旭山にゅーす・ぶろぐ

【しいくのぶろぐ】一覧

このページでは「しいくのぶろぐ」の記事のみを掲載しています。

「しいくのぶろぐ」飼育展示スタッフによる日々の出来事や想いなどを綴ったブログです。

2016年10月のしいくのぶろぐの記事

モユク☆カムイ91号が完成しました!!

表紙のシロサケ
今回の表紙はシロザケ

 モユク☆カムイ91号が完成しました!!

 今回の表紙は、北海道の生態系を支えるシロザケです!

 「モユク☆カムイ」は、飼育展示スタッフ手作りの情報誌です。

 日々、変化していく動物たちの様子や動物園のできごとなど、現場のスタッフだからこそ知ることのできる情報が盛りだくさん。

 動物園に遊びに来た際には、ぜひ手にとってみてください!

 

 モユクカムイ91号へのリンクはこちら

もくじ

 1.ぼくは動物大使  「北海道の生態系を支える シロザケ」
 2.特集       「旭山の高齢動物たち」
 3.飼育研究レポート 「アムールトラの繁殖の取り組み(1) ~2015年編~」
 4.動物園の裏側紹介 「夏休みだよ!!サマースクール編」
 5.主なできごと 

入手方法

  モユク☆カムイは、動物園東門管理事務所、園内サポートセンタ-、動物図書館で入手することが出来ます。また、郵送での取扱いも行っています。詳しくは旭山動物園までお問い合わせください。

  

 モユクカムイについての詳細はこちら

天売猫のチロルとひじき

 昨年6月からこども牧場で飼育している天売猫2頭。
 馴化(人に慣れさせること)を始めて1年以上が経ちましたが、来園当初は全く人に慣れていなかった2頭も、すっかり人に慣れた「イエネコ」になりました。そんな2頭の最近の様子をお知らせします。
 ネコのなるほどガイドを聞いたことがある方、こども牧場に設置している看板を読んで下さった方はご存知かと思いますが、キジトラ猫のチロルは半年も経たないうちにベタ慣れの甘えん坊になりました。一方黒猫のひじきは臆病な性格もあり、なかなか馴化が進みませんでした…。
 そんなひじきですが、1年を過ぎたあたりから大きな変化が見られるようになり、今では私の膝の上でブラッシングなんてこともしています。
 時々ですが撫でてやるとゴロゴロとのどを鳴らすこともあります。そしてなんと爪切りまで大人しくさせてくれます。
 時間はかかりましたが、無事2頭の馴化は完了し、あとは飼い主さんを探すだけ!また動物園で譲渡会を開催できればと思っています。

 天売猫の展示については窓越しに様子を見ていただくという形にしていますが、不定期で行うネコのなるほどガイドでは間近で2頭を見ることができます。
 たくさんの人にガイドや看板を見ていただき、ネコを通して天売島の問題について知り、ペットを飼うということの責任についても考えていただく機会になれば幸いです。
 ぜひ、チロルとひじきに会いに来てくださいね。

チロル ガイド中

左:天売猫のチロル  右:ガイド中のチロル

 

ひじき

天売猫のひじき

こども牧場担当:國友透子

「秋を満喫!ネイチャークラフトをしよう」を行いました

 10月16日、旭山動物園・自然観察会「秋を満喫!ネイチャークラフトをしよう」を行いました。

 曇りがちでしたが、気温は暖かく絶好の行楽日和でした。

 落ち葉やドングリ、木の枝を使ってのクラフトを行いました。
 参加者の楽しそうな顔は共に秋を満喫していただけたのではないかなと思います。

 次は今年度最後の観察会が冬にあります。多くの方のご参加お待ちしてます!

完成した作品

完成した作品

さる山・あざらし館担当:鈴木悠太

クジャクのヒナ

 クジャク舎の中に大人のクジャクに混ざってヒナが一羽います。親のあとについて歩き回ったり一緒にエサを食べたり、高い止まり木に止まっているなど、とても活発に行動しています。寒い時は親の羽の中に入っています。親がしっかりめんどうを見ているので他のクジャクたちからいじめられることもありません。
 クジャクは冬期間、部屋に収容し展示はしていません。ヒナが見られるのも残りわずか・・・すくすくと成長している姿を早めに探しに来てくださいね。

 
クジャクのヒナ

クジャクのヒナ

 

エサを食べるヒナ

エサを食べるヒナ

クジャク・くもざる・かぴばら館担当:阿部千佳

秋を満喫!!

旭川市もずいぶんと寒くなり、山の上にはうっすらと雪が積もり始めました。

「実りの秋」といいますが、秋に実ったドングリなどは動物たちにとってとても大切な食料になります。

そんな秋を感じ、楽しむ自然観察会「秋を満喫!ネイチャークラフトをしよう」を行います。

みなさん是非ご参加ください!!!


旭山動物園の自然観察会 詳細はこちら

参加お申し込みは旭山動物園までお電話でお願いいたします!
電話:0166-36-1104 
 

トナカイの子どもリン

今年はどんな自然が待っているかな?

 

あざらし館・さる山担当:鈴木 悠太
 

トナカイすくすく成長中

今年の6月に生まれたトナカイの仔(メス)の「リン」は現在元気に成育中です。

旭山動物園でのトナカイの繁殖は久しぶりのことですが、私自身トナカイの繁殖に携わるのは初めてのことだったので日々発見の連続です。

身体はどんどん大きくなり、広い蹄やのどの長い毛などトナカイの特徴も現われてきました。さらに角も生えてきています。エゾシカは1歳にならないと角が生えてこないので少し驚きです。

最近は徐々に冬毛が生え始めており、うっすらと白い色になってきました。

旭岳では初雪が観測されたようです。
リンの雪デビューももうすぐです。

トナカイの子どもリン

手前がリン、奥が母親の和香です

 

オランウータン・トナカイ・ワピチ担当:佐橋智弘

展示デビュー

こんにちは!

こども牧場のモルモット部屋に8月14日と24日に生まれた2匹が仲間入りしました。

モルモットは生まれたときから毛も生えていて、大人を小さくした状態です。

まだ小さくて、草の中などに隠れていることもあり、見つけにくいかもしれませんが、会いに来てください。(もう少しするとふれあいにもデビューします!)

モルモット子ども

小さいモルモットが子どもです

こども牧場担当:渡部ゆりか