2018年10月のしいくのぶろぐの記事
2018年10月30日 | しいくのぶろぐ
キリンの赤ちゃんが産まれました
キリンの赤ちゃんが産まれました
10月8日未明に『結』が、オスの赤ちゃんを出産しました。
予定日まで1週間あり、出産前の兆候も見られなかったので「もう少しかなぁ」と思っていましたが、朝きりん舎に行くとしっかりと立っている赤ちゃんの姿がありました。
なんと赤ちゃんの誕生日の10月8日は、3年前『結』が旭山動物園にやって来た日と同じ!!
そして、旭山動物園でのキリンの繁殖は、自分が動物園で働き始めた時以来の20年ぶりになります!!
産まれてから3週間ほど経ちましたが、『結』もしっかり赤ちゃんの面倒を見ていますし、赤ちゃんも寝室を走り回ったり、すくすくと成長しています。
まだ室内で過ごす時間が多いですが、天候や体調を見ながらすこしずつ外の環境に慣らしていこうと思っています。
10月10日(左)と10月26日(右)
きりん舎担当・主査:丸一喜
お気に入りの巣材
ハムスターは巣作りがとても上手です。個体によって得意不得意はあるようですが、こども牧場のジャンガリアンハムスター2匹は、ケージの中に巣材を入れておけば、使いたいときに使いたい分だけ頬ぶくろに詰めて自分で決めた寝床に運んでいきます。
寝床いっぱいに運びます
ハムスターの巣材には新聞紙や小動物用の綿など色々なものが使われますが、こども牧場では「小動物のソフトなおふとん『そふとん』」を使っています。「そふとん」は旭川市にある就労継続支援事業所ワークサポートぽけっとさんで商品化を目指しているもので、こども牧場で試験的に使わせていただいています。
「そふとん」は牛乳パックをリサイクルしたもので、施設の利用者さんがひとつひとつ手作業で作っているそうです。柔らかい巣材でこども牧場のジャンガリアンハムスター達もとてもお気に入り!「そふとん」を知ってから、以前使っていたコピー用紙をシュレッダーで細かくしただけの巣材は全く使ってくれなくなってしまいました…
ほお袋につめて・・・
暑い時期は巣材を少しだけ運んで敷布団のようにして使っていましたが、寒くなってからは寝床がいっぱいになるくらい運んでいます。こども牧場のジャンガリアンハムスター達の巣作り行動を見てみたい方は、掃除が終わる10時~10時半頃がおすすめです。口いっぱいに詰めてくわえて寝床までを何往復もして巣作りをする姿が見られますよ。
こども牧場担当:國友透子