「神楽まちづくり推進協議会」会議録(令和3年度第2回)

情報発信元 神楽支所

最終更新日 2021年8月2日

ページID 073660

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会議概要
日時 令和3年7月20日(火曜日)
午後6時30分から午後8時00分まで
場所 旭川市神楽公民館「講座室」
出席者

委員13名(正副会長以外は五十音順)

佐藤会長、中條副会長、石川委員、江口委員、大西委員、岡委員、上林委員、佐古委員、島田委員、藤田委員、松本委員、宮嶋委員、梁川委員

(欠席者:和田委員)

市側出席職員
林市民生活部長、神楽支所:池田支所長、十川市民係長、前田市民係主査

保健所:長谷川新型コロナウイルス感染症対策監

社会教育課:小島主幹、川瀬主査

会議の公開・非公開 公開
傍聴者の数 なし
会議資料

次第(PDF形式 47キロバイト)

資料1 新型コロナワクチン接種の状況について(PDF形式 83キロバイト)

資料2 旭川市地域学校協働活動の推進について(PDF形式 3,354キロバイト)

資料3 神楽まちづくり推進プログラム(PDF形式 178キロバイト)

資料4 神楽まちづくり推進プログラム「市への要望事項・地域からの提案」に対する市の考え方 (R3年6月)(PDF形式 44キロバイト)

資料5 健康セミナー「わたしのみんなの げんき種 in 神楽 2021」の開催報告(PDF形式 857キロバイト)

※ 本文では「神楽まちづくり推進協議会」を「神楽まち協」と表記する。

1 開会

開会し、事務局から、欠席者の報告、配付資料の確認を行った。

2 市民生活部長挨拶

本年4月1日付け人事異動に伴い、市民生活部長から挨拶及び神楽支所長から自己紹介があった後、会長が議長となり、議事を進行した。

3 議事

(1) 市からの情報提供について

ア 新型コロナワクチン接種の状況について

資料1に基づき、保健所から説明を受けた後、質疑応答を行った。

各委員等の主な発言概要は、次のとおり。

(委員)65歳以上の高齢者で、未接種の人数の統計はあるのか。

(保健所)予診票を基に統計を取るが、現在も接種が進んでいるので作業中の段階。最終的には接種券発送総数と接種者の差分が未接種人数となる。

(委員)高齢者の通所介護施設でもクラスター発生事例があり、通所施設の職員も優先接種すべきではないか。

(保健所)指摘のとおり通所施設にも優先接種は必要と考えており、今後のワクチン供給の状況を見ながら検討したい。

(委員)コロナ禍で飲食業者は厳しい状況。東京のように飲食業者の優先接種を考慮願いたい。

(保健所)種々の団体から要望は受けているが、市内の職場や団体単位で職域接種を準備しているとの情報もあるので、そういった方法も考慮願いたい。

(会長)無症状で活動範囲の広い20~30歳代の感染者が増えている状況で、ワクチンだけに頼っても感染者が減らないのではないか。また、警察官や消防職員などの接種も必要では。さらには、ワクチンには使用期限があり、余剰が出て廃棄することのないように、近隣自治体とも調整すべきではないか。

(保健所)若い年齢層の接種率が下がるのではと危惧されていることから、その対策として職場や団体単位での接種を検討している。また、人口の少ない自治体は接種が早く進んでおり、札幌市などの大都市も大規模会場を設置できる中、本市のような中核市の接種の進み具合が遅くなりやすい状況。各市町村へのワクチン供給は、北海道が余ることがないように調整することになっている。本市の周辺9町とは協定を結んでいて、本来は他市町で接種する場合は手続が必要になるが、その手続なしに接種できるようになっているので、活用願いたい。

(会長)高齢者個人の接種予約がなかなか取れない中、本市が取り組んだ町内会の団体接種は、大変良い取組である。

(委員)59歳以下の接種予約もコールセンターになるのか。電話が繋がりにくかったが。

(保健所)今は57回線に増やしている。インターネット予約と電話予約は、それぞれ別枠で予約数を設けている。ただ、60~64歳の受付は、ワクチン供給数が少ないため、すぐに予約枠一杯になったが、再開までしばらくお待ちいただきたい。

(委員)国産ワクチンが出回る見通しをお聞きしたい。

(保健所)国産で薬事承認されたものはない。治験の段階と聞いているが、現在のところ見通しは分からない。

イ 旭川市地域学校協働活動の推進について

資料2に基づき、社会教育課から説明を受けた後、質疑応答を行った。

各委員等の主な発言概要は、次のとおり。

(委員)小・中学校の夏休み期間に、町内会主催でラジオ体操を実施するが、中学生になると参加しなくなる。親の考え方によると思うが、地域と学校が連携しているという状況でなはい。そのような親にも協働活動の説明はするのか。

(社会教育課)学校やPTAの会合等の場で、先生から啓発することも一つの方法。意識の問題であり、すぐに変わることはないが、小さなことから進めていきたい。

(委員)町内会活動に親の関心が向かない。教員や市職員も同様であり、強く啓発していかないと効果が出ないのではないか。

(社会教育課)地域と学校が目標を共有し、地域の要望を出す場がコミュニティ・スクールである。何もしなければ変わらないことから、この協働活動で少しずつでも進めていければと考えている。

(委員)ラジオ体操のチラシを作成し、小中学校で配布してPRしてはどうか。

(委員)ラジオ体操の目的が何なのかということが大事。健康増進のためだけであれば、中学生は8割が部活に入っており、夏休みの短い期間中、その時間帯に参加することはないと思う。例えば、小さい子の面倒を見るなどの異年齢交流が目的であるとか、そこが明確にならないと学校でも働き掛けにくいし、親も参加させようとはならないのではないか。

(社会教育課)そのようなお互いの考え方が分からないという場合、地域と学校をつなぐのがコーディネーターの役割である。

(会長)既に地域では学校と連携し、子どもたちの体力づくりなどの事業を実施予定でいたが、コロナ禍で全て実施できない状況になっている。今回の新たな動きについては、コーディネーターの配置がこれまでになかったもの。新たな体制により、地域と学校がより連携できればと思う。

(委員)PTAにおいても、コミュニティ・スクールに関しては、あまり浸透していないのが正直なところ。今後、PTAの会合にコーディネーターが来て、協働活動の説明をしてもらうようなことはできるのか。

(社会教育課)積極的にコーディネーターを活用願いたい。

(2)神楽地域のまちづくりの検討と推進について

ア 神楽まちづくり推進プログラム「市への要望・地域からの提案」に対する市の考え方について

資料3及び資料4に基づき、事務局から説明を行った後、今年度末に神楽まちづくり推進プログラムの見直しを行う際の検討資料とすることを確認した。

イ 旭川医大主催「健康セミナー」の開催報告について

資料5に基づき、事務局から、7月14日(水曜日)に開催された旭川医大主催の「健康セミナー」について、実施結果の概要報告を行った。

ウ 今年度の取組事業について

今年度の取組事業である「高齢者の居場所づくり」「子どもの居場所づくり」「エコな地域づくり」「神楽まち協広報誌発行」の各事業について、各実行委員会代表を務める委員から、それぞれ次のとおり進捗状況の報告があった。

(委員)「子どもの居場所づくり」である「神楽公民館での学習支援」については、新型コロナウイルス感染症拡大による臨時休館があったため、大々的にPRしていないが、それでも毎週土曜日に小学生を中心に10人弱が参加している。教師役は、旭川医大看護学科との連携により、学生ボランティアを募集してもらった結果、現在、4人が交代で務めている。複数の部屋を用意しているので、中学生にも秋以降、受験勉強等に活用してもらいたく、神楽中学校にもPR等に協力願いたい。

神楽まち協発祥事業である「子ども食堂」については、今は神楽地区民生委員児童委員協議会主体の自主運営である。毎回、子どもたちにお米を配っているが、今月は希望が多く足りなくなった。旭川米が大量に余っていて、子ども食堂に配付するというような話があると聞いている。生産者に迷惑が掛からないよう、できれば市で買い上げて配ってもらうことを要望したい。

「高齢者の居場所づくり」である「木楽輪での歌サロン」については、新型コロナウイルス感染症拡大による臨時休館等で、4月から3か月間休止したが、今月再開し、合計37名が参加した。ワクチン接種者が約3分の1ほどいたが、みんな楽しみにしており、家に閉じこもらないようにするためにも、この活動を続けていきたい。ピアノ伴奏者が休みだったが、自ら音頭を取って歌ってくれた参加者もいたほか、今回は尺八と詩吟の公民館サークルにゲストで参加してもらった。来月以降もゲスト参加者を企画したいと考えている。

(会長)神楽まち協の事業から独立し、神楽岡地区の小・中学生を対象にした子どもの居場所づくりである「岡っ子サロン」を毎月1回、神楽岡地区センターで実施中。6月はコロナ禍で開催できず、希望者にお米を配付した。今月は感染対策を講じながら開催し、合計24人の子どもたちの参加があった。知的障害施設から参加の問合せがあったが、会場が狭いため受入れは困難で、お断りした。

「エコな地域づくり」については、1回目の実行委員会を書面で開催し、昨年同様、不特定多数が来場する受渡し会は避けるべきとの考えから、今年度も中学・高校の制服に特化した譲渡会を開催することとした。チラシを作成し、神楽公民館と神楽岡地区センターで譲り品の受付を行ったが、新型コロナウイルス感染症拡大の緊急事態宣言に伴う臨時休館があり、思惑どおりに集まらず、昨年度の6分の1程度の数しか受け付けていない。このため、8月又は9月に実行委員会を開催し、再度、譲り品を募集し、11月後半か12月上旬に譲渡会を開催する計画で進めることを諮りたいと考えている。

「神楽まち協広報誌発行」については、今年度は年1回の発行とし、1年間の活動を振り返る内容で、年度末の3月に発行する予定で進めている。

(委員)神楽市民交流センター入口の「譲り品情報掲示板」の活動も継続中である。

3 その他

事務局から、既に文書案内している8月18日(水曜日)開催予定の「地域まちづくり推進協議会の合同研修会」について、改めて参加の案内を行った。

4 閉会

次回は、9月21日(火曜日)午後6時30分から神楽公民館「講座室」で開催することを確認して、閉会。

お問い合わせ先

旭川市市民生活部神楽支所

〒070-8003 旭川市神楽3条6丁目 神楽市民交流センター内
電話番号: 0166-61-6191
ファクス番号: 0166-61-8293
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受付時間:
午前8時45分から午後5時15分まで(土曜日・日曜日・祝日及び12月30日から1月4日までを除く) 月1回土曜日は午前9時から午後1時まで(取扱業務は平日と異なります。)