令和6年春の火災予防運動(令和6年4月20日~30日)
春の火災予防運動を実施します(令和6年4月20日から4月30日まで)
空気の乾燥及び強風等により火災が発生しやすい時季を迎えるに当たり、火災予防意識の一層の高揚を図ることで、火災の発生を防止し、火災による死傷者を減少させるとともに、財産の損失を防ぐことを目的として、全道一斉に火災予防運動を実施します。
消防本部の取組
最重点目標
- 住宅防火対策の推進
- 林野火災予防対策の推進
重点項目
- 特定防火対象物等における防火安全対策の徹底
- 放火火災防止対策の推進
- 製品火災の発生防止に向けた取り組みの推進
- 多数の者が集合する催しに対する火災予防指導等の徹底
- 乾燥時及び強風時の火災発生防止対策の推進
- 地震火災対策の推進
火災の現況
旭川市消防本部の管轄する地域での火災発生状況(令和5年中)
- 火災総件数 86件(前年比2件増)※建物火災は70件と前年55件から15件増加
- 住宅火災の件数 39件
- 火災による死者数は8人(前年3人から5人増加)※内6人の方は住宅火災による
- 火災による負傷者数は22人(前年15人から7人増加)
- 火災の発生原因は、1位「ストーブ」、2位「配線器具」、「たばこ」、4位「こんろ」、「放火・放火の疑い」となっています。
火災調査・火災統計トップページ
住宅火災の予防と被害の軽減を図るため「住宅防火 いのちを守る 10のポイント」を心がけましょう!
4つの習慣
- 寝たばこは絶対にしない、させない
- ストーブの周りに燃えやすいものを置かない
- こんろを使うときは火のそばを離れない
- コンセントはほこりを清掃し不必要なプラグは抜く
6つの対策
- 火災の発生を防ぐために、ストーブやこんろ等は安全装置の付いた機器を使用する
- 火災の早期発見のために、住宅用火災警報器等を定期的に点検し、10年を目安に交換する
- 火災の拡大を防ぐために、部屋を整理整頓し、寝具・衣類・カーテン等は防炎品を使用する
- 火災を小さいうちに消すために、消火器等を設置し、使い方を確認しておく
- お年寄りや身体の不自由な人は、避難経路と避難方法を常に確保し、備えておく
- 防火防災訓練への参加、戸別訪問等により、地域ぐるみの防火対策を行う
クリックするとリーフレットのダウンロードができます(総務省消防庁)
住宅防火 いのちを守る 10のポイント(総務省消防庁 動画のページ)
住宅用火災警報器の設置が義務付けられています
設置対象は、戸建住宅、店舗併用住宅、共同住宅などすべての住宅が対象です。
ただし、すでに自動火災報知設備やホットライン119等が設置されている住宅は、住宅用火災警報器の設置が免除される場合があります。
<設置する場所>
- 寝室(普段寝ている部屋の全てに設置してください。)
- 階段(1階以外に寝室がある場合は設置してください。)
- 台所への設置義務はありませんが、設置をお勧めします。
詳細はこちらから
住宅用火災警報器を設置していますか? 旭川市消防本部 住宅用火災警報器
www.fdma.go.jp/relocation/html/life/juukei.html 総務省消防庁 住宅火災警報器
実施内容(行事計画)
火災予防運動期間中は、旭川市消防本部の管轄する地域において防火防災に関する広報等の火災予防を推進する取組を実施します。
悪質業者にご注意!!
消防署など公的機関の職員が一般住宅を訪問し、消火器や住宅用火災警報器を販売することはありません。
火災予防に関するご相談やお問い合わせは旭川市消防本部予防指導課または最寄りの消防署におたずねください。