プログラムシート(腎臓内科)

最終更新日 2015年8月30日

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腎臓内科

プログラムシート目次

研修の概要

令和3年に腎臓内科を開設し、旭川市内および道北圏の腎疾患患者の診断・治療を担うことを目指しています。腎臓内科では腎炎・ネフローゼなどの内科的腎疾患から急性腎障害、慢性腎臓病を原因とした腎機能障害により腎代替療法(血液透析・腹膜透析)を必要とする症例を含めて、一連の診療を行っています。総合病院であることから一次性のみならず二次性による腎疾患の診断・治療および血液浄化・アフェレーシス療法、救急領域の急性血液浄化療法も他科と協力して対応しています。血液透析は通院する外来維持透析患者さんと手術、検査、治療などの入院が必要な透析患者さんの入院透析管理も行っています。

 

研修の特色

内科全般の研修と同時に、救急対応を要する急性疾患から、系統的診断を要する慢性腎臓病の診療に携わる能力を養う。診断検査法としては、血液電解質・ガス分析、X 線・CT・MRI・核医学・超音波検査、腎生検(病理診断を含む)、治療手技・方法では、急性血液浄化、気道確保・挿管、各種穿刺、中心静脈確保、バイタルサインの把握など。経験すべき病態・疾患としては、特に糸球体腎炎、ネフローゼ症候群、二次性高血圧、急性腎障害などがあげられる。

 

研修の目標

腎障害をきたす疾患は原発性糸球体腎炎のみならず多岐にわたり、腎臓内科医は様々な疾患に対する幅広い知識が要求されます。卒後臨床研修で得た知識と経験を発展させ、より深い病歴の聴取や身体所見の把握、尿所見のみかた、腎機能検査、水電解質、酸塩基平衡、動脈血ガス分析、画像診断など、診断へのアプローチのしかた、病態生理の正確な把握法を修得します。さらには腎生検をはじめとした特殊検査の実施ならびに検査結果の正確な評価を行うことによって症例の病態を把握して確定診断に到達する能力を養います。さらにその確定診断にもとづいた適切な治療およびその効果判定を行い、治療方針の修正が行えるような能力もあわせて習得します。

研修の方略

腎臓は体液の恒常性を維持する上で極めて重要な臓器であり、その機能障害が生じた際には電解質異常や酸塩基平衡異常、体液量の異常などの全身的な病態が生じます。そのような症例を治療する際には、生理学的な基礎知識にもとづいた正確な病態の把握が不可欠であり、全身管理が出来る医師としての考え方を身につけるためにも腎臓生理学の学習を必須とする。さらに末期腎不全に陥った患者に対し、適切なタイミングで血液透析や腹膜透析へ導入し、また長期透析患者に認められる種々の合併症管理などが出来るように研鑽を積みます。当科では特に腎臓と心血管病との関わり(我々は腎心連関と提唱している)について診療に必要な知識を深めるために循環器グループとも蜜に連携をとりながら研鑽します。

 

評価方法

市立旭川病院臨床研修プログラムの規定に準ずる。