平成29年度消費生活会議記録

情報発信元 市民生活課

最終更新日 2017年12月14日

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平成29年度第1回

会議の概要
日時 平成29年11月21日(火曜日) 午後6時から午後7時25分まで
場所 旭川市1条通8丁目フィール旭川7階共用会議室1

出席者(委員)

14名
柴山祐子会長、橘井敏弘副会長、松ヶ瀬雄太委員、菅沼雄一郞委員、古川秀司委員、鎌田嘉範委員、三輪由里子委員、渡辺惠美子委員、国沢広子委員、蟹田律子委員、稲毛典子委員、近藤美由紀委員、菅りやう子委員、後藤裕子委員

出席者(事務局)

5名

熊谷好規市民生活部長、水澤拓二市民生活課長、遠野均消費生活センター所長、羽坂征高消費生活センター主査(計量検査所長)、大塚徹主任

会議の公開・非公開

公開

傍聴者の数 なし
会議に付した事案 報告事項
  • 公益的事業者の範囲について
  • 消費行政の推進に係る首長表明について
  • 消費生活会議の委員数について
  • 消費生活相談の現状について
  • 平成29年度旭川市消費者行政の概要
その他、消費生活行政全般に係る意見交換など
配付資料

資料1資料2資料3資料4資料5

会議録

開会前に人事異動に伴う事務局職員の紹介及び消費者代表委員1名の辞任に伴う新委員の紹介

(開会)
事務局より資料の確認、定足数に達している旨及び会議は公開となる旨報告

(開会挨拶)
市民生活部長
時節柄何かとお忙しい中、旭川市消費生活会議に御出席を賜り、誠にありがとうございます。
近年の消費者を取り巻く環境につきましては、情報化の進展とともに複雑さを増しております。私もスマホを利用していると「あなたのスマホはウイルスに感染しております」というメッセージが現れたり、「料金を払わなければ訴える」といったショートメールが届いたこともあり、日常生活の中でますます巧妙な手口で行われており、我々も対策を強化しなければならないと実感しております。
会議は昨年の4月以来の開催になりますが、様々な分野で豊富な御経験や御活躍をされていらっしゃる皆様方から、消費者行政への御意見をいただき、今後の市政に反映するよう、市民の消費生活の安定と向上に向け努めて参ります。

(議事)
(会長)
委員の皆様、本日は何かと御多用の所、消費生活会議に御出席頂きまして本当にありがとうございます。私達の任期は来年の3月1日までと聞いておりますので、この顔ぶれによる会議は、今回が最後と思っております。どうかよろしくお願いいたします。
さて、今年の6月1日に消費者庁から発表されました「平成29年度版消費者白書」によりますと、全国の消費生活センターに寄せられた生活相談件数は、約88万7千件。そのうち架空請求に関する相談が約7万7千件にも上り、一時の急増時に比べれば減少してはいるものの、僅かですが再び増加の傾向に転じております。
その背景には、私も含めまして高齢者世帯にもスマホが普及することによって、消費者一人一人がウェブサイトにアクセスする機会が増え、インターネットを利用した買い物・購入や様々な情報入手をしていること、さらにライン等、コミュニケーションのあり方も多様化していることがあると思います。その中で、身に覚えのない色々な利用料や、会費等の請求メールが届くケースも増えており、相談が多数寄せられていることが増加の要因の一つとしてあげられています。
一方で、本日持って来ましたが、私にも「総合消費料金に関する請求」というハガキが6月位に届きました。2週間前のニュースでも報じられていましたが、ハガキによる架空請求が最近増えていることも伺っております。歴史は繰り返すということではありませんが、過去の手法にも注意をしておく必要があるのかなと私自身も思いました。
全体としての相談件数は減少傾向にありますけども、消費生活センターが果たしている相談機能はますます重要になってくるような気がします。今回の会議を通して私たちの意見が少しでも旭川市の消費生活行政に反映されることを願う次第です。
本日は5件の報告事項と、意見交換が予定されております。皆様方の活発な御意見等を頂き、本日の会議を実りあるものにしていきたいと考えておりますので、皆様の御協力をよろしくお願いいたします。
 

(報告事項)
(1)公益的事業者の範囲について、(2)消費者行政の推進に係る首長表明について、(3)消費生活会議の委員数について、(4)消費生活相談の現状について、(5)平成29年度旭川市消費者行政の概要について、資料1から5までに基づき事務局から説明

(委員)
報告事項(3)の委員数を10人に変更することで、消費者の代表が3人になり、これまでと割合は同じですが、消費生活会議なので消費者が5人から3人に減るというのはどうなのかなと疑問に思いました。

(事務局)
従来は5:5:5ということで同じ割合だったのですが、今回10人以下にする中で、(9人にすれば3:3:3ということで同じ割合になりますが)本会議は基本的には事業者と消費者の割合が同じになるのが望ましいと考え、事業者3、消費者3、中立性を保つという意味で学識経験者が4の割合にさせていただいたということです。

(会長)
((1)の公益的事業者の範囲についての中で説明された)本市でガスといえば、私は旭川ガスしか思い当たりませんが、新規参入する業者なんているのでしょうか。

(事務局)
最近、電気事業が先に自由化されていますが、新しいビジネスチャンスを狙っている方には非常にチャンスはあると思っております。
今まではプロパンガスと旭川ガスの二者択一でしたが、旭川ガスとしては今まで一般小売と、導管事業もやっていましたので、今後例えば私が新規参入すると言えば、旭川ガスより安い価格でも、旭川ガスは導管は提供しなければならず、私と価格を競争しなければならないという状況になります。
電気の方でもまだ旭川の方はそんなでもありませんけども、札幌の方では新規参入業者がたくさん出ているという風に聞いております。旭川ガスが値段を上げてくれば新規参入業者が出てきたり、低い価格で抑えられていればビジネスチャンスがないということで新規参入はないかもしれないというように思っております。

(委員)
電話、光回線に関する相談の中では、NTTを名乗った形で電話が多いと思う。
何か消費者協会の方でも、一般的な人にただ「気をつけてください」ではなく、具体的なことを周知できないのかなといつも思っています。

(事務局)
行政側としては、個々の事業者の名前を挙げてというお知らせのやり方がどうしてもできないということはあります。

(委員)
個々の業者じゃなくてNTTのという形で色々とあると思います。こういう電話が来たときに一応注意しなくちゃいけない。絶対安く、今使っているよりも安くできますよ、という口調で入ってくると思いますが、分からないのに飛びつく人もいる。
もう少し具体的な形で、皆さんに何か教えてあげるということができないのかなといつも思っています。

(事務局)
相談の内容を見ても「わからないけども何か安いと言われたから契約した」というケースも多いです。
例えば架空請求の様に、間違いなく詐欺行為、犯罪ということであれば、そういう対応は可能ですが、卸回線の場合は本当に安くなる方も当然いらっしゃいますし、個々のお客さんの回線状況によって、損得は分からないのが実情です。実際に得したという人は何も言ってきませんし、話が違ったという方は当然おかしいと言ってくる。その辺の所と複雑な回線のことについて事前に周知するのは中々難しいかなと思っているところです。

(委員)
もっとこういう場合がありますよ、というデータ的なことで周知してあげることで、もうちょっと注意したり、決めるときに消費者自体が判断が付くのかなと。まるっきり分からない人が飛びつきやすいというのが落とし穴なのかなと思います。

(委員)
消費生活相談資料で、光回線卸売開始に伴い相談が増加しているという書き方をして頂いたことで、私も気をつけようと思ったわけですが、このようなことを市の広報とかに、特定の会社名が難しければ、光回線コラボがどうのこうのという書き方、客観的に業者をやっつけているわけではない書き方で、皆さんに注意喚起をしていただくことはいかがでしょうか。

(委員)
消費者としては違法なのは論外としても、より高くなってしまったりですとか、もっと安くて楽にするつもりが高くて面倒になってしまう、そういう煩瑣な問題が生じることも含めて色々な問題があると思います。
「違法だから気をつけましょう」とか「この業者はインチキだから気をつけましょう」という話ではなく、こういう勧誘があって問題が生じることもあるということを、消費者教育といいますか、問題のある事例を消費者センターの方に報告されているので気をつけて下さいみたいな周知の仕方もあるという問題提起に伺えたのですが。

(委員)
私もありました。あんまりしつこいから資料を送って下さいと言ったら光回線の申込用紙を送ってきました。よく考えたら、ちょっとまずいなということで資料はそのまま保管してありますが、焼却しようと思っています。

(委員)
私にも光回線の勧誘電話がかかってきますが、最近は非常に巧妙で「いつも御利用ありがとうございます。何々の理由で回線がお安くなりますというお知らせでした」という話から始まるため、本当に契約している相手からかかっているのか、新たな営業の電話なのか、暫く話を聞いてみないと分からない電話が多く、たまに本当に契約しているところからの電話を間違って切りそうになることもあって、先ほど提案があったように何らかの形で周知して頂ければと思います。

(会長)
市民の中に少しでも、こういう風なトラブルがないような形で特定せずに知らせる方法はないかという御意見だと思います。2年前でしょうか、市民広報に結構載せたこともございますので、そんな形で検討はできますよね。

(事務局)
資料にあるような情報を目にしたときに初めて気づく人もいるため、できるだけ多くの人が見るような、そんな機会を作ってくれませんかということと思います。
こういったものに一回目を通したら別の判断ができると思います。まだ明確なことは言えませんが、こういった報告書について、多くの市民の皆さんが見ることができるような形もちょっと検討して参りたいと思っておりますので、どうぞ御理解をよろしくお願いいたします。

(会長)
周りで困っていることだとかあるのではないかなと思いますが、いかがでしょうか。相談員をされている委員さんの方から何か事例とかありましたら御報告して頂ければと思いますが。

(委員)
最近、7月くらいから会長さんがお持ちになったハガキの相談が増えてきております。
それまではワンクリックと言いまして、パソコンでクリックすると動画の料金が発生するというのが増えていたのですが、今は鳴りを潜めていまして、ハガキとともにSMS、ショートメッセージで大きな通販サイトの名前を騙り「未納料金があります」というような架空請求が多くなってきています。
先ほどの通信回線、光回線については契約の内容が複雑です。耳障りの良いところで「お安くなりますよ」と言われて安くなるならと契約される方がいるのですが、勧誘する業者はその方の契約内容は知らないのです。一般的に言って安くなるということですので、実際話が来たときには、自分はどういう契約をしているのだろうか、インターネットは自分にとって本当に必要なのか、そういうところから考えることが重要で、出前講座の際にも、何でも「即答は避けて下さい」というようなお話をします。
すごく良いところで惹かれて「契約します」と言うと、必ず後で何かトラブルがあったり反省することが多いです。直ぐには契約しないで一回呼吸を置くとか、何日か考えてみるとか、自分が今どういうことをしようとしているのかを確認してからでも十分間に合うと思います。
今日でないともう契約できませんというわけではないので、まずはじっくりと考える。その一環の手助けとして消費生活センターでも、別に契約前でも「こういう内容のものが来たんだけれど、実際のところどうなんだろう」という相談をして頂ければ、私たちの方から業者に確認するということも出来ますので、消費生活センターを活用して頂ければと思っております。

(会長)
ありがとうございます。出前講座もたくさん行っていて、地域の高齢者のところに行っているということもお伺いしていますけども、そんな形で地域に草の根的に知らせていくという活動がとても大事だと思いますので、これからもぜひ出前講座を続けて頂きたいなと思っております。ほかに御意見はございませんか。

(委員)
私にも光回線の電話がよく来ますが、今は「高くて結構です。この金額で満足しておりますから」と、そのように今は対応しております。
また、妹の話ですがすごく具合悪そうなしゃべり方で「元気かい」「変わりないかい」とか言って、おかしいなと妹が思い「あんた誰」と聞いても返事をしないんです。
こちらから例えば息子の名前とかを言ったら、そっちの方の話にいったんじゃないかというようなしゃべり方。自分は具合が悪いからお金送ってくれだとかそういう感じの電話じゃなかったのかなと、妹はとっさにオレオレ詐欺だと思って対応し、「あんた誰なの」って言ったら電話切ったらしいんですけども、見ましたら非通知で来ていたみたいです。

(会長)
本当に気をつけていかないと駄目ですね。私も電話を受けたことがあり、危なく息子の名前を言いそうになったことがありますが、その時は、この会議に参加させて頂いて、かなり知識を頂いてきたので本当に良かったなと思っています。
まだまだ知らせていかなければいけない人々がたくさんいらっしゃいますので、手分けしながらですね、お知らせしていく方法しかないのかなと思います。弁護士の方が来てらっしゃるので、一言、御意見を頂ければ。

(委員)
皆さん大体おっしゃっるとおりだと思うんですが、私としては、この会議の人数の方は消費者と事業者の人数が同じというお話がありましたが、学識経験者も基本的には消費者でありますので、消費者が圧倒的多数という位置付けでいいのではないかと思います。広報の関係では「あさひばし」に紹介するコラムとかがあればいいのかなとか思ったりしました。
ついでに、今回配られていた概要に今回実施した出前講座のことが書いてありますが、旭川医大の看護学部に対する講座と、あと民生児童委員以外は、ほとんどが高齢者向けの講座とお見受けしますが、そういう理解でいいんでしょうか。

(事務局)
出前講座については、来てくださいとお呼び頂いたところへ行っておりますが、お声を掛けてくれたのが基本的に高齢者ということで、結果としてこのような形になっています。

(委員)
今日の会議でも若者の方が使っていくようなスマホやSNSの相談、親のキャッシュカードを使っただとかありました。子供はまだ消費者ではないですけども、将来消費者になるわけで、お子様向けというか、中学生・高校生、そろそろスマホを持たされているような方々向けに講座をするというのもありかなと思いました。

(会長)
皆さんの御意見を一人一人伺った方がいいのかなと思っておりますので、時間ももう少ししかありませんけども、いかがでしょうか。

(委員)
カードを発行している会社として、消費者協会さんには色々とお世話になっていますが、出会い系サイトのクレジットの決済では、殆どがチャージバックということで業者からお金を戻してもらって、お返しできるように基本的になっております。
ところが、現在はクレジットカードから離れて電子マネーの方に移っているというお話でしたが、お金は戻ってこないのでは、その辺はどうなっていますか。

(委員)
ケースバイケースですね。電子マネーは紙ベースで出てくるので、その番号とかもあり、代行の方が業者との間に入ってくれて返ることもありますし、もう直接業者との間でやってくださいということで全然返ってこないこともあります。
最近はコンビニにも置いてあるネット通販のギフト券を買わせるというのが出て来ています。番号を業者に伝えてしまうと、通販サイトでその番号を使って何か違うものを買うという方法で、第三者がその番号を取るので相手が分からず、今のところは、返還はほとんど難しいという形です。ただ相談頂ければ、入口で無理だよということではなくて、何がしかのものは見つけたいなと考えて私たちも相談にのっています。

(委員)
消費生活展のことですが、アッシュからフィールに移したというのは、見る人数的にはどうでしょうか。アッシュだと下なので通りすがりの人が見てくれる。パネル展というのはわざわざ見に来るよりは通りがかりでついでに見ていく方が可能性が強いので、これは効果としてはフィールよりアッシュの方が良いのではと思いました。
出前講座は、気がつかない人がいるので若者とか、若者の団体・学校・サークルとか、そういうところに消費生活の中で被害を受けるパターンが現れてきているので、こちらから出前講座をしていますけどやりませんかというセールスをしていただいたらどうかなと思いました。

(事務局)
皆様の御意見はごもっともだと思いますので、機会があれば学校の方にもPRをしていきたいと思っています。

(会長)
お時間になりましたので、以上をもちまして今回の議事を終了させて頂きたいと思いますが、皆さんいかがでしょうか。
委員の皆様、長時間にわたり御協議頂きましてありがとうございます。

(閉会挨拶)
市民生活課長
会長、副会長、議事の進行、大変お疲れ様でした。
また、委員の皆様方におかれましても、長時間にわたり、熱心に御協議をいただき、誠にありがとうございました。
我々といたしましては、消費者協会の劇団、ホームページなど若者を含めてより有効な手立てで消費者の不安を解消するよう今後の消費者行政を推進して参りたいと思っております。
また、先ほど会長からもお話がありましたが、皆さんの任期は、来年の3月1日までとなっていますので、臨時の審議事項がなければ最後の会議となります。各所属団体等には、改めて次期委員の推薦依頼をお願いしますので、今後とも、御協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
本日は、ありがとうございました。

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旭川市市民生活部市民生活課

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