あさひばし 平成28年10月号「インタビュー 農場カメラマン 伊東 隼さん」

情報発信元 広報広聴課

最終更新日 2016年10月15日

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写真の力で農業と旭川を盛り上げたい

カメラを構える伊東隼さんの写真
農場カメラマン 伊東隼さん
昭和47年生まれ。様々な仕事を経験した後、7年前に自ら考案した「農場カメラマン」の肩書で独立

1年を通して、市内外の農場に出向き、風景や農作物、農作業に携わる人たちを写真に収めている伊東 隼さん。実りの秋を迎えた農場で、これまでの歩みや農場写真に込めた思いを聞きました。

将来を探る中で見つけた自分が進むべき道

伊東さんは、家庭の教育方針により、早くから自立を求められ、10代の頃から建設関係や長距離トラック運転手などの仕事に従事しました。「当時は生きるのに必死でしたね。でも、以前から写真を撮ることが好きだったので、25歳のときに思い切ってカメラを買い、休日に趣味で撮影を始めました」と伊東さんは話します。父親の影響で幼い頃からカメラに親しんでいたこともあり、腕を見込んだ友人、知人から少しずつ結婚式などの撮影を頼まれるようになっていきました。

そんな中、宅配の仕事で訪れた農家で「今は農家もホームページなどで情報を発信する時代だが、自分では写真も撮れないし、困っている」と相談を受けました。農業が盛んな西神楽地区で生まれ育った伊東さんにとって、もともと農場は身近な存在。「写真を使って農業を活性化できれば、旭川も盛り上がるのではないかと直感し、これは絶対に自分がやらなくてはいけないと思いました」と転機を語ります。

農場写真が持つ無限の可能性を信じて

伊東さんの写真

少しでも力になればと、撮影した写真をPR用として農家に提供するうち、仕事として依頼されることも増えてきました。伊東さんは「農場の写真には、大きく広がっていく可能性があると思います。例えば、農作物や美しい農場風景の写真を見て食育や環境保護を考えたり、農作業をしている人たちの写真を見て『自分も農業を始めたい』と思ったりする人がいるかもしれません」と情熱を持って、日々撮影に取り組んでいます。

これまでになかった独自の立場で、農場の美しさと豊かさを伝えている伊東さん。自身のホームページなどにも写真を掲載して、広く発信しています。

伊東さんのホームページ(新しいウインドウが開きます)

無断撮影は止めましょう

農場は私有地のため、勝手に入ることはできません。撮影する場合は、必ず、農家の方の許可を取りましょう。

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