旭川市総合計画市民検討会議第4分科会第2回会議の記録

情報発信元 政策調整課

最終更新日 2016年2月24日

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会議概要

日時

平成26年7月18日(金曜日)午後6時~午後9時

場所

旭川市1条8丁目フィール旭川 7階
旭川市まちなか市民プラザ 旭川市シニア大学 講座室

出席者

委員9名

岡田座長、浅沼副座長、髙橋副座長、金田委員、小林委員、土田委員、藤井委員、水上委員、渡辺委員(50音順)

欠席委員

庄司委員、関山委員、水落委員

会議の公開・非公開

公開

傍聴者の数

0名

会議資料

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会議内容

1 座長挨拶

2 自己紹介(前回欠席委員)

3 総合計画課から説明及び確認

4 分科会全般について

5 団体推薦委員からのお話

(委員)

  • 旭川は、若年層と働き盛りの方が市外へ流出している傾向が他の地域と比べて非常に強く、全国的に見ても高齢化社会へ進む中、旭川は極めてその傾向が高い。
  • 旭川は、暮らしやすい街かという質問に対して、約8割の人たちが、暮らしやすい街と回答しているが、住み続けたいかという質問では、18~29歳の若年層では、37%にとどまっている。
  • その問題点として、就労の問題が大きいのではないか。第3次産業に人が集中し、製造業の企業数が少ない。ものづくり企業はさらなる産業基盤を形成し、外需を取り込む方法を検討するべき。
  • 旭川の平均所得は、国内平均の4分の3である。日本全国の平均所得と比較した際に、給与面においても、旭川で働く魅力が薄いと思われる。
  • 旭川の機械金属製品は、家具や木工等のように地域資源に指定されている。旭川家具は1ブランドとして全国的にも有名であるが、機械金属工業も1つのブランドとして確立し、全国的に認知されるよう企業が努力する必要がある。多くの方に知っていただくことによって、旭川で働きたいと思う若者が増えていくのではないかと考える。

(委員)

  • 食品加工協議会は、ものづくりの原点に立ち返り、お客さんに喜んでもらえるものをつくるにはどうしたらいいかということを、みんなで知恵を出し合って勉強しようということで設立したものである。
  • 食品加工業界は縦割りであり、麺、漬け物、佃煮、お菓子等の業種毎にそれぞれの組合があったが、横の連携がなかった。地域の力を1つに集結しようということとなり、また、行政との窓口を一本化して意思の疎通を図り、官民一体となって、ものづくりができるのではないかということで、各組合が合同で食品加工協議会を設立した。
  • 地元にいい地場産品、農産品はたくさんある。例えば、そばは江丹別の主要産品であり、北海道でも上位の生産量があったが、ほとんど知られていなかった。それは地元に製品がなかったからであり、そばは原料として、全部本州の問屋の方に行ってしまっていた。
  • 今から30年近く前であるが、地元のそばを使って、地元で何とか商品にできないのかと考え、製麺会社を回ったが、ほとんどの製麺会社が、そのような高い原料を使って売れるわけがないという認識であった。それであれば、専門ではないが、自分でやってみようかと考え、知り合いの製麺会社に協力してもらい、地元で地元の原料を使い、江丹別そばを商品として売り出した。
  • 江丹別そばは、5年間は全く売れなかったが、地元の百貨店の協力もあって徐々に売れるようになり、5年後にようやく、札幌本店のバイヤーが、お中元のギフトに載せてくれた。当時、ラーメンが主流の時代であり、そばのギフトはなかったが、出してみるとよく売れた。最高のときには、同額の商品の中で1番の売上げであった。
  • 製麺の業界の人は最初から売れないと考えていたが、製麺の専門ではないので、既成概念にとらわれずに冒険ができた。食品加工協議会では、そのようなことをそれぞれの立場で、視点を変えて、取り組んでいこうとしている。
  • 地元の企業が自前で研究部門を置いたり、専門の人材を抱えて研究開発をするということは非常に難しく、その部分については、行政の力を使って後押ししてもらうことが必要である。旭川においては、道立を含め、公設の食品産業に関する支援センターが全くなかったことから、30年来、行政にお願いしてきたところであったが、現在の市長が食品産業支援を公約として掲げ、ものづくり支援センター、食品産業支援センターができたことにより、現在は行政支援を受けているところである。
  • だが、他の地域にあるような公設試験研究機関については、道北には全くない状況である。なぜ旭川地域にないのか不思議でならない。北海道内でも食と観光といわれて、食をキーワードにお客様を取り込んで地域活性化をしようとしているが、旭川の食産業はこのままでは、ほかの地域に置いていかれる。商品開発には、かなり高度な技術と機械設備が必要となってくるのだが、それを支援してくれる公設の機関がない。食品の製造業者がもっと努力しなければならないところはあると思うが、やはり行政の支援は必要である。
  • 今、6次産業化といわれているが、我々が目指しているのは、それぞれの分野、持ち分の力を生かして、総合力でものづくりをするということである。
  • しょうゆ焼きそばは、1回目の食べマルシェのときに、食品加工協議会として何かできないかと考え、みんなで議論をした結果、つくられたものである。たれはしょうゆだれとする。道産の小麦を使う。北海道にはいい農産品があるので、地場産品を必ず使うという3つの掟を決めて取り組んだ。これは非常に評判がよく、今日に至っている。
  • 米粉ができてからは、旭川の米粉で麺をつくることとなったが、そこで1次産業との連携ができた。米粉を麺にするときには、歯ごたえなどの面で非常に苦労をしたが、我々2次産業の加工業者が麺を加工した。そして最後にホテル、レストランの方々が、商品に仕立て上げて、お客様に提供した。初めて、我々が求めていた1、2、3次産業の連携としてしょうゆ焼きそばができた。これをつくったことによって初めて、1次産業の方、我々2次、サービスの3次産業の方が同じテーブルに着き、顔を合わせて話す機会ができた。
  • 私は以前から、「近くて遠きは旭川の生産者と消費者」といっていた。地元でつくられた農産物を買おうと思っても、以前は、買える場所がなかったが、今は地元の生産者の顔写真を出して、野菜を売るなどしている。以前の流通は、そのようなことがなかなかできない仕組みであったが、最近はできるようになってきた。
  • このように変化していく中で、我々は、できるだけ地元の生産者と交流を図って、生産者の意識やものづくりに対する思いなどをくみ取りながら、取り組みたいと考えているところであるが、今はそういう仕組みができてきた。
  • いい例として、旭川には菓子研究会という職人の集まりがあり、リンゴの生産者と連携し、2、3年前から、リンゴのお菓子をつくっている。市民の皆様の評判がよく、そのようなことを積み重ねながら、旭川のブランドを形成していくこととなる。ブランドは、地道にひとつひとつ積み重ねて、初めてブランドとなる。ブランドと認められれば、高いものでも買っていただける。
  • 旭川の食品産業支援センターには、技術担当の職員が1人しかいないという問題がある。他都市の公設支援センターを見ると、そこでずっと食品の研究開発に関わっている専門職の方がいるのだが、残念ながら、旭川の場合はそういうことがしづらい仕組みになっている。技術担当の職員が1人しかいないので、食品の研究・開発の方まで手が回らない状況である。旭川市においては、食料品の出荷額が1番であるが、職員は1人しかいない。いろいろな理由があるとは思うが、アンバランスである。できるだけ人を配置してもらいたい。
  • 道内の他地域の現状を見たときに、地域間競争に付いていけないことを非常に懸念しているところであるが、食品産業としては、ほかの土地に行っても喜んで、旭川の食品はよいと言っていただけるような商品を作っていきたい。

(委員)

  • 私も旭川に来て驚いたのだが、機械金属の分野においても、工業技術センターに研究員がいないという問題がある。職員はいるが市の職員であり、専門の研究員ではない。研究員を備えてほしいという気持ちはよく分かる。

(委員)

  • 我々食品の会社が、何か機械をつくってもらいたい、作業を自動化したいと思ったときに、相談できるところがない。東京などにある食品の専用機械のメーカーに頼めばつくってもらえるのだが、そこに頼むと、その技術が逃げてしまうということがある。全国にその機械を売られてしまうので、我々のオリジナルの機械でもなければ、オリジナルの商品でもなくなってしまう。
  • そのようなことを相談できるところがないのが現状であるし、そういう情報もなかなかない。食品の会社と機械の業者がマッチングする企業見学のような取組をやっているところであるが、それだけではなかなかつながっていかない。専門職の知識と技能を持って、地元の会社をよく分かっている方がいると助かるし、地元のレベルアップにつながるのではないかと実感した。

(委員)

  • コーディネーター等、知識を持った人を置いていただきたいと思う。相談などがあれば一緒にそこに行き、地元の企業と解決する方法を模索する。ただ紹介するのではなくて、一緒にやってくれる人たちをなんとか置いていただけないかと思う。
  • また、加工機械について、本州のメーカーのものを買い、修理を頼むと、交通費や人件費等で莫大な費用がかかる。行政の支援を受け、食品加工協議会と鉄工組合とでなんとかしようとしたこともあるが、いろいろな課題がある。大きな資金を投入して箱物を用意することができないとすれば、人を配置し、相談ができる仕組みをつくる必要であると考える。

(委員)

  • しょうゆ焼きそば等、委員が仕掛け人となって進めたというような話があった。そういうものを仕掛ける人が必要であり、誰かがやってくれるだろうということではだめだと思うのだが、どのようにしたら、そういう人をつくることができると考えるか。

(委員)

  • 同業者がみんなで力を合わせて一緒にやろうという仕組みができて、今、旭川は非常にいい状況である。本当は熱いキーパーソンがいればいいが、今は仕組みができているので、みんなで力を合わせるということが必要であると思う。1人で引っ張るというのは本当に大変なことであり、ものすごくエネルギーがいる。できるだけ、みんなで知恵を出し合って、話し合いをして、力を合わせてやるということである。
  • 人を育てるということだが、若い人で意欲があって、知識も経験もある。そういう人材がいたときにはみんなで協力して、その人の後をついて行く。その人に先頭に立ってもらって、地域の人たちみんなで協力して、同じ方向を向いて1つの物事をやる。そして、その成果をみんなで評価するというようなことをやっていきたいと思う。

(委員)

  • JAグループについて、地域の農協に加入している組合員は全国に、2010年4月で正規組合員が472万人、準組合員が497万人ほどであり、全部で970万人ほどの組織であり、市町村・地域段階、都道府県段階、全国段階という3段階の組織となっている。
  • また、5つの連合会が組織されているところであり、全国段階では、全国農業協同組合中央会、全国農業組合連合会、農林中金、共済連、厚生連という組織があり、それぞれ事業を行っている。
  • 組合員について、正組合員は営農を営む農家、農地を持っておられる組合員である。準組合員は農協の施設を利用されている出資された組合員となっている。
  • 旭川市内には4つのJAが事業展開している。組合員は、平成20年度の数字では、全体で39、000人ほどである。そのうち、正組合員は6、400人ほどであり、約13%、準組合員は32、600人であり、約83%の割合となっている。また、正組合員の戸数は4、883戸となっている。また、平成25年度の数字では、全体で4万600名の組合員であり、5年前に比べると1、600人ほど増加しているが、内訳は、正組合員が700人減少し、準組合員が2、300人増加したという内容である。また、正組合員の戸数は、440戸減少している。
  • 旭川市内の組合員の状況については、4農協全体で35、100名のうち、4、300人が正組合員という状況である。
  • 全道の販売高について、平成20年度については、全道で9、440億円の販売高となっている。内訳は、米が1、364億円、麦、豆などの農産品が887億円、飼料・園芸ということで野菜関係が1、796億円、てんさいが703億円、酪農関係が3、348億円、畜産が557億円、乳製品が783億円となっている。平成25年度については、全道で1兆44億円であり、平成20年度と比べると、604億円の増加という内訳である。農産品とてんさいについては減少しているが、他はいずれも増加している。特に酪農関係については、433億円の増加となっている。
  • 平成20年度から見ると特色があり、平成25年度は、水稲・畑作関係を酪農、畜産関係が上回ったという状況である。この傾向は強まる傾向にあり、北海道の販売高は、畜産関係が今後、ウエイトを占めていくという状況になっている。
  • 旭川市内で事業をしている4農協の平成20年度の販売高について、全道の米の販売高は15%ほどだが、市内4農協の販売高では6割以上となっており、全道から見ると、米が大きい割合となっている。また、野菜関係を入れると全体の85%を占めているという状況である。平成25年度の販売高でも同様な状況であり、水稲・畑作で全体の85%を占めている。また、額としては、平成20年度には183億円あったものが、平成25年度には176億円になっており、6億円ほど減少している。要因としては、野菜の関係が少し減少したということがある。
  • 旭川市内の組合員の販売高について、4農協全体では、米は65%ほどの販売高であるが、旭川市内では更に米のウエイトが高まり、全体の70%を占める割合である。米どころといわれている上川の中でも、旭川は特に、水稲関係が多い地区という状況である。
  • 米については、良質米、売れる米づくりの取組として、主に4つの取組を行っている。
  • 1つめの取組として、特色のある米をいかに作っていくかということがあり、イエスクリーン米、特別栽培米の生産という取組を行っている。イエスクリーン米は、一般の米の半分の11成分まで農薬を減らして栽培した米であり、全体の約70%の生産量である。特別栽培米はさらに低農薬であり、イエスクリーン米よりさらに農薬を70%削減している。肥料についても、有機肥料を50%以上、化学肥料を50%以下にして栽培している。ただ量は少なく、全体の2%弱の生産量である。
  • 2つめの取組として、優良品種の拡大がある。米については、低蛋白米の方が食味がいいとされており、日本一のお米は魚沼産コシヒカリといわれているが、これに負けないお米を北海道でも作りたいということで、品種改良されてつくられたのが、ゆめぴりかである。ゆめぴりかとななつぼしは、日本穀物検定協会で特Aという最高の食味の評価をいただいている。特Aは全国で38銘柄あり、そのうち、北海道ではこの2つが特Aに認定されている。ゆめぴりかについては、食味もよく、好評であるが、ブランド維持のために、北海道全体で作付制限がかかっている。今年度であれば、北海道で1万6千ヘクタールであり、北海道全体の約17%強の作付けとなっている。ななつぼしについては作付制限がなく、今年度は45%ほど作付けされている状況である。
  • 3つ目の取組として、産地指定率の向上ということがある。これは共同施設を通じ、消費者に安全・安心な米を提供するということであり、主に本州の業者に向けて、産地指定率の向上に取り組んでいる。
  • 最後の取組として、作業効率の向上、コスト低減の取組ということで、農地基盤の整備、直播栽培米の取組ということがある。農地については、基盤整備によって、現行の4倍から5倍ほどの田んぼにすることにより、作業効率の向上を図っていきたいと考えているところである。直播については、苗を田んぼに植えるのではなく、直接、もみを田んぼに播種するという栽培方法である。農家の面積が次第に大きくなってきているという傾向にあり、育苗施設が足りなくなってきていることから、今後、こういう栽培は増える傾向にあると考えている。
  • TPPの関係で、農畜産物の重要5項目について、2010年の包括的経済連携に関する検討状況によると、関税品目総数については、9018品目、うち、重要5項目については586品目であって、約6.2%相当になる。米関係については58品目、大豆・小麦関係についてはは109品目、牛肉、豚肉については牛肉が51品目、豚肉が49品目、乳製品については188品目、甘味資源作物については砂糖が81品目、でんぷん関係が50品目となっている。
  • 重要5項目が北海道の販売高の8割以上を占めており、TPPの妥結状況によっては、北海道の農業に大きな打撃があると考えているところである。また、旭川の販売高についても、7割を米だけで占めている状況であるので、TPPの妥結状況によっては、旭川の農業の見直しもあるのではないか懸念しているところである。
  • 北海道の自給率は、170%を超えている。日本全体では40%ほどである。北海道だけでは消費できないので、本州に取引先を求めて出荷しているという状況である。
  • 旭川についても旭川だけで消費するのではなく、旭川のものは旭川地区以外の所に買っていただくことが必要である。売り込みが必要な状況であると考えている。また、これからは輸出にも取り組んでいく必要があるのではないかと思う。

(職員ワーキンググループ)

  • 現在の農業の体制は、変わる必要があると考えているか。TPP等や農業の大規模化に伴う農地面積の拡大によって、技術や方法が変わるということだったが、変わることが望ましいというのが農業界全体の方向性なのか。

(委員)

  • 農業には、自由化の波ということが今後、どうしても出てくると思う。農業は食を扱っており、自給率をどうしていくかが重要である。政府は、農業を守るといっており、会社や企業の参入をどんどん進めていこうという考え方であると思う。だが、農家を守るとは言っていない。あくまで農業を守っていきたいと言っている。
  • 米については、消費もどんどん下がってくるので、産地間競争がもっと激しくなると予想している。旭川の米は全国に出しても負けない米であると自負しているところであるが、これを維持していくためには、農業を続けていただかなければならない。機械化が進んでいても、やはり1人の方ができることには制限がある。地域全体でいかにして農業を守っていくかということが必要になるのではないかと思う。

(委員)

  • 観光は、人の交流を促し、お金も一緒に動かすということが1つの目的であり、観光の最前線にいるのが、ホテル・旅館業である。地元の良さをお客様にお伝えするのに1番向いている業種であると認識している。
  • 現在、旭川市にある旅館の件数は29件であり、シティホテル、ビジネスホテル、リゾートホテル、一般旅館の大きく4つに分かれている。
  • 昔は旭川の駅前にもたくさんの旅館があり、土地と建物と経営が一体化したものが旅館という位置づけであったが、平成元年頃、地元資本ではない大きなホテルが入ってきた。それ以降、駅前の旅館や小さなビジネスホテルはどんどん消滅し、チェーンホテルが増えてきた。
  • 以前は、旅館やホテルは、地域の観光と密接しており、全員が観光に携わりながら、地域が活性化しなければ自分たちも生き残れないという中で動いていたが、今は、土地と建物だけがあって、経営者が見えないということが多くなってきた。
  • 旭川においても、ほとんどが地元の経営者でなくなり、旅館やホテルが駒でしかなくなってきていることから、全員でまちづくりに取り組むというときの考え方に温度差が出てきている。地元の資本でないところは、旭川がだめならどこか違うところでというように、比較的身軽な立場である。だが、地元の資本でやっているところは、ずっとそこにいなければいけない。その辺りの温度差が違ってきているというのが、これからの問題点である。
  • また、旅館の問題点としては、三セク問題ということもある。地方には、税金で建物を建てた旅館や温泉施設がある。我々のような民間の小さなところでは、数億の設備投資がやっとであるのに対し、10億、20億という税金を使って経営をしている。そういうところと民間とが同じレベルで戦わなければならない。
  • 旭川は交通の便がよくなった。基本的にはすばらしいことだが、日帰りができるようになり、通過型がどんどん加速していくということがある。東京や地方から千歳に来る飛行機とホテルをパックにして売っていることが多く、千歳からバスで旭山動物園に行き、旭川ラーメンを食べて帰るというようなことができるようになった。「点」が、線や面となって結びつかないというのが、今の旭川の観光の現状でもある。
  • 昔は「ツーリズム」などといって、観光旅行が主体であったが、今は、別に旅行ではなくても、学会がある、何かの大会がある、あの人に会いに行きたい、ここの何かを食べに行きたい等、「点」で行くという時代に変わってきている。
  • 最近は、企業の慰安旅行など、国内の団体旅行がなくなってきたことから、海外からのお客様を取り込むという方向にシフトしている。国を挙げて、道を挙げて、どうやって外国からのお客様を取り込んでいくかということを考えている。また、今はインターネット等が盛んになって、個人のお客様の流通も多くなってきている。
  • 価格についても、1泊に3万~5万円するような本当に高級なところか、東京からの飛行機とホテルを合わせて1万円で済むような安いところか、2極化しているという状況である。
  • 観光を考えたときに、最も重要なところは、安心と安全と感動を与えなければいけないということと、リピーターをつくらなければいけないということである。感動してもらって、旭川にまた来たいと思ってもらわなければいけない。そこには常に人がかかわってくる。
  • 旭川の観光を考えたときに、少し残念な経験がある。バーサー大会という何年も続いている大会があるが、以前に子どもが出場した際、最後の方で戻ってきたところ、テントが全部撤収されているなど、最後にゴールする人の受け入れ体制ができていなかった。でも、日本や世界のいろいろな競技大会を見て、続いているものや感動を与えているものは、最後まであたたかく迎えている。最後までたいまつをたいて、拍手で迎える。それに感動して、あの大会にはまた出たいと言ってくれる。それはやはり感動を共有できるということであり、人が関わるということなのではないかと思う。
  • また、旭川には以前、スキーのジャンプやノルディックの合宿がかなり来ており、大会に備えて旭川で合宿をしていた。だが、士別や名寄が旭川を上回る条件で熱心に歓迎した結果、旭川から出ていってしまった。また、日産やスズキ、スバルなどの自動車会社も、かつては寒冷地テストのために旭川に来ていたことがある。だが、旭川では直線コースのアイスバーンのテストができる状況をなかなかつくれなかったところに、北見が競馬場にアイスバーンをつくって誘致した結果、北見や陸別の方へ行ってしまった。このように、せっかく旭川に来ていたものが、なかなか人が関われなかったことによって、地方にいってしまったという残念な経験がある。
  • 旭山動物園についても、人がすばらしかったのだと思う。市や行政の力ももちろんあっと思うが、やはり思いを実現しようとする熱意があった結果として、すばらしいものになったのだろうと思う。どんなものであっても、やはり人が関わり、安心して安全で感動を与えられるものにしなければならないのではないかと思う。
  • 旭川のまちづくりについて、以前もよく提言していたのが、買物公園に屋根があれば、雪も雨も関係なく回遊できるようになる。また、空いたところには旭川の家具や、木工製品を集中させるなど、旭川のまちの中心の買物公園に、旭川のいいものを集中させてはどうかという提言をしたこともある。
  • また、これは北海道に対してであるが、港を結ぶということにも力を入れてほしいと思う。北海道は広大であるので、空港や駅などをしっかり結ばなければ、なかなか発展はできないと思う。旭川空港へのJRの乗り入れについても、課題は多いようであるが、空港といろいろな交通を結びつけるということは最低限、必要なのではないかと考える。常に大きな港と港を結ぶというひとつの大きな目標を様々な業界に対してしっかりと発言し、北海道の姿勢をつくった上で、まちづくりや国づくりを行うことが有効であると思う。
  • また、ハブ空港があることによって、別に目的がなくても、行ってしまうということがある。オランダにスキポールというハブ空港がある。オランダに自分からは行こうとはなかなか思わないが、空港があることによって、次回は1泊してみようということにもなり、結果、見てみたらすばらしいということもある。北海道にも、ぜひ、ハブ空港をつくってほしいと思う。北海道には広大な土地があるのにもったいないと思うし、もし、千歳や旭川にハブ空港があれば、すばらしい拠点になると思う。
  • このような会議において、屋根をつけたらいい、まちをこうしたらいい等の発言をしても、市では、多額の費用がかかるから難しいなど、できない理由をたくさん説明してくる。だが、どうしたらできるのかということになってこないのが残念である。
  • 旭川においては「やさしいまちづくり」ということが、これからの1つのキーワードになってくれればいいと思う。例えば道をつくるときに、スロープにしようということや、高齢化や少子化等に対応するために、段差をなくすなどということである。1つのキーワードが大切であり、それを決めてくれれば、我々の業界も、それに則って建物を建てていける。
  • また、旭川は川と橋のまちであり、このことで物語をつくっていけると思う。旭川のまちを物語にたとえて、川と橋を物語化してはどうか。橋の名前についても、物語にたとえて名前を付けていけばよいと思う。観光の目玉にもなると思うのだが、全てその場限りで公募し、名前を付けてしまう。旭川には、宝がたくさんあるのにもったいないと思う。
  • そして、海外のお客様を呼び込む際には、今後、安心を考えたときに、原発や戦争などがとても困難な問題となってくる。やはり平和な日本をつくってやっていかないと、これからの観光資源としては、大きなマイナスであろうという危機感を持っている。

6 フリートーク

(委員)

  • いろいろな部分で重要になってくるファクターは、最終的には人であるという話があったが同感であり、最終的にはそこにたどり着くと思う。
  • また、この分科会のテーマに中心市街地の活性化ということが盛り込まれているが、買物公園を活性化していかないと、人が集まってこないということを改めて感じた。だが、中心市街地や買物公園の重要性に気付いていない人は、役所の人も含めて、多いような気がする。
  • コミュニティにも難しい部分があり、高齢化が進み、若い方の参加が少ない。若い方には行動力や斬新なアイデアもあり、歓迎しなければならない部分であるが、なかなか積極的に関わってくれない。高齢の方には知恵や経験があるし、上手く融合できたらいいと思う。コミュニティが機能せず崩壊すると、どれだけ資金やアイデアがあっても駄目だということ。
  • 四国のある商店街の再生に関わった人の話がマスコミ等で取り上げられていたが、そこにもやはり人が関わっている。地権者も巻き込んで、歩行者天国を再生しようということであったが、地権者が計画に1人でも反対したらこの話はなくなるというときに、最後の1人が賛成してそれが実現した。同じ地方都市である旭川でも学ぶところはないかと思っていたのだが、やはり、人との信頼や精神性をもった人たちとの関わりをどのように繋げて行くかが重要である。

(委員)

  • 今日は図らずも、人の重要性ということが話題となったが、どのような立場であっても、結局、最終的には人であり、思想としてどういったことを持っているのかどうかがかなり重要であると思う。
  • デフレといわれる不況になった状態を抜け出すということは、実は経済学的にも非常に難しいことであり、どうしても、ネガティブになることが合理的であるという状況になってしまう。その状況を脱するためには、非合理な考え方をするような人が出てこないと、なかなかポジティブになれない。前回の会議でも、夢物語が聞きたいという話が出たが、そのようなことが必要である。
  • 買物公園に路面電車を走らせる。買物公園にある店が、逆にイオンに商品券を配るというようなことをやってみる。買物公園の中に、例えば木工の店や旭川家具のアンテナショップ等、旭川を代表するようなものを集めてみて、人に来てもらうようなアピールを一生懸命してみるなど、意図のはっきりした思い切ったことをやってみる必要があるのではないかと思っている。
  • 意図を持った上で突拍子のない考えを出していかなければならないし、それをやりたいという人を集める必要があると思う。

(委員)

  • あるときに、旭川らしさは何かと聞かれ、とっさに人だと答えたことがあるが、その地域を表すのはやはり人だと思う。最後はそこに行き着くが、それだけで終わってはいけない。
  • これからは、周りの環境がめまぐるしく変わっていくので、常にフレキシブルに、その場に合わせた行政の取組、市民の取組ができるような将来の計画をつくることができればと思う。

(委員)

  • 旭川は四季がはっきりしたところであるので、この後、自然をいかにして生かせるかということで何かを考えていければと思う。自然を生かすということを考えなければならないと思う。
  • 冬になれば、雪がどうしても邪魔になったりするということもあるのだが、それも何か生かせないかと思う。そういう自然豊かなところをアピールしていければと思う。

(委員)

  • 委員の話にはすごく共感できた。今、小さな市町村でも、マラソンやトレイル等でまちおこしをしているところが多いが、それにかけており、まちを挙げて歓迎している。そういうことがあるからこそ、みんなが感動して、次も来たいということになる。リピーターがすごく大切であるという意見にも同感である。
  • 私は以前、住宅メーカーで営業の仕事をしていたのだが、冒頭にあったプラチナシティのような話については、旭川に誘致していなかった。旭川は少し中途半端すぎて、例えば、北海道に永住したいという道外からのお客様に対してお薦めするには土地が狭い、土地が高いなどということがあり、結局、周辺の市町村にお薦めをしていたという経緯がある。
  • 旭川は、非常に住みやすいまちだと思うが、少し中途半端であると感じる部分がある。東川町はまちを挙げて、道外からの誘致に力を入れている。大雪山が見えるロケーションのよい場所に造成地をつくり、最低でも150坪の広さがある宅地や、普通の正方形ではない変わった形状をした土地を造成し、その中に滞在できる家を建てて、お試し滞在ができるようにしている。北海道のビバリーヒルズのような形で、道外の方が来られている。また、お金を持っている方たちが、早期リタイアして来られている。人がいなければ何事も活性化していかない。旭川にもそのようなものをつくっていければよいと感じている。

(職員ワーキンググループ)

  • ものの見方はいろいろであると感じた。空港とJRが結ばれることはいいことであると思うのだが、東京から来た人などに聞くと、空港と駅が離れていることに対して、意外にも、それほど不便に感じていなかった。だが、こちらでおもてなしする側からすれば、不便に感じるものであり、物事には表と裏がある。
  • オランダの空港の話が出たが、空港がショッピングモールという感覚である。国として産業がないことから、観光客を呼び込み、観光に来た人にいかにお金を使っていただくかということを国の施策として行っている。そのことがいいか悪いかというのは別として、行政の人間としては、そのような一貫した思い切ったやり方も必要であると思った。
  • バーサー大会の話は、行政の人間としてしっかりと聞かなければならないことであり、自分の役割を全うするべきであると痛感した。

(職員ワーキンググループ)

  • 私は今、業務で畑作物のブランド化の支援事業の担当をしており、消費者から選ばれる、ブランド力のある生産物への支援に取り組んでいるのだが、食に対する安全・安心という意識が高まっている中、旭川の生産物には、産地間競争に勝ち抜くことができるだけの優位性があると考えている。
  • だが、そうした素材である生産物を十分に生かすための施設等について、ハード面、ソフト面の両方の面で環境が整備されていないということが分かった。地域活性化モデルケースにおいて、食のハブ機能を謳っているところであるが、このような問題をクリアしていくことにより、本当に意味において、旭川の強みを生かしていけるのではないかと思った。

(職員ワーキンググループ)

  • 人とのつながりや、どのように人を育てていくかについて、研究職等として人にアドバイスできる人を育てていかなければならないと感じた。行政としてどのようなことができるのかがこれからの課題になると思う。
  • 最近、散歩を始めた。同じコースばかりではなく、たまにはコースを変えてみるのだが、新しくできている公園を見つけるなど、知っているつもりであったことも、意外と知らないということも認識させられた。まちづくりを考えていく中でも、今までやったことのないことをやってみるということも、新しい発見につながるのではないかということを思う。

(職員ワーキンググループ)

  • 鉄工業、食品産業、農業、観光の話を聞いたが、これからの旭川の状況を考えると、その全ての課題に対して後押しをしていくことは、残念ながら難しいと思う。次の総合計画は、いよいよ本格的に、選択と集中についての意思決定を行い、それを計画として示すことが必要な時期に来ていると感じた。
  • 選択と集中を激烈にやってのし上がったのが韓国である。製造業でも勢いがある会社があるし、空港や港湾でも成果を上げている。それは、選択と集中が上手くできた成果であると思う。
  • 選択と集中は辛い作業になると思うが、だからこそ、市役所だけでやってはいけない作業である。そういう意味で、総合計画を立てる上でのこのような市民会議が重要であり、市民の手で選択して、泣いてもらう産業、伸ばしていく産業を選んでいくという作業をしなければならないと思う。

(委員)

  • 観光や農業などの分野においては、人が外から大量に来てもらうということが1番よい。産業は、人が動き、増えない限り、いくらこの地域に宝があっても発展しないと思うが、その起爆剤は、やはり人が来てもらうということである。
  • 北海道中央空港について、非常に強い思いを持っている。私の頭の中での物語では、2025年には、旭川の人口は50万人を超え、観光客は500万人を超える。旭川空港の乗降客は400万人を超える。そのきっかけは、東京オリンピックの3年前である2017年に、旭川空港の名前を北海道中央空港という名前に改名したことである。
  • 海外からの北海道人気が高まる一方、北海道第2の都市である旭川の空港の名前を変えたことにより、アジアの人にとっては、北海道の真ん中にあるというイメージにより、乗降客も増え、便数も増える。インフラ整備についても、人が来れば突貫工事でもインフラ整備を進める。空港の利用客が増える中で、滑走路や駐機場も増える。JRも空港に路線の乗り入れを決める。
  • こういうことが実現すれば、海外に売り込みに行かなくても、勝手に人が来てくれる。500万人もの人が来ればいやでもものは食べる。中心市街地に人は流入される。観光が増えれば宿泊も増える。デパートなども潤ってくる。その本当のきっかけは、空港の名前を変えただけであり、これには、何億もかからないと思う。

(職員ワーキンググループ)

  • 宿泊を伴うような観光に対して、スポーツイベントがかなり効果的であると考えている。スポーツイベントにおいて、出場する選手は体調の調整などから、前日から宿泊することも多く、競技が終わったその日にもう1泊してから帰るというケースが多いと思う。そういった大会を開く際に、感動できるかどうかということがリピーターにつながるということが非常に重要であると思う。
  • 今年、奥尻島で、ムーンライトマラソンという大会に参加したのだが、奥尻島で2泊をした。また、沿道ではかなり多くの島民の方が応援に参加していた。町役場と住民全員がおもてなしの心で開催しているようなイベントであり、また参加したいと思った。
  • そうなると大会の参加費用、宿泊費用、飲食費用等を島にお金として落とすという流れになり、感動できるスポーツイベントが宿泊等に直接つながることとなる。

(委員)

  • このような会議は全国津々浦々で行われている。そして、自分のまちだけは明るい夢を見ようということになっていることと思う。それ自体は決して悪いことではないが、今後は人口減少に歯止めをかけることは極めて厳しいし、世界の中での日本の位置付けからすれば、経済の縮小についても歯止めをかけにくいと思う。
  • 我々は今まで、経済的に発展し、ものをたくさん持って豊かになってきたが、今もその呪縛にとらわれていて、よりものをもたないと豊かになれないような勘違いをしているような気がする。
  • 量的な発展が望めないのなら、質的な発展にどう転換していくかということをしっかりと議論しなければならない。それこそ選択と集中ということは、現実の問題としてやっていかなければならない。
  • こういうことをすべきだという議論をしているが、実は、こういうことはすべきでないので明日からやめようという議論や何をしたいかではなくて、何を削ろうかという議論をしていかないといけない。
  • また、ものとして、かたちとしてのまちづくりをどうしてもイメージしがちであるが、今はそのような時代ではないと思う。ものの時代から情報の時代になっているし、若者にとっては、自動車もステレオも必要ではなくて、周りの人とどのようにコミュニケーションをするのかということが最大の重大事のようになっている。
  • プラチナシティとも絡んでくるが、旭川だけで、旭川のお金だけで何かしようということになると、負債を将来に残すこととなる。今後については外の財布で何かできないかという発想が重要である。
  • 海外からお客さんにたくさん来てもらおうという発想もあると思う。さらに考えられるのは、先ほどからも話に出ているが、東京などで豊かになり、リタイア後にどうしようかという人たちが住むための場所をつくる。例えば50戸くらいの住宅地でもいいが、日本のどこにも類例のないものをつくれば、点として成長していくと思う。インフラとしての医療機関が充実していることや災害が少ないこと、食べ物がおいしいことなど、プラス要素はあるので、例えば思いきり格好のいいまちにして、そのプロモーションを徹底的に東京で展開するなどすればおもしろいのではないかと思う。

(委員)

  • 旅館は観光の最前線にいるということであり、その旅館が悪い印象を与えれば、その旅館だけでなく、旭川や日本がだめだったと言われてしまうが、逆に、その旅館の印象がよければ、たとえ旅館の名前は忘れても、旭川や日本がよかったと思って帰ってもらえると思う。少しでもそのような役割を担えたらよいと思う。
  • 農業が豊かである、お酒や水がおいしいなど、旭川は恵まれていると思う。どこにもない優位性を私たちが発信していかなければならないと思っている。
  • 何にお金を出して、何を買うか、どこに出すか、どこに使うかということが個人の最終の意思決定であると思う。地元のそば粉を使う、地元のいい家具を使うなど、そこにお金を使い、応援していければと思う。
  • このような会議においては、こういうまちにするためにどうしたらいいか。このようなまちにするためにこのような意見がほしい等、旗を揚げて集中させた方が、いい意見がもっともっと出て、優秀ないろいろな知恵を絞り出せるのではないかと思う。もうその時期はとっくに来ているのではないかと思っている。

(委員)

  • 何かを始めるには仕掛けが必要であり、仕掛け人となる人が必要であると思っていたところであるが、委員からは、1人のリーダーがやるのではなく、組織として、束になって仕掛け人をやっているという話が出た。
  • そのとき、今回のワールドカップのサッカーを思い出した。ブラジルは個の力が強いチームであったが、組織で戦うドイツに全くかなわなかった。その仕掛けの仕方だが、ドイツの方法は、サッカーの仕掛けを使ったのではなく、ハンドボールの仕掛けを使うなど、ほかの組織の別のやり方を持ってきたものであり、そこにドイツの強さがあった。そういう視点の使い方も必要だと思う。
  • どちらにしても、やるのは人であり、人をどのように育てるかを考えるときに、将来、役に立つだろうと思って人を育てても、あまり効率よく育たない。ホンダ自動車のやり方は、2階に上げてはしごを外すという人の育て方をする。ミッションはこれだと決めて、そのミッションができるまでは降りて来られないように、はしごを外してしまう。そのような厳しい人の育て方というのが、何となくぬるい感じがするこの旭川には必要なのではないかと感じた。

7 次回の日程について

次回は、平成26年8月12日に開催する。
旭川の強み、弱み、機会、脅威について、3班に分けてSWOT分析を行う予定である。

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