「永山まちづくり推進協議会」会議録(平成29年度第2回) | 旭川市
情報発信元 永山支所
最終更新日 2017年6月26日
ページID 061861
「永山まちづくり推進協議会」会議録(平成29年度第2回)
日時 |
平成29年6月8日(木曜日) 午後6時00分から午後7時35分まで |
---|---|
場所 | 永山公民館 2階「音楽室」 |
出席者 |
委員14名(50音順) (欠席者1名) 井上委員、葛西委員、鎌上委員、紙谷委員、強谷委員、工藤委員、桑畠委員、塩尻委員、瀬良委員、田中委員、南部委員、原田委員、古川委員、横倉委員事務局職員5名 永山支所長、同副支所長、同市民係(3名)、永山公民館長 |
会議の公開、非公開 | 公開 |
傍聴者の数 | なし |
会議資料 |
資料2推進協議会の委員報酬について(PDF形式 77キロバイト) 資料3「ながやま食べきり協力店マップ実行委員会」補助申請資料 資料5「永山地域世代間交流事業実行委員会」補助申請資料 資料6子どもの居場所づくり事業関係資料(PDF形式 517キロバイト) 資料7「永山地域世代間交流事業実行委員会」補助申請資料 資料8 子どもの貧困対策の取組について(子育て支援課資料) |
表記 |
※当会議録中では、次のとおり表記する。 永山まちづくり推進協議会を「協議会」という。 |
1 開会
2 会長挨拶
会長及び新しく委員に就任した南部委員(地区消防団推薦)から挨拶があった。
3 議事
平成29年度の協議会委員報酬について
事務局から、協議会委員報酬の算定方法が変更となることについて報告があった。
協議会の取組事業の経過・今後の予定
関係委員等から各事業の取組状況について報告があった。
(1)永山SOSネットワーク推進委員会
・(関係委員)これまで永山第2地区で進めていたSOSネットワークを永山全地区に広める段階において、永山南地区では、探索機器を活用した態勢を作っていくことを考え、取り組んでいる。
今年度は機器の習熟訓練に取り組むことを目指しており、4月、5月に開催した民生委員の会議などで機器の操作状況を紹介し、体験してもらっている。
5月30日には南地区にある福祉施設を対象に、屋外に出て捜索訓練を行っている。 今年度計画しているフォーラム、アンケートは、今後、進める予定である。
(2)永山冬みち守り隊
・(関係委員)昨日、除雪業務報告会があった。永山地区での降雪状況の資料が提供され、今後これを基に今期の行動指針を立て、進めていく。
実行委員には、各地区市民委員会から委員を出してもらい、各地区の進め方に意見を求めながら、10月頃に立ち上げたいと考えている。
(3)永山南きづな推進委員会
・(関係委員)きづなカフェは地域に定着してきており、ボランティアも増えスムーズに運営できるようになった。
実施に当たっては、本事業で準備したのぼりを立てることで、カフェのPRに努力している。またチラシを配ることで、子供たちや若い世代の呼び込みを進めたい。
(4)永山地域文化振興実行委員会
・(事務局)永山の歴史保存の聞き取り調査では、聞き取りメンバーとの打合せを進め、調査に協力する旭川大学学生を対象に永山の歴史に関するミニ学習会を開催している。また、さらら館に収集されている地域資料の視察を行った。
今後は調査メンバーを班編成し、対象者への聞き取り調査を始める。
(5)農家の食卓でエコなお食事会事業実行委員会
・(関係委員)お食事会には予想を超える参加者があり、メンバーも驚いている。これから、そのアンケートも参考に、安全やエコに関心を持ってもらえる企画を進めたいと考えている。
(6)ながやま食べきり協力店マップ実行委員会
・(事務局)資料にある事業計画によりエコな地域づくり事業の補助申請を行い、交付決定があった。
旭川大学江口ゼミが中心になり、マップ作りの調査を進める。
(6)永山メディカルネットワーク
・(事務局)第1回目の講演は、骨粗しょう症をテーマに4月23日(日)に開催し、120名ほどの参加があった。
第2回目を10月22日に「糖尿病」をテーマに開催する予定となっている。
・(委員)講演を担当された先生方の理解が得られたことから、南地区、南西地区を対象に同様の講演を開いていただくこととなり、10月28日に永山住民センターで講演会を開催していただける運びとなった。
・(会長)これまで健康づくりに女性部でもがんばって来てもらっているが、永山は健康に関することが低いといったことを聞くことがあるので、よい取組になって感謝している。
(7)永山地域経済活性化中長期計画
・(関係委員)永山には長く住んでこられた方や新しく移転された方など多くの意見があると思われ、経済活性化やまちづくりに対する意識を把握するアンケートから取り組む必要があると考え、その内容を検討している。
・(会長)経済活性化というのは難しい取組だと思う。話として農業まつりを復活したいといった意見もあったが農繁期との兼ね合いに問題がある。また永山では酒米づくりが進んでおり、冬に酒米まつりを開催したいとのことを青年部で考え、市内の酒蔵と協議しているようであるが、結論は出ていない。経済活性化の取組では、農協や商工会、また農業者の方が一体となって取り組んで行くことが大切と感じている。
・(事務局)経済に関する取組は、ほかのまちづくり協議会でも取り組めているところは少ない。ただ永山には農業や商業のしっかりした基盤もあり、今後皆さんの意見をもらいながら進めていけるとよい。
・(委員)以前に都市計画の説明があったときに、永山の拠点は、今後とも駅周辺であると聞いている。そうした場合、3番線などからは、バスなど公共交通機関がなく不便である。また今後、バスしか交通手段を使えない人も増えてくると思われる。将来を見据え、バス路線などの交通の便もうまく検討してもらうと、商店街の振興に結びつくことになるのでないだろうか。また、経済活性化の面では、永山には流通団地があり、卸売と一緒に動いていくことも検討できるとよい。
・(会長)バス路線については地域の交通の便にとっては大事で、今後3番線の改修も予定されていることから、そうした場合には経路も見直され、より便利のいいものになるようバス会社とも話して行けるのでないか。
追加事業
永山地域世代間交流事業の取組について工藤委員から次の説明があった。
当該事業については、昨年度、「市民の企画提案による協働のまちづくり事業」に事業採択され、事業展開ができた。
今年度においても、同事業に申請したが、事業採択に漏れる結果となったことから、急ぎ、地域まちづくり推進事業補 助の地域協働事業として申請することとなった。
こちらは採択となったことから、10万円の補助を受けて、事業を進めていく。
・(委員)当該事業について、2年目を継続して開催できることとなった、昨年の実績や反省点を踏まえながら実施したい。地域包括支援センターとしては、これが高齢者の見守りの目、子供たちの見守りの目となることから有意義なものと期待している。
委員意見交換
ア 子どもの居場所づくりについて
子育て支援課田村課長補佐から配付資料に基づき、子どもの貧困対策の取組について説明があった。委員からの発言の主なものは次のとおりである。
・(委員)自立サポートセンターでも貧困への対応が課題となっているが、福祉の生活支援課との連携はどうなっているか。
・(市担当)市役所内での連携では、困窮世帯には生活支援課と、また親の就労であれば経済総務課、子どもの学習であれば学校教育部とそれぞれ部門があり連携が必要であるが、十分とは言えないのが課題と思っている。
・(委員)子育て支援では児童・幼児をイメージするが、かつて有った青少年育成の面が弱くなってきているように受け止めている。地域でもそうだが、行政でも薄くなっているように感じており、青少年育成の視点を取り戻してやってもらえればよいのでないか。地域において高齢者問題、青少年問題は大事な課題であるのでしっかり目を向けてもらいたい。
・(事務局)今、貧困対策の取組として実態調査を行うと説明があったが、地域別集計の考えの有無を伺いたい。まち協事業への協力をお願いするときにそうした集計が使えると地域の事情把握に参考にできるのでないかと考えている。
・(市担当)貧困対策を前提とした調査であり、調査内容の扱いには細かな配慮が求められものがあると受け止めている。集計結果が、各地区の比較、評価に繋がることなどがあってはならないとの考えもあり、現状ではそこまでの集計は考えていない
その他
事務局から旭川ウェルビーイング・コンソーシアム10周年記念セミナーがカンディハウス本店で開催されること、また市長とのまちづくり対話集会を7月に永山地区で開催する方向で調整していることの案内があった。
また、次回の協議会については8月9日を目途に調整のうえ開催することとした。