2019年5月のしいくのぶろぐの記事
2019年5月21日 | しいくのぶろぐ
エゾシカ農園を開始しました!
エゾシカ農園を開始しました!
今年も「エゾシカの森」の中に電気柵で囲ったエゾシカ農園を立ち上げました!
このエゾシカ農園は北海道の現状を知ってもらう目的があります。
北海道ではいま、エゾシカが増えすぎ、さまざまな問題が起こっています。
その一つが農業被害です。
柵やネット、電気柵などで畑を守らなければエゾシカに作物が食べられてしまいます。
この問題は農家さんだけの問題ではなく、消費者である私たちの生活にも関係のある問題です。
飼育下のエゾシカと畑の作物が無事収穫できるか。
絶滅したエゾオオカミ、増えすぎたエゾシカ。
北海道の自然と人との関わりについて少し足を止めて感じていただけると幸いです。
エゾシカと農園
エゾシカ担当:鈴木悠太
ととりの春
4月24日に、室内で飼育していた鳥たちを外の放飼場へ出しました。
泳いだり、歩いたり、羽をばしゃばしゃさせたり、木の陰で休んだり。
思い思いに自然の中で行動する姿を間近で見て、改めて鳥って美しいな、きれいだなと感じました。
半年ぶりの外…思い思いの水鳥たち
近くの川や田んぼで見られるカモや白鳥たちを、こんなにじっくりと見られることはないので、時間を忘れて見入ってしまいます。
お客さんが歩く道をてくてく歩く姿や、柵の近くで休んでいるマガモも。
5月下旬から6月にかけては、ヒナも見られる予定です。
旭山動物園くらぶの会員さんが作ってくださった巣箱にも、すでにマガモが入っているのを確認できました。
これからどんどん暖かくなって、ゆっくり鳥たちを見るのに良い時期になりますので、ぜひご来園ください。
飼育員の表情もすがすがしい
お客さんが歩く道をてくてく
ととりの村担当:原田佳