あさひばし 平成29年12月号「快適な冬の暮らしのために 除排雪作業にご協力を」
市では、皆さんが安全で快適に冬を過ごせるよう、車道や歩道の除排雪に取り組んでいます。皆さんからの疑問に答えるとともに除排雪事業の現状をお知らせします。
皆さんの疑問に答えます
除雪の判断はどこでしているの?
市内9か所に設置している除雪センターが、降雪・路面状況を24時間体制で監視し、除雪車の出動を判断しています
どうして、朝、除雪されていないことがあるの?
事故を避けるため、除雪作業は人や車の少ない深夜に始めて、通勤・通学時間の前には終えるようにしています。だから、早朝に降った雪には対応できない場合があります
どうして、除雪作業後に家の前に雪が残っているの?
夜12時頃から朝7時までの限られた時間の中で、道路上に積もった雪をかき分ける作業をしていると、どうしてもこぼれた雪が住宅前に残ってしまいます。全地域の除雪を速やかに行うためにも、こぼれた雪の処理は各自でお願いします
除雪車はどんなときに出動するの?
幹線道路(交通量が多く、都市活動を支えている道路)と生活道路(住宅地の道路)で分けられています。住んでいる地域の道路の種類は、旭川市除雪路線網図のページで確認できます
除雪車の出動基準
幹線道路では、朝までに予想される降雪量が10センチメートル以上、生活道路では、15センチメートル以上で出動します
除雪方法
幹線道路は、車2台分の車道の除雪幅を除雪。生活道路は、約3mから5mの除雪幅を除雪します。
補足:道路幅が狭くなったり、マンホールの上が圧雪された路面よりもくぼんでいたりするので注意してください。
補足:除排雪の基準や作業方法、冬期間におけるルールやマナーを紹介した動画をあさひかわの除雪(動画)のページに掲載。
昨シーズンの除雪の状況を紹介します
平成28年度除雪事業費
総事業費約24.85億円(市民1人当たり約7,300円)
内訳と割合
- 排雪・交差点排雪52%
- 車道除雪18%
- 雪堆積場15%
- 歩道除雪 4%
- 防滑 3%
- その他 8%
1晩の作業人員
約500人
補足:除雪機械のオペレーターやダンプトラックの運転手、交通整理員など
1晩の除雪距離
約2,160km
補足:旭川市から広島県までの距離に相当
排雪量
約550万立方メートル
補足:札幌ドームに満杯で約3.5個分
降雪量
584cm(旭川地方気象台調べ)
公園を雪押し場に利用
申請した団体が市(公園管理者)と覚書を締結した後、公園を雪押し場として利用できます。
対象 町内会や市民委員会等(個人での申請は不可)
利用公園 雪押しスペースがある、街区公園などの小さな公園
搬入できる雪 日常生活で支障となる道路の雪
利用時のルール
- 人力の家庭用除雪用具で搬入する(除雪機など機械の使用は不可)
- 地域住民へ、公園の雪押し場利用のルールを周知する
- 申請団体によるパトロール等で、雪押し場を適切に利用する
- 公園内の春先の融雪作業や清掃などを行う
【詳細】公園みどり課 0166-25-9705
川や堤防へ雪を捨てないで!
川や堤防に雪を捨てると、川が雪でふさがったり、堤防が破損したりして、住宅の浸水や人命に関わる事故になるおそれがあります。危険なので、絶対にやめましょう。
【詳細】旭川河川事務所 0166-48-2131、上川総合振興局事業課 0166-26-4461、土木事業所 0166-36-2244
効率的な除排雪を行うには、道路への雪出しや路上駐車をしないなど、一人一人がルールを守ることも大切です。
ご理解とご協力をお願いします。
【詳細】土木事業所 0166-36-2244