旭川市総合計画市民検討会議全体会議(第1回)会議の記録

情報発信元 政策調整課

最終更新日 2016年2月24日

ページID 006691

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会議概要

日時

平成26年5月23日(金曜日)午後6時30分~午後8時30分

場所

旭川市民文化会館 3階 大会議室

出席者

委員 39人

青木委員、浅沼委員、東委員、伊藤委員、大石委員、太田委員、大橋委員、大森委員、岡田委員、踊場委員、片岡委員、工藤委員、栗田委員、小林委員、坂井委員、酒本委員、坂本委員、佐藤委員、塩川委員、重綱委員、関山委員、髙田委員、高橋(繁)委員、髙橋(仁)委員、竹内委員、土田委員、鶴見委員、富田委員、中島委員、永瀬委員、藤井委員、古里委員、松野委員、水落委員、森田委員、山本委員、山田委員、横田委員、渡辺委員(50音順)

事務局(総合政策部) 9人

黒蕨総合計画担当部長、高野課長、本間主幹、土岐補佐、山本補佐、高橋主査、小原主査、竹内主査、菊地主任

旭川ウェルビーイング・コンソーシアム 4人

竹中英泰、小丸憲一、山下妙子、加藤政昭

学生スタッフ 14人

安藤 玲、柏尾いずみ、鎌田希望、河井大輔、河邑亜美、木全美樹、佐藤奎都、滝本裕理香、中條百絵、長瀬桃果、野口諄介、三浦環菜、矢萩可奈子、横石玲奈(50音順)

欠席委員

泉澤委員、小川委員、金田委員、庄司委員、鈴木委員、橋本委員、水上委員、吉田委員

会議の公開・非公開

公開

傍聴者の数

5名

会議資料
(PDF形式)

次第(PDF形式 27キロバイト)
資料1 旭川市総合計画市民検討会議設置要綱(PDF形式 76キロバイト)
資料2 旭川市総合計画市民検討会議委員名簿(PDF形式 215キロバイト)
資料3 第7次旭川市総合計画(PDF形式 17,317キロバイト)
資料4 旭川市まちづくり基本条例 解説書(PDF形式 3,912キロバイト)
資料5 市民主体の検討の流れ(PDF形式 259キロバイト)
資料6 次期総合計画の策定に向けて(PDF形式 1,737キロバイト)

会議内容

1 開会

2 西川市長あいさつ

(市長)

  • 旭川市総合計画市民検討会議委員をお引き受けいただき、心からお礼申し上げる。
  • 市には、福祉や経済、学校教育、子育てなど、様々な分野の計画があり、総合計画は、市の全ての計画の最上位の計画として位置付けられる計画である。
  • 現在の第7次計画が平成27年度で終了することから、平成28年度以降の新たな総合計画の策定に向け御議論をいただきたい。
  • 第7次計画を策定した10年前と比べると、社会情勢は大きく変化している。
  • 例えば、人口減少や超高齢社会、また東京などの大都市への一極集中といった問題は、現実的な課題として突き付けられている。
  • こうした中、市民、市役所、民間企業及び各団体等が一致団結し、旭川市のまちづくりをどういう方向に進めていくべきなのか、まちの未来をどのように築いていくべきなのか、委員の皆様の思いをぶつけていただきたいと思う。
  • この市民検討会議は、様々な職業や年代の委員で構成されているが、市役所内の職員ワーキンググループもオブザーバーとして参加させていただいている。
  • また、市内の高等教育機関で組織する旭川ウェルビーイング・コンソーシアムに、この会議の企画運営をお願いしている。
  • 委員の皆様の思いが込められた素晴らしい提言をいただきたいと思うので、よろしくお願いする。

3 議長、副議長、座長及び副座長の指名

  • 議長に坂本委員、副議長に松野委員
  • 第1分科会座長に栗田委員、副座長に塩川委員、山田委員
  • 第2分科会座長に大橋委員、副座長に吉田委員、泉澤委員
  • 第3分科会座長に坂井委員、副座長に小川委員、重綱委員
  • 第4分科会座長に岡田委員、副座長に浅沼委員、髙橋委員が指名された。

4 議長あいさつ

(議長)

  • 市長の挨拶にもあったように、この市民検討会議の企画運営を市内の高等教育機関で組織する旭川ウェルビーイング・コンソーシアムが受託することとなり、市内の大学等の先生方にも座長、副座長をお引き受けいただいた。
  • 皆さん御存知のとおり、現在、日本全国の地方自治体が大変厳しい状況にあり、旭川市も高齢化や人口減少、若者の就職先が少ないなど、多くの課題に直面している。
  • しかしながら、旭川市は、東北6県及び北海道の中で3番目の人口を有する中核都市である。
  • 台風や地震などの自然災害が非常に少なく、大雪山や層雲峡も近く、豊かな自然に囲まれ、安全で良質な農産物が生産されており、全国的な知名度を誇る旭山動物園もある。
  • また、柔道やスノーボードのオリンピックのメダリストを輩出するなど、スポーツが盛んなまちである。
  • さらに、文学では、氷点の三浦綾子さんが有名である。
  • そうした旭川のプラスの面を伸ばし、マイナス面をどう克服していくか、旭川市の将来を見据えてまちづくりの大きな舵を切っていくのが次期総合計画であると思う。
  • 委員をお引き受けいただいた各団体や産業界の皆さん、公募委員の皆さん、オブザーバーとして参加いただく市役所の皆さんにも、これからの旭川のための様々なアイデアを出していただきたいと思う。

5 事務局紹介

(事務局)

  • 事務局及び旭川ウェルビーイング・コンソーシアムの紹介

6 総合計画の策定に向けて

(事務局)

  • 資料6「総合計画の策定に向けて」(1)データで見る旭川市、(2)まちづくり基本条例、(3)次期総合計画の説明

(委員)

  • 先日の新聞報道にもあったとおり、特に20~39歳の女性の人口減少と他都市への流出が、地方都市におけ将来的な人口問題の大きな要因であると考える。
  • 総合計画を検討する上でも、その対策がキーポイントとなる。

(事務局)

  • この市民検討会議は、将来のまちづくりのビジョンや具体的な施策を示す市の最も上位の計画である総合計画の提言組織である。
  • 様々な社会的課題や市の現状を踏まえた上で、まちづくりの方向や考え方を議論していただきたいと思う。

(委員)

  • 第7次総合計画は、中間で検証を行い、一部見直しを行っているが、その検証結果が市民ニーズや社会情勢が反映したものとなっているのか。
  • 現実的かつ敏感に市民ニーズに応えることができるような仕組みづくりも必要ではないか。

(事務局)

  • 現在、第7次総合計画の点検作業を行っており、今後、庁内において内容の確認作業を進め、7月中旬頃に結果を取りまとめ、市民検討会議にも情報提供したいと考えている。
  • また、市民ニーズに応えることができるような仕組みづくりについても、市民検討会議で御議論いただきたいと思う。

(委員)

  • 現在の第7次総合計画は、10年間の計画となっているが、社会情勢の変化への対応を考えた場合、3年、5年といった短いスパンの計画とすることを検討することは可能か。
  • 首長の任期等を考慮し、計画の期間を4年、8年、12年としている自治体も全国には存在する。

(事務局)

  • 総合計画の期間については、自治体によっても考え方があり、将来ビジョン、都市像に当たる部分については、永続的なものであることから、15年、20年、あるいは期限を定めていない自治体もある。
  • 実施計画に当たる部分については、状況の変化に的確に対応するため、期間を短くするといったように、部分的に異なる期間とすることも考えられる。
  • 計画の期間についても、この市民検討会議の中で議論いただきたい。

7 オリエンテーション(各分科会)

(1) アイスブレイク(グループワーク)

  • 坂本議長の進行により、各分科会が2~3グループに分かれて、自己紹介を行った。
  • その後、グループワークを行い、それぞれが思い描く「目指すまちの姿」について話し合い、分科会に分かれて発表した。
  • 各グループの発表した「目指すまちの姿」の主な内容は次のとおり。
第1分科会
(第1分科会 A班のまとめ)

若者・就労

若い人が夢を持って働ける、若者が就労出来る街

地域のつながり

地域の大人(おじいちゃん・おばあちゃんも)みんながつながれる街、

温かい人、町、人と人とが支え合って生きていける街、近隣とのつながり

子育て(親支援、子ども支援)

子育て世帯をお手伝いする人を増やす、子育て世帯を増やす、
地域子育てができる街、親が責任をもって子育てをするまち、
子どもの笑顔があふれるまち、子どもが元気に遊べる街、
子どもがすごしやすい場所づくり、親世代が子育てしやすい場所づくり

まちづくり

バスが時間どおりにくる、観光客が喜んでくれる、札幌につぐ大きな街、
市民・市役所が責任・自覚をもってまちづくりをするまち、
事件・事故の少ない街

教育

教育を受けることができる(小→大学)

高齢者

高齢者がいきいきできるまち

(第1分科会 B班のまとめ)

~全ての人が暮らしやすい街~
子育て

待機児童対策、安心して子育てが出来る町、子育てをしやすい街

ハンディキャップ

障害を持つ人も一緒によりそう、障害があっても暮らしやすいまちづくり

世代間交流

世代間交流がさかんなまちづくり

若者の力

若者が活気あるまちに、若者がカツヤク!、若い世代の雇用を増やす、

仕事がある(就職先がある)

地域愛

地域に愛着が持てるようなまちづくり、住んでいる人が旭川を誇りに思う、
住みやすい街、旭川市がもり上がる、それぞれの地域の活動が活発なまちに、
笑顔があふれるまちづくり

医療

健康づくり

安心

高齢者の安心、安心して暮らせるように

(第1分科会 C班のまとめ)

~夢に向かって~
家族

世代をこえて

4世代一緒に生きる、親と子の仲が良い街

子ども

お子様達が安心してくらせる街、子どもの成長に寄り添える大人を増やす、
非行の少ない明るい街

高齢者

高齢者がいきいきとくらせる街、健康寿命の長い街

つながり

福祉の横割り、歩けなくなった人が移動する手段として、地域活動の活性化

街の宝

文学館、歴史館、動物園を主体とした文化都市

いいところ、好きなところPR、旭川のことをほこれる人が増えるように!、
市民が一番好きと言える街、思わず引っ越して来たくなる街、人が笑顔で歩く街、
支え合えるやさしい街、どんな人でも自分のやりたいことができるまち

第2分科会
(第2分科会 A班のまとめ)

自然

自然豊かなまち、自然を活用した街づくり、橋のまちを大切に

ハード

コンパクトにまとめた便利な街、快適なまち、スポーツを愛する、
学ぶ場の多い、若者の集まる街、産業を育てる、仕事がたくさんあるまち

市民に愛されるまち

隣近所のふれあい、学校教育をもっと市民に見えるようにする、
子育てにやさしいまち、産・学・官及び地域を挙げての教育の街、
旭川ならこんな文化と言えるものを作る、子どもが地元を知り誇れるような街、
子どもや若者が旭川に残りたくなるような街

(第2分科会 B班のまとめ)

アカデミックなまち

アカデミックな街、地域の魅力、特色を生かす、人が学び続けることが出来る街
音楽のあるまちづくり、マチの歴史を知るマチづくり

人にやさしい街!

健康に生活できる町、人間の生活に一番基本的である安全、安心な街、
子どもを大事にするまち、女性が再就職しやすい町、子どもが元気に遊べる町、
人の個性を伸ばす街、人作り!

自然との共生

自然に親しむことができるマチ、自然豊かで人が生き生きとできる街
コンパクトなまち、自転車の乗れる街、都会的いなかの街、花だんのある街

第3分科会
(第3分科会 A班のまとめ)

生活、安全・安心

子供が遊べる町、既婚(若者)子育て支援、市民同士の会話があるまち、
安心してくらせる町、他人同士の笑顔がある、皆が生きがいを持てる街、
若年層が育ちやすい政策を考えられる

活気・産業

道北の交通拠点となるまち、人が集まる街、活気のある街、
最北の経済的に安定した生活を送れる町、仕事場がたくさんある町、
若年女性就職支援措置、結婚応援政策

文化

きれい好きな街、文化の街、規律のあるまち

(第3分科会 B班のまとめ)

~安全で次世代につながるまち~

安全

デザインがよい、インフラを守る、安全なまちづくり、災害に強く、
永く安心して暮らせる
交通がよい、人を大事にするまちづくり、人に優しい、人を大切に、
高齢者も大切に

次世代の集まるマチ

道北人の受け皿、若者が多い、活気がある、若者が集まる、子どもを大事に、
子育てがしやすい

自然があるまち

森と川が近いまち、動物にも優しい

(第3分科会 C班のまとめ)

次世代に夢を与えるまち(街)づくり

文化都市、屋外と屋内で楽しむ、歩いて楽しい街、人が動く街、スポーツ都市、
四季を楽しめる街、雪が降っても安心な街、雪や寒さを味方にする街

コミュニケーション

前向きに生きる、良好な近所付き合い、人にやさしい街

必要な安全

日本一の安全な街、明るい街(夜でも)、交通体系、食料問題

第4分科会
(第4分科会 A班のまとめ)

~ハードからソフトへ(意識)~

まちづくり

おしゃれな街、住みやすい街、多様性のある人が集まる街、自然と共生する街

若者

若者を増やす、若者の元気がよいまち、職場雇用

ブランド

風土、旭川の知名度(上昇)、文化を生かしたまち

(第4分科会 B班のまとめ)

~デザイン~

働ける街、人が沢山歩いている街、外からの人を誘致する、子供を増やす

文化教育

日本一のデザインのまち、学べる街、教育文化を重視したまち

環境

文化教育を重視したまち(再掲)、高級住宅街をつくる、木・樹と生きるまち

仕組み

コンパクトで分かりやすくする、交通機関の向上、市役所のシステムを変える

(第4分科会 C班のまとめ)

~住みたい街 旭川~

人にやさしい街

やさしいまち、高齢者にやさしいまち、高齢者が住みよい街

人がにぎわう街

スポーツツーリズム、街の中心(買物公園)に人が集まる風景、
3・6街がにぎわう街、観光客が回遊するまち、観光に魅力のある街

地元を活かす

旭川産のPR、道産品の市場的まち、地讃地消、道北地域での商圏拡大

(2) 今後の進め方について

第1分科会・第1回第1分科会を平成26年6月10日(火曜日)に行うことを確認した。 第2分科会 ・第1回第2分科会を平成26年6月11日(水曜日)に行うことを確認した。 第3分科会 ・第1回第3分科会を平成26年6月4日(水曜日)、第2回第3分科会を平成26年6月24日(火曜日)に行うことを確認した。 第4分科会・第1回第4分科会は、後日調整し、改めて開催案内を送付することとした。

リンク

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