都市計画提案の事例
ここでは、都市計画提案制度を活用して都市計画決定が行われた事例として、「コンコードパーク緑が丘地区計画」及び「豊岡龍谷地区」の内容について紹介します。
コンコードパーク緑が丘地区計画の決定
1 都市計画の提案内容
1 都市計画の種類等
コンコードパーク緑が丘地区計画の決定
2 提案理由
宅地開発事業を行う地区において、建築物の用途の混在や敷地の細分化などによる居住環境の悪化を未然に防止し、将来にわたって良好な住宅市街地の形成を図るため。
3 提案内容
位置
旭川市緑が丘東3条1丁目の一部
区域
面積
約6.7ヘクタール
計画書(素案)は、旭川圏都市計画地区計画の決定(旭川市決定)(PDF形式:1,937KB)に掲載しております。
2 旭川市の判断、理由
本提案について、以下の理由により、都市計画の決定が必要と判断し、提案を踏まえた都市計画の決定を行いました。
理由
- 宅地造成事業に合わせて、当該宅地開発の区域全体における地区計画の策定を提案するものであり、提案内容は、宅地造成後の良好できめ細やかな住宅市街地の形成に必要な内容である。
- 地区住民の参加により地区整備のルールづくりを行うことは、地区の特性に応じたきめ細かいまちづくりを進めるといった都市計画区域の整備、開発及び保全の方針(北海道決定)及び都市計画マスタープラン(旭川市決定)の考え方に整合している。
3 決定した都市計画の内容
提案のあった地区において、以下の都市計画の決定を行いました。
コンコードパーク緑が丘地区計画
(詳細は上の地区計画をクリックすると確認いただけます。)
豊岡龍谷地区地区計画の決定
1 都市計画の提案内容
1 都市計画の種類等
・用途地域の変更(第2種中高層住居専用地域→第2種住居地域)
・豊岡龍谷地区地区計画の決定
2 提案理由
「都市計画マスタープラン」及び「立地適正化計画」に示された、豊岡地域核拠点に配置することが望ましい都市機能の誘導を図るため。
3 提案内容
位置
旭川市豊岡4条4丁目、豊岡5条4丁目の各一部
区域
面積
用途地域:約3.3ヘクタール
地区計画:約4.4ヘクタール
2 旭川市の判断、理由
本提案について、以下の理由により、都市計画の決定が必要と判断し、提案を踏まえた都市計画の決定を行いました。
理由
- 提案の内容が周辺環境との調和を図りつつ、地域核拠点の生活利便機能向上、地域防災機能及び公共交通結節機能に寄与し、暮らしやすい生活拠点の形成を促進するものと判断出来る。
- 提案が都市計画の方針の考え方に整合しており、旭川圏用途地域指定基準」を満たしている。
3 決定した都市計画の内容
提案のあった地区において、以下の都市計画の決定を行いました。
用途地域の変更(第2種中高層住居専用地域→第2種住居地域)
豊岡龍谷地区地区計画
(詳細は上の地区計画をクリックすると確認いただけます。)