施設を運営する公園管理者は利用者の安全安心な利用を第一に考え、危険と思われる樹木や施設についてその維持管理に当たらなければなりません。危険という判断がされた場合は撤去したり、周辺部を立入禁止にする等の対策を行います。また、利用者の方に対しても公園内に注意を要する箇所がある場合には掲示板等による注意喚起も必要なものと考えております。
河川敷に整備する常設駐車場は大型バスの乗り入れに対応できるように整備するのと同時に、常磐公園と周辺施設利用者の駐車場不足に対応するための機能も兼ね備えたのものとして整備を行います。
286 常磐公園を遊び場として育った(6条2丁目に住んでいた)者としては、がらりと景観が変わり、新橋まわりのリベラインのようになるのは反対です。階段は変えた方が良いと思うがパターン(2)を望みます。この概要に公園改修案が乗らずに、除くと書いてある堤防まわりの河川空間の課題ばかりが中心に書かれていて又専門的知識が必要で学識者等で構成となると、まるっきり私達市民の声が反映されないで意見を寄せても、結果ありきのように思い残念です。木のない常磐公園は鳥・虫の動植物・人間にとっても魅力ないです。新たな回廊の創出と書いて、眺め散策を楽しむためにも、あの場所には、想像してみても、絶対大型バス駐車場は景観的にマイナスです。学識のある方で構成されている懇談会の人達が全員パターン(4)にならないよう節に望みます。 常磐公園の堤防沿いには多くの樹木が存在し公園の趣ある景観の一部を担っています。その一方で堤防上の樹木は生育状況が良好でなく、利用者に危険を及ぼす可能性のあるものが多数存在しています。堤防の緩傾斜化整備にあわせ、これらの樹木を整理し、整備を行っても保全できる既存樹木との配置バランスを考慮しながら新たに植樹を行い、数十年後には現況の樹木の繁茂状況に近い景観を復元できるように整備を進めて参ります。 堤防を緩傾斜化し堤防から公園園路にかけて緩やかなスロープとすることで、公園と河川敷との行き来をしやすくし、また、あわせて急傾斜の階段を緩やかな勾配とし、現況より公園の利用度を高めることを目的として堤防を整備することを考えております。 河川敷の駐車場整備に関しましては、周囲の景観に配慮した緑化舗装材等の自然に近い舗装材を利用した改修を行ったり、駐車場周辺に芝生を主体としたスペースを設けたり、低木植栽を行う等、河川と公園の緑の連続化に寄与することができるような改修を考えております。
287 桜並木が復元出来たら、観光のひとつとして地方からの集客が望めるのか、その点が疑問に思うため、”パターン(2)階段のみの整備”で十分だと思う。階段は老朽化が進み補修が必要であると常日頃から感じていた。しかし、堤防を緩傾斜化する必要性は感じていない。
又、駐車場整備もあんまり必要ではないと思う。緑の連続性を生むのであれば、駐車スペースではなく、遊具等を設置する等、人が集まる空間にしてはどうかと思う。駐車場として利用するのであれば、今後のメンテナンスや維持費等の事を考えても、現況のままで十分だと感じている。駐車場整備は、集客が見込める時点で考案すべき案件だと思う。
288 4つのシミュレーションのパターン(2)に賛成です。階段はやはり今の時代にしては、急で狭いように思うからです。しかしパターン(2)を選んだのは基本的に堤防に手を加える必要はないという考えです。堤防の危険度がBなのになぜ急ぐのか?危険だというのに中途半端な改修で肝心な子ども達が使用するプールや住宅のある所まで広くする訳でない。幅がせまいというなら住宅のある新橋までなぜやらないのか?
イベントのための駐車場には80台では全く意味がないと思います。市民説明会にも参加しましたが、旭川市の説明は中途半端で説得力がなく後味の悪いものでした。何より駅、買物公園、7条緑道がつながるのになぜ堤防なのか?理解に苦しみます。
常磐築堤は旭川開発建設部の重要水防箇所判定でBランクに位置付けられており、20~30年の期間の中で整備を行った方が良い箇所とされています。常磐築堤全延長のうち約800m程の区間は対策が必要とされる区間であり、着手できる箇所から順次整備を行っていくことが望ましいとされております。
河川敷の駐車場につきましては従前から常磐公園周辺の駐車場不足に対し、周辺施設利用者から常設駐車場の新設を求める声があり、利用者の利便性向上を図るために整備を行うものです。イベント時等、多数の車の駐車スペースが必要の際は常設駐車場以外の河川敷地に臨時駐車スペースを設けて対応することを考えております。
289 常磐公園と隣接している石狩川河川敷・堤防は公園と一体となり旭川市民の大切な憩いの場として、多くの市民が利用し親しんできた、大切な公園緑地であることは言うまでもありません。都市公園として、日常的な維持管理を行うのは当然であり、その業務の一環として樹木の育成や倒壊のおそれがある老木の計画的な植え替えは長期的な展望を持って実行して行かなければならないと思います。
しかし、今回の市が提示している整備計画案は多くの市民が疑問視しているとおり、現在のすぐれた自然景観を台無しにするものであり賛成できません。主に河川敷を利用してのイベントに参加する市民等の安全を確保するための整備は必要であることは否定いたしませんが、それは、階段の拡幅および傾斜を若干手直しする範囲にとどめるべきと考えます。いずれにしても、現在の市の整備計画案に根強い反対意見がある中で、それを無視して事業を強行することは絶対に認めることはできません。以上
常磐公園の堤防沿いには多くの樹木が存在し公園の趣ある景観の一部を担っています。その一方で堤防上の樹木は生育状況が良好でなく、堤防の維持管理上、計画的な樹木更新や維持管理を行うことができないため、整備を行わない場合においても、緑が失われていきます。
そのため、堤防の緩傾斜化整備にあわせ、これらの樹木を整理し、整備を行っても保全できる既存樹木との配置バランスを考慮しながら新たに植樹を行い、長期的な展望も持ちながら、数十年後には現況の樹木の繁茂状況に近い景観を復元できるように整備を進めて参ります。
290
  1. 目的である「中心市街地の求心力低下の改善による活性化」は、将来人口の減少及び高齢化と共に中心市街地のさらなる衰退により達成不能、
  2. 常磐公園改修事業基本計画の「緑の基本方針」中の「生態系」については市側の理解は全く不十分である。特に土木関係部所が中心の縦割行政で進められた内容であり、少なくとも市環境部所、観光や中心市街地商業に関する部所等、十分な横の行政連携が見えてこない、市民説明会では市として市民に説明するのであるから、それぞれの関係部所の見解が無かったのは配慮が足らない、市民への説明には不十分であった。その一つである「生態系」の創出は「緑の基本方針」の大きな柱である、「生態系」の創出と今後の市の公園管理方針は、市環境部所と土木部所相方からの説明が必要であったが、されなかった。
  3. 生物多様性の観点から~生態系をいかに健全な状態に保つかは、そこに住む(生きる)生物多様性に関わる、国際的にも「生物多様性条約」があり、日本も批准している「生態系」や「生物多様性」を理解すれば、老朽木や枯木に対する考え方と私たちの今後の関わり方が見えてくる、すなわち常磐公園の今後の管理と市民の関わり方について明確になる、しかし現状の市側には、ほとんど理解されていないまま、事業着工をいかに早急にするかということしか感じられない、
以上から、現況を維持しながらいかに良好に管理し続けるかを優先し、この事業を見直すことを求める。
本計画は、文化芸術ゾーンの賑わい創出や公園を訪れる方の利便性や安全性の向上を目的とした整備を行い、7条緑道から常磐公園をぬけて堤防から旭橋・新橋までの周辺区域の連続性を高めることで新たな人の流れを生み出し、中心市街地の活性化に繋げようとするものです。
公園の樹木はそこに集う多くの動物たちの住空間としても機能しています。堤防沿いの樹木群が公園利用者だけではなく、動植物にとっても貴重な環境であることは十分認識しているところです。「常磐公園の緑の計画」の中では安全性・快適性・景観と同様に生態系についても常磐公園の緑に求められる重要な4つの観点として定めております。環境に適した良好な生態系を保持するために、計画策定後常磐公園全体において1年間に渡り生態系調査を行い、公園内の植生や生物の現況を把握した上で、生態系に配慮しながら、より良い緑の復元に努めて参ります。
生物多様性については、常磐公園だけでなく、全市的な視点で検討する必要があるため、平成27年度に予定している「旭川市緑の基本計画」改定時に合わせ、本市の緑化に係る基本的な方針に位置づけることを検討して参りたいと考えております。
291 「常磐公園改修事業基本計画案」には基本的に反対です。
理由1.中心市街地の活性化については「大店法」改悪による郊外型大型店の進出によるもので、これを野放しにしたままでは活性化はできません。別の方式を考えるべきです。
2.すでに公園内の樹木が伐採されていると聞きますが、その中には健康な木も含まれているとのこと。空洞の大きくなった木が危険だというのは分ることですが、木を育てる努力がされていなかったためではないでしょうか。今後木の育成の施策をきちんとするべきです。
3.緩斜面化で大量の樹木を伐採して、若木を植えるのでは、森の世代交替をスムーズに行なうことにはなりません。
4.一定の量の樹木のある森は都市の中ではいつまでも守らなければなりません。生物多様性は単に虫や鳥や小動物のみにあらず、人間もその一部であるからです。
本計画は、文化芸術ゾーンの賑わい創出や公園を訪れる肩の利便性や安全性の向上を目的とした整備を行い、7条緑道から常磐公園をぬけて堤防から旭橋・新橋までの周辺区域の連続性を高めることで新たな人の流れを生み出し、中心市街地の活性化に繋げようとするものです。
昨年から行われている樹木伐採につきましては、平成23年度に行った樹木の専門家による公園内樹木の1次診断結果と、平成24年度に行った2名の樹木医による2次診断の結果に基づいて実施いたしました。公園施設を運営する公園管理者は利用者の安全安心な利用を第一に考え、危険という判断がされた場合は伐採や太い幹の剪定を行うほか、周辺部を立入禁止にする等の対策を行います。また、利用者の方に対しても公園内に注意を要する箇所がある場合には掲示板等による注意喚起も必要なものと考えております。
これまでの公園樹木の維持管理は、対症療法的な維持管理が中心となっていましたが、昨年策定しました常磐公園の緑の計画の基本方針に基づきながら、今後は現状や課題を的確に把握し、問題の発生を未然に防ぐ計画的な維持管理を目指し適切な世代交代を進めて参ります。
堤防沿いの樹木群が公園利用者だけではなく、動植物にとっても貴重な環境であることは十分認識しているところです。環境に適した良好な生態系を保持するために、計画策定後常磐公園全体において1年間に渡り生態系調査を行い、公園内の植生や生物の現況を把握した上で、生態系に配慮しながら、より良い緑の復元に努めて参ります。
292 1992年、国連環境開発会議で「生物多様性条約」が締結されました。2008年、日本も「生物多様性基本法」を制定し、生物多様性の保全の基本方針を定めました。いま、一年間におよそ4万種もの生物が絶滅しつつあると推測され、人間の活動を原因とすると言われています。今回の堤防緩斜面化の案には、大量の樹木伐採を含め、この地上に生きるものへの視点が全くありません。川、町づくり、文化芸術ゾーン・にぎわいの創出等々、人間の驕で開発を進めようとしているように思います。
「河川空間検討懇談会」は、2012年10月から12月まで3ヶ月という短期間の中、4回で方向性を出しました。しかも、旭川市民の公園に関する事業にもかかわらず、委員の中に公募市民を除外したのは納得いきません。その上、委員の中の樹木医が旭川市の受託業者であることが1月の市民説明会で明らかになり、この懇談会の構成自体に疑問を持たざるを得ません。開発ありきの早急な結論を出すのではなく、このパブリックコメントの市民の声を反映させるような長期的な検討を要求します。
生物多様性の重要性や、国でも国家戦略として取組を進めていることについては認識しております。また、生物多様性の確保を図る上では、「生態系ネットワークの形成」が重要であり、河川を基軸とした水と緑のネットワークの形成といった点においては、まさに常磐公園がその拠点となるとも考えており、公園と河川空間との緑の一体感というものも重要と考えています。
「河川空間検討懇談会」の構成員につきましては、今回の堤防の議論は技術的専門的な内容が濃くなることから専門家等による構成員のみとし、公募市民が委員として含まれておりませんが、平成24年7月に行った前段のパブリックコメントの意見や、本検討懇談会に寄せられた各種団体個人の方々からの意見要望について、その都度検討懇談会の場で紹介し、そうした意見も参考にしながら検討を進めて参りましたことを御理解願います。
293 何のために堤防を緩斜面化するのか未だにわかりません。
  1. 今の堤防で危険がないことは、私も出席した市民説明会でも答弁頂いています。
  2. 樹木伐採については、危険が迫っているものについてはやむをえないと思いますが、その判断について公正な代表(専門家、市民等)による適正な検討が行なわれているようには伝わってきていません。このまま進められると、又、又、市民の旭川市に対する愛着、希望を失わせると思い心配です。
  3. 創設の頃から在って、風景にとけこんでいる売店は、是非存続して頂きたい(多少の移動、改修などは行ってもよいと思いますが)。
  4. 河川との一体化といいますが、「旭橋から金星橋への旭町・大町側の堤防」のようになるということでしょうか。無味乾燥で歴史も愛着も感じられず、冷たい感じがします。ましてや本当の自然、いのちの一体化ということを考えるならなおのことです。
※多額の経費、国からといっても、税金です。もっともっと緊急性、必要性のあることに活用して頂きたい。
常磐築堤は旭川開発建設部の重要水防箇所判定でBランクに位置付けられておりますが、中心市街地に接していることからも、限られた機会を通じて速やかに、着手できる箇所から順次整備を行っていくことが望ましいと考えております。
樹木伐採の判断につきましては平成23年度に行った樹木の専門家による公園内樹木の1次診断結果と、平成24年度に行った2名の樹木医による2次診断の結果に基づいており、その診断結果につきましては複数名体制による診断を経ていますので適正なものと考えております。また、止むを得ず樹木伐採作業を行う際には、伐採根拠となる資料と伐採時の樹木の状況について公園みどり課のホームページ等において公表いたします。
売店につきましては緩傾斜化整備予定区域内に立地していることから、そのままの形での存続は困難でありますが、公園内に代替施設は必要であると考えており、新たな売店の設置について今後検討して参ります。
河川との一体化につきましては、公園と河川空間のアプローチを容易にすることで、利活用の可能性が広がることなどにより、新たな人の流れや賑わいの創出が図られるものと考えております。
294 堤防の強化とははたして正当なのでしょうか。「河川空間検討懇談会」ではこのことに対する検討はほとんど行なわれず樹木のことについて話しばかりであり防災上の観点から論議が展開されなかった。堤防改修工事ありきの中での「河川空間検懇会」はとてもおかしいし、市民を入れず工事関係者で構成されていることに疑問を感じます。とにかく今ある斜め園路を使い堤防はもう少しの時間手をつけずにいてほしいものです。樹木伐採にしても今ある木を残す考え方で尚本当に手入の必要な木についてもどうしたら活かしていけるのかを基本に考えて下さい。「危ない」切るでは誰れもが簡単に出来ることであり公園みどり課のすることではないと思います。
たまのイベントのために河川高水敷を無機質なものにする駐車場は絶対に必要ありません。整備するにしても代案をなにも考えず、堤防と河川敷にこだわる理由が知りたい。国からの金がこの事業計画に一銭も出ないとしたら、はたして旭川市はこの事業を実施するでしょうか。市税を多く投入する工事に、市が真険に市民の声を受け止めようとす姿勢が感じられません。時間が掛ってもお互い十分に論議をつくした上で結論を出すべきではないでしょうか。争うのではなく、「なぜ」「どうして」「どうなるの」この中味を市民とじっくり検討すべきであり、安直な4案を提示して選択をさせるような狡猾はゆるせません。こののままの計画案でどれも改修には反対です。
堤防の緩傾斜化整備は文化芸術ゾーンの賑わい創出や公園を訪れる方の利便性の向上を目的としたものですが、樹木調査なども行いながら検討を進めていく中で、衰退していく樹木や危険樹木の課題、さらには堤防の脆弱性に関する課題などが浮き彫りになり、こうした様々な課題を限られた機会を通じて可能な限り速やかに解消していく必要があると考えています。
公園施設を運営する公園管理者は利用者の安全安心な利用を第一に考え、危険と思われる樹木や施設についてその維持管理に当たらなければなりません。危険という判断がされた場合は撤去したり、周辺部を立入禁止にする等の対策を行います。また、利用者の方に対しても公園内に注意を要する箇所がある場合には掲示板等による注意喚起も必要なものと考えております。
特に堤防上の樹木には、生育状況が良好ではないものが数多くあり、堤防には更新樹木の植樹ができないことから、このまま樹木の衰退が進めば、将来的には、堤防上の樹木は失われていくことが想定されており、今ある樹木を現状のまま守り育てていくことが難しいといって現状を受け止めながら、生育環境の改善も含めた抜本的な対策も必要であると考えています。
堤防強化の必要性としましては、常磐築堤は旭川開発建設部の重要水防箇所判定でBランクに位置付けられており、20~30年の期間の中で整備を行った方が良い箇所とされています。常磐築堤全延長のうち約800mの区間は対策が必要とされる区間であり、着手できる箇所から順次整備を行っていくことが望ましいとされております。
今回の常磐公園改修事業基本計画のうち河川空間部分の検討を進めるに当り、学識者等からなる市の私的諮問機関の設置と、意見提出手続きとしてのパブリックコメントを実施しております。河川空間検討懇談会は議論の内容が技術的専門的な内容が濃くなることから、前段で行われた常磐公園改修事業基本計画検討懇談会から切り離して、専門家等から構成される検討懇談会を新たに設置したものです。
常磐公園の敷地は旭川市所有の土地と国所有の土地を借り受けして開設している公園です。今回の堤防の緩傾斜化整備に影響する土地のうち、旭川市所有の土地については国への売却手続きをし整備を行うこととなります。
295
  1. 堤防改修は治水上緊急性が少ない。
  2. 中心市街地活性化、求心力への効果は、今後高齢化や人口減少で低下するので、この整備計画の効果は少ない。費用対効果は少ない。新たな観光への役割や効果より市民が親しんだ公園を優先。
  3. 築堤付近の老齢木は公園生態系をつくり上げた中心的役割を担ってきた。伐採や移植、新たな植樹による生態系バランスの不均衡と共に、景観の貧弱さが公園全体の価値を下げる。
  4. あくまで治水上、堤防強化が必要で対策はそれ以外考えられないのであろうか?河道掘削や河道拡幅も含め、河川敷の治水対策での利活用も考慮すること。すなわち治水上の代案についての検討と市民への説明と同意が必要。河川管理者の市民への対応が大変に悪いばかりか、これでは「計画ありき」が明白。行政側の気質が問われるのは当然だ。
これらから1.市民による新たな委員会を設置し・公園のあり方・治水と公園・中心市街地活性化と公園・観光での役割と周辺環境など十分論議することから再スタートすべき。専門家による論議ではなく市民論議を尽すことだ。この手法が現在ドイツのメルケル首相が進めている手法です。市民には能力があります。旭川市と将来のために奉仕できます。そのことで市民が誇れる公園になるのではないでしょうか?
296 今は、90代の両親ですが、私が幼児の頃、公園で乗ったボートの話をしてくれます。また私が青年の頃は、スケッチ・ソフトボール・ピクニック等した。思い出多い常磐公園が大好きです。
ところが、堤防緩傾斜化の向けて、公園の姿が変わろうとしています。
  1. なんのための緩斜面化でしょう。市の説明はコロコロ変り、納得できるものではありません。
  2. 危険度Bの堤防は、公園接地部分だけではない。上流も下流もあります。堤防改修は、計画的にしなくてはならないと思います。
  3. 公園を自然の形態系のままにしてほしいです。老木があって、朽ちて、虫が住み、鳥が住み(もちろん老木の管理は必要です)。街の身近な、将来・今の子供たちの観察の場ともなります。
  4. 検討会に市民が入ってないとのこと。市民無視ではないでしょうか。
  5. 河川敷地は、緩斜面化の場合、市の公園地を国へ売却するのでしょうか。
以上、意見・疑問等を書きました。ご検討願います。
297 懇談会の構成について
「河川空間検討懇談会」学識者等で構成し、市民公募の委員を含めなかったのは問題です。公園利用者として、懇談会への市民参加は当然です。
利用上の課題について
階段を含めて公園には危険と思われる箇所はあります。しかし、市の管理のみで利用者の安全を確保することはできません。従来から利用者自らの判断、行動で危険を避けて保っていたのではないでしょうか。石狩川の河川敷に河畔林を再生させ、公園の緑を結んで一体化すべきです。
樹木の課題について
健全な樹木を伐採してはいけません。人間社会と同じように、木々にも多種多様性があって当然です。老木、危険木として整理するのは問題。利用者に、”公園利用の心得”(パンフレット)や掲示板等によって安全確保についての啓発も必要と思われます。
堤防の課題について
堤防の安全性確保について、旭川開発建設部の説明はきわめて不十分。市民の納得できるものではありません。詳細な説明が必要です。堤防上の緑の景観は大切です。また、樹木の適切な更新計画も必要です。
周辺地域の課題について
河川敷に80台収容の駐車場は不必要です。むしろ河川敷に緑の再生が必要です。集客増加により大人数で一緒に公園を歩くことは公園の自然への負荷を大きくするものです。
全体として
現在整備中の北彩都を含めて、市内を流れる河川敷利用のあり方、神楽岡公園、春光台公園の整備等、旭川の街の将来像をしっかり総合的に計画し、市民参加の検討を経て進めてもらいたい。
298 常磐公園に接する堤防の緩斜面化に伴う樹木の伐採については、旭川市の緑の環境をどのように考え、嵐山・旭山や突哨山などの緑のネットワークとして生態系に充分に配慮しなければならないと考えています。常磐公園改修における市の2回の説明を聞いて下記の点について納得ができません。
  1. 常磐公園河川空間検討懇談会には市民公募が行われていないこと、したがって「市民参加推進条例」に基づき市民の参加した「懇談会」で再検討していただきたい。
  2. 「懇談会」の検討内容が市や開発局の意向が強く反映され、中立的な検討が保障されないと考えるからです。
常磐公園改修事業基本計画のうち河川空間部分の検討を進めるに当り、市民参加の手法としては市民参加推進条例に基づき、学識者等からなる市の私的諮問機関の設置とパブリックコメントの実施を行っております。河川空間検討懇談会は議論の内容が技術的専門的な内容が濃くなることから、前段で行われた常磐公園改修事業基本計画検討懇談会から切り離して、専門家等から構成される検討懇談会を新たに設置したものです。上位計画である「文化芸術ゾーン」の整備方針や「緑の計画」に基づき、河川空間の整備手法について検討することを目的としております。主な検討内容としましては、「緩傾斜化の範囲」や「駐車場の整備」が挙げられております。
また、整備に際しては、1年間に渡って生態系調査を行い、現況の公園全体の生態系について把握した上で、調査データに基に、市民の皆様の意見を取り入れながら、動植物にも配慮しながら、計画的かつ適切な樹木更新を行って参りたいと考えております。
299 基本計画案に全面的に反対します。
(1)計画策定の懇談会には、市民公募委員など一般市民が入っておらず身内だけで論議しており不当です。
(2)堤防を緩斜面化する必要は全くありません。
(3)できる限り樹木を残し、動植物に配慮した公園にすべきです。
(4)緩斜面化した将来、樹木を復活させるとしていますが、具体的な計画もなく信用できません。
(5)階段は危険であり、必要ありません。緩斜路だけで十分です。
(6)市は、イベント偏重な考え方を改めるべきです。
(7)斜面上の樹木は、50年、100年かけてゆっくり更新しているのが妥当です。
300 貴概案(堤防緩斜面化・樹木伐採)に反対致します。頂いた計画案及び説明会での説明、新聞記事等、拝見しましたがどれも計画実施の必要性・早急性を感じられません。
危険木に関しては、措置が必要とのお言葉はわかります。が、それと堤防改修とは本来、別のものであるはず。新たな緑の創出、憩いの空間の創出、を言いはるなら、現計画案はその緑と憩いの場を奪う(市民から)もの、むしろ本案にうたう理想と逆行するものと思えます。何より、一年中のべつまくなし大型バスが行き来する空間に今までのような”緑”が育つか、そこに来る鳥や虫、樹陰を求める市民(今よりもっと高齢化が進み、足腰も弱り、あるいはガソリン高とうで、車をも手ばなした市民)が、何より子どもたちがここへ来るか?ということです。もし、どうしても観光客誘致の為の駐車場が必要なら、堤防、および公園とはある程度離れた(排気ガスも及ばない)ところへ、設置すべきです。観光バスでばっと来て、パパっとみて帰るだけの人たちの為に市民の憩いの場をこれだけの反対にもかかわらず、とりこわすというのは、いかにも早計ではないでしょうか。私は東京生まれ、育ちですが、ここで永住する所存です。幼い頃みた樹々と生物たちはいったん”大型交通網”にとりこまれてしまったら、二度と生きかえっては来ません。何十年ヵ後の再生は、絵にかいたモチ、にすぎないと思えてなりません。歩いて、ゆっくり市民が集える場のかけがえのなさを思います。本州の”観光スポット”などはむしろ交通規制に動いています。ご再考を切にお願いいたします.
堤防の緩傾斜化整備は文化芸術ゾーンの賑わい創出や公園を訪れる方の利便性の向上を目的として整備を行うものです。今回の基本計画に基づき公園及び堤防の改修を行うことで、7条緑道から常磐公園、堤防から旭橋、新橋までの常磐公園周辺区域の連携性と利便性が従前より増すものと考えております。また、「文化芸術ゾーン整備方針」に基づき、公会堂や7条緑道、牛朱別川の改修等の事業が進められてきており、常磐公園改修事業はそれらの周辺整備事業と密接に関わり合いながら、文化芸術ゾーン整備方針に定められた内容を土台として、その計画内容を練り上げてきたものであり、事業の成果を効果的に引き出すためには周辺他事業と時期を合わせて行うことが利用者の利便性を増加させる上でも必要と考えております。計画の中で河川空間につきましては、堤防の緩傾斜化により公園と河川の一体化により利便性の向上や樹木の更新・堤防の強化等を図って参ります。
301 私は今、寝たきりの闘病中だが、つい数年前まで妻が押す車椅子に座りよく常磐公園を散歩した。四季折々の樹々たちにすこ分心をほぐしてもらったものだ。春は柔らかい緑で迎えてもらい、夏は強い陽射しから守られ、秋は移りゆく彩りを楽しませてもらった。河岸の樹々たちが伐採されてしまうと、もろに風にさらされ、考えただけでも身が縮んでしまうなぁ。今は元気な諸君たちよ、いつかは年をとり、車椅子か、杖かは知らぬが、太古の昔から常磐公園に君臨する樹々たちに癒される日が来ると思う。その時、貴方は、幼い日に見た懐しい姿に迎えられたいか、それともきれいに整備はされたけれど、ちっとも心の琴線に触れない姿がいいか、どっちがいい?このままにしておこうよ。ゆったりといにしえ日和を楽しみたいものだ。 常磐公園の堤防沿いには多くの樹木が昔から変わらぬ風景として存在し公園の趣ある景観の一部を担っています。市民の皆様がこれらの景観に思い出を重ね、かけがえのない場所として想いを寄せていただいている所です。
常磐公園は長い歴史の中で、衰退していく樹木もあり、そうした樹木や景観を次の世代に引き継いでいくためには、計画的な更新を図っていく必要があります。特に堤防上の樹木には、生育状況が良好ではないものが数多くあり、改修を行わない場合においても、将来的に堤防上の樹木が失われていくことが想定されており、そうした現状を受け止めながら、生育環境の改善も含め将来を見据えた抜本的な対策も必要であると考えています。
整備予定箇所の現況樹木については、整備区間を縮小するほか、工法を工夫することで保全できるものは極力保全し、移植可能な物は移植するなど、整備による伐採を必要最小限に抑え、可能な限り大きなものを植えるほか、樹木の配置バランスと樹高の大小に配慮し、堤防全体の景観に配慮しながら緑の復元を進めて参りたいと考えております。
302 私は「パターン(1)」を切望致します。何が何でもというのではなく、勿論、明らかに倒木の可能性のある樹や樹木医が手をかけても治癒に倒らない樹は仕方ないと思います。が開発の名の元に昔の景観を変える必要はないのではないでしょうか。今のままだからこそ、自然のままだからこそ常磐公園なのです。河岸の樹を伐採して、緩斜面にして、風とおしが良くなっても、人工的に造られた景観は、心に残りません。それに、何かのイベントに使うにしても、買物公園に集まった人達がその流れで足を運んでくれるとは考えられません。ただ分散してまとまりのない催しになってしまうだけだと思います。
未来の子供たちの為に?20年、50年先を考えて?そこまで考えなくてもいいのではないですか?樹々たちは、自分で種を落として黙っていても芽を出します。ヘタに移植すると枯れる恐れの方が大きいと思います。そしてそこを住み家にしていた生き物たちも絶えてしまいます。自然淘汰ということばがありますが、樹々たちに任せましょうよ。我々人間がいくら智恵を絞っても自然という偉大な力には及ばないのですから。20年後、50年後の人達がまたその時の常磐公園と向き合って考えていけばいいのです。自然と向き合いながら、自然に教えてもらいながら。このままの姿で残してほしいです。放射能を残すワケではないのですから簡単なことです。
303 専門的な事柄は専門家が考えたもので間違いないのでしょうし、正しい事がほとんどだと思います。市民が集まる場所に危険があれば整備をして少しでも安全に公園で過ごしてほしいというのも大切な事だと思います。生まれてから37年、私は旭川で過ごしてきました。小さい頃は家族でピクニックに来ましたし、学生の頃は一人で学校の帰りにボ~っとしたり、社会人になってからは自動車通勤で自宅と職場の間にあったのが常磐公園で、ひと休みしたり、色付く木々に季節をいち早く感じました。思い出の場所が様変わりすると、言いようのない寂しさのようなものにおそわれます。時間がたてば建物も古くなりますし、新しいものが良いとされている風潮には勝てなくなる事もあります。しかし、市民がふと思い出に振り返れるような場所(常磐公園は特にそうではないでしょうか)をたった2年の検討で、あれもこれも変えるというのは寂しい気もします。古き良き大正と昭和のかおりがある常磐公園の雰囲気を残しつつ改良していってほしいと思います。思い出を振り返れる場所が自分の子供と同じ風景なら、こんなにうれしいことはありません。
304 日常生活の中で、あまり公園に出て行く事がなくなっており、公園の大切さを考えず、ぼんやりしておりました。知人から「今、公園の樹木をたくさん切って堤防などの整備するとの話」を昨年末に聞き驚いてしまいました。この度送って下さった資料から「河川空間における現状の課題」を読み、この課題にあること全て解決してからでなければ、先に進まない方がより良いと思いました。(旭山動物園がディスカッションで素晴らしくなったように、この件もは話し合いを!)防雪や暴風の役割を果たす樹木を100本以上も切りとってしまうことの不安があります。専門的な知識は樹木についてはありません。でも樹齢何年の木があるかなどを調査し、その中で災害の時、その原因となりそうな(倒木の)心配がある木だけをチェックして選び整備(全部木を丸ごと切るのか、根を残すか、枝を払うかなど分けて考え)の対象とするのが望ましいかと思います。(本州の神社や寺の境内には樹齢100年以上も木が残されている)。公園近隣の民家で「まことに木が危険」という家があれば、個人の要望を生かして切るとよろしいでしょう。しかし、市民全体のあるいは、外国からの観光客を休ませる(バスなどで連れてくる)場所としても活用するなど、様々なことを考えれば、簡単に切ることは出来ないでしょう。直接日光が照りつけるような公園では、散歩や涼むこともできず、公園らしくありません。また、駐車場は、排気ガスや騒音から考えると、公園に近い場所のどこかに作る(増やす)方が良いと思います。
305 歳月を経た樹木は、一朝一夕に成る物では無く、植樹によって取り返しがつくものでは必ずしも無く、人工物とはことなります。(人工物についても歴史的建造物など、代替不可なのは旧代七師団跡等でお分かりでしょう。いわんや生物ごある樹木をや)階段の改良等は必要に応じて行って構わないとは思いますが、木を切る事は、公園の「かたち」を変えてしまう事態であり、その場所の固有性を切り崩して何の「イベント」であろうと考えます。トーキョーかオーサカではなく、他ならぬここ、旭川で行うという必然性がイベントと呼ぶならあってしかるべきであり、そのために公園の顔である樹木のかたちを変えるのは本末転倒かと思います。現状の樹木(各市民の思い出とつながっています)を残す事を優先に考えた計画の軌道修正を望みます。 常磐公園は長い歴史の中で、衰退していく樹木もあり、そうした樹木や景観を次の世代に引き継いでいくためには、計画的な更新を図っていく必要があります。特に堤防上の樹木には、生育状況が良好ではないものが数多くあり、改修を行わない場合においても、将来的に堤防上の樹木が失われていくことが想定されており、そうした現状を受け止めながら公園の顔である樹木を残すため、生育環境の改善も含めた抜本的な対策も必要であると考えています。
306 市が推めている公園改修には反対です。市は改修ありきの結論から事を進めています。一例を上げれば、切ってしまう樹木はかならず切るという結論があるからです。市民団体からセカンドオピニオンとして他の樹木医の意見をという要望がありましたが、旭川の樹は地元旭川の樹木医が最適という理由で取引業者に依頼しました。これは科学的ではありません。ごまかしです。市民団体は樹木医は公正な植物に対する敬意を持っていると信じていますが、「生かす方向での検討と対象」と「切る前提での判断」は180度異なる結果となります。市はどのような考えで樹木医に判断を依頼したのでしょう。公正だと云うなら(1)発注書、(2)報告書、(3)費用について公開すべきです。まさかないとか公開できないとは云わないでしょうね。私は河川事務所(開発局)にもなぜこんな事業に加担するのか運動の先を向けなければと思っています。市当局の再考を期待しています。 樹木伐採の判断につきましては平成23年度に行った樹木の専門家による公園内樹木の1次診断結果と1次診断時に詳細調査が必要とされた樹木に関して平成24年度に行った2名の樹木医による2次診断の結果に基づいており、地元をよく知る旭川の樹木医と、旭川市と直接関係の無い旭川市外の樹木医に診断を依頼しており、樹木医としての職務遂行は常に客観的であり、複数名体制で診断を行っていることから診断結果は公正かつ適正なものと考えております。
307 昨年夏、ほぼ毎日、常磐公園を散歩しました。気に入っていた木が伐採されてしまい、とてもがっかりしました。危険木とのことでしたが、伐らずにすむ方法がなかったのか、また、その判断が正しかったのか、疑問に思いました。堤防の緩斜面化でさらに伐採されると公園に暮らす動物達が行き場を失い、もどってこれなくなるのではと危惧します。人間が手を入れることで、その場所を動物が使わなくなることは、しばしばあることです。人間の都合で樹木伐採を進めることはやめてもらいたい。多少の不便は人間ががまんすべきです。堤防の緩斜面化と木の伐採はするべきではありません。 昨年夏の常磐公園内の樹木緊急伐採につきましては、平成23年度に公園内の樹木調査を行い病害や老朽により伐採が望ましい樹木の判別は行っていたところですが、昨年6月に公園内で樹高約20mのドロノキの倒木が発生したことを受け、再度危険と思われる樹木の再調査を行った結果、早急な対応が必要な樹木について安全を優先して伐採に至ったものです。
また、堤防周辺の樹木については良好な状況にはなく、整備を行わない場合でも、将来的には失われていくことが想定されており、こうした現状を受け止めながら、良好な状態で次の世代に引き継ぐための対策も必要と考えています。緩傾斜化整備に際しては、可能な限り既存樹木の保全に努めますが、一時的に緑が失われてしまうことから、1年間に渡って生態系調査を行い、現況の公園全体の生態系について把握した上で、調査データに基に、市民の皆様の意見を取り入れながら、緑の復元に努め、計画的かつ適切な樹木更新を行って参りたいと考えております。
308 ますます貧富の格差が硬直している状況下で多くの市民が不安な暮らしを余儀なくされています。旭川市の繁栄は手の届かない所へとどんどん遠のいて行きます。どうか市の予算は市民が生き生きと働き暮らせる町づくりのために配分してください。声をあげられないまま困難な日常に甘んじているしかない弱者の方々への(思いやりの心)想像力を市政をあずかる皆さんに対し強く望むものです。市民生活に密着した目線を切に希望します。たとえば今現在市民が生活に不便を感じながらも長い年月を待たなければ改善してもらえない小さな公共事業がたくさんあります。市がそれらに着手することにより多くの市民がよろこび、又、もう一方の市民でもある中小業者さん達もふところがあたたまります。ゆえに1日もはやく予算の配分の優先順位を改めていただくことが大切であると思います。
常磐公園改修事業(河川空間)案について、先に書いたことがらを押さえてでも緊急を要する事案ではありません。市民の生活が安心、安定の見通しがついてからこその施策と考えます。言うまでもなく公園内の危険、衛生面への予算は最優先すべきことでしょう。その他、生態系の変化による動植物への影響などの問題がありますがその道に詳しい方々のご意見を学びたく思います。
現在、中心市街地活性化基本計画を上位計画として平成22年3月に策定された「文化芸術ゾーン整備方針」に基づき、公会堂や7条緑道、牛朱別川の改修等の事業が進められてきています。常磐公園改修事業はそれらの周辺整備事業と密接に関わり合いながら、文化芸術ゾーン整備方針に定められた内容を土台として、その計画内容を練り上げてきたものです。事業の成果を効果的に引き出すためには周辺他事業と時期を合わせて行うことが利用者の利便性を増加させる上でも必要と考えております。
309 いつも旭橋(石狩川)近辺を散歩しています。旭橋近辺は既に人工の河原になりすぎているように感じています。常磐公園の改修に当たっては、これ以上人工的な空間にせず、市民が遊びに行ってゆっくりと緑を楽しみながら何時間も過ごせるような憩いの空間になるように、そんな場所にしてほしいと思っています。花火大会、雪まつり等のイベント会場として中心に考えるのではなく、日常の市民の公園として、市民が集う場所としてどうあるべきかを考えることが大切なのではないでしょうか。
現在ある樹木のうち、危険なものは切り、その代替の木を植える。また散歩途中に木陰で休めるベンチ、給水設備を整える。自転車・犬の散歩と一般の通行する道を分ける等々提案します。その為にも、市民の意見を聞いていただき、後々の市民にまで誇れるすばらしい常磐公園になるように計画を作成して下さるようお願い致します。
総合公園である常磐公園には風景を眺め緑に触れながら休養散策をし、憩いと安らぎを感じる場であったり、図書館や公会堂、美術館等の文化施設の利用や野外彫刻に触れ文化を感じる場であったり、また、花火大会や食べマルシェ、冬祭り等の旭川を代表するイベントを楽しむ場であったりと公園を訪れる方のそれぞれの利用目的により多様な役割があります。訪れる方がそれぞれの目的でより楽しく過ごすことができるように常磐公園の再整備を図っていきます。
堤防の緩傾斜化整備にあわせ、生育状況の良好でない樹木を整理し、整備を行っても保全できる既存樹木との配置バランスを考慮しながら新たに植樹を行い、数十年後には現況の樹木の繁茂状況に近い景観を復元できるような整備を進めて参ります。また、緩傾斜化した堤防上にはあずまややベンチ等も配置し堤防の木陰の中をゆっくりと散策できるような整備を行って参ります。
310 旅先で各都市の公園をよく見て回ります。公園は、ある意味でその都市の「顔」でもあると思っております。その土地や歴史や「文化度」を語るものでもあります。
本市の「常磐公園」は「旧石狩川の自然を取り込んだ自然空間」として造成されたと聞きます。現在残っている巨木等は一部その名残と推察しますが、ここ数年の間に次々と枯れ、危険木と伐採される運命にあるようです。なるべくこれらの現状を維持するような植生保存のための計画的な植樹がなされるべきと考えておりました。できるだけその土地の由来性、歴史性、生態を尊重し維持していくことが土地の「顔」として大切なことと思います。たとえ倒木であってもそこに次の世代が自然に更新されていくような、あるいは苔やキノコの生態が育まれ、小鳥たちはじめ小動物が生存し、それらを市民が距離を置いて観察できることを、市民が日常の楽しみに加えられるような自然空間であったら、どんなにかすばらしいことかと思います。公園は市民の憩いの場ですから、安全性が確保されねばならないのは当然です。しかして、しばしば新しく造成される公園が視覚的に生前と造られすぎて「自然」というより人工的な「見栄え」が優先される傾向にあるように感じます。何が「豊か」であるかの視点に欠ける例が多いと感じている人は少なくないはずです。予算執行や行政的な手続きの面で、反応の鈍いさまざまな市民の声を待つことは、担当者としては時間の無駄の感じを持つかもしれませんが、市民の関心を促しじっくりと計画を熟成させて、拙速にならず後世に評価されるものにしてほしいものです。常磐公園は旭川市の「顔」です。石狩川、上川平野の自然に由来する野外博物館としての性格あったと思っております。
常磐公園の堤防沿いには多くの樹木が昔から変わらぬ風景として存在し公園の趣ある景観の一部を担っています。市民の皆様がこれらの景観に思い出を重ね、かけがえのない場所として想いを寄せていただいている所です。
その一方で堤防上の樹木の生育環境は良好な状態にはなく、堤防の緩傾斜化整備にあわせ、こうした環境を改善し、移植や保全できる既存樹木との配置バランスを考慮しながら新たに植樹を行い、数十年後には現況の樹木の繁茂状況に近い景観と自然環境を復元できるように整備を進めて参ります。
常磐公園の百年余りの歴史の重みを尊重しつつ、将来へ向けた公園と公園の緑の姿を考えながら、これからも変わらず市民の皆様に愛され、旭川の「顔」として誇れる常磐公園で有り続けることができるように整備を進め、適切な維持管理を行って参ります。
311 1月25日の市民説明会に初めて参加し、改修に関する計画を見たり、市側からの説明を聞きましたが、更に堤防の緩傾斜化等の改修事業の必要性は全く無いとの思いを強くしてきました。それで、パターン(1)の案がいいと思います。何故なら、夏の季節に公園内を歩くと街の中とは違った涼しい風が吹いていて気持ちがほっとさせられます。大きな木々が重なり合っていて、太陽の強い日射しをさえぎってくれるからです。虫が飛び、鳥が鳴いていますが、この環境は長い年月をかけて出来上がったものと聞いています。池のそばには水鳥をながめる人、ボートをこぐ人、ベビーカーを押す人、お店屋さんでソフトクリームを食べる人など、さまざまな人達がいますがみんな公園の緑を求めて来るのではないでしょうか。公園内には太い木や細めの木、真っすぐに伸びた木、途中から曲がってしまった木、そして大きな年老いた木などがあり、そして又いろいろな種類の木が育っていますが、こういう環境であれば、虫や鳥などが生きていけるそうです。(公園内の木が倒れた事が記事になった事がありますが、折れそうだったり倒れそうな木々の管理は市の方でしっかりして頂きたいと思います。)大きな河川の河畔株がほとんど切られてしまい、緑の少なくなった旭川市にとって、常磐公園の緑は私達にとっても、虫や鳥や小動物にとっても大切なものと思います。今後も今のままの静かな雰囲気の公園である事を願っています。 常磐公園の堤防沿いには多くの樹木が昔から変わらぬ風景として存在し公園の趣ある景観の一部を担っています。市民の皆様がこれらの景観に思い出を重ね、かけがえのない場所として想いを寄せていただいている所です。
公園全体の樹木については、利用者の安全安心な利用を第一に考え、その維持管理に当たらなければならないものと考えております。危険という判断がされた樹木については伐採撤去したり、周辺部を立入禁止にする等の対策を取らざるを得ないこともございますが、将来へ向けた公園と公園の緑の姿を考え多くの生き物達にも優しい視点を持ちながら、これからも変わらず市民の皆様に愛される常磐公園であるため、適切な維持管理を行って参ります。
312 一昨年、常磐公園の整備計画を知った時は本当にショックでした。昔から多くの市民や、私も幼い頃から親しんできた常磐公園の姿が失われ、そのことが私たちに充分に知らされないまま計画が進められてきた事は問題だと思います。「市街地を活性化する」目的ならなおさらです。市民の声を広く多く集めることが、その街の活性化に不可欠です。そして、なんの為の事業なのか、必要性や目的のはっきりしない乱開発はやめてほしい。防災の為の堤防改修は不要と開発局も認めたとの事です。「人々が集まり、利用しやすくする」為の整備というのも今の時代に合っていないと思います。私は公園や周辺地域を利用しやすくする為、駐車スペースを広くしてほしいと思いますが、今あるもので最大限に活かし、手を加えるなは最小限、というスタンスで進めてほしい。公園から眺める堤防の並木ははとても美しいです。小さな生き物にとっては大事な住みかです。市民が誇る公園の景色をありのまま残してください。 堤防の緩傾斜化整備は文化芸術ゾーンの賑わい創出や公園を訪れる方の利便性の向上を目的として整備を行うものであり、堤防を緩傾斜化することで公園と河川が一体化され、バリアフリー化が図られることで、公園を利用される方々の安全性や利便性が向上するだけでなく、7条緑道から常磐公園、堤防から旭橋、新橋までの常磐公園周辺区域の連携性が従前より増すことで、新たな人の流れや賑わいの創出も可能になると考えております。
河川敷の駐車場につきましては、現在も臨時駐車場として利用されておりますが、従前からの駐車場不足を解消するため、車両が出入りしやすい形状に改修し常設型駐車場として有効に利用しようとするものであり、周囲の景観に配慮した緑化舗装材等の自然に近い舗装材を利用するほか、駐車場周辺には芝生を主体としたスペースを設けたり、低木植栽を行う等、河川と公園の連続化に寄与することができるような改修を考えております。
313 危険樹木27株の伐採は安全管理上必要なものは行っても良いと思う。階段の整備において”急な傾斜を整備”と言っているが、数100メートルも必要でしょうか?イベントと言っているが、人が集まるようなイベントは花火大会くらい。食べマルシェは常磐公園まで足を運ぶ人はほとんどいませんよね。冬まつりもあるが80台も駐車できるスペースは活用されないのでは?観光の拠点と言っても観光するところが公園付近にありますか?きちんとした観光ができてからでも良いのではないか。現在の駐車場スペースをもっと有効に活用してはどうか。木の伐採について、リス等の小動物が生活していること等を考えると、半分以上の木を切ったり植えかえたりすると生きていけないのではと思う。
治水上必要...堤防の作りの上で弱い部分であるとは言われてるが、全体を見てもそうなのか。たった数100メートルも、のりめんを増やすことでクリアできるような内容である“必要な整備”と言われても納得できない。
堤防を緩傾斜化し堤防から公園園路にかけて緩やかなスロープや階段を整備することで、バリアフリー化を図り、安全性や利便性を向上させることで、公園と河川敷との行き来をしやすくし、公園の利用度を高めることを目的としております。そのため、整備範囲を、スロープの緩やかな勾配が確保できる範囲まで縮小いたしました。
常磐築堤は旭川開発建設部の重要水防箇所判定でBランクに位置付けられており、20~30年の期間の中で整備を行ったほうが良い箇所とされています。常磐築堤全延長のうち約800m程の区間は対策が必要とされる区間であり、防災の観点からも、限られた機会を通じ、着手できる箇所から順次整備を行っていくことが望ましいと考えております。
314 常磐公園は緑を大切にしてきた公園です。維持管理は大切なことですが、経済活動や経済の活性化の道具にしないことが時代の流れです。中国の大気汚染は極端な現象ですが、自然(人工とは対極にあるという意味)に守られて私達が生活しているのですから、自然の流れや自然の力に従う謙虚さがあっても良いのです。かつて、茨城県水戸市に住んでいた頃に大雨で浸水した地域がありました。黄門様はそこに住むには適さないと判断したところでしたが、現代人の考えでは、宅地にしてしまい被害が大きくなりました。一級河川の石狩川の持つ力や公園の木々が育ててきた自然の恩恵は、もっと大切にするべきです。静かな(イベントが常にあるには商業地域だけでいいのです。)公園やその中にある図書館など、自慢のスペースなはずです。河川敷の木かげをふやすと夏場の周辺利用もふえるでしょう。駐車スペースなどは市内の駐車場をもっと利用しやすい形(料金やイベントのある時は企画団体が負担して個人には負担なしの利用だけなど)にすれば、良いのです。市内周辺の経済活性化は別の問題です。自然に守られている私達に戻りましょう。 常磐公園は旭川の都心における緑地空間として、市民の皆様が思い出を重ね、親しまれてきた公園です。本計画は中心市街地の賑わい創出だけでなく、常磐公園のバリアフリー化などにより日常的にも公園を訪れる方の安全性や利便性の向上を図ることも目的としており、特にイベント利用のみを重視したものではありません。緩傾斜化整備後においても緑の復元により木陰を創出するなど、生物にもやさしい環境づくりを進めて参りたいと考えております。
315 堤防の改修による樹木の伐採には反対です。常磐公園は自然に恵まれた旭川の都心における唯一の緑の空間でもあります。人々に見られ、記憶され、楽しまれている都市の風景が改修で失われて良いのでしょうか?常磐公園改修事業基本計画案では、中心市街地の求心力低下による、活性化を目的にと書かれていますが。常磐公園と中心市街地の活性化はまったく関係がありません。工事(改修)を進めるための言い訳にすぎません。旭川市はもっと大局的に自然の中にある都市と環境について検討するべきだし、この川のまちの環境影響評価(環境アセスメント)の条例化も必要と考えます。自然・環境・暮らし・コミュニティ全て、市民が見守り支え合う地域づくりを。そして、市民の目線、気づきを通じて、内側から湧き出すまちの魅力づくりを!!お願いします。
316
  • 現在の階段は幅が狭く、勾配が急であり、危険で利便性も良く無い。
  • 天端(堤防の上面)の幅が狭くイベントの時には余裕が無く、危険で有る。
  • 堤防の急な斜面により、常磐公園と河川空間が分断され、一体性が無い。
  • 改修を行うことで現況の健全な樹木が整理の対象と成る。
  • 樹木の生育状況は良好では無く、利用者に危険を及ぼす為、特に危険木は速やかに整理が必要。
  • 現在の堤防断面には新たに更新木を植栽することは認められてい無い為、将来的に堤防上に樹木が無く成る。
  • 治水上必要な堤防断面に対して幅が足り無く洪水時の安全性が確保されていない為、将来的に整備が必要。
  • 堤防断面内に、樹木や切株が多く残されており、空洞化や水の浸透による弱体化の要因となるほか、倒木により堤防が被害を受ける恐れが有る。
  • 現在、堤防上は樹木により緑の景観が創られているが、個々の状態は衰退が進んでおり、将来を見据えて景観を守る必要が有る。
  • 以前から駐車場不足が課題と成っており、公会堂改修に伴う周辺地域の集客増加への対応が必要。
  • 管理しつつも樹木は衰退し順次整理が必要。数十年後樹木は現在から圧倒的に減ってしまう。
  • 階段の改修に付随する部分の樹木に影響を与え、パターン(1)同様樹木は衰退・減少が進む。
  • 堤防上に新たな植樹は出来無いが、治水上、最低限の安全確保として必要。
  • 現在の樹木をある程度整理するが、樹木の復元が可能。公園と河川区域を一体化し計画的な管理が可能。
  • 良好な環境での計画的な更新と適切な維持管理により、憩いを求める市民が安心して公園を利用出来る新たな緑の創出。
  • 大型バスの乗り入れが可能となり周辺文化施設と連携した新たな観光拠点の創出。
  • 7条緑道から常磐公園、旭橋、新橋を巡り、大雪山や石狩川を眺め散策を楽しめる新たな回廊の創出。
  • 牛朱別川の改修に伴い自転車通行が可能と成り全市的な新たなサイクルネットワーク拠点の創出。
  • 河川敷の親水性が向上し、より一層、子供達が楽しみながら学べる新たな水辺教育の場の創出。
  • 堤防天端や高水敷でのオープンカフェによる、市民が水辺でゆったりとくつろぐ事のできる新たな憩いの空間の創出。
  • 整備に際し、影響範囲にある移植可能な樹木は全て仮移植し、盛土後に再移植する。又、新たな植樹を行い現況に近い緑の復元を図る。
  • 旭川の海水浴場(夏季)の工事箇所を設置して欲しい。シャワールーム、トイレ、炊事場等の付いている。
いただいたご意見につきましては、「常磐公園改修事業基本計画(河川空間)案」に示しました内容と同じであり、ご意見のとおりと考えております。
また、ご意見として施策を進める上での参考にさせていただきます。
317 市の改修案に賛成する。
理由1
西区に住んでいるが、ハザードマップによると2~5m潅水する。常磐公園の堤防の老大木が倒れ堤防が決壊すると甚大な被害が発生するので早急に老木を撤去し、堤防の補強をしてもらいたい。
理由2
堤防は、通勤通学として利用されているが、風が吹くと老木の枝が折れ、軽微だが人身事故が発生している。今後、聖園中学校の生徒も利用することになるので早急に老大木の撤去を要望する。
理由3
常磐公園に犬鷲が飛来しているので緑を失くすなという意見を説明会で聞いたが、公園には、保育園児など子供も遊びにくるので都市公園としては危険である。飼い犬でもリードを付けて散歩させるのに野生の大鷲が飛来すると怖い。
理由4
堤防の改修が良くないとの意見があったが、今の改修方法はベストである。堤防内側の改修方法として、河床の掘り下げは旭橋、新橋などの基礎を露出させ架け替えが必要となる、また、堤防の河側に腹付補強すると河積が不足して、堤防の嵩上げが必要となるので堤内側からの改修不可。従って人家の無い公園側に堤防を腹付補強する方法がベスト。工法検討の必要はしなくても多少河川技術を知っていれば常識的なこと。市案では、堤外の洪水敷地を中心部に不足する駐車場として活用でき、かつ、堤防の緩斜面化により公園と河川の一体化が図られ最良だ。
理由5
老木の生存率から残せると求めていた人がいたが、北大は特定の人が入れる場所であり、公園のように不特定多数の人が入れる場所とは自ずと管理の方法が違う。管理者その責任において最小限の経費で最大限の安全を求めることは正しい。
理由6
堤防の危険率度合を質問している人がいるが、川が合流する個所は乱流が発生し、堤防の決壊の恐れがある。常磐公園は元、河原。石狩川の氾濫を防ぐために堤防を設置し旭橋を掛け、河原を公園と市街地にした。堤内に残った河原の池が今の千鳥が池である。緑だ、自然だというなら、堤防を撤去し元の河原に戻せということになる。旭川市の中心市街地は、水没し人の住めないところになる。それも自然だが。
理由7
老木の判定に旭川市に在住の樹木医1名が当たったことについて、旭川市から業務を受託していることで不適であるとの意見があったが他に居ないのだから選任しても全く問題が無く、言いがかりだ。問題は、樹木医の資格は民間資格であり、その判定精度は高いと思われない上、屋外なので天候など周辺環境に左右される。医者でさえ誤診が多数あるのに。従って管理者の判断で処置したらいい。
提案1
緑を保存するために市の意見には何が何でも絶対反対というグループがいるが、彼らの説得は不可能だ。そんなに保全したければ彼らにその木の所有者になってもらって管理責任を果たしてもらうべきだ。堤防決壊による災害対応、枝折れ事故に対する補償、大型動物による人身被害など。
常磐公園改修事業基本計画に深いご理解を賜り、ありがとうございます。
本計画案では、堤防を緩傾斜化することで利便性の向上・樹木の安全と計画的な更新・堤防の安全確保等の効果を期待しております。整備に伴って100株の樹木が整理されてしまう予定となっておりますが、移植や新たに植樹することで数十年後には現況に近い緑量を回復できるものと考えております。
318
  1. 改修事業推進にあたって最も優先すべきは市民の尊厳にどのような影響が有るかを検証することと考える。当該事業を資料に基づき考察したとき、近隣住民、市民、人間に対してその尊厳に悪さする要素はなく何ら問題とすべき点が見当たらないので即改修を推進すべきである。
  2. 私は箱庭を大型化したような、人が手を加えて整った美しさを感じる公園をこの地に希望しています。当該計画はそれに合致するので、是非早急に実現していただきたい。
  3. 自然環境に恵まれた場所は嵐山、神楽河畔林、上川神社の森、突哨山、近郊の里山等旭川には沢山あります。自然の風景を残してほしい人はそちらの方で堪能していただくよう説得願います。近隣と似たような公園ではなく、手入れの行き届いた、陽光が差し込み、幼児連れのお父さんお母さん、幼子が群れ遊び、お年寄りがゆったり散歩する温かい公園を造ってください。
  4. 堤防周辺の歴史ある素晴らしい木々、堤防のポプラをシンボルと何方かが表現していますが、見たところそれらは斜面に根を張り安定感が欠落しています。特に売店から見上げるポプラは恐怖さえ感じる。従って、素晴らしい木々、シンボルとは到底感じ取ることはできません。
    このように公園の広さに比べて大きくなりすぎて、途中で枝を切られ、形状的にも好感を持てない木々が多くあります。これらを処分し計画のイラストにある手入れの生き届いたほっこりする公園を造ってください。
  5. 野鳥や昆虫などの生態に配慮してください。市民に悪さをする害虫が発生しないよう管理願います。
    キツツキの営巣木を伐採したと怒っている人がいましたが、キツツキは樹勢の衰えた虫食いの木々を餌場とし枯れ木に営巣します。ゆえに倒木等市民に悪さをする可能性がある木々を必要とする鳥が住みつかないように管理をしてください。
    また、キツツキのように希少で弱い鳥が都市部最強の鳥であるカラスの勢力圏に営巣することはカラスの餌になる可能性が大と考えます。外敵の少ない所で営巣するよう、迷い込んでこないように樹木を整備するようお願いいたします。-キツツキを愛する者より
  6. 市民と協力して適切な維持管理を希望する人がいますが、協力は清掃ボランティア程度に抑えて責任と権限のもとに方針を明確にんして対処していただきたい。
  7. 公園樹木の伐採禁止を求めて当該事業に反対する人々居りますが、反対運動開始から相当の月日が経っております。
    しかし、前回の市民説明会の参加状況を見てもその運動は全く広がりを見せておりません。すでに十分に説明も尽くされております。
    新聞の力を借りチラシを配布しても一向に多数市民の賛同を得ることができない主張はわがまま以外の何物でもありません。お友達グループの域を出ない人々に対する配慮は終わりにしてください。
常磐公園改修事業基本計画に深いご理解を賜り、ありがとうございます。
本計画案では、堤防を緩傾斜化することで利便性の向上・樹木の安全と計画的な更新・堤防の安全確保等の効果を期待しております。整備に伴って100株の樹木が整理されてしまう予定となっておりますが、移植や新たに植樹することで数十年後には現況に近い緑量を回復できるものと考えております。
「常磐公園の緑の計画」でも示しておりますとおり、生態系については常磐公園の緑に求められる4つの重要な観点の内の一つとして捉えております。環境に適した良好な生態系を保持するために、計画策定後常磐公園全体において1年間に渡り生態系調査を行い、公園内の植生や生物の現況を把握した上で、生態系に配慮しながら、より良い緑の復元に努めて参ります。
319 最終案には下記のように堤防の安全性を確保する上でも、市民が憩い集う場を維持する上でも反対です。
a.市民の要望に応えた知識を提供するのが専門家なのに、市民抜きの懇談会で決められたのはおかしい。市民も加わった枠組みでの検討なしでの実施はゆるされません。
b.パターン(4)が「将来にわたって緑が維持される」として採用しているが緑が維持される保証がありません。堤防の水の浸透性に対策を施さないまま緩傾斜化だけしても植栽できる安全性は得られないはずなのに植栽を計画しているのはおかしなことです。堤防への水の浸透性を河川側に施せば階段部分だけの緩傾斜化で済むのではないでしょうか。
c.案にある部分である意味が不合理である。河川が氾濫した時に危険なのはむしろ河川が迫っていて洗窟される力がかかる下流側だ。優先順位の低いものをさも危険なように課題とするのは市民への恫喝である。
d.説明会で再三生態系への配慮をという意見が出ていて、公園全体の計画では配慮するとしているのに調査すらせずに口約束だけで配慮すると言っても整合性が保証されないし、そもそも最終案が決定されること自体が行政の手続きとして間違っている。
e.現状の課題で公園と河川空間に一体性がないとされているが、堤防がある以上一体性は制限されるのはしかたがない。それをいうのなら、駅裏の開発で通過するだけの自動車のためにむやみに道路をつくり歩行者と河川空間を分断しているのは説明がつかない。
f.【 新たな回廊の創出】というが、公園を訪れている他市民や観光客と会話をしても素晴らしいと感じる人はいても不満を感じていない。客観的なデータなしに問題があるのが改善されたり「新たな機能が付加される」というのは作為的だ。
g.【あらたなサイクルネットワーク?】というが、現状で充分だ。これ以上アップダウンのないような単調で、天端にも上がり難く、また走りにくい舗装の路面を増やさないで欲しい。
h.【新たな水辺教育?】というが、水辺教育の専門家は懇談会に参加していないのではないですか。ここでなければできない教育プランなどもないものがさも新しく創られるようなことを盛り込むのは詐欺的です。
i.イベントなどで何が何でも大型バスを乗り入れさせたいようですが、大型バスがイベントに乗り付けても、用が済んだら中心街には目もくれず次の目的地へ…ということになり拠点とはなり得ないのではないでしょうか。大型ツアーの時代ではありません。時代に見合った拠点づくりに知恵とお金を絞るべきです。
最後に常磐公園改修計画(河川空間抜き)に応募したところ、後日否定的意見にはことごとく市側の「いい訳」が添えられた意見集が送付されてきました。意見の告知は大いに進めていただいてよいのですが、「パブリックコメントは、国の行政機関が政令や省令等を定めようとする際に、事前に、広く一般から意見を募り、その意見を考慮することにより、行政運営の公正さの確保と透明性の向上を図り、国民の権利利益の保護に役立てることを目的としています。」が法律の趣旨です。合理的な意見は決定された案であっても採り入れなければ法律違反となるものです。厖大な人件費の無駄遣いをしてあのような言い訳を書き、送付するような暇があるのなら、市民の意見を生かした計画をつくり、進めてください。
今回の常磐公園改修事業基本計画のうち、河川空間部分の検討を進めるに当り、市民参加の手法としては、市民参加推進条例に基づき、学識者等からなる市の私的諮問機関の設置と意見提出手続(パブリックコメント)の実施を行っております。また、私的諮問機関である検討懇談会の構成員につきましては、今回の堤防の議論は技術的専門的な内容が濃くなることから専門家等による構成員のみとしました。公募市民が委員として含まれておりませんが、前段のパブリックコメントの意見や、本検討懇談会に寄せられた各種団体個人の方々からの意見要望については、その都度検討懇談会の場で紹介し、そうした意見も参考にしながら検討を進めて参りましたことを御理解願います。
堤防への植栽については、洪水時の樹木倒伏や堤防崩壊等の災害を防止するために、現行法上では堤防断面への樹木の植栽は原則として禁止されています。そのため堤防断面にさらに盛土を行い治水上影響の無い部分において樹木植樹が行われています。また、堤防強化の方法として堤防を川側に拡幅する方法は、川の断面を小さくするため全国的に原則行っていないということを常磐公園河川空間検討懇談会の中でもご説明いただいております。
常磐築堤は旭川開発建設部の重要水防箇所判定でBランクに位置付けられており、20~30年の期間の中で整備を要する堤防とされています。河川空間検討懇談会での議論の中で堤防の安全性についても論議されています。常磐築堤全延長のうち約800m程の区間は対策が必要とされる区間であり、着手できる箇所から順次整備を行っていくことが望ましいとされています
公園の樹木はそこに集う多くの動物たちの住空間としても機能しています。堤防沿いの樹木群が公園利用者だけではなく、動植物にとっても貴重な環境であることは十分認識しているところです。生態系への配慮については「常磐公園の緑の計画」の中では安全性・快適性・景観と同様に生態系についても常磐公園の緑に求められる重要な4つの観点として定めております。
純粋な自然界と異なり一定程度人の手が加えられた公園の中で、常磐公園内に植栽していない旭川周辺の郷土樹種を植栽するなど、多様な樹林構造を創出し生態系にも配慮して参ります。
堤防の緩傾斜化整備は文化芸術ゾーンの賑わい創出や公園を訪れる方の利便性の向上を目的として整備を行うものです。堤防を緩傾斜化し堤防から公園園路にかけて緩やかなスロープとすることで、公園と河川敷との行き来をしやすくし、また、あわせて急傾斜の階段を緩やかな勾配とし、現況より公園の利用度を高めることを目的として堤防を整備することを考えてお
7条緑道から常磐公園、旭橋、新橋をつなぐ人の流れの中で、常磐公園に接する堤防を緩傾斜化し公園と一体化することで、公園と河川の行き来をしやすくし、利用者が今まで以上に利用しやすい公園となるように整備を行うことを「新たな回廊の創出」と表現しております。
常磐公園は層雲峡方面、神居古譚方面へ向かって石狩川沿いに走るサイクリングコースの起点となっています。さらに牛朱別川の河川改修工事に伴い東旭川、動物園方面へ向かう新たなサイクリングコースが整備されることで利用者の増加が見込まれます。堤防を含む常磐公園の再整備を行うことでサイクルネットワークの拠点機能を高め、今まで以上にサイクリストが集い、楽しむことができる場所とします。
堤防を緩傾斜化することで常磐公園と河川敷間の行き来をしやすくし、石狩川をより身近に感じられるようにします。サケの稚魚放流や遡上見学会、水生生物の見学会、また、子どもたちが安全に川で遊ぶための啓蒙活動などを行い、常磐公園を水辺教育の拠点とします。
河川敷に整備する常設駐車場は大型バスの乗り入れに対応できるように整備するのと同時に、常磐公園と周辺施設利用者の駐車場不足に対応するための機能も兼ね備えたものとして整備を行います。
320 この生涯、日本全国の川沿の街に住んで来てこの旭橋とその堤防は、第7師団によって造られた日本一頑丈な橋で50トンの載車が走っても大丈夫。大雨でも大丈夫。市と開発局はたまたま予算が出たものだから大きな仕事と思って工事を市が強行したいだけです。
100年の大公園、大樹を形が悪いからとバッタバッタ大量に伐採、切断するのはこの時代に自然破壊で今似て人間中心の金銭主義、人を集めよう金を集めよう欲望の世界で悲しい。樹木あってこそ人間も他の生き物も生存できるのです。
バラマキの公狂工事の時代は、人口減、税収入大激減で終ったのです。旭川の人口は20年先ですが25万人以下ですよ。都市の緑までも食い尽す今回の工事は状況から見て不要です。
公園はミニ保養地です。緑の薫り匂い静けさ安らぎ自然を大切に思う心を金儲けのためにギャンギャンとイベント化は破壊です。先人が造ったこの大公園名園にどんどん鳥も昆虫も呼ぶこと。
この日本一頑丈な堤防は、川が洪水にならぬ様に昔、大正時代、牛朱別川の流れを変えて住民も安心して住める様になったのです。危険度もCランクでも十分な位です。税金は市民の金は考えて浪費せぬこと。
最も大事な市民説明には市長も部長も参加せず課長任せは暴狂で市民をバカにしており課長では答弁できない。しなかったやりとりが多々有って、市役所の人間とはこんなものかと不信を持ったので今後何回か市長、部長出席の元に説明会開催を約束すること。それこそ真の行政です。
役人の特意の十八番の技、仕事を作る為に「危ない危ない危ない危ない」とまるでどこかの国体みたく脅しを掛ける時代はもうやめること。市民はそんなにまぬ気で有りません。改造ならぬ破壊、改造工事は中止です。
今回の樹木医も委員長も副委員長も工事有りき賛成派で認める訳には行かず、市民参加せず市の思う様に集めた委員会自体無効です。市民参加で自然に詳しい方も入れて新しく委員会を発足させること。このまま強行すればとんでもない事が起きる。
これだけの市民の大運動、パブリックコメントの数を甘く見ないこと。市の財政は借金漬けで市街化中心活性事業は駅周辺の土地売れなかった分、8000万円も赤字です。国の金を当てにする時代も経って市も自立時代です。
今日本では年金が6万円以下の人が45%で老人は捨てられてる。こう言う所にこそ税金を使うべきです。
今迄の日本は、市民の声を聞かず市だけ国だけ専門家だけでこそっと行政を行って来たから原発しかり大失敗したのです。公共工事や事業は市民参加と法で決まってるのに2回目の委員会は反論を避ける為に市民を参加させておらずこの委員会だけで強行すれば旭川の歴史に残る大汚点で氏名も残ります。
市は大型工事をしたいから川の危険Bなのに法の基準を曲げてまで工事強行は犯罪にも。全国の川沿いの街を見て来ても旭橋の堤防はCランクです。本州へ行けば川のすぐ上に住宅も建っている。
この常磐公園こそ古きシンボル今以上に手入れ(今迄余り手入れをして来なかったのが現実)をして、きれいな美しい公園にこそそれからスタートすべきです。画家の方も有名人も古きを壊したら、人は来なくなると多く発言してます。
常磐公園は近くの町内会だけの物では無いのです。全市民、全道民の財産です。ボスの声の時代も終ったのですよ。
コンクリートの大型工事したいので100年生きて来た公園の樹木が邪魔なので、木を切る理由が無いので木が危ないと子供騙しです。市の職員の気質はどうなってるんですか。
堤防の樹木を切る公園には強風で人も来なくなる。玉姫殿堤防はすっからかんで人居ませんね。木陰もないので堤防にバスとは全く狂気で公園も歴史もつぶす事です。
都市計画でも常磐公園は自転車と歩行でと明文化されてます。女性の方が副市長(3人ですか)に面会をと多忙だと断ったのは女性軽視で本当に会う気のある副市長、市長ならどんなことしても会う筈です。逃げ回ってるんですね。会ってやって下さい。
検討委員会での傍聴人は発言もできずただの犬ですか。30分位発言させるべきです。市民参加ゼロの委員会ですから。
又も樹木医は木をバシバシ切れと全く狂気ですね。木を大切に思う心、老木をいたわる心こそ真の人間の心です。
先日拝聴した樹木医の方は本当に樹木の医者そのもので樹木は中が空洞でも外側がしっかりしておれば大丈夫と桜の木は難しい。一回一面伐採すると30年しても木は大きくならないと。今回札幌から来てる旭川市が選んだ樹木医もポプラは元気ですと。それでも市に気を使ってて公平とは言えません。第三者の樹木医を入れて新しい委員会を発足してください。木は自由に歩けないから風によって曲がっても丈夫です。切らないこと。
危険とどうしても思われる樹木は支え木を介護してこそ公園課です。台風みたいな風が吹けば電柱でさえ家でさえふっとぶのです。1本倒れたからと言って53本も切ってしまったのは子供以下の考えでこれ以上切る必要は無く、手入れと介護です。
川が危ないと言いながら川面近くに駐車場つくるは偽政です。今回のこれだけ多くの市民の反対の声を市は聞いて対処をして下さい。巨額の税金を使い公園を破壊してまで公園にどれだけの人来るのか1000人か頭を冷して下さい。土木部も。幼い子供の為にもこれ以上木を切らないで。
常磐築堤は旭川開発建設部の重要水防箇所判定でBランクに位置付けられており、20~30年の期間の中で整備を要する堤防とされています。河川空間検討懇談会での議論の中で堤防の安全性についても論議されています。常磐築堤全延長のうち約800m程の区間は対策が必要とされる区間であり、着手できる箇所から順次整備を行っていくことが望ましいとされております。
公園施設を運営する公園管理者は利用者の安全安心な利用を第一に考え、危険と思われる樹木や施設についてその維持管理に当たらなければなりません。危険という判断がされた場合は撤去したり、周辺部を立入禁止にする等の対策を行います。
常磐公園と堤防上の樹木につきましては、平成23年度に樹木の専門家の手により、樹木個々の健全度や病害、老朽の度合い等による倒木・落枝の危険性について調査を行ったところです。また、平成24年には樹木医の手により危険性の疑いのある樹木について2次調査を行いました。これらの調査結果に基づき、早急に伐採が必要なもの、枝の強剪定を行うもの、樹木はそのままにして周辺部の立入禁止措置を取るもの等、樹木個々の状況に応じてどのような対策を取るのか検討を行っています。全て伐採ありきで対応している訳ではないことを御理解下さい。止むを得ず樹木伐採作業を行う際には、伐採根拠となる資料と伐採時の樹木の状況について公園みどり課のホームページ等において公表いたします。
また、伐採後にはH24.8月に策定しました「常磐公園改修事業基本計画(河川空間ぬき)」の「緑の計画」に基づき、ゾーンごとにその特長等を基に配置間隔等に配慮しながら新たに植樹をし、適切な樹木更新を行って参ります。
市民説明会については、平成24年12月及び平成25年1月に計2回、パブリックコメントを前に計画を市民の方々に周知することを目的に実施したものです。今後は計画策定に合わせて、ホームページや広報あさひばし等を利用して計画を周知して参ります。
今回の常磐公園改修事業基本計画のうち、河川空間部分の検討を進めるに当り、市民参加の手法としては、市民参加推進条例に基づき、学識者等からなる市の私的諮問機関の設置とパブリックコメントの実施を行っております。また、私的諮問機関である検討懇談会の構成員につきましては、今回の堤防の議論は技術的専門的な内容が濃くなることから専門家等による構成員のみとしました。公募市民が委員として含まれておりませんが、前段のパブリックコメントの意見や、本検討懇談会に寄せられた各種団体個人の方々からの意見要望については、その都度検討懇談会の場で紹介し、そうした意見も参考にしながら検討を進めて参りましたことを御理解願います。
従前から常磐公園周辺の駐車場不足に対し、常設駐車場の新設を周辺施設利用者から求められているため整備を行うものです。イベント時等、多数の車の駐車スペースが必要の際は常設駐車場以外の河川敷地に臨時駐車スペースを設けて対応することを考えております。河川敷駐車場の運営につきましては、大雨等による河川増水の予兆がある際には事前に駐車場を閉鎖するなどの対策を取り、利用者が安全に駐車場を利用できる措置を講じて参ります。
321 前回「常磐公園改修事業基本計画(案)」に対して意見を申し上げ、2012年9月3日付で「意見募集の結果」という資料を送付頂いた者です。今回、再度意見を受け付けて下さるにあたり、現常磐公園を保護存続させる立場から「再び」申し述べます。ただし、重複を避けるため、前回の基本的論点は繰り返しません。意見番号は73番ですので、そちらをご参照ください。
1)前回の意見聴取に対する判で押した回答への驚き
まず9月3日付けの資料「意見募集の結果」を見た家族や友人は異口同音に「信じられない」と絶句しました。市民の具体的でまじめなそれぞれの問いに対し、正面から具体的に答えず、抽象的な文言をパソコンで一律コピーし貼付しているからです。例えば、(-計画に基づき適切な維持管理を行う。-更新木を植樹し緑の量の確保をする。-樹木医の意見を参考にする-市民参加による検討を進める)などの繰り返しです。
このように市民の意見要望をはぐらかし黙殺することが、民主主義の時代にあってよろしいのでしょうか。全体の奉仕者であるはずの市役所が民意圧殺の手段としてこんな無責任なことをするのでしょうか。今回が最後の意見聴取ということですので、是非とも真摯に具体的かつ良心に従った回答の出ることを切に願うものです。
2)利権複合体による強行が前提なのか
巨大原子力発電は我が国に導入される以前から、世論がその危険性を強く指摘していました。それにも拘わらず、電力会社・関連企業・時の政府・財界・お抱え学者等たちが原子力ムラを構成し、推進のため関連する身内発言の公聴会などで体裁を整え、反対意見を封じながら建設・稼働を強行しました。地域住民を交付金で懐柔し、矛盾と危険を十字架のように背負わせました。その結果は、福島の原発に象徴されるように、我が国のみならず、世界中にその惨禍を知らしめるところとなりました。
今回の意見募集が単に通過セレモニーとなるのであれば、これは原子力ムラと同様将来に大きな禍根を残すことになります。市民に愛されている常磐公園をその在立意義から否定し、反対世論の包囲を突破して緩斜面化による環境破壊を推し進めるのは何が狙いなのかと、疑問が増大するばかりです。
まず北海道開発局の不要論が取りざたされていることとの関連は道でしょう。北海道開発局は、その存廃をかけて膨大な予算の獲得と実績づくりに大童なのは万人の認めるところです。何はともあれ予算を獲得し、しゃにむに事業を消化し、開発局は必要組織であるとアピールする。市行政もその財源獲得に便乗して名実はともあれ仕事づくりに邁進する。また、利益にあずかれる一部受益業者が強力に援護する。このような複合体のそんな筋書きがあるとすれば、民意の圧殺も十分肯けることになるでしょう。そうでないことを祈るばかりです。
3)ドロノキの倒壊
昨年ドロノキの老樹が倒れました。公園みどり課では突然の倒木で気づかなかった。-常磐公園には危険樹木が多い-早急に伐採せねばならない-と報じ、電光石火園内の樹木に目印をつけるや立ち入り禁止区域を随所に設けました。花火大会前に花火見物者の安全確保を目指すとして、それらの樹木を切り倒してしまいました。
それら切り株をつぶさに点検してみると、倒れる恐れのない樹木がかなりの数にのぼることが判明しました。樹木医の診断を基準にして伐採樹木を選定したとありましたが、樹木を愛し・守り・治療する尊い使命の樹木医がこんな荒っぽい診立てで木々の生命を奪うなどあり得ることでしょうか。
第一公園の維持管理に日々携わっている公園みどり課の人々が、件のドロノキが倒れるまでその状況が把握できなかったというのは、何とも奇妙な話ではありませんか。これは園内樹木の大量伐採を意図して故意に倒れるまで放置していたと見做されても仕方のないことです。では、なぜ大量伐採が必要なのか。公園の樹木と景観を守る広汎な世論を、機先を制する伐採によって諦念させ、弱体化させる。そんな既成事実づくりとでも考えなければ容易につじつまがあいません。守る運動の戦意喪失を狙うには、もう既に多数の木がなくなっているとの現実を突きつけるのが効果的戦略なのだと。おし、樹木を守る使命を捨て去り、切る必要のない樹木を多数犠牲にした樹木医がいたとするならば、それは、権力と癒着し魂を売ったニセ樹木医というほかないでしょう。関係者はこれらの疑問に答えられるでしょうか。
4)人間優先はどこへ-駐車場は人間排除?
旭川市の市政の基本理念は五十嵐広三市長時代以来「人間優先」で知られ、市民はその恩恵と誇りに浴して生活してきた筈のものでした。これは現代史に厳として今なお残る貴重な市の財産です。然るに今まさに強行されようとしている常磐公園改修事業計画は、長年この地で営まれてきた何物にも代えることのできない生物共生空間と景観をずたずたにし、心のよりどころを奪うと同時に、酸素供給量を減らし二酸化炭素を増大させます。ヒートアイランド化が進行し、夏の涼しい緑樹は消滅し、緩斜面化によって冬の北風が直接公園全体を低温に導きます。人間優先でも、生物環境優先でもありません。さらに驚くべきは、基本計画に図示された設計の非道です。サイクリングロードが分断されています。駐車場に出入りする車両のため中途でブロックされ、しかも鋭角で逆戻りにスロープを下ってきた自転車がL字クランクで右折しなければなりません。危険この上もありません。車両は運転免許資格にL字クランクの右左折能力が必須であり、車両整備・検査点検で万全が期されているので停止も方向転換も常に可能でしょう。しかし、交通弱者の歩行者およびサイクリストは、全く安全が保証されていません。また、公園側に下りてくるサイクリストは階段から降りてくる歩行者と鉢合わせる組み立てになっているではありませんか。歩行者もサイクリストも軽視され過ぎです。ウォーキング・コースは、石狩川河川敷の工事当時、市民に散策の憩いと健康づくりを提供できるというキャッチフレーズも加わって実施に移されました。しかし、今やその約束が反故になり、歩行者に危険を負わせつつ車優先を貫くという理念で置き換えられようとしています。ウォーキング・コースが図面で消え去り管理用道路が取って変わっています。人間優先はどこへいってしまったのでしょうか。
5)幾何的デザインの愚
計画で示されている改修案は、直線を主体とした幾何的デザインです。緩斜面しかり、駐車場しかり、通路しかり、幼樹植樹しかりです。自然をできるだけ残したいと説明しておきながら、なぜ幾何的デザインなのでしょうか。この背景が恐ろしく思えてなりません。シェーン・ブルン庭園やベルサイユの庭園は、壮大な幾何庭園であることは万人承知の通りです。これらの庭園はどんな意図で造成されたのか。嘗ての皇帝や王が絶大な権力を誇示し、他の王侯貴族・人民を屈服させるため、およそ自然からかけ離れた規模とフォルムで造成を強行しました。人間の階級固定化と民衆支配の狡猾な手段でした。この矛盾はやがて平等と人権を求める圧倒的な人々の蜂起によって解消されていきます。人々はいつの時代も、人間都市旭川には、シェーン・ブルン庭園やベルサイユのパターンと理念はマッチしません。幾何的デザインは旭橋・石狩川周辺公園には到底似合うものではないです。
6)不要不急の改修補強ではなく、緊急を要する諸課題にこそ全精力を
前掲5)までですでに「常磐公園改修事業基本計画」が百害あって一利なしとわかりますが、これに拘泥して手をこまねいていられない緊急の課題が山積しています。次にあげるこれら市民の要求に予算を振り当てて頂きたいものです。
(1)水質保全:千鳥が池の悪臭や特に冬期にひどくなる牛朱別川の汚染に真剣に向き合ってください。河川空間の整備をとなえるのであれば、不断の汚染度測定と汚染源の特定作業が欠かせません。また、旭橋・金星橋・新橋等の橋脚近辺へのゴミ不法投棄が河川環境を悪化させ、不衛生で病原発生の危機に満ちています。確固とした取り締まりによって美観を守るだけでなく、市民の健康と安全を守ってください。
(2)テニスコートの手当て:今園内にあるたった一面のテニスコートが荒廃しきって、使用不可能な状態です。およそどんな公園でも楽しくテニスに興じる人の姿が見られるのが普通です。しかし、常磐公園の場合、コート面はでこぼこ水もたまり、ボールが正常にバウンドすることはあり得ません。ましてやラインやネットも何の役にも立っていないのが現状です。
(3)公園内街路灯の増設:園内街路灯が不足しているため、女性ばかりでなく男性でも夜間の通行が憚られます。防犯上の配慮で多くの人に親しまれる公園づくりができるのではないでしょうか。
(4)老朽亭舎の改善:あずまやのうち、気持ちよく使用できるものは殆ど皆無といってよい状態です。酷い所では、苔でぬめりが出て、木質部が泥化していたりします。補修に予算を充ててほしいです。
(5)カラス対策:カラスが異常に増殖し、気性も荒くなっています。襲われた事例も出ています。カラスが怖い公園で市民が安心して憩えるものでしょうか。早急な対策を切望します。
7)自然な生物共有空間は何物にも替えられない。
緩斜面化は幼樹の植樹によって保管されると計画では説明しています。しかし、今一度微生物・虫・小動物・植物・ヒトの関わり共生する空間の重要性に思いをはせてください。幼樹代替で回復可能な環境はありません。昨年の大量伐採でもすでに被害が広がっています。更なる大量伐採による共生バランスの終焉だけは見たくありません。為政者は「覆水盆に返らず」を肝に銘じ、将来に禍根を残さないでください。堤防の治水機能は、安全確保に十分足りていると識者は話しています。治水を語るのであれば、上流水源地帯の水土保全林の強化に力を注ぐべきではないでしょうか。私たち人間は常に「絶滅危惧種を増やさない」とのスタンスで行動しなければなりません。
8)海外からの来訪者の嘆き-旭川市民だけの旭川ではない
2月に旭川冬祭りが催されました。多くの市民が集いましたが、海外からの訪問者もかなり見られました。私もフィールドワークで海外に出た際、現地の方々にいろいろ教えて頂いたりします。そこで、この機会を生かしできる範囲で訪問してくださった海外の人たちと言葉を交わし、ご案内できる部分はご案内しました。その中に、オーストラリアから三度目来旭の夫婦がいました。毎年のようにスキーやバード・ウォッチング、植物ウォッチング、ワカサギ釣りなどで来道し、早9回を重ねるとのことでした。今回は富良野でのスキーと兼ねての訪問だとのことでした。その妻の方が、「国で見られない樹木が見られて楽しい。」とたくさん写真を撮っていましたが、池から祭りメイン会場にのぼる雪のスロープの入り口でこう言いました。「確かにここにいい姿の木がありましたよね。」と。私は昨年伐採された木をしのびながら、「ああ。ここの公園環境は海外の人々にも慕われ、思い出となっているものなんだ。」と感激しました。家に帰ってその感激を愚妻にも報告した程です。「ユーカリの木が中心のオーストラリア、砂漠の多いオーストラリアからくると、ここの針葉樹やしだれ柳をはじめとする広葉樹はいつも本当に気が休まります。」と感想を述べていました。夫君の方は野鳥のことを話しました。私がフランスのジベルニーを訪ねた時、モネが日本庭園をたいへん気に入っていたのだなと思ったことが蘇りました。特にモネはしだれ柳が気に入りだったのです。モネの池や庭園は製作活動のエネルギー源でした。まさに自然を尊重した日本の植物と庭園は、ヨーロッパの人たちの垂涎の的だったようです。
三年前、私が久しぶりにドイツを訪問した際、南ドイツ、オッターバイアーのノーベルト・エムラー教授が二日間にわたり、車で「黒い森」を案内してくれました。森林復興の取り組みを語り、森林回復の苦労の様をつぶさに見せてくれました。翌年日本を訪ねたいと言ってくれた教授でしたが、翌年3・11の福島原発メルトダウンで、やむなく訪日は取りやめとなってしまいました。今度は旭川や道内の自然を見て頂く番だと様々プランを考えていたのに、何とも残念だと思う一方、市が国と一緒に公園の樹木を大量に伐採することを企画している現実をどう説明したらよいものかと苦慮しています。市は大所高所に立ち、未来を見据えた施策を考え直しほしいとお願いする以外にありません。昨年夏の伐採以来、自宅の窓からすっかり見えるようになってしまった対岸本町の建物を眺めるにつけ、これ以上の環境悪化に拍車をかけることだけは、ぜひ思いとどまってほしいと願っております。どうぞ声を聞き届けてくださいますように。
市民意見の聴取については、市民参加推進条例に基づき、学識者等からなる市の私的諮問機関の設置と意見提出手続(パブリックコメント)の実施を行っております。また、河川空間検討懇談会では前段のパブリックコメントの意見や、本検討懇談会に寄せられた各種団体個人の方々からの意見要望について、その都度紹介し、そうした意見も参考にしながら検討を進めて参りましたことを御理解願います。
堤防の緩傾斜化整備は文化芸術ゾーンの賑わい創出や公園を訪れる方の利便性の向上を目的として整備を行うものです。今回の基本計画に基づき公園及び堤防の改修を行うことで、7条緑道から常磐公園、堤防から旭橋、新橋までの常磐公園周辺区域の連携性と利便性が従前より増すものと考えております。計画の中で河川空間につきましては、堤防の緩傾斜化により公園と河川の一体化により利便性の向上や樹木の更新・堤防の強化等を図って参ります。
倒木したドロノキは、枝の伸長、葉の繁茂状況から寿命による衰退の兆候は見られず、H23の調査時に幹の傾斜と根元の空洞化といった欠点を確認し、樹木の大きさとそのバランスから要伐採と判定しておりました。このように枝振りや葉の繁茂状況から生理的に活発である樹木についても、幹の傾斜や曲がりなど、樹形のバランスによっては空洞化や芯腐れといった部分的欠陥から、倒木する可能性が非常に高くなると考えております。よって枯れ木や半枯れといった衰退状況だけでなく、樹形や腐朽菌類等による幹の腐れ、空洞化の状況などを再点検し倒木の危険性について総合的に判断しました。
しかしいずれの樹木も、倒木の時期やどの様な状態で限界に達するかを予測することは困難であり、その対処についても、根本からの伐採や大きな枝の剪定など様々な手法があり、緊急伐採した樹木については園路付近にあり立入を規制することが困難であったことから最善策として伐採に至りました。
駐車場への取付道路の動線につきましては、歩行者、自転車利用者の動線は御指摘にありますように現況動線と逆方向の接続となり、利用面において幾分不便となることは認識しているところです。一方で車両の進入については河川敷へスムーズな新入が可能となり、混雑時の接続する市道の渋滞を防ぐことができること、また、下流方向へ直進する動線とすることで堤防幅拡幅時に必要とされた高さ5m程度の擁壁の設置が不要となり、景観上も良好なものとなる等の利点があります。これらのことを総合的に勘案し今回提示した計画案となりましたことを御理解願います。
計画案に示しました園路、駐車場等の形状につきましては、公園利用者の利便性を考慮した場合、ある程度直線的な形状とならざるを得ないと考えております。
常磐公園の池の水質を浄化させる対策として、例年6月から9月までの間、忠別川の河川水を取水し浄化した後、常磐公園の池内に放流し水の入れ替えを行っております。また、これと併せ、池の近傍に用水井戸を掘り、地下水を汲み上げ池内に通年放流も行っておりますが「水のきれいな池にして欲しい」という要望には十分応えきれていない状況となっております。常磐公園の池の水をきれいにするためにどのような方策が取れるのか今後とも検討して参ります。
公園内の街路灯配置につきましては、配置バランスを考慮し設置されているところですが、御指摘にありますとおり、夜間の公園内が暗い状況であることは認識しているところです。今後老朽化した街路灯を新しいものに更新する際には周囲の状況を確認し必要な箇所には現況より明るい照度の街路灯設置を検討して参ります。また、照明周辺にあり光を遮っている可能性のある樹木については強剪定を行い、街路灯照明が本来の明るさを発揮できるような環境づくりも行って参ります。
老朽化したあずまややベンチにつきましては、状況をみながら更新を検討して参ります。
カラスが卵やヒナがいることが原因で公園利用者を威嚇してきた場合には、巣を撤去する等、利用者に危害を及ぼさないような対策を取っております。
生態系については「常磐公園の緑の計画」の中では安全性・快適性・景観と同様に常磐公園の緑に求められる重要な4つの観点として定めております。純粋な自然界と異なり一定程度人の手が加えられた公園の中で常磐公園内に植栽していない旭川周辺の郷土樹種を植栽するなど、多様な樹林構造を創出し生態系にも配慮して参ります。
常磐公園の堤防沿いには多くの樹木が昔から変わらぬ風景として存在し公園の趣ある景観の一部を担っています。市民の皆様がこれらの景観に思い出を重ね、かけがえのない場所として想いを寄せていただいている所です。
その一方で堤防上の樹木は生育状況が良好ではないものが多数見られ、また、堤防上に新たに植樹することは堤防の弱体化に繋がることから現行法上認められておらず、現況堤防上に更新樹木の植樹を行うことができないため、堤防上の樹木環境は生育状況の良くない樹木の衰退により、今後悪化していくことが想定されます。
しかし、堤防の緩傾斜化整備を行うことで堤防法面上に将来的な維持管理を見据えた植栽を行うことが可能となります。河川空間部分の現在の景観については整備直後は一時的に緑量が減少しますが、良好な生育環境に新たに植樹を行うことで数十年後には健全な樹木により現況に近い景観を復元し、維持していくことが可能になると考えております。
また、整備予定箇所の樹木についても保全できるものは極力保全し、整備による伐採も必要最小限に抑えられるように検討を進めて参ります。
322 1.常磐公園改修事業基本計画(河川空間)案は、改修事業といっても既存の常磐築堤の改修事業計画案を立てるのではなく、旭川市街地内を流れている一級河川の石狩川と旭川市民の憩いの場所である常磐公園を一体化し、いかに利用しやすくするかである。
2.常磐築堤の改修事業計画案だけであれば国が行うことになり、常磐公園の改修事業計画案だけであれば旭川市が行うことになるが、今回の改修事業計画案は常磐築堤と常磐公園の双方を一体化して利用しやすくする改修事業計画案であるために、旭川市が双方の立場の垣根を取り外して最良の改修事業計画案を立てなければならないと考える。
そうすると、常磐公園改修事業基本計画(河川空間)案には、
(1) 常磐築堤全体(旭橋から新橋間)は現在の位置でいいのかの検討
(2) 常磐築堤全体(旭橋から新橋間)についての改修事業計画案の検討
がなされていない。
3-1 (1)常磐築堤全体(旭橋から新橋間)は現在の位置でいいのかの検討について
改修事業計画案は、今後100年を見据えた上での改修事業計画案である以上、昭和40年施行の河川法に基づき策定された、石狩川水系工事実施基本計画が昭和56年8月の集中豪雨後の総点検と平成24年度の重要水防箇所評定において「B水防上重要な区間」に指定され、堤防高及び法崩れ・スベリについての安全度を優先的かつ早急に対策をとらなければならない区域であることの二つを重ね併せた改修事業計画案を立てる必要がある。
また、旭川市街の中心地内を流れている一級河川の石狩川左岸常磐築堤全体(旭橋から新橋間)が、昭和56年8月の集中豪雨等今日までの洪水による被害等を考慮し、旭橋から新橋間の水量、水力、水流等と永山新川事業に伴う牛朱別川の水量、水流変更等の変化をも考慮し、最新の治水工事工法を用いて築堤を築き市街地への災害を防止するために必要な常磐築堤全体(旭橋から新橋間)の位置を設定し、それによって出た廃川敷地を有効に活用することを考え合わせると、最初に常磐築堤全体(旭橋から新橋間)の施工位置の検討が必要である。
3-2 (2)常磐築堤全体(旭橋から新橋間)についての改修事業計画案について
常磐公園と常磐築堤の一部(旭橋から常磐プール前間)と接する石狩川左岸河川空間全体を効率よく利用するために、今回の「常磐公園改修事業基本計画(河川空間)案」が示されたが、これには常磐築堤全体(旭橋から新橋間)についての改修事業計画案が示されていないため、重要水防箇所評定において「B水防上重要な区間」である常磐築堤(旭橋から新橋間)内の一部区間(常磐プール前から新橋間)の改修事業計画案が示されていない。
この区間も「B水防上重要な区間」である以上、常磐築堤全体(旭橋から新橋間)の区間がどのような改修事業計画案になるかが必要である。改修事業基本計画案から外れた常磐築堤の一部(常磐プール前から新橋間)について改修事業計画案の検討がなされないまま改修事業計画案を立てても、平成24年度の重要水防箇所評定において「B水防上重要な区間」に指定され、堤防高及び法崩れ及びスベリについての安全度を優先的かつ早急に対策をとらなければならない区域区間の改修事業計画案を立てたことにはならない。
4-1 今回の常磐公園改修事業基本計画案の区間に上記3-1で記した廃川敷地が出たら常磐築堤全体(旭橋から新橋間)の設置位置は河川側に移動することになる。
常磐築堤全体(旭橋から新橋間)が河川側に移動することにより常磐公園側の天端、法面の位置が河川側に移動し、その結果法面樹木の整理への影響が少なくなると同時に常磐公園内敷地の利用面積も広がる。また、「B水防上重要な区間」である常磐築堤の一部である常磐プール前から新橋間の樹木整理にもよい結果を得ることになる。
その結果、3-2で記した常磐築堤全体(旭橋から新橋間)の法面の樹木への影響が最小限となる。
4-2 常磐築堤全体(旭橋から新橋間)の河川地内には、日本製紙旭川工場の排水管が埋設されている点については何ら検討されていないが、「B水防上重要な区間」内にあるので検討の必要がある。また、今年の旭川冬まつり会場は、今回の「常磐公園改修事業基本計画(河川空間)案」の区間外である、常磐築堤の一部(常磐プール前から新橋間)及び河川地内も使用し、チュービングコーナー、巨大迷路や冬まつり関係の機材置き場及び車両駐車場等に使用されていたので、この部分も一体化の面から検討の必要がある。
4-3 以上の観点から、今回の「常磐公園改修事業基本計画(河川空間)案」は河川地内と常磐公園の有効利用の観点から考えると一体化利用計画案といいながら途中半端な改修事業計画案といわざるを得ないこととなることから、常磐築堤全体(旭橋から新橋間)の改修事業計画案が必要である。
5-1 次に、常磐築堤全体(旭橋から新橋間)(前記3-1での検討結果)が現在の位置である場合
常磐公園改修事業基本計画(河川空間)案では、常磐築堤の一部(旭橋から常磐プール前間)についての改修事業計画案であるが、平成24年度の重要水防箇所判定では、常磐築堤全体(旭橋から新橋間)が水防上重要な区間である。
5-2 常磐築堤全体(旭橋から新橋間)が現在の位置を保持しつつ平成24年度の重要水防箇所判定に対応できる改修を含め、常磐公園と石狩川河川の一体化した改修事業計画案を立てることになるから、常盤築堤の一部(旭橋から常磐プール前間)のみの検討で改修事業計画案を立てるのは片手落ちであり常磐築堤全体(旭橋から新橋間)についての検討が必要である。
5-3 現在の石狩川の流れは、旭橋中央から新橋左岸に向かって流れており、この状態で洪水時に常磐築堤全体(旭橋から新橋間)のうち一番水力等のかかる場所が常磐築堤内の一部である常磐プール前から新橋間の部分である。また、常磐プール横の常磐築堤法面には樹木が生えていることから常磐築堤全体(旭橋から新橋間)のうち一番破壊されやすい場所でもあるので、法面樹木の整理等の検討が必要である。
常磐築堤全体(旭橋から新橋間)の河川地内については前記4-2で記した状態であり、この部分を改修事業計画案の検討対象から外すことはできず常磐築堤全体(旭橋から新橋間)についての検討が必要である。
5-4 以上の観点から、今回の「常磐公園改修事業基本計画(河川空間)案」は河川地内と常磐公園の有効利用の観点から考える一体化利用計画案といいながら、途中半端な改修事業計画といわざるを得ないこととなるから、常磐築堤全体(旭橋から新橋間)の改修事業計画案が必要である。
6 結論 常磐公園改修事業基本計画(河川空間)案を検討するには、常磐築堤全体(旭橋から新橋間)の位置及び常磐築堤全体(旭橋から新橋間)の改修事業計画案を検討した上でなければならないと考える。
常磐公園に隣接する常盤築堤は、ご指摘のとおり概ねすべての区間が重要水防判定でBランクに位置づけられており、堤防改修の必要区間となっております。ただし、要対策区間は旭川市街部に多数存在することから、現地の状況を勘案して整備を進めることとしております。
一方で、これまで“旭川市かわまちづくり“の検討を進めて参りましたが、その方向性が「堤防の緩傾斜化による常磐公園と河川の一体利用」となりましたため、旭川開発建設部とも協議し、公園整備区間の堤防整備を進めることとなりました。
なお、河川の流下能力を考慮し、堤防の緩傾斜化は現位置において公園側に拡幅する計画としております。
323 私は、現在の「常磐公園改修事業基本計画(河川空間)(案)にある常盤堤防の緩傾斜化に反対し、あと半年から1年かけて、市民参加の元で徹底的に検討をすすめ、一定の合意を得た上で河川空間および常磐公園の改修を行うことを求めます。その理由を以下に述べます。
  1. 常磐公園は大正5年に開設された市内で最も古い歴史のある総合公園で、ドロノキやハルニレ等の大木が多く、市街地中心部にある緑のオアシスです。さらに、石狩川、旭橋とともにポプラがそびえる堤防沿いの樹木群のある常磐公園の景観は旭川市民にとつて原点の一つです。従って、改修計画については市民の意見、知恵を十分に取り入れながら慎重に計画する必要があります。しかし、今回の河川空間検討懇談会の委員には市民公募を行わず、しかも9名の委員は、緩傾斜化を前提に考えている委員長のもと、4名が緩傾斜化を推進する行政の職員等、市の改修計画案に疑間を呈する委員はほとんどいない、という恣意的な委員構成で進められ、市民グループ、市民個人から寄せられた疑間、提案などに対して十分な検討がなされていない。
  2. これまでに、市民、市民団体から寄せられた意見書、常磐公園改修案(河川空間抜き)へのパブリックコメントのほとんどは常磐堤防の緩傾斜化に反対のものであったが、そのことが検討懇談会で無視されている。さらに、市民3団体から合計で17,529筆の大量伐採反対の署名が出されているが無視され、検討懇談会でその内容が検討されていない。
  3. 堤防の緩傾斜化とそれに伴う、大量の樹木伐採の基本的な目的が検討懇談会にも市民にも明示された上で検討されていない。市の資料には、常磐公園と河川空間の一体化、堤防の階段が狭く急で危険、老木が多い、治水対策のため、といくつもの理由が書かれているが、本当の目的は上位計画の一つである「旭川かわまちづくり計画」に、「河川敷に駐車場を作り観光バスを乗り入れ観光客誘致のため」と明記されている。しかし、本来の上位計画である中心市街地活性化計画に基づく文化芸術ゾーン整備基本方針には常磐公園、河川区域について「市民に親しまれる空間整備」とある。従って、まず市民の日常的な常磐公園、河川空間利用を中心に考えるべきであるが、そのことが無視されている。
  4. 旭川市には1975年に策定された「放射環状型緑化構想」、1997年の緑の基本計画で策定された「グリーンベルト・グリーンリボン構想」という旭川市の立地条件に合った緑のネットワーク構想がある。常磐公園、石狩川の河川空間はこうした旭川市の緑のネットワークを考えるときに、重要な位置にある。まちづくりと自然、市民の健康を考えるとき、常磐公園の緑は大変貴重な価値を持っている。さらに、嵐山などの広大な森林のある風致公園の生物相とは比べようもないが、常磐公園にはさまざまな野鳥、昆虫、けものが生息している。こうした市街地での小規模な緑地でも、都市域の生物多様性維持のために、子供達のために、市民の精神的・肉体的健康ために大変重要であることが国の閣議で決められた生物多様性戦略でも謡われている。しかし、これまで市民から幾度も指摘があるにもかかわらず、常磐公園の生物相調査は行われず、昨年ヤマコウモリ、アカゲラの営巣木であることを一切考慮せず危険木ということで伐採してしまった。市民説明会の中で、市の担当課長はこれからは生態系にも配慮する旨の発言をしているが、緩傾斜化を含む河川空間改修を行う前に、生物相調査、生物多様性への配慮を行う必要がある。
  5. 治水対策のため常盤堤防の断面不足が緩斜面の一つの理由に挙げられている。しかし、平成22年度石狩川重要水防区域調書では、常盤堤防区域は堤防高不足、のり滑り対策に指定されているが、断面不足(完成堤防に対する)の指摘はなく、いずれも20~30年の間に実施する重要度Bランクで緊急性がないことは検討懇談会の中でも示されている。
  6. 以上のことを踏まえ、市民グループから具体的な提案が出されている。緩傾斜化によって一気に堤防法面の樹木群を大量に伐採、川からの空間を空けることは、慣れ親しんだ景観に大きな変化を生じ、さらに公園内の微気象、生物への影響の可能性がある。一方、市民グループからは、慎重に調査し古い危険木から20~30年かけて徐々に伐採しながら同時に堤防のり尻の外側に植樹することで、一気に川からの空間を空けないで改修を行う提案が行われた。しかし、市は緩傾斜化した堤防法面には植樹可能なことから、30年後には市民グループによる提案よりも樹木は豊富になると言う意図的に作図したと思える資料を示した。その資料には、緩傾斜化した堤防上に少数植樹してもその稚樹が成長するまで長年空間が空いてしまうことが示されていない。検討懇談会では、この市の作った作図資料によって十分に検討されず、安易に緩傾斜化が認められてしまった。
  7. 私は、旭川駅から買い物公園、7条緑道、常磐公園、河川空間へと人の流れを作ることは重要であり、そのためにもっと市民の知恵を活かす必要があることを訴えてきた。しかし、現在の改修計画は形だけで、内容の検討があまりにも不十分である。都市の緑、生き物、市民生活に配慮が不十分なまま、緩傾斜化を含む河川空間および常磐公園の改修を進めてしまうことは、将来に大きな禍根を残すことになる。従って、今一度立ち止まり、これまで指摘された重要な課題について市民参加の下で徹底的に検討をすすめ、一定の合意を得た上で河川空間の改修を行うことを求めます。

今回の常磐公園改修事業基本計画のうち、河川空間部分の検討を進めるに当り、市民参加の手法としては、市民参加推進条例に基づき、学識者等からなる市の私的諮問機関の設置と意見提出手続(パブリックコメント)の実施を行っております。また、私的諮問機関である検討懇談会の構成員につきましては、今回の堤防の議論は技術的専門的な内容が濃くなることから専門家等による構成員のみとしました。公募市民が委員として含まれておりませんが、前段のパブリックコメントの意見や、本検討懇談会に寄せられた各種団体個人の方々からの意見要望については、その都度検討懇談会の場で紹介し、そうした意見も参考にしながら検討を進めて参りましたことを御理解願います。常磐公園河川空間検討懇談会は、上位計画である「文化芸術ゾーン」の整備方針や「緑の計画」に基づき、河川空間の整備手法について検討することを目的としており,「緩傾斜化の範囲」や「駐車場の整備」を主な検討内容としております。
堤防の緩傾斜化整備は上位計画である「文化芸術ゾーン河川区域の整備方針」にて、主な整備内容の一つとして「緩傾斜化による常磐公園と石狩川の連続性確保」と示されており、文化芸術ゾーンの賑わい創出や公園を訪れる方の利便性の向上を目的として整備を行うものです。今回の基本計画に基づき公園及び堤防の改修を行うことで、7条緑道から常磐公園、堤防から旭橋、新橋までの常磐公園周辺区域の連携性と利便性が従前より増すものと考えております。
計画の中で河川空間につきましては、堤防の緩傾斜化や駐車場の整備を行うことで、利用上や樹木・堤防の課題などが改善されるものと考えております。
公園の樹木はそこに集う多くの動物たちの住空間としても機能しています。「常磐公園の緑の計画」の中では安全性・快適性・景観と同様に生態系についても常磐公園の緑に求められる重要な4つの観点として定めております。都市公園である常磐公園では、自然界と異なり一定程度人の手が加えられた中で、常磐公園内に植栽していない旭川周辺の郷土樹種を植栽するなど、多様な樹林構造を創出し生態系にも配慮して参ります。
また、環境に適した良好な生態系を保持するために、計画策定後常磐公園全体において1年間に渡り生態系調査を行い、公園内の植生や生物の現況を把握した上で、より良い緑の復元に努めて参ります。
生物多様性については、常磐公園だけでなく、全市的な視点で検討する必要があるため、H27の次期「緑の基本計画」改定時に合わせ、本市の緑化に係る基本的な方針に位置づけることを検討して参りたいと考えております。
危険木を20~30年かけて徐々に伐採しながら、河川空間の堤防法尻の外側に植樹することで一気に川からの空間を空けずに樹木を更新する方法では、景観を保ちながら緩やかな緑の更新が可能となりますが、治水対策が後年次になってしまうこと及び堤防法面部には新たに植栽することができないことから将来的に芝生だけの堤防になってしまう問題があります。
パターン(4)のように堤防を緩傾斜化した場合には、一時的に緑が失われることになりますが、盛土部分には更新木の植栽が可能であり、適切な間隔で植栽することで良好な生育環境となり樹木の生長も早く、将来的に芝生だけでなく緑陰のある堤防となり、望ましい生態系となるほか、公園と河川空間が一体化され管理区分も一元化され、公園全体と同様な維持管理が可能となります。以上から、将来に緑を多く残すことのできるパターン(4)の案を採用することといたしました。

324 改修の必要はない。常磐公園は、人の定住が進む中で、この場に棲息していた動物や植物が棲息する生態系と水(川)、地形、樹木(在来樹)、生活空間などを基調に人の手を加えて設計され、いまの風景と景観を見ることが出来る。この常磐公園は、そこに在る自然や風景など失うことなく造成され、いま100年有余の歴史と文化を育んできた市民の博物詩であり自然文化遺産である。提案の(河川空間)案は、自然公園本来の意義や目的を基調としない改修事業である。旭川の現在と未来にかかる緑と生物の多様性について傍聴する過程でも基本的な検討がなされないまま改修事業案が提案されていること。このような背景で提案される改修事業案は容認出来ない。
(1)緑を考えるとき。緑にたくさんの生き物が棲息出来る環境を作ることが、原点である。緑は人にも心地よい環境で健やかな生活空間であること。提案の常磐公園改修が賑わいの創出が主目的だとしたらそれは大きな間違いだろう。この改修事業がその合理性や整合性などからもし妥当と判断するのであれば治水との関わりから見ても全く整合性を欠く提案である。現実に旭川の緑はとても貧弱に思います。この事を契機に市民と行政が時間をかけ英知を出してまちつくりをじっくり考えてはどうだろう。大切なことは、そこに在るいまの常磐公園の姿を活かし磨くことは、これからのまちつくりにとって、とても大切である。無論、安全安心から維持管理は言うに及ばない。
(2)常磐公園には、たくさんの生き物が住み着き歴史と文化を育んで来たところだ。冬期は河川の寒風を大小の樹木が和らげてくれますし、猛暑の季節には木陰をつくり憩いの場をつくってくれます。また遠足、お絵かき、自然観察など教育的な活用もされている。この意味でも都市公園として適切な維持管理は欠いてはいけない。今回の検討会で市はこれまで管理が不十分であったことを認めながら、この時期に合わせて大量の樹木を充分な調査をせず、市民の声にもみみを貸さず大量の伐採を強行しました。誰が見ても聞いても理解に苦しむところだ。自然は一度強いストレスをかけると再び元には戻らない。また公園の緑は大中小の樹木と地表に植物・昆虫類・微生物・水生昆虫など、そしてトンボや小鳥たちが棲息地している。そんな健やかな自然環境は人の生活や暮らしから失ってはならない。人も同じ環境に生きていることを忘れてはいけない。
(3)旭川市も学校や公共施設が老朽化し、その多くが建て替えや耐震化など求められ財政の困難の中、更なる補助事業には慎重でなければならない。旭川市は他の都市に比べてもあまりにも緑が少ない。緑の基本計画がない。早急に市民と行政が参加する施策が求められています。この事がないまま昨年常磐公園の樹木を大量伐採し、年明け早々に春光園の樹木87本の伐採や街路樹の剪定など誰が見ても聞いても異常に感じられます。検討会で緑地協会の職員の1人は常磐公園と神楽岡公園の樹木はほとんど危険樹木だと言う。この事に緑に対するあまりにも見識のなさにいきどうりを覚えました。このような背景の中で常磐公園改修事業基本計画(河川空間)案の提示は市民の意を得ていないもので同意出来ない。
(4)課題では、((1)改修は行わない)。利用上は、階段の部分だけを幅を広く緩やかにし手すりを取り付けるなど工夫。公園と河川の一体性については、基本的に公園と河川は別々の機能を持つ。公園は河川と隣接する緑として一体性で分断は当てはまらない。公園の樹木には当然ながら健康な木、老いた木、朽ちた木、低木や草、生き物たちが棲息。安全安心には人が関わりよい環境をつくること。公園は生物の多様性とよりよい生活空間に配慮すること。樹木の更新は堤防影響範囲外に計画的に植栽をする。堤防は、治水上必要な断面不足で危険と言うが公園に隣接する河川改修箇所は危険度B段階で即緊急性はなく堤防の前後の整合性からみてもあてはまらない。堤防内に残る株は衰退状況に応じて処理する。緑の風景と景観は、年々衰退が進むが法面以外に更新木を植樹し緩やかな更新を図る。その他の駐車場については、公園としての機能からして恒常的なイベントは少なく臨時的な駐車場としての利用であり多少の不便はある。法面の樹木は20~30年のスタンスで少しづつ減り堤防影響範囲の樹木は0本となる。平行して更新木は成長し風景も景観も回復し植栽など適切に維持管理をすることで緩やかな緑の推移が図られ本来の常磐公園が見られる。
最後に「常磐公園改修事業基本計画(河川空間)案」はどうしても容認出来ない。この検討会の委員構成はほぼ全員が計画推進に関わる人で構成し、市民や地域の声が反映されてない構成になっている。ここでも旭川市の緑の基本計画や常磐公園の生物の多様性・生態系については含まれていない。この公園は市民の暮らしや生活空間としてなくてはならない環境であること。更に常磐公園は、大雪山を背景に自然環境を活かし造成された歴史と文化を育んできた貴重な公園であること。今日どの自治体も財政の困難なこの時期に血税を使うのであればなおのこともっと多くの市民や地域の声を計画段階から聞いてもよいのではないか。この改修はしないとし、これほど歴史と文化を育んだ自然文化遺産であることを踏まえこのまま20~30年かけ維持管理をしながら旭川市の緑について総合的に市民と行政が協働しながら基本的な緑の計画を話し合うことが重要である。無論計画には見識ある学識経験者や専門家などの意見を聞くことこそ「まちつくり」に欠いてはいけないと考えます。
堤防の緩傾斜化整備は文化芸術ゾーンの賑わい創出や公園を訪れる方の利便性の向上を目的として整備を行うものです。今回の基本計画に基づき公園及び堤防の改修を行うことで、7条緑道から常磐公園、堤防から旭橋、新橋までの常磐公園周辺区域の連携性と利便性が従前より増すものと考えております。計画の中で河川空間につきましては、堤防の緩傾斜化により公園と河川の一体化により利便性の向上や樹木の更新・堤防の強化等を図って参ります。
公園の樹木はそこに集う多くの動物たちの住空間としても機能しています。堤防沿いの樹木群が公園利用者だけではなく、動植物にとっても貴重な環境であることは十分認識しているところです。「常磐公園の緑の計画」の中では安全性・快適性・景観と同様に生態系についても常磐公園の緑に求められる重要な4つの観点として定めております。
生物多様性については、常磐公園だけでなく、全市的な視点で検討する必要があるため、H27の次期「緑の基本計画」改定時に合わせ、本市の緑化に係る基本的な方針に位置づけることを検討して参りたいと考えております。
これまでの公園樹木の維持管理は、対症療法的な維持管理が中心となっていましたが、昨年策定しました「常磐公園の緑の計画」の基本方針に基づきながら、今後は現状や課題を的確に把握し、問題の発生を未然に防ぐ計画的な維持管理を目指して参ります。
昨年夏の常磐公園内の樹木緊急伐採につきましては、平成23年度に公園内の樹木調査を行い病害や老朽により伐採が望ましい樹木の判別は行っていたところですが、昨年6月に公園内で樹高約20mのドロノキの倒木が発生したことを受け、再度危険と思われる樹木の再調査を行った結果、約200本の樹木について伐採等の早急な対応が必要という結果となりました。そのうち、公園園路周辺にあり立入規制等の困難な樹木約50本について、止むを得ず昨年7月末に伐採作業を行ったものです。なお、伐採した樹木の状況写真を公園みどり課ホームページで公開しております。
春光園や神楽岡公園など他の公園においても同様に樹木の老朽化が進んでおり、今後樹木の専門家や樹木医の調査・診断の下、公園利用者に危険が及ぶことのないよう適切に対応して参りたいと考えております。
常磐築堤は旭川開発建設部の重要水防箇所判定でBランクに位置付けられており、20~30年の期間の中で整備を要する堤防とされています。河川空間検討懇談会での議論の中で堤防の安全性についても論議されています。常磐築堤全延長のうち約800m程の区間は対策が必要とされる区間であり、着手できる箇所から順次整備を行っていくことが望ましいとされております。
河川空間の堤防法尻の外側に植樹することで一気に川からの空間を空けずに樹木を更新する方法では、景観を保ちながら緩やかな緑の更新が可能となりますが、治水対策が後年次になってしまうこと及び堤防法面部には新たに植栽することができないことから将来的に芝生だけの堤防になってしまう問題があります。
パターン(4)のように堤防を緩傾斜化した場合には、一時的に緑が失われることになりますが、盛土部分には更新木の植栽が可能であり、適切な間隔で植栽することで良好な生育環境となり樹木の生長も早く、将来的に芝生だけでなく緑陰のある堤防となり、望ましい生態系となるほか、公園と河川空間が一体化され管理区分も一元化され、公園全体と同様な維持管理が可能となります。以上から、将来に緑を多く残すことのできるパターン(4)を採用することといたしました。
今回の常磐公園改修事業基本計画のうち、河川空間部分の検討を進めるに当り、市民参加の手法としては、市民参加推進条例に基づき、学識者等からなる市の私的諮問機関の設置と意見提出手続(パブリックコメント)の実施を行っております。また、私的諮問機関である検討懇談会の構成員につきましては、今回の堤防の議論は技術的専門的な内容が濃くなることから専門家等による構成員のみとしました。公募市民が委員として含まれておりませんが、前段のパブリックコメントの意見や、本検討懇談会に寄せられた各種団体個人の方々からの意見要望については、その都度検討懇談会の場で紹介し、そうした意見も参考にしながら検討を進めて参りましたことを御理解願います。
常磐公園河川空間検討懇談会は、上位計画である「文化芸術ゾーン」の整備方針や「緑の計画」に基づき、河川空間の整備手法について検討することを目的としており、「緩傾斜化の範囲」や「駐車場の整備」を主な検討内容としております。
325 まずはじめに、私の立場を申し述べさせていただきます。現況の維持をベースとする。もちろん危険木に手を入れるのは理解できる。ただし、危険木の審判は丁寧に。
これまでこの問題に関わって感じることなのですが、門外漢ながら公園や緑において「管理」という側面と、「育てる」という側面が見えてきました。管理というのは意外にたやすく、予定、予想以上のことが起こらないようにする。一方の育てるということにおいて感心したのは、「公園の緑を育てる」といったそれではなく、この場所が多くの人の心に及ぼしてきたもののことです。さまざまな文化物のモチーフとなり、日常における愛着を持たれる。つまり常磐公園が育ててきたものの重層さ、この場所に育てられる私たち。これは予定、予想のつきづらいことと言えるでしょう。昨年私は、子育て支援課のファーストブック事業に関わりまして、絵本「あさひかわ」を制作しました。それは、新生児に旭川はこういうところだよというのを、四季をモチーフにまとめた一冊です。旭橋と一緒のフレームにある大きな木、常磐公園。それをこの絵本のあちこちに盛り込んでいます。それを私は旭川の誇るべき景観と考えているからです。今の常磐公園に導かれた本と言えます。まちづくりでよく聞くパターンに、旧商店街を更地にして高機能化した街をつくるというやり方があります。評価の軸というものは多様であるため、きっとレポート的にはどこもかしこも成功の判定が下されているのでしょうが、何かそこは明日の気配の薄い「看取りのまち」ともいうような空気感があります。「ああ、何かが終わってしまった」というような。常磐公園の改修図を見たときのショックはそれに近く、自分にとってどうでもいい場所になってしまうという危惧がありました。そんなもやもやを、立ち話としてこどもの通う隣保会第一保育所の先生に話したところ、署名活動を中心とした保全活動に身を乗り出して関わってくださいました。今、検討が続き、止まっている状態をもって「よかったですね」と言ってくださる保護者の方もいますが、最終的にどのような結論が出るのか。
当初の署名用紙にも意見として書きましたが、緑の草原(例えば緩斜面化したスロープ)は、こどものあそびにとって有益なものではありません。保育者目線で言うと、日射病を気にしながらのかけっこしかできないそうです。旭橋周辺の河川敷は、政策もあってか最後までまとまってあった市立病院裏の河畔林が近年なくなりました。そこへの散歩のあと、堤防を歩いて常磐公園に入ったときの涼やかさは、何者にもかえがたいということだそうです。そうした記憶をこどもたちは日々心に刻んでいます。それをふるさとの原風景として、依って立つことになるのです。改修案通りでも、木は植えられますという話なのかもしれませんが、今、十分足りています。そしてはたして、予想通り、予定通りに生長するものかどうか。水害についても保安上緊急度の高いものではないということを検討会議で知りました。総じましてこの案件に関しては、規模の大きい緩斜面化でなく、保全をベースとした維持管理を希望します。
公園施設を運営する公園管理者は利用者の安全安心な利用を第一に考え、危険と思われる樹木や施設についてその維持管理に当たらなければなりません。これまでの公園樹木の維持管理は、対症療法的な維持管理が中心となっていましたが、昨年策定しました「常磐公園の緑の計画」の基本方針に基づきながら、今後は現状や課題を的確に把握し、問題の発生を未然に防ぐ計画的な維持管理を目指して参ります。危険という判断がされた場合は撤去したり、周辺部を立入禁止にする等の対策を行います。
樹木調査の結果、現在の堤防上には生育状況の良好でない樹木が多数存在しています。改修を行わない場合には、年々これらの樹木が衰退し堤防に新たに更新木を植えることもできないことから、緑の量は減少し芝生だけの堤防となってしまうことが予測されます。堤防の緩傾斜化整備を行うことで堤防法面上に将来的な維持管理を見据えた植栽を行うことが可能となり、整備によって一時的に緑量は減少しますが、数十年後には現況に近い緑量を回復できるものと考えております。
また、整備予定箇所の樹木についても保全できるものは極力保全し、整備による伐採も必要最小限に抑えられるように検討を進めて参ります。なお、堤防上に植栽を行う際には、樹木の配置バランスと樹高の大小に配慮し、堤防全体の姿を考慮しながら植栽を進めて参ります。
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要約

「常盤公園改修事業計画(河川空間)案」は、あまりに不十分な内容で、計画そのものが杜撰であると判断せざるをえない。個別に意見を述べようもないほど具体性に欠け、根拠が不十分である。従って、計画を破棄し、白紙撤回した上で、改めて、意見を求めるべきである。
1.総論
旭川市は財政的に極めて困窮しており、このような事業を行うことは将来にツケをまわすこととなり、認めることはできない。そもそも旭川市は、今後の来るべき人口減少社会の到来を見据えて、公共事業や将来の負担を軽減するために全力を尽くすべきである。今後、人口減少する前提に立てば、公園は過剰と言える。また、人口減少によりイベントを行うにしても、集客数は減少の一途を辿ることは明らかで、イベント時の利便性といった、可能性も優先度も低い事業を行うべきとは思われない。堤防整備による洪水等の被害の問題についても、ハザードマップを確認すると、常盤公園周辺よりも危険な地域は多数あり、常盤公園周辺を優先的に整備する必然性はあまりない。また、仮に整備する必要があったとしても、現行の堤防より石狩川の側に土を盛ることで解決する問題であり、常盤公園に影響を与えなければならないという必然性もまた無い。以上の観点から、本計画に経済合理性は全く見い出せない。
2.「公園空間と河川空間の一体化」は必要なのか
計画案には、「公園空間と河川空間の一体性」といった言葉が躍るが、そのような一体性は全く必要性の無いものである。何故それをしなければいけないかという根拠が計画からは完全に抜け落ちており、計画案がいかに不十分なものか如実に表している。仮に河川との親近感を与えることが必要であるとしても、リベライン旭川パークや新橋のたもとの石狩川右岸にある公園など、親水的な公園は複数あり、常盤公園が必ずもつべき機能とは思われない。このような言葉を躍らせる原因は、河川や堤防の整備の予算を使うためと一部で揶揄される。そうだとすれば、公共事業をするための計画であり、主客が逆転している考え方である。本来なら、常盤公園をどのように良くしていくのか、そのために予算をどう確保するかを考えるべきである。要約すれば、計画案は、常盤公園をどうやってよくするかではなく、単に堤防をどう直すかといった問題について検討しているだけにすぎない。
3.樹木の整備の必要性について
計画では、公園の樹木の整備の必要性を訴えている。確かにいくつかの樹木が老木となり、植え換えの必要性が生じていることは、公園の長い時間経過のため、やむをえないものがある。しかしそれは、堤防の修繕とは関係無いものであり、別個に計画を建てるべきである。しかも、これをわざわざ堤防の修繕と一体化した計画を提案したせいで、常盤公園全体の樹木の多くを切り倒すような錯覚を生み、それが市民に余計な不安を与え、問題を悪化させた。このことについての旭川市からの謝罪も無く、実際、未だに計画に入れている点が既に間違っている。公園の樹木の植え換えについては、必要があるとすれば、年間1本程度の植え換えで解決させるべきである。
4.計画案にある駐車場について
計画にある駐車場の案は歩行者・自転車など、従来利用していた市民に対し、極めて危険と言わざるをえない。小型車の通行どころか、計画では大型バスの通行・駐車を計画しているのは、あまりに危険すぎる。そもそも中央図書館前の通りはかなり狭い路地で、大型バスの通行を認めるには無理がある。別図はGoogleマップよりコピーした、旭橋周辺の写真である。図の左の赤線は、計画案にある、駐車場へ向かう車が通行すると思われるコースをおおまかに書いたものである。上下の青線は、現在の歩行者・自転車が石狩川右岸の堤防を通行するコースを示している。図で明らかであるように、(1)と(2)において歩行者・自転車が、駐車場へ向かう車と接触する可能性が極めて高く、危険性が高いと考えざるをえない。さらに計画では、上の青線のコースを意図的に無視している。このコースにも十分な需要があり、多くの歩行者や自転車が通行しているのにも関わらず、計画案は、通行禁止を強要するように読み取れる。こうした歩行者や自転車に不便を強いる計画となっている。また仮に歩行者や自転車に、河川空間整備計画図(最終案)にある管理用道路を通るよう求めるとすれば、通行の利便性が大幅に悪化することが避けられず、結果としてより危険な下の青線を通るニーズが高まる。このため、さらに事故を誘発させる危険が増すことと考えられる。また計画では、イベント時の集客のために駐車場が必要と述べているが、従来のイベント時では、図にある下の青線で非常に多くの客が通行することになる。このため駐車場へ出入りする車で渋滞する上に、歩行者も多く、さらに事故の危険性が増すことは明らかである。ここに人を配置したとしても、渋滞と混雑は拍車をかけることが疑いなく、このことを考えれば、何のために駐車場を用意したか意味がわからない事態となるだろう。このような杜撰な計画は、全く認められない。
5.常盤公園周辺に駐車場が少ない問題に対する私の案
記載にもあるように、常盤公園周辺に駐車場が少ないという不便は、ある程度、共感できる。そのため、私は駐車場へ出入りするコースについて別の案を提示する。別図の右の赤線は、私の案で考える駐車場へ出入りするコースである。下の緑の線は、旭橋とロータリーとの間を通る歩行者や自転車が通行するコースである。図の(3)の付近に丁字路としての信号を設置し、緑の線を通る歩行者や自転車を信号で制すれば、この付近で事故が発生する可能性は低くなるだろう。またピンクの線は、新たに、この周辺から牛朱別川左岸を通る歩行者や自転車が通るコースとして整備するべきコースを指している。このように歩行者や自転車の通るコースを、自動車が通るコースと分離すれば、事故が起こる可能性は大幅に減らすことができる。また、(3)の付近は、東屋があることから、民間所有地とは思われない。そうだとすれば(1)の付近のように狭い土地に、無理にバスのような大型自動車を通すことなく、十分な広い空間を利用することが可能となる。なお、この案を採用される際には、上の青の線を通り、旭橋の下をぬけて牛朱別川左岸へ向かう(図には無いがリベライン旭川パークへ向かうコースも含む)歩行者や自転車のコースが通りやすいよう、(4)の付近で事故の懸念が無くなるよう、高架にすることを望みたい。現在では、市立病院裏の石狩川左岸の河川敷に、車の駐車スペースが存在する。このスペースをさらに拡大し、計画にある旭橋より下流側の駐車スペースまで、車を誘導し、駐車してもらうこともできるはずだ。この方法を採るのであれば、計画にあるような危険なことを大きく回避することができる。このような案も検討するべきである。駐車場については、確かに河川敷にある余った空間を利用したくなるところではあるが、利用者の立場としては河川敷まで行って停めるというのは不便であるし、あまり停める気にはならない。それより、現在9条通に面する中央図書館の隣の駐車場の方は、利便性が高い。いろいろと問題点はあるだろうが、実際のところ、このように平地に駐車場を作る方が、お客は喜ぶと思われる。遠く不便なところに駐輪場を作ったせいで、利用者にそっぽを向かれるのと同様に、安易な考え方が、必ずしも顧客満足に繋がるものとは考えにくい。なお、計画には全く記述が無いが、駐車場に関しては、常盤公園と7条緑道に繋がる付近でも駐車場が少ない現状があるので、可能であれば改善を望みたい。
6.売店などの今後について
売店の今後について、計画案に明確な記述がない。計画案では、現在、売店がある位置に、階段や通行用の通路を作る計画となっているが、売店の移動先について記述が無い。売店はあたかも公園を搾取して営利活動をしているが、現在の公園内において、独特の懐かしい風景を残している。このような売店を潰してしまうのもひとつの考え方だが、売店側にとっても死活問題であり、売店との話し合いをどのように設けているのか、あるいはどのように変えていくかについて、計画に何も記載されていない。こうした利害関係者とどのように対処するかを記載すべきなのに、その記述は無く、計画案が杜撰なものであることを表している。
7.常盤プールと売店の間のデッドスペースについて
現時点では、常盤プールと売店の間の空間は、いわゆるデッドスペースとして文字通り死んでいる状態にある。このスペースになんらかの対策が必要かもしれない。確かにこの空間は必ずしも計画的に木を植えているというよりは、ほとんど管理された形跡がみられない。汚水槽があるせいか、お化けが出そうな程、完全にデッドスペースとなっており、公園の景観に良い影響を与えていないかもしれない。確かに予算に余裕があれば、なんらかの整備をしても良いと思われる空間である。しかし計画案では、このデッドスペースをどのように活用するかについて、はっきりと明示しているとは言い難い。この整備に手を抜いてきた空間をほとんど無駄に放置して、階段を移動させるという案には到底納得できるものではない。
8.「常盤公園の新たな魅力の創出」について
そもそも常盤公園に新たな魅力を創出する必要があるとは思われない。旭川には北彩都のガーデンを含めて多数の公園があるが、そのほとんどは花見や何かのイベントなどで、ごく短期間に利用される程度で、多くは無駄な空間と化している。例えば、旭川では、河川敷に、多数の公園と呼ぶべき場所がある。しかし現状としては単なる雪捨て場・雪積み場にしか利用されてないことが多い。このような現状で「新たな魅力」と言われてもあまりに空虚な言葉にしか感じられない。新たな魅力を創出するとすれば、それはハコモノではなく、市民からの自発的な協働であるはずだ。計画は完全にハコモノとしての計画でしかなく、市民の協働が期待できるような点は微塵も無い。モノを作れば、客が来るなんてことはバブル崩壊で終了しました。そんな考え方を今でも持つのなら、市職員は職員として役に立っていない。
9.「中心市街地活性化」について
常盤公園は旭川駅からそれなりの距離を歩かねばならず、中心市街地として考えるには距離が離れすぎている。駅南口のガーデンや、北彩都周辺の公園の方が利便性は高く、中心市街地として整備するのは適当とは思われない。
10.「多くの市民が集まるように」について
多くの市民が集まるように旭川市が努力する必要は無い。それはハコモノを作れば人が来ると考える極めて安易な、そして間違った認識である。市民が集まるように努力することは、過去30年間一貫して無駄であった。こうした考え方を改めるよう、お願いしたい。
11.「文化芸術ゾーン整備方針」について
旭川市の「文化芸術ゾーン」は、常盤公園周辺の他、クリスタルホールを中心とした地域、サイパル・CoCoDeを中心とした北彩都地域、彫刻博物館を中心とした地域と点在しており、どの地域も中途半端な状態にある。
残念ながら、常盤公園周辺地域には、空いている土地は少ないため、常盤公園周辺地域は、これ以上の文化芸術ゾーンとしての発展は見込むことはできない。見込めない地域に投資するのは、費用対効果に欠ける。このため、この地域にこれ以上投資するのは間違っている。
12.河川空間における現状の課題―利用上の課題について
12-1.階段の問題について
現在の階段は利用者が多いとは思われない。従って利用者が無いのに整備する必要性は全く無い。階段の利用者が少ないのは、幅が狭く、勾配が急だからとは思われない。純粋に、通る必要が無いから通らないだけである。現実問題として、通る必然性はほとんどない。このため整備する必要性は全く無い。
12-2.イベント時の問題について
現在、該当地域で行われるイベントは、夏季の花火大会と冬季の冬まつりだけとしても過言ではない。このように限られた、短期間の用途のために大金を払って整備するのはナンセンス極まりない。必要があるならば、各イベントで入場料・利用料などを請求し、それを積み立てて、工事代金を賄うべきである。仮に天端が狭いとしても、石狩川左岸の河川側を盛り土して整備すれば解決する問題で、常盤公園と一体として整備するという理由にも根拠にもならない。また、イベントの問題を考えるなら、計画にある駐車場の危険性をもっと考えるべきだ。今の計画では、駐車場へ向かう車と、堤防を通る歩行者や自転車の通行は、イベント時に深刻な交通事故の危険がある。交通事故が起きないにしても、車の渋滞、通行する歩行者による大混雑は明らかである。イベントに計画案にある駐車場が役に立たないとすれば、何のための駐車場整備なのか。この点を検討した形跡は全くなく、計画案が杜撰であることを如実に示している。
12-3.常盤公園と河川空間が分断され、一体性がないという問題について
そもそも常盤公園は河川空間と一体性を持って作られたとは到底思われない。このため、一体性は全く必要ない。河川と親しむ施設としては、ごく近くに旭川リベラインパークがあり、そのような権能はそちらに任せるべきである。常盤公園として、河川との一体性が必要である理由は何も無い。河川の堤防などの予算を使って、常盤公園を整備しようというのが目的だとすれば、目的は筋違いであり、素直に堤防だけ整備するべきである。「河川に親しむ」という目的は無駄な公共事業の継続の抜け道として使われており、国策として正しいとも思えない。
13.河川空間における現状の課題―樹木の課題について
計画は、常盤公園の樹木全体について早急な整理を暗に求めるという、人を急かすような、押し付けがましい計画に思われる。長い年月が経過し、老木が存在することは当たり前の現実である。それまでの間、管理を怠っていたのが問題なのであり、今、全てを更新しなければならない理由にはならない。老木の更新は、年間1本程度の、ゆるやかに、時間をかけて実施されるべきだ。
13-1.現況の健全な樹木が整理の対象となる点について
計画により、現状の健全な樹木が整理の対象となるのは問題である。計画にあるように全ての樹木を一度に更新するのは性急すぎる。
13-2.危険木は速やかに整理が必要となる点について
常盤公園の樹木は、長い年月を経て、健全でない樹木があることはやむをえない。しかしそれは、それまでの常盤公園の管理体制の不十分さを指摘するべきである。適切に管理していれば、計画が述べるたくさんの危険な樹木は大幅に減っていたはずだ。今後、適切に管理するとすれば、樹木の植え換えは、せいぜい年1本程度のペースで問題があるとは思われない。計画では過剰に、かつ、無駄に急がせて、樹木の整理を要求している。この点も強く認められない。
13-3.将来的に堤防上に樹木が無くなる点について
計画では、常盤公園の整備と堤防の整備を無理に同時にやろうとしており、認められるものではない。計画による堤防の整備は、現在の堤防の外側、つまり常盤公園側に土を盛る計画となっているが、堤防の内側、つまり堤防の石狩川側に土を盛ることで、堤防の整備ができるはずである。この場合、常盤公園の樹木について、伐採の問題が発生するとは思われない。また、堤防の内側に土を盛ることで堤防の整備ができるかできないかについて、検討した点は見られない。
14. 河川空間における現状の課題―堤防の問題について
堤防の課題は、堤防の外側に土を盛るのではなく、堤防の内側に土を盛ることで解決するべきである。河川敷には十分な空間があり、逆に外側に土を盛って、常盤公園を小さくする必要性があるとは思われない。
14-1.洪水時の安全性が確保されていない点について
旭川市のハザードマップによると、計画の地域よりも洪水被害が発生する危険の大きい場所は多数ある。まずそちらから解決するべきである。将来的に必要とあるが、将来的に旭川市の人口が半分になれば、この地域を立ち入り禁止地域にするなど、堤防を作る以外の様々な選択肢があり、今、ここで選択肢をひとつに制限しなければならない合理的理由は見出せない。
14-2.堤防の樹木は堤防の弱体化の要因となる点について
堤防内側を整備することで堤防外側と常盤公園の間にある樹木を伐採する必要性は無くなるものと考えられる。堤防外側の樹木の伐採することに対する同意をなんとか取り付けたい思いが透けて見えるが、他に解決策があるのにも関わらず、意図的に隠しているように思われ、全く共感できない。
14-3.堤防上の緑の景観を将来を見据えて守る必要がある点について
上記14-2が論理的矛盾を抱えており、論拠は全く当たらない。もちろん長い年月の経過とともに老木があることは否定しないが、樹木の植え換えは、年間1本程度のペースで問題があるようには思われない。
15.河川空間における現状の課題―堤防の問題について
先に5.で記述したように、以前から駐車場不足が課題となっていることは明らかだが、計画は安易に河川敷への車の誘導を考えるのみで、そこを行き交う数多くの歩行者や自転車の視点を完全に欠落している。この計画は交通事故を多発させる危険性しか生まず、課題が解決されるとは思われない。そもそも中央図書館通りは極めて細い路地であり、本来は全面通行止めとするべきくらい、現状での車の危険性は計り知れない。この路地では、たとえ駐車場が整備されたとしても、車の通行は極めて不便で、そもそもここに車を通行させること自体が間違っている。まして計画では、大型のバスすらこの路地を通行させるという、極めて危険な計画を出して平然としている。この計画の立案者は馬鹿ですか?周辺地域の課題は、行き交う歩行者や自転車と、駐車しようとする車の通行を切り離すように改善されなければならない。また集客の増加のためには、河川敷を有効利用して解決しても、利用者の視点を欠いており、必ずしも顧客満足に繋がらない可能性がある。現在の9条通沿いにある中央図書館等の駐車場のような、平地に駐車場を用意することを最優先に考えるべきである。
16.堤防整備を想定した課題抽出のためのシミュレーションについて
上で一貫して述べているのは、「常盤公園改修事業基本計画(河川空間)案」について、反対の立場である。計画案にあるような整備は一切必要に欠け、シミュレーションは無意味である。このため答える必要は無い。何もしないことが最善と思われる。
17.「河川空間整備計画図(最終案)」について
計画図では、道路と木についての計画しか記述されておらず、それ以外の施設の計画が全く記載されていない。例えば売店などがどこに移転するかの計画など、まるで決まっておらず、いい加減な計画と判断せざるをえない。売店、トイレ、変電設備、汚水槽室、水飲み場、駐車場、管理棟、記念碑がどこに移動されるのか明記した計画案でない限り、判断できないし、明記されない以上、いい加減な計画と判断せざるをえず、私は反対の立場である。
18.「河川空間整備計画図(最終案)」-常設駐車場の配置について
駐車スペースにわざわざ雑草を生やして、あたかも自然と一体とさせようとしているのは無駄なコストに繋がり、適切とは思われない。「管理がいいかげんで、草を刈っていないから、草ぼうぼうになっている」と思われるのがオチである。それでなくても管理には無駄なコストがかかる。通常の駐車スペースと同様に、単なるアスファルト舗装で十分である。
19.「河川空間整備計画図(最終案)」-「階段を上流側にずらすことで、生物の逃げ場としての樹木群を残す」について
現在あるトイレ、変電設備、汚水槽室、水飲み場、駐車場などがどのように変貌させる計画なのか、判断できない計画案になっている。「河川空間整備計画図(最終案)」右下にあるような図のように改修する計画であるとするならば、これらの設備は無くなるという計画なのか。現在のデッドスペースを有効に利用している計画とは判断できない。どんな機能を与えるかについて、何の記述もなく、いい加減な計画としか判断できない。そこに階段を移動する必然性も見いだせない。現在の状況では、階段を利用する人は皆無であろうと思われる。しかしそれは階段が急だから、幅が狭いから通らないのであると考えるとすれば、考え違いもいいところだ。そんなところを通る必然性が無いから通らないのではないだろうか。必然性が無い以上、どのように整備しようと、通らない人は通らない。すなわち、そんな整備をするのは無駄だ。何をもって必然性があると判断したのか。「常盤公園と河川空間の一体性」といった空虚な言葉では到底納得できない。
20.整備後に付加される新たな機能について
20-1.新たな緑の創出について
常盤公園の樹木の少なくない数が危険なものとなったのは適切な維持管理ができなかったからに他ならないだろう。それは何故だったのか。計画案でも「適切な維持管理」といった言葉が躍るが、現実には維持管理などできるはずがない。できるはずがないことを書かれてもデタラメが並んでいるだけだ。何も共感できない。
20-2.新たな観光拠点の創出について
計画案では、堤防を通る歩行者・自転車を横切る自動車は極めて危険な状態で、車の通行を認めるべきではない。まして大型バスなど危険にも程がある。絶対に認められない。そもそも中央図書館前の通りは道幅の狭い生活道路である。この道を大型バスが通るよう考えるのは明らかにおかしい。大型バスの乗り入れは現実的には不可能であり、そのような機能は一切つくことは無い。
20-3.新たな回廊の創出について
7条緑道から常盤公園、旭橋、新橋を巡る回廊は、何も計画案を実行しなかったとしても無くなることはない。「新たな機能」と呼ぶのはおおげさすぎるし、そもそも「新しい」わけでもない。また、堤防を整備すれば「新たな回廊」が生まれるとは思えない。駐車場があることでできるわけでもない。いずれにしても全く意味の無い言葉が躍っているだけだ。
20-4.新たなサイクルネットワーク拠点の創出について
サイクルネットワークは既に存在し、何も計画案を実行しなかったとしても無くなることはない。「新たな機能」と呼ぶのはおおげさすぎるし、そもそも「新しい」わけでもない。また、堤防を整備すれば、現在使われている自転車の通行は不便になることは明らかで、事故が多発する懸念は大きい。危険があるところを通行する自転車は減るだろう。残念ながら、「新たなサイクルネットワーク拠点」は絵に描いたもちで、実際には破綻するだろう。「新たなサイクルネットワーク拠点」を創出したいのであれば、計画案にあるようなハード面が重要とは思われない。市民活動として自転車のイベントや自転車愛好団体への協力などがより重要である。ハード面だけの計画案だけでは全く認められない。
20-5.新たな水辺教育の場の創出について
所詮は管理された自然であり、そのようなもので教育できるとは思われない。また、「水辺」と言いつつ、川に触れることもないのはどういうわけか。計画案のどこに水がありますか?水辺じゃなくてただの駐車場でしょ。デタラメが躍っているだけにすぎない。常盤公園に水辺教育の場を作る必然性はない。河のまちである旭川には、他にいくらでも水辺教育できる場所がある。常盤公園をこのような目的で整備する必然性は全くなく、全く共感できない計画となっている。
20-6.新たな憩いの空間の創出
計画案を実行しなくても、憩いの空間は常盤公園に既にあり、「新たな機能」と呼ぶのはおおげさすぎる。また、こうした空間は北彩都に作られるガーデンなどで創出されればよく、無駄な金を使って無駄な整備をすることの必要性には結びつかない。
21.まとめ
「常盤公園改修事業計画(河川空間)案」は、あまりに不十分な内容で、計画そのものが杜撰であると判断せざるをえない。個別に意見を述べようもないほど具体性に欠け、根拠が不十分である。従って、計画を破棄し、白紙撤回した上で、改めて、意見を求めるべきである。

以上。

1.常磐公園改修事業の内、堤防の緩傾斜化整備につきましては、文化芸術ゾーンの賑わい創出や公園を訪れる方の利便性の向上と安全安心な公園づくりを目的として整備を行うものです。
堤防強化の必要性につきましては、常磐築堤は旭川開発建設部の重要水防箇所判定でBランクに位置付けられており、20~30年の期間の中で整備を行った方が良い箇所とされています。常磐築堤全延長のうち、約800m程の区間は対策が必要とされている区間であり、着手できる箇所から順次整備を行っていくことが望ましいとされております。
また、堤防強化の方法として堤防を川側へ拡幅する方法は、川の断面を小さくするため全国的に原則行っていないということを常磐公園河川空間検討懇談会の中でも確認しております。
2・21.常磐公園改修事業基本計画につきましては、「地域資源を活かした文化・芸術と落ち着きのある緑地空間による魅力ある公園の創出」というテーマを掲げ、これからも市民の皆様に愛される公園として改修整備を進めていくために計画策定を行って参りました。この基本計画に基づき、訪れる方の利便性の向上等を目的として整備を行いますことを御理解下さい。
3.常磐公園内及び堤防沿いの樹木につきましては、樹木調査を行う中で生育状況の良くないものが多数存在することが判明しました。これらの樹木は整備の有無とは関わりなく公園利用者の安全を確保するため、伐採や強剪定、立ち入り禁止区域の設定等の安全策を取らなければならないことは御指摘のとおりです。基本計画では、生育状況の良くない樹木の取扱いと併せ、今後の公園内の緑をどのように更新していくべきかということを常磐公園全体の緑の配置バランスを考慮しながら検討を重ねてきたことを御理解下さい。
4・15.河川敷駐車場に進入する際の取付道路についてですが、当初案では歩行者・自転車の利用者動線が現況とほぼ変わらない形状の取付道路線形を考えておりましたが、取付道路の拡幅のために常磐館に近接する箇所に高さ5m程度の擁壁を設置しなければならず、また車両進入時にUターンして河川敷に進入する線形となるため、渋滞しやすい等の問題が考えられたことから、擁壁を建てずにすり付けが可能であり、車両の進入もスムーズな現在の案に検討の結果、変更いたしました。御指摘のように(2)の自転車・歩行者動線につきましては、河川敷駐車場への取付道路沿いの自転車歩行者道を通らねばならず、現況より遠回りとなってしまいますが、駐車場利用について様々な問題を総合的に検討した結果の最終案なので御理解願います。
5.ご理解いただいているとおり、常磐公園周辺地域には駐車場が不足していることが課題となっており、その課題を解消するために河川敷に約80台の常設駐車場を設置することを計画しております。
その駐車場へ進入するための動線につきましては、現在と同じ箇所を利用することで整備を最小限に抑え、進入方向を逆にすることでスムーズに駐車場を利用することが可能となります。歩行者と自転車の安全面に関しては、歩道を設けて自動車と動線を分離し、交差せざるを得ない箇所については横断歩道を設置し注意喚起することで、安全に利用していただけるものと考えております。
図書館通りの通行につきましては、現在図書館利用者などの路上駐車が多く幅員が狭くなってしまっている状況が見られますが、河川敷に設置する駐車場の他に、図書館前には利用者のための一時停車スペースを設置することで路上駐車が減少し、混雑も解消されるものと考えております。
6.売店につきましては緩傾斜化整備予定区域内に立地していることから、そのままの形での存続は困難でありますが、公園内に代替施設は必要であると考えており、新たな売店の設置について今後検討して参ります。また、売店を営業する地権者の方との話し合いは基本計画を策定した上で行うべきものであることを御理解下さい。
7・19.常磐プールと売店の間の空間につきましては、現況でも樹木の生い茂る箇所となっておりますが、基本計画策定後も樹木に囲まれた空間として剪定等による手入れを行いながら、景観に配慮して参ります。
8.常磐公園改修事業では、公園全体の3つの整備方針として「文化芸術ゾーンを結び回遊性を向上させる公園整備」、「市民の文化・芸術活動を促す多目的広場の整備」、「常磐公園及び周辺施設との分かりやすいサイン計画の充実」を掲げています。常磐公園の回遊性を高める工夫を施し、公園を訪れた方が現状より利用しやすい公園となるように整備を進めて参ります。
また、「常磐公園の緑の計画」では公園の緑を守り育てていく上で、市民協働により定期的な樹木のパトロールによる継続的な危険木の管理を図っていく等、市民の皆様の力を借りながら公園を守り育てて参ります。
9.中心市街地活性化につきましては、買物公園等の中心商店街地区と、その近隣である常磐公園や北彩都地区等を連動させることで相乗効果を得ながら、地区全体の活性化を図っていくことを目的としています。
10.御意見として参考とさせていただきます。
11.「文化芸術ゾーン整備方針」は、地域資源を活かした文化・芸術を基調とする魅力ある都心空間の形成を目的として、公会堂や常磐館等の施設周辺区域、石狩川や牛朱別川の河川空間区域、7条緑道区域を主な整備箇所として定めています。買物公園から7条緑道を通り、常磐公園及び河川空間に至るまでを連携して整備することで、中心市街地の活性化に繋がるような整備を目指しております。
12.現況堤防の整備予定範囲において、堤防上から常磐公園に下りてこようとした場合、常磐館横から分岐するスロープを利用するか、常磐プールと売店の間にある急な階段を利用して下りてくることとなります。本計画における堤防の緩傾斜化により、公園と堤防を緩やかな斜面で一体化することで、堤防と公園の行き来がし易くなり、また、勾配の緩い現況より幅広の階段を整備することで河川敷に整備する常設駐車場とのアクセスがし易くなることから、河川敷から公園にかけての利便性が増すものと考えております。平常利用時の歩行者・自転車と車両の動線が交錯する箇所については、注意喚起の標示板を設置する等、安全対策を行って参ります。
13.平成23年と24年に行った常磐公園内と堤防上の樹木調査の結果の中で、生育状況の良くない樹木が多くあることが判明し、また、その中でも倒木や枝落ちの可能性から公園利用者にとって危険を及ぼしかねない樹木の存在が確認されました。これらの樹木については公園利用者の安全確保のため、伐採や強剪定等の安全対策が必要となります。
また、整備を行う際にも健全な樹木については可能な限り保全できるように整備方法を検討し、整理対象となる樹木が必要最小限となるように検討を進めて参ります。
整備後は市民協働により公園内樹木の状況パトロールを行う等して、市民の皆様の力をお借りしながら常磐公園のより良い緑の維持を図って参ります。
14.洪水時の樹木倒伏や堤防崩壊等の災害を防止するために、現行法上では堤防断面への樹木の植栽は原則として禁止されています。
堤防の空洞化や水の浸透を防止し堤防の強化を行うために堤防上の状態の良くない樹木を整理し現況堤防の公園側に盛土を行い堤防の幅を厚くすることで治水対策を行うものです。
また、堤防強化の方法として堤防を川側へ拡幅する方法は、川の断面を小さくするため全国的に原則行っていないということを常磐公園河川空間検討懇談会の中でも確認しております。
17.今回策定するものは、あくまで改修事業基本計画であり、実施レベルの詳細な設計内容までお示しするものではないことを御理解願います。
18.河川敷駐車場の緑化舗装材等の使用につきましては、河川と公園の緑の連続化を考慮したものであることを御理解願います。
20.御意見として参考とさせていただきます。

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