最終処分場の維持管理

情報発信元 廃棄物処理課

最終更新日 2016年11月21日

ページID 002728

印刷

維持管理の流れ

最終処分場では、搬入管理、埋立作業管理、浸出水処理管理を行い、安全で適切な運営に努めています。

維持管理の流れ

実際の維持管理

搬入管理

周辺環境と処分場施設の保全、搬入禁止物の監視と排除、埋立処分手数料の賦課と徴収を目的としています。

計量棟・料金所

計量棟、料金所

鉄骨造、地上1階、177.01平方メートル
トラックスケール 30トン、2台

すべての搬入廃棄物について、ヒアリング調査、種類・量調査、目視検査(TVカメラ使用)を実施し、搬入禁止物を監視し排除します。

入退場時の往復計量で搬入廃棄物の重量を定め、埋立処分手数料を賦課し徴収します。

コンパクタヤード

コンパクタヤード

粗大・大型ごみについては、コンパクタヤードで埋立前に破砕します。
機械車両に積載されている廃棄物は、目視確認ができないため、抽出で廃棄物を展開させ内容物を確認します。
目視では把握困難な廃棄物の組成や有害物質の有無を確認するため、抽出で性状分析検査を実施します。

埋立地

ダンビング

埋立地で廃棄物をダンピングする際、目視で内容物確認を励行します。
搬入廃棄物の中から、搬入禁止物が発見された場合、受入を拒否します。

埋立作業管理

廃棄物を周辺環境から隔離して安全に貯留、埋立施設機能の保全、埋立廃棄物安定化の促進を目的としています。

廃棄物流出防止堰堤

埋立地

高さ 14.5メートル、延長 179メートル

重力式コンクリート堰堤鉄骨造

埋立地

埋立地
埋立面積 13.2ヘクタール、埋立容量 184万立方メートル
埋立は、廃棄物を水平に敷き均し、廃棄物層と覆土を交互に積み重ねるサンドイッチ方式と、1日当たりの廃棄物を法面を含め覆土で覆うセル方式の組み合わせで行います。
ダンピングされた廃棄物は、埋立重機により水平に敷き均し、十分転圧します。
焼却灰は、浸出水集排水施設及び埋立ガス処理施設から離れた法面部に近い区域に埋め立て、セメントで固化された飛灰は浸出水が内部貯留されない標高186メートル以上の区域に埋め立てます。
廃棄物の飛散、悪臭及び衛生害虫獣並びに火災の発生を未然に防止するため、即日覆土を施工します。
1つの埋立層厚が2メートルから3メートルに達した時点で、0.5メートルの中間覆土を施工します。
埋立が終了した区域については、その都度、遮水シートでキャッピングした上で、1メートル以上の最終覆土を施工します。

浸出水処理管理

公共水域の環境保全、地下水の安全性確保を目的としています。

浸出水処理施設

浸出水処理施設

RC造、地上2階一部地下一階、2,276.91平方メートル
処理能力 600立方メートル/日(300立方メートル/日×2系列)

浸出水処理施設では埋立地で発生する浸出水の汚れを除去しています。

浸出水処理のしくみ(PDF形式 40キロバイト)

管理棟

管理棟

RC造、地上1階一部地下1階、415.89平方メートル

管理棟内の中央制御室

中央制御室

管理棟内の中央制御室では、パソコンのモニターで埋立地や浸出水処理施設など施設全体の監視をします。

廃棄物処分場のページへ

お問い合わせ先

旭川市環境部廃棄物処理課旭川市廃棄物処分場

〒071-1177 旭川市江丹別町芳野71番地
電話番号: 0166-59-4646
ファクス番号: 0166-73-2453
メールフォーム
受付時間:
[月曜日から土曜日]午前9時から午後5時まで、[祝日]午前9時から午後3時まで