気をつけて！注意情報

海外宝くじの当選に関するダイレクトメール等に注意

海外から「宝くじが当たった、3,000円支払うと権利がもらえる。」「2,000円を振り込めば、欧州宝くじに参加する資格証明書を送る。」「懸賞金に当選した」などというダイレクトメールが届いたとの相談が多く寄せられています。特に当事者の7割以上が60歳以上の高齢者となっています。
「海外宝くじ」の場合は、国内では発売、発売の取次ぎ、授受を行うことは刑法第187条(富くじの販売等)に抵触すると解釈されています。絶対に手を出さないよう、十分に注意してください。

相談の概要

1. 姉宛に、海外宝くじが当たったかのような封書が届く。購入を止めさせたいが、姉は信じており、家族に隠れて購入するので困っている。

(相談者と契約者は80歳代女性、被害あり)

2. 中国から、1億以上の懸賞金獲得のためのエントリー登録をするようにとの書面が届いた。あたかも高額賞金が当たったような書き方で悪質だ。

(相談者は60歳代の男性、被害なし)

3. 携帯電話に、宝くじが300万円当たったので開いてくれとメールが来た。関わりを持ちたくないから無視しているが、情報提供する。

(相談者は60歳代の女性、被害なし)

 アドバイス

• ダイレクトメールなどの誘い文句に惑わされないで、無視することが大切です。

• 一度でも申し込むと「海外宝くじ」や「賞金支払い通知」等、さまざまなダイレクトメール等が送られてくる可能性があります。また、更なる個人情報等が、漏洩する可能性もあります。

• 不審に感じたり、不安に思ったら、迷わず消費生活センターに相談してください。(相談は無料、予約不要)