2018年2月のしいくのぶろぐの記事
【ヒナです。】
写真はキングペンギンのヒナです。茶色のがそうですよー。
隣にいるのがお父さんです。
もう少しで卵から出てきて8か月。今現在の体重は約22kg。
最初は私の手のひらに乗るくらいの大きさだったんですけどねー。
大きくなりました。そして現在、大きさだけじゃなく変化してる事。それは・・・
『茶色い羽(綿羽)がものすごい勢いで抜けてきている!!』ってことなんです。
雪の上を目をこらして見ると、たくさんの茶色い羽があちこちに落ちて・・・
ん?私の長ぐつにも、あっ!他のキングペンギンの体にもついています。
大人の羽と違ってヒナの羽はやわらかいので、絡まりあい、まるで毛玉の様に
なってるものもあります。
単体で落ちてるのを見ると、羽っていうより毛みたいに見えますよ。
フリッパーが今のところ一番抜けてきてるでしょうか。
羽が全部換わっちゃうと、どれがヒナだったか皆さん判断がむずかしくなっちゃいますねー。
まあその頃には親子関係も終わって“ヒナ”って呼ぶのもおかしなカンジなので、わからなくても別に?!ってとこでしょうか?
どうしても見分けたい方は、飼育係を見つけたらぜひ声をかけてみてくださいね。
(ぺんぎん館担当:木下 友美)
自然観察会勧誘「エゾシカが増えてどうなった?現役ハンターと歩く自然探検」を開催しました(2月4日)。
2月4日、自然観察会勧誘「エゾシカが増えてどうなった?現役ハンターと歩く自然探検」を開催しました。
開催場所は、旭山動物園から少し離れた、旭川市内にある嵐山公園です。
昨年、嵐山公園を歩いていると至る所にエゾシカの食痕が見受けられました。そんな森の現状を多くの方に知ってもらい、感じてもらうために、動物園外での自然観察会を開催することにしました。
イベント開始前に集合場所で参加者の方々が集まるのを待っている少しの時間、なんとエゾシカがさっそく姿を現しました。そして、公園に入っていくと右を見てもエゾシカ、左を見てもエゾシカと全部で15頭以上のエゾシカを観察することができました。
今回は、森の現状を知ってもらうのが主題でエゾシカが観察できたらラッキーぐらいに考えていたのですが、実際に樹皮を食べているところまで観察することができました。
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嵐山公園は保護区ですので狩猟を行うことはできません。エゾシカたちはそのことを理解して越冬場所として嵐山公園にいるのではないかと思います。
保護区の森を保護されているエゾシカが壊してしまうという非常に難しい問題です。
人がエゾオオカミを絶滅させたことにより、エゾシカを積極的に捕食する動物は北海道からいなくなりました。
そのためエゾシカは、人間が狩猟しなければ個体数が生態系の許容範囲内に収まることはありません。
人とエゾシカの共存のためには、自分たちにできることを多くの人が考えていかなければいけません。
動物園として自然観察会のような自然を知ってもらい、考えてもらうきっかけを作ることは、動物園ができる保全活動です。
今回で今年度に予定していた自然観察会はすべて終了です。また来年も楽しい自然観察会を企画しますので、ぜひご参加ください!
(ニホンザル・ゴマフアザラシ担当)
鈴木悠太
2018年2月14日 | しいくのぶろぐ
スノーシュー雪山探検しました
2018年2月4日 | しいくのぶろぐ
【もうすぐ雪あかりの動物園です】
【もうすぐ雪あかりの動物園です】
2月7日から雪あかりの動物園が始まります。早いもので今回で6回目の開催です。
雪あかりのアイスキャンドルはほとんどが職員の手作りで、ひとつひとつ風船に水を入れて凍らせて穴を開けて作ります。その数なんと1400個!
そして今回で3回目の制作になるぺんぎん館下の滑り台と、さらに下にある大きな動物かまくらは飼育スタッフが作っています。
暗い中作業をする滑り台職人たち
夕方、それぞれ自分の仕事が終わってから集合して作っています。3年目にもなるとみんな手際が良く、見る見るうちに形になっていきます。
今年は何の動物かな?
どんなものが出来上がるかは当日までのお楽しみということで、みなさまのご来園お待ちしております。
(オランウータン トナカイ担当 佐橋 智弘)
2018年2月4日 | しいくのぶろぐ