旭川市総合計画市民検討会議代表者会議(第3回)会議の記録

情報発信元 政策調整課

最終更新日 2016年2月24日

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会議概要

日時

平成26年9月1日(月曜日)午後6時30分~午後8時30分

場所

フィール旭川7階 旭川市まちなか市民プラザ 旭川市シニア大学講座室

出席者

委員 13人
浅沼委員、泉澤委員、大橋委員、岡田委員、小川委員、坂井委員、坂本委員、塩川委員、重綱委員、髙橋(仁)委員、松野委員、山田委員、吉田委員(50音順)

事務局(総合政策部 8人
黒蕨総合計画担当部長、髙野課長、本間主幹、山本補佐、高橋主査、小原主査、竹内主査、菊地主任

旭川ウェルビーイング・コンソーシアム(以下「AWBC」) 4人
加藤政昭、小丸憲一、竹中英泰、山下妙子(50音順)

欠席委員

栗田委員

会議の公開・非公開

公開

傍聴者の数

1名

会議資料
(PDF形式)

次第(PDF形式 24キロバイト)

資料1 市民検討会議スケジュール(PDF形式 141キロバイト)

資料2-1 個別施策シート(第1分科会)(PDF形式 499キロバイト)

資料2-2 個別施策シート(第2分科会)(PDF形式 569キロバイト)

資料2-3 個別施策シート(第3分科会)(PDF形式 562キロバイト)

資料2-4 個別施策シート(第4分科会)(PDF形式 564キロバイト)

資料3 総合計画の変遷(PDF形式 167キロバイト)

資料4 提言書作成の流れ(PDF形式 215キロバイト)

会議内容

1 開会

(市長)

  • この市民検討会議がスタートして約3か月半経過するが、大変熱心に議論をいただき感謝申し上げる。
  • 私自身も地域の皆様や20~30代の若い世代、子育て中のお母さんと総合計画をテーマとした対話集会を行ったり、小学生、中学生、高校生で構成する次世代ワーキンググループに「未来の旭川の夢」を語っていただくなど、様々な立場や年代の方々と意見交換を行った。
  • 市民検討会議委員の皆様にも、引き続き活発な議論をいただき、新たな発想でまちづくりの提言をいただければと思う。
  • 時間の許す限り皆さんの議論の聞かせていただきたいと思うのでよろしくお願いする。

2 報告

(1) 各分科会の検討状況及び今後の予定について

第4分科会

(委員)

  • これまでの分科会で出された意見を基に個別施策シートを作成した。
  • 第4分科会は、「農業・林業」、「製造業・インフラ業」、「商業・中心市街地」、「観光業」、「交流」の5つのテーマに柱立てしている。
  • 「農業・林業」の「ブランド米の推進」については、きらら、ゆめぴりか、ななつぼしなど、全国的に有名な米が生産されているが、コシヒカリやあきたこまちほどの知名度ではない。
  • このため、旭川産米のブランド力を高める研究・開発を進めていく必要がある。
  • また、旭川が「米のまち」であるというイメージが定着していないため、米を核とした商品をプロデュースするなど、積極的にアピールしてはどうかという意見もあった。
  • 「魅力的農業の継承」については、農業後継者を確保するために農業法人を内部で育成したり、外部から誘致したりするものである。
  • また、コンピューターを活用し、農業生産システムを高度化することや、新規就農者の生活・教育支援体制を整備することも挙げられる。
  • 「農産物販売力の強化」については、TPPに対抗するために品種改良をして優良な農産物を生産してはどうかというものである。
  • また、6次産業化への支援や2次・3次産業とのマッチング、国内外の北海道物産展で旭川の農産物をアピールするような営業支援をすることも挙げられる。
  • 「広葉樹を生かしたエコ社会の推進」については、日射率を考慮した植林や適切な伐採を行うことにより健康な森をつくり、地元材を活用して家具や建材を作っていこうというものである。
  • 「樹木資源の地産知商の循環」については、木材などの豊富な資源を活用して家具等を製造し、商業化するものである。
  • 「製造業・インフラ業」の「研究・開発機能の充実」は、これまで旭川に研究員がいなかったが、食品関係の分野で研究員を一人確保することにより大きな効果があったため、鉄工業や木工業でも技術職員ではなく、研究員が必要なのではないかという意見である。
  • また、大手研究機関を誘致すると同時に、課題先進地として外部資金の獲得できるのではないかという意見もあった。
  • 「ものづくり技術者の確保」については、ものづくりを尊重する機運を高めることや地元企業と連携できる大手企業を誘致するものである。
  • 「高品質ブランド商品の開発」については、商品を開発してもそれを消費する人がいなければならないので、富裕高齢者に定住してもらうことや、旭川近郊の地域間、例えば、江丹別にそば粉と市内の加工技術を組み合わせるといった産業間の連携を積極的に進めるものである。
  • 「自然エネルギーの活用」については、再生可能エネルギーを活用した住宅の推奨や雪冷房システムを促進し、自然エネルギーのまちをPRするものである。
  • 「商業・中心市街地」の「旭川産品の市場拡大となる空港都市の構築」については、旭川駅と同様に旭川空港も旭川の玄関口であり、最近、新千歳空港は、乗降客で溢れているので旭川空港が北海道の第2の玄関口としての役割を担ってはどうかというものである。
  • 具体的には、空港を核とした観光、商業、医療、福祉等の複合商業都市を構築しようというものである。
  • また、旭川は海外に名前が売れていないので、空港の名称を「北海道中央空港」に変更してはどうかという意見や、JR線を空港に乗り入れるようにしてはどうかという意見もあった。
  • 「安全安心に対する地産地消のプロモーション強化」については、農業のオーナー制度システムを導入し、都会の人が農地のオーナーになり、地元の農家が収穫した農産物を送ったり、自分で収穫してもらうことにより旭川に愛着を持ってもらうというものである。
  • さらに、海外の人に「北海道=旭川の食」というイメージを持ってもらえるようなイベントを展開してはどうかという意見もあった。
  • 「楽しく回遊できる買物公園商店街の仕組みづくり」については、最近はコンビニやネット通販を利用する若者が増えてきており、百貨店の売り上げが落ち込んでいるので、その対策として、商店街をセグメントで分けてはどうかという意見である。
  • 若者が集まりやすい商店街、高齢者が集まりやすい商店街というようにセグメント分けした商店街を構築し、ネット通販では得られない複合的なサービスを提供するという意見である。
  • また、ICTを活用し、商店街のコンシェルジュサービスとして、旭川に来た観光客が自分の欲しい物がどこにあるのかを見つけやすくするため、ネットで検索できるシステムを構築してはどうかという意見もあった。
  • 「駅南口大型無料駐車場の建設」については、忠別川を挟んで神楽側に駐車場を作り、駅周辺は車が入れないようにして、巡回コミュニティバスを運行してはどうかという意見である。
  • また、旭川版のダックツアー、つまり水陸両用車で点在する観光地を回るようなツアーがあったら良いのではないかという意見もあった。
  • 「なんとなく旭川」については、札幌へ買物に行くことが多い滝川や岩見沢の人達に旭川に来てもらうため、地域限定商品を取り揃えて販売し、各種コラボ商品の開発や販売、また流行商品を先取りで販売してはどうかというものである。
  • 「観光業」の「感動的スポーツイベントの振興」については、バーサーロペット・ジャパンなどの大会で最後にゴールした人をみんなで温かく迎えてあげるべきであるのに、現状は時間が来たら片付けてしまうため、感動を得られないし、リピーターも少ない。
  • また、ロビー活動が弱く大きな大会を招致できていないことから、ホスピタリティの高いイベントの推進や冬季オリンピックの誘致、スポーツ健康ツーリズムを展開してはどうかという意見もあった。
  • 「日本まるごと体験イベントの提供」については、交通網の発達や社内旅行の縮小から旭川観光は通過型となっており、海外からの観光客は増加傾向にあるものの、マナーが悪く、観光業の人たちは大変な苦労をしているため、海外の観光客が初めて来旭した時に日本のマナーや風土を教育するというものである。
  • また、観光客が旭川に宿泊しなければならないイベントは夜間のイベントであり、日本の祭りや文化、スポーツなどを一挙に体験できる連泊イベントを常時開催してはどうかという意見もあった。
  • 「ストーリーツアーの展開」については、旭川は歴史の浅い街であるが、まちづくりや芸術・文化のストーリーがたくさんあるまちであることから、例えば、三浦綾子の生い立ちや作品、舞台となった土地など巡るツアーは、新たな旭川ファンを獲得する機会となるのではないかという意見である。
  • ストーリーツアーに合ったまちづくりというのは、橋や建物のネーミングや建て方を規制し、ストーリーを作り、土産や食事もそれに合わせて作っていくというものである。
  • 「観光地口コミ発信基地」については、最近の顧客の判断基準は、口コミのウェイトが高く、SNSを活用し情報発信する観光客が多いため、これらを利用したプロモーションにより新規顧客を獲得するものである。
  • 具体的には、観光地へのWⅰFⅰの設置やインターネットスタジオの整備、外国人向けのレンタカーサービスなどが挙げられる。
  • 「交流」の「富裕高齢者を主な顧客としたプラチナタウンの構築」については、旭川は空港があり、高レベルな「医、食、住」を提供できる環境にあることから、空港から医大にかけての地域に富裕高齢者向けのテーマパークタウンを建設するというものである。
  • 元気な高齢者は空港を起点としてアクティブに行動することができるし、体調が良くない場合も近くに病院があるため安心できる。
  • さらに、高齢者に保育所などの運営に携ってもらうなど生きがいを持っていただくと同時に、子どもを持つ働く女性の安心サポート体制を確保するというものである。
  • 「外国人による旭川のプロモーション」については、旭川に国際交流委員会があるが、あまり活用されてないため、外国の医者や教員などの訪問者の協力を得て、海外向け広報活動を展開するというものである。
  • 通訳ボランティアの協力を得て、外国人の医療ケア体制を充実させることや語学や文化に携わる教育産業や観光産業で国際交流訪問者と連携を図るものである。
  • 「旭川学芸大学の創設」については、東海大学旭川校の撤退、少子化の加速により、若者の減少、流出に歯止めがかかりにくくなっていることから、ものづくり大学の創設が検討されているが、卒業生の受け皿となる就職先などの問題から、入学者の確保が懸念される。
  • しかし、旭川には、美術館や公会堂、図書館等の文化芸術施設があるので、旭川の特長的文化である芸術や音楽、芸能、アニメ等を複合化した大学を創設し、グローバルに若者を旭川に集結させようというものである。
  • 駅前に若者を呼び寄せるアート広場を建設し、連動してデザイン性に優れたハイセンスな商店街を構築することや、北海道の芸術・文化の中心地として劇場を建設し、知的娯楽産業を発展させること、また、アニメ産業を誘致し、学芸大学の卒業生の一部受け皿とするとともに、国際的なイベント開催で観光客の増加を狙うことが挙げられる。
  • 「海外ビジネス交流の拡張」については、姉妹都市、友好都市を利用して、旭川の企業が進出した時の拠点とするものである。
  • また、優秀な外国人が旭川で起業したり、留学生が帰国して旭川産品の販売を事業化した場合の支援を行うものである。
第3分科会

(委員)

  • 第3分科会は、「都市環境整備」、「住環境」、「交通」、「防災」、「消防・救急」、「交通安全・防犯」、「環境・リサイクル」、「エネルギー」、「雪対策」の9つのテーマに分け、それぞれの課題や旭川市が目指すべきまちの方向、実現のための提言をまとめた。
  • 「都市基盤整備」のテーマの一つは、コンパクトシティー化である。
  • しかし、コンパクトシティー化を進めていく必要があるが、それが周辺部の切り捨てになってはならないことからも、コンパクトシティー化に向けて段階的に施策を進めていく必要がある。
  • 「住環境」については、豊かな田園地帯や空き家を活用し、若い世代や熟年層を対象に田園住宅として販売したり、個人企業家や芸術家に事務所や工房として安価で貸し出すことを進めてはどうかというものである。
  • 「交通」については、柔軟なバス路線整備や冬期の増便、空港や動物園へのバス路線の改善、駅周辺のバスターミナルの整備が挙げられる。
  • また、公共交通体系の整備と同時に中心部の駐車場の無料化など自動車の利便性を向上させる取組も必要である。
  • 「防災」については、これまでのハード面の整備により、旭川は比較的安全なまちであると言えるが、「災害が少ないまち」は裏を返せば「災害に不慣れなまち」でもあるため、これからも安全なまちを追求し続けていく必要があるというものである。
  • また、道北の中心都市として、旭川だけが安全であれば良いのではなく、道北圏の防災センターとしての役割を担っていく必要がある。
  • 広島県で土砂災害が発生したが、夜間の災害時に情報を伝達するシステムを整備する必要がある。
  • 「消防・救急」については、消防団の地域での役割をPRし、消防団員の地位向上を図る必要がある。
  • 「交通安全・防犯」については、今夏、悲惨な死亡事故が続いたため、道路構造の改良、ハード面の整備を検討する必要がある。
  • 「環境・リサイクル」については、河川や既存緑地をネットワーク化し、市街地を囲む「緑の回廊」を形成してはどうかという意見があった。
  • 「エネルギー」と関連するが、森林の整備を進め、間伐材をバイオマス燃料として活用してはどうかという意見もあった。
  • バイオマスは、旭川の地域特性を生かした資源であると考えている。
  • 「雪対策」については、市だけではなく、民間業者や地域住民と協力し除雪体制を整備していく必要がある。
  • また、雪の有効利用についても検討する必要がある。
第2分科会

(委員)

  • 第2分科会は、各委員から「教育」、「文化」、「スポーツ」について話をしていただいた。
  • 教育では、リタイアした人は様々なことに貢献することができるが、手伝ってほしい若い子育て世代と退職者世代をどうつなぐのかが課題であるという意見があった。
  • また、最近の大学生を育てる難しさについての意見やキャリア教育を推進することが旭川を愛する子どもを育てることができるのではないかという意見があった。
  • また、PTAと学校との連携に関しては、パイプ役となる人が少ないことが課題であるという意見があった。
  • 市立大学を設立したら良いのではないかという意見や、文化祭月間の創設、つつじの公園の整備など、様々な意見をいただいたが、いずれもどのように実現していくのかが課題である。
  • また、オランダ製のカリオンが総合体育館の前に設置されているが、市民が身近に接することができないため、駅前に移設してはどうかという意見があった。
  • PMFなどの音楽活動に積極的に取り組んでいるが、公演に来る人が少ないため、どのように文化的事業を振興していくかが課題である。
  • スポーツに関しては、旭川は屋外スポーツ施設は充実しているが、屋内スポーツ施設が足りていないという意見があった。
  • 東光スポーツ公園に体育館が整備されることになっているが、年間を通じてスポーツを行うことができ、健康を促進するためにも、屋内スポーツ施設をさらに充実させる必要がある。
  • また、家庭・地域・学校をどのように結び付けていくかという意見や見本林をアピールして、人を集めるような事業をしてはどうかという意見があった。
  • 次回の会議で、各委員の意見を整理し、第2分科会としての提言をまとめたい。
第1分科会

(委員)

  • 第1分科会は、「子ども・子育て支援」、「高齢者福祉・地域福祉」、「障害者福祉」、「医療・健康」の4つのテーマで検討をしている。
  • 「子ども・子育て支援」については、子育て世代の孤立防止や子ども達をみんなで育てていくという観点から世代間交流の視点で提言を述べている。
  • 元気な高齢者がたくさんいるので、高齢者が役割を持って地域でいきいきと活動するために、子育て支援と連携して地域の人材が支え合うことで世代間交流ができればと考えている。
  • そのためには、地域の人材バンクなどを拡充していく必要がある。
  • また、子どもが地域に愛着を持って成長できるよう、子どもが市政に参画することについても検討する必要がある。
  • 「高齢者福祉・地域福祉」については、生活圏域ごとの総合相談窓口を整備していく必要がある。
  • また、生活保護を受給している高齢世帯が多いので、高齢者の経験を生かした就業を促進することで生活保護率を下げることができるのではないかという意見もあった。
  • 「障害者福祉」については、障害者の方を特別視せず、障害を持っている方の力を生かすことにより、働きやすい職場を作ることや、障害者の観点から商品開発をすることができるのではないかという意見もあった。
  • 「医療・健康」は、年代を問わず全ての人に関わってくるテーマである。
  • 介護予防や医療費の削減といったことを考えると、市民一人ひとりが健康づくりに取り組めるような環境を整えることと、市民が健康になることで市の財政も安定してくることも期待できる。
  • こうしたことを広く周知していく必要がある。
  • 全体を通して、市に求めることばかりではなく、市民が何をできるのかを考えてもらえる仕掛けづくりが重要ではないかと考えている。
  • 次回の分科会では、提言書(案)を作成し、検討していく予定である。

(議長)

  • 第1分科会は、市に何かをお願いするだけではなく、市民が何をできるのかということも考えながら検討をしているという報告であった。
  • 市長からコメントがあればお願いしたい。

(市長)

  • 各分科会での検討内容を紹介していただき、お礼申し上げる。
  • これまで委員の皆様に割いていただいた時間や使っていただいた労力が無駄にならないような総合計画を作っていきたいと思う。
  • 取りまとめ作業など、これから大詰めになっていくと思うが、引き続きよろしくお願いする。

(他の公務のため市長退席)
(議長)

  • 提言書の各論部分については、各分科会がそれぞれの総括と個別施策ごとの地域資源や課題、施策の方向、実現のための具体的方策をまとめていただきたいと思う。

(委員)

  • 相反する意見であっても、市民検討会議の提言書にはそのまま載せておいて、審議会等で検討する際に整合性を図れば良いのではないか。

(AWBC)

  • 提言内容の全てを市がやっていないというわけではないが、各分科会から市が見えてない課題が出されていると思う。
  • 10~20年を見越して、どのようなまちづくりの方向を目指すのかを提言としてまとめることができればと考えている。
  • その提言を受け、市は毎年の予算編成の中で実現可能なものから事業化することになると思う。
  • 市民検討会議の意見として、ある程度、方向性をまとめておくべきではないか。

(委員)

  • 実現できる提案から市が事業化していくとしたら、各委員の多様な提案をそのまま載せた方が良いのではないか。

(議長)

  • 各論の総括部分で共通の方向性や全体的なまとめを述べ、個別施策で具体的な提言を述べれば、前回の会議で話があった尖った意見も提言に載せることができるのではないか。

(委員)

  • 市民検討会議の提言が総合計画の完成版になるわけではないので、総合計画を最終的に作る段階で使いやすいように提言をまとめれば良いと思う。

(議長)

  • 他に意見はないか。

(委員)

  • 各論部分の総括で図式化したものを作って、個別施策でその説明すると見やすいのではないか。

(委員)

  • 各論の冒頭で総括を述べ、具体的事項は、個別施策で提言するというイメージを持っている。
  • 個別施策シートの内容を踏まえながら、ワークショップで出された意見も盛り込んでいきたいと思う。

(議長)

  • 最終的な提言の内容をどうするか、次回の代表者会議で検討したい。
  • 個別施策調整シートの内容については、各分科会にフィードバックしていただきたいと思う。

3 協議

(1) 都市像について

(事務局)

  • 資料3は、昭和32年に策定された大旭川建設計画から現在の第7次旭川市総合計画に至るまでの総合計画の都市像や基本目標等をまとめたものである。
  • 上から2段目の計画書副題を見てみると、昭和47年の旭川市総合開発計画では「人間都市をめざして」、昭和54年の旭川市総合開発計画では「信頼と連帯による希望都市をめざして」、昭和62年の旭川市新総合開発計画では「希望と活力が大雪山連峰にこだまする躍動都市を目指して」、平成8年の第6次旭川市総合計画では「水と緑に輝く北の拠点・旭川」、平成18年の第7次旭川市総合計画では「人が輝く北の文化のかおるまち」というように、都市像は、総合計画が描く将来のまちの姿を最も象徴するものである。
  • 次期総合計画では、どのような都市像が相応しいか、議論いただきたいと思う。

(議長)

  • 資料2「個別施策シート」でも都市像に近い表現が見られたと思うが、意見を伺いたい。

(委員)

  • 都市像については、提言書の全体が見えてから検討しても良いのではないか。

(委員)

  • 出来るだけ多くの人の記憶に残る都市像とするのであれば、7・5または5・7というように韻文でまとめるのも一つの方法ではないか。

(委員)

  • 第7次総合計画の基本目標は、市民検討会議の分科会毎に大きなテーマを決めて、そこから出されたものがベースになっているのか。

(事務局)

  • 第7次総合計画の市民検討会議の分科会と4つの基本目標がそれぞれ対応しているわけではない。
  • 分科会などの議論を咀嚼していく中で、4つの基本目標にまとめたものである。

(議長)

  • 分科会と基本目標がそれぞれ対応しているわけではないが、市民検討会議からの提言全体を踏まえて4つの基本目標が作られたということか。

(事務局)

  • そのとおりである。
  • 都市像については、第7次総合計画の市民検討会議は、「人が中心となる成熟した文化の香りが漂う都市」という提言をしている。
  • この提言を踏まえて、最終的に「人が輝く北の文化のかおるまち」という都市像が作られた。

(AWBC)

  • 都市像や基本目標は、市民検討会議の議論が尊重されて、作られることになる。

(副議長)

  • 市民が望んでいるまちの姿が分かるような提言にするべきであると思う。

(委員)

  • 同じ方向性の提言となるように整理し、具体的な意見については、ある程度広げたものを出すことで良いと思う。
  • 相反する意見や具体的な意見は、別冊としてまとめておいても良いのではないか。

(副議長)

  • 両論併記という方法もある。

(議長)

  • 具体的な意見は、両論併記する場合もあるが、総論や総括では矛盾がないようにすべきではないか。

(委員)

  • 10年後の未来を見ながら提言を作成することになるが、未来を予測するのは難しい。
  • 昔は、運動する時に水を飲むなと言われたが、今は十分に水分を補給しながら運動をするようにしている。
  • 時が過ぎると考え方が変わることがあるが、そういったことも上手く表現していかなければならない。

(議長)

  • 各分科会の提言内容を出来るだけ早く共有し、検討をしていきたいと思う。

(2) 提言書作成の流れについて

(事務局)

  • 今後の作業としては、10月7日の第4回代表者会議で提言書(案)のたたき台を示したいと考えている。
  • 個別施策シートをもとに、各分科会の座長及び副座長に各論部分、議長に総論部分の作成をお願いしたい。
  • 次回の代表者会議で提言書(案)を固め、10月下旬の第2回全体会議でパワーポイントによるプレゼン、提言書の最終確認を行いたい。
  • その後、11月中旬の市民発表会に向け、提言書の最終校正、市民発表会の役割分担を確認を行いたいと考えている。

(議長)

  • 次回の代表者会議までに提言書(案)をまとめ、検討したい。

4 閉会

第2回全体会議を平成26年10月30日(木曜日)、市民発表会を平成26年11月11日(火曜日)から平成26年11月13日(木曜日)に開催することとし、閉会した。

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