地域支え合い事業(令和2年度)
地域支え合い事業
多世代交流の場・集いの場・子どもの居場所としての「地域食堂ハートフレンド」の実施。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、例年とは違い、パントリー(食材配布)を、8月29日忠和地区センター、11月28日神居公民館、2月27日神居住民センターで実施した。
住民から譲渡を受けた空き家で、神居・江丹別地域包括支援センターとそのボランティアグループ「ハートフレンド」とNPO法人ワーカーズコープが協力するとともに、ワーカーズコープが障害児サービス託児所としても開所した、「トクさんの家」において、施設の一部スペースと空き時間を利用した地域住民交流のための各種活動を実施し居場所づくりとした。対象者は地域居住者とし、活動内容としては、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、例年からは縮小し、健康サロンを毎月第1・3金曜日、夜食堂を7月31日、9月11日に開催するとともに、レクリエーションとして7月10日サクランボ狩りを実施した。1月のもちつき会は中止となった。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、例年からは縮小とはなったものの、年間を通じて活動を行い、食を通して多世代が交流し集える居場所を作ることを目指した「地域食堂」が高齢者にとっての安らぎの場、子どもや子育てをする親にとっての地域の人々とのふれあいの場となり、そのスタッフをボランティアが担うことで「住民主体による地域を支える体制づくり」に発展することが実現できた。
空き家を活用した地域共生拠点「みんなのおうち/トクさんの家」の開所により、イベントやサロン活動、地域住民の居場所活動がより多くのニーズに応えられることとなった。