プログラムシート(産婦人科)

最終更新日 2016年2月24日

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産婦人科

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期間は3ヶ月 

産婦人科の研修施設

産婦人科では、産科、婦人科疾患を診療できる体制が整っており、指導医のもとで外来、病棟業務の研修を受けられる。分娩、手術の助手を積極的に経験させる方針であり、その体制ができている。当院は道北医療圏における救急医療の拠点として実績があり、多種多様な救急患者が搬送され、高度医療を受けており、産婦人科においても豊富な救急医療の経験を積むことが可能である。

一般目標

(1) 妊娠・分娩・産褥医療に必要な基本知識を研修する。

(2) 女性に特有な疾患・病態を理解する。

(3) 女性特有の疾患による救急医療を研修する。 

行動目標

市立旭川病院初期臨床研修プログラムの経験目標の達成に努める。産婦人科は内診など極めて特殊な診察法を用いて女性内性器を主とする女性特有の疾病の診断、治療を行う科であり、羞恥心をもって受診される患者が万が一にもその尊厳が損なわれたと感じさせる診療が行われてはならない。そのためには女性 特有の生理、病態の正確な理解と的確な診断、治療技術が求められる。短い研修期間ですが、医療者としての特に女性に対する目配り、気配りを磨くことも求めます。 

経験目標

(1) 診察

1) 問診および病歴の記載

患者とのよいコミュニケーションを保って問診を行い、正確、かつ全人的な情報を得るよう努める。主訴、現病歴、既往歴、家族歴などの他に月経歴、妊娠、分娩歴などの情報収集が重要。

2) 産婦人科診察法

産婦人科診療に必要な基本的な診察法を経験し、理解する。膣鏡診(帯下の性状含む)、触診 (腹部触診、内診、直腸診、妊婦のLeopold触診法)、新生児の診察(Apgar score 含む)など。

(2) 診断

1) 婦人科内分泌検査、および不妊症の検査

基礎体温表の診断、頚管粘液検査、各種ホルモン検査、HSG (子宮卵管造影)、精液検査など。

2) 妊娠診断:いずれ科においても妊娠を見逃してはなりません。

免疫学的妊娠診断 (テストパック)、超音波検査など。

3) 感染症の検査

カンジダ、トリコモナス、クラミジア、単純ヘルペス検査など。

4) 細胞診、病理組織学的検査

子宮膣部、内膜細胞診、コルポスコピー下病理組織生検

5) 画像診断

超音波検査 (経腹的、経膣的):可能な限り実施してもらいます。

他に、産科的骨盤計測、尿路造影、CT、MRI検査など。

6) 胎児心拍モニタリング

実際にNST法、CST法、分娩時胎児心拍モニタリングを経験してもらいます。

(3) 治療

1)薬剤の選択と薬用量:投与上の安全性、副作用、催奇形性、胎盤通過性、母乳移行性の理解
2)基本的手術操作の習熟:実際に婦人科良性・悪性腫瘍手術、腹腔鏡手術などに入ってもらい個人に応じた実践的手技を行う。
3) ことに帝王切開法では第2助手として参加し、母体と新生児を一気に取り扱う産科のダイナミズムを味わってください。
4)切迫流早産などの異常妊娠・分娩の治療、管理法を経験する。

(4) 正常分娩経過の理解

最も重要な研修です。以下のことを実際に看て、経験、理解して下さい。

1)分娩第1期、第2期の経過管理、診察法の理解
2)分娩誘発法の理解
3)児の娩出前後の管理の実際
4)胎盤娩出法
5)正常産褥の管理

評価方法

市立旭川病院臨床研修プログラムの規定に準ずる。

お問い合わせ先

旭川市市立旭川病院経営管理課

〒070-8610 金星町1丁目1番65号
電話番号: 0166-24-3181
ファクス番号: 0166-27-8505
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午前8時30分から午後5時まで(土曜日・日曜日・祝日及び12月30日から1月4日までを除く)