プログラムシート(病理診断科)

最終更新日 2016年2月24日

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病理診断科

プログラムシート目次 

研修の概要

当院は各領域の診療科を有していることから脳外科・整形外科以外の分野の病理診断を経験することが可能です。中でも消化器、造血器の症例は、旭川地方の他の病理施設に比較しても豊富です。自動免疫組織染色装置を用いての免疫染色とin situ hybridization 法も施行しています。電子カルテと連動した病理報告システムを用いており、過去の症例は病理システムによりデータベース化されているので、貴重な症例へのアクセスも容易です。

行動目標

1) 採取検体の固定から染色に至る病理標本の作製工程を理解する。

2) 未固定臓器の処理及び写真撮影を行うことができる。

3) 難解な症例以外では外科材料の切り出しを行うことができる。

4) 免疫組織染色の原理を理解し、実際の病理診断に応用する。

5) 免疫組織染色を除く特殊染色に関して代表的な染色法を理解し、病理診断に用いることができる。

6) 遺伝子変異や増幅、転座等の分子生物学的解析法を学び、その結果が診断・治療に及ぼす影響を理解する。また、その手法を用いる上で必要な検体の処理を行うことができる。

7) 病理診断を行う上で必要な病理学総論の知識を習得する。

8) 病理診断に用いられる病理学用語の意味を理解する。担当患者の病理診断書を見た際には、その意味するところを適切に理解し治療に役立てることができる。

9) 病理標本を実際に鏡検し鑑別診断を挙げ、肉眼及び組織像、各種染色結果を総合して病理診断に至るプロセスを学ぶ。

10) 病理解剖の術式と肉眼所見の撮り方を理解する。

学習方略

1)病理標本(組織診および細胞診)作成の作業過程を見学する。

2)毎日の切り出しに参加し指導医の下に実際に行う。

3)病理標本を自身で鏡検し、その後ディスカッション顕微鏡を用いて指導医より解説を受ける。

4)指導医の監督の下、病理診断書を作成しサインアウトを行う。

5)病理解剖に参加する。固定後は当該症例の切り出しと鏡検を行う。

6)解剖症例のCPC(臨床病理カンファレンス)に参加し討議を行う。主治医として関与した患者の症例では病理学的解析とまとめを行い発表する。

 

評価方法

市立旭川病院臨床研修プログラムの規定に準ずる。