プログラムシート(神経内科)

最終更新日 2015年8月30日

ページID 073306

印刷

神経内科

プログラムシート目次へ 

研修の概要

神経内科は、令和元年7月に常勤医が着任し、さらに令和2年に常勤医が1名着任し、2人体制で診療を行っています。神経内科が扱う病気は幅広く、中枢神経系・末梢神経・筋肉の疾患を診ています。主な病気としては、脳卒中・認知症・てんかん・髄膜炎・脳炎・脊髄疾患・末梢神経障害・筋炎・不随意運動などです。

また、パーキンソン病・筋萎縮性側索硬化症・脊髄小脳変性症・多発性硬化症・筋ジストロフィーなどの診療を担っており、これらは診断・治療に神経内科的な専門知識を要する代表的な病気です。

神経内科が対象としている症状としては、頭痛・しびれ・意識障害・失神・物忘れ・めまい・ふらつき・歩行障害・手足の筋力低下・けいれん・ふるえ・言語の障害などです。

神経内科では詳細な問診と診察で病気を明らかにしていきます。また、症状に応じてMRI・CT・脳波計・筋電図計・核医学検査装置・超音波検査装置などを用いた精密な検査を行います。

初期臨床研修においては、基本的な診療技術やガイドライン的な診療を研修してもらいたいと思っています。当院での研修を通じて市中病院におけるより実践的な神経内科診療を学んで頂きたいと思います。

 

経験目標と研修の方針

  神経内科研修においては、指導医の監督のもと主治医として患者を担当し、主体的に診察、検査、治療方針を決定に関わる。

*神経疾患についての知識を取得する

神経疾患は疾患そのものへの対応に加え、社会的な側面が重要である。

まずは神経疾患そのものについての知識を得、医療・福祉資源の活用について知ることが患者・家族との円滑な関係を築くために必要である。

・自習による書籍からの知識を取得する。

・指導医からのミニレクチャーを受ける。

・医療・福祉資源の活用について該当部署と検討する。

*指導医の監督のもと以下の診療・検査手技を経験する。

 ・神経学的診療

 ・神経伝導検査をはじめとする非侵襲的電気生理学的検査

 ・髄液検査

*指導医の行う以下の検査を見学する。

 ・(針)筋電図検査

 ・筋生検・神経生検

*症例を通して、以下の検査内容、結果を理解する。

 ・血液検査、髄液検査

 ・画像診断(レントゲン、CT、MRI、脳血流シンチグラフィなど)

 ・脳波検査

*以下のカンファランスに参加する。

 ・病棟回診(毎日・朝) 神経内科医師全員

 ・リハビリテーションカンファランス(毎週火曜日)

  医師、病棟看護師、理学療法士、作業療法士、メディカル・ソーシャルワーカー、栄養士、薬剤師

 

経験すべき症例

1) 神経領域におけるCommon disease

脳血管障害★

けいれん・てんかん発作★

認知症

頭痛

2) 神経変性疾患

パーキンソン病★ および パーキンソン病類縁疾患

脊髄小脳変性症

筋萎縮性側索硬化症

3) 神経感染症 

髄膜炎★

脳炎

4) 脱髄症疾患 

多発性硬化症

急性散在性脳脊髄炎

5) 筋疾患 

重症筋無力症

多発筋炎・皮膚筋炎

6) 末梢神経疾患★

慢性炎症性脱髄性多発ニューロパチー

ギラン・バレー症候群

★のついた症例については、指導医の監督のもと主治医として主体的にかかわることが最終目標となる。

評価方法

市立旭川病院臨床研修プログラムの規定に準ずる。