旭山にゅーす・ぶろぐ

【しいくのぶろぐ】一覧

このページでは「しいくのぶろぐ」の記事のみを掲載しています。

「しいくのぶろぐ」飼育展示スタッフによる日々の出来事や想いなどを綴ったブログです。

2021年11月のしいくのぶろぐの記事

2021年11月26日 しいくのぶろぐ

そろそろ1歳

そろそろ1歳

 すくすくと成長しているアミメキリンの「あさひ」が、もうそろそろ1歳になります。振り返るとあっという間の1年間でした。飼育担当として毎日のように見ていると体が大きくなっているように感じないのですが、背の高さを測ってみると確実に大きくなっていることがわかります。生まれた日の背の高さは約175cmで、早くも飼育担当より背が高く、見下ろされたことを覚えています。このぶろぐを書いている時はだいたい270cmですが、1歳になる12月28日までに280cmくらいにはなるような気がします。1年間で1メートルも背が高くなる動物なんて他にいないのでは無いかと思います。

 体重は量ったことがないのでわからないのですが、背の高さの割には重そうに見えないというか、いわゆるヒョロッとした体格をしているように感じます。ですが、顔を見てみると、生まれた時に比べて少しゴツゴツしてきたように感じます。

 キリンのオスはメスに比べて頭がゴツゴツしているのですが、それは3歳くらいになってから目立ち始める特徴なので顔を見ただけではオスかメスかはわからないと思います。

 例年と比べると遅くはなりましたが旭川にも雪が積もるようになりました。多くの方がキリンはアフリカの動物だから寒いのが苦手だと思っているのではないでしょうか。確かに寒いのが得意ではないのですが、「あさひ」は-1度くらいの気温でもスッと外に出てきます。むしろ「結(ゆい)」の方がじーっと外を見て中々出てきません。「あさひ」は初めての冬や雪に興味津々なのかもしれません。天気の状態や「あさひ」の様子を見ながら放飼時間を判断しています。今のところは午前中が「結」と「あさひ」の放飼の時間で、午後が「ゲンキ」の放飼です。今後寒さが厳しくなってくれば不定期での放飼を考えています。皆様にご来園いただいた際に「あさひ」が放飼場に出ていない(というかキリンが誰も出ていない)こともあるかと思いますが、できるだけ多くの方に「あさひ」の成長をご覧いただければと思います。

うまれた日のあさひ

生まれた日の「あさひ」


最近のあさひ

写真2:最近の「あさひ」。初めての雪に興味津々?


獣医師・きりん舎担当:佐藤伸高

【冬期開園しました。】

 11月11日に旭山動物園は冬期開園しました。

 ぺんぎん館の前にはトボガン広場が設営されました。

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設営された渡り橋に早速登るペンギンもいました。

 ぺんぎん館にはキングペンギンの雛が2羽いるのですが、ちょうど冬期開園のタイミングで2羽が放飼場に出ている時間が長くなりました。

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 雛が長く茶色の第2幼綿羽でいる期間は来年の3月下旬頃までです。

 現在、タイミングが合えば雛が親から餌を貰っているところなどを見ることが出来ると思います。

 是非旭山動物園に足を運んでいただき、春夏とは違った動物達を観察して頂ければと思います。

 トボガン広場は充分な積雪が確認され次第オープン予定です。

(ぺんぎん館担当:高橋 太郎) 

【食欲の秋】

 みなさん、秋です。食べてますか?

 ゴマフアザラシはこの時期、冬の寒さにそなえ脂肪をつけるため食欲が増します。厳冬期の脂肪の厚さは10cmにもなります。が旭山のアザラシたち、現時点ですでにぽっちゃり気味。今は一頭あたり3~4kgの魚を食べていますが、現状維持か?気持ち増やすか?考えているところです。

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もりもりです

写真1

 旭山ではホッケとオオナゴ、2種類の魚を与えています。食べ方に特徴があり、ホッケはエラやウロコが引っかからないように必ず頭から、オオナゴはツルツルしているので頭からでも尻尾からでもどっちからでもいいようです。

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上がホッケ、下がオオナゴです

食欲旺盛なアザラシたちに、ぜひ会いに来てください。

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頭から丸呑み

(副園長・あざらし館担当:中田 真一)

クジャクを収容しました

 冬期開園まであと残り4日。冬期開園に向けての準備が各所で行われています。

 今回は冬展示をしないインドクジャクの収容をお伝えします。

 現在18羽を飼育していますが、1羽1羽捕獲をし、足環(個体識別するための足輪)をチェックし、室内へ運び入れます。足環が見えづらくなっているものもあるので、新しいものに取り替えたり、今年繁殖した個体(2羽ともメスでした)には初めて足環をつけたり、そのような作業をしながらあっという間に室内に収容が終わりました。


 足環つけ

足環を付け替えてるところ

収容終了

無事に収容完了


 これから来年の春までは、暖房付きの暖かい室内で過ごします。これからオスのクジャクは、きれいな羽がまた新しく伸びてきます。来年の春、みなさんにお会いする時には、また立派なきれいな羽が生えそろったオスが見られます。


オスの羽

新しいきれいな羽が少し伸びてきています


 冬の間見ることができないクジャクですが、元気に過ごしておりますので、来年の春をお楽しみに。


こども牧場・教育活動担当:佐賀真一