2019年12月のしいくのぶろぐの記事
2019年12月7日 | しいくのぶろぐ
【ユキヒョウ愛称集計中】
【ユキヒョウ愛称集計中】
11月23日~12月1日まで、ユキヒョウの子の愛称(名前)を募集しました。
みなさんたくさんのご応募ありがとうございました!ただいま鋭意選考中です。
子は放飼場のオーバーハングにも登れるようになりました。
さてどんな愛称になるでしょうね??
開票・集計作業は大変でもありますが、みなさんが書いてくれた投票用紙を読むのは飼育係のひそかな楽しみでもあります。
お子さんが考えてくれたほほえましい愛称や、凝った愛称。思わず笑ってしまう愛称(まじめに考えてくれたとしたらスミマセンね)などなど・・・。
そんなみなさんの投稿の一部を、こっそりご紹介しちゃいましょう!
「美雪」
なるほど~。美雪、雪子、ユキ、スノウなど、ユキヒョウの「雪」を使った案はけっこう多かったですね。
「れいちゃん」
新元号にちなんだ案も多くありました。メスだから合うかもね!
ただ動物園業界では、今年生まれの動物に「レイ」とか「レイワ」と名付けられる率がめっちゃ高いようです(笑)。
「マヤ」
ヤマトとジーマから文字をもらって、という案もありました。「ヤジマ」なんてのもありましたが(笑)、もはや苗字になっちゃってますかね。
「リープ」
ドイツ語、アイヌ語などにちなんだ愛称も多くいただきました。2016年に生まれた「リヒト」もドイツ語由来でしたね。ジーマはスラヴ語。さて今年生まれのユキヒョウは何語になるでしょうか?
「アサユキ」
「アナと雪の女王」にちなんだ愛称もいただきました。
「アサユキ」ですか(笑)。なかなか盛り込んできましたね。
「トマト」「いちご」「メロン」。
おいしそうな名前ですね~!。お子さんたちが頑張って考えてくれた愛称です。
ご家庭で飼ってるネコの名前だったら採用間違いなしでしょう。
みんな野菜も果物も大好きなんですね。ビタミン豊富で身体にもいいですからね!
「ユキノビジン」
壮年男性のアイディアです。ちょっと長いような(笑)
おそらくですけど、この方きっと競馬好きなのではないでしょうか。
「大外からユキノビジンきた、ユキノビジンきた」みたいな・・・
個人的に一番印象に残った投稿はコチラ!↓↓
「キャーちゃん」
「フハフハしているから」との理由でしたが、われわれ汚れた大人には理解できないセンスを感じました。投稿者の子には、このセンスを持ったまま成長していただきたいものです。
以上、投票の一部をご紹介させていただきました。
飼育係の楽しみである開票作業をみなさんにも共感していただきたくて記事を書きました。
思わずいろんな想像をしながら開票作業に没頭してしまいます。決して投票者のあげ足を取る気持ちはありませんので、ほほえましく読んでいただけたら幸いです。
はたして当選の愛称は今回ご紹介した中にあるのか、それとも別のアイディアになるのか??
当選発表をお楽しみに!
(もうじゅう館・フクロウ担当:大西 敏文)
2019年12月3日 | しいくのぶろぐ
【冬のくもざる・かぴばら館】
【冬のくもざる・かぴばら館】
冬、特に雪が積もるくらいの気温になると、クモザルとカピバラは屋外での展示ができなくなります。野生の彼らは中南米の暖かい地域に生息している動物で、寒さが苦手です。
そのため、次の春が来るまで暖房のきいた屋内での生活となり、やはり多少は窮屈な思いをさせてしまうのは心苦しいところです。
さて、そんな冬のくもざる・かぴばら館ですが、屋内観察ならではの良いところもあります。それは「近さ」。
屋外でダイナミックに動くクモザルやスイスイ泳ぐカピバラは見応えがありますが、観察するにはちょっと遠いですよね。その点屋内ではガラス越しではありますが、目と鼻の先くらいの近さで彼らを観察できることも多いです。屋外では細かく見ることが出来ない彼らの体つきや毛並み、エサの食べ方や筋肉の動き方、息づかいなど、近いからこその観察ポイントもたくさんあります。
じっくり彼らの体や動きを観察すると色々な疑問がわいてくると思います。クモザルとカピバラに限りませんが、興味が出たら、展示してあるパネルを見てみたり、飼育員が近くにいたら色々質問してみたり、自分でしらべてみたりしてください。小学生のお子さんならそれらをまとめて冬休みの自由研究にも使えそうですね。
冬のくもざる・かぴばら館のポイントとして近さをアピールしてみましたが、近いのは動物たちにとっても同じです。ガラスの向こうで人間が急な動きをしたら驚きますし、ガラスを叩かれたら怖かったり、不快に感じたりもします。そういったことは無いよう、優しい気持ちでの観察をお願いします。
(くもざる・かぴばら館・あざらし館担当:中野 奈央也)
2019年12月1日 | しいくのぶろぐ
冬のニワトリとアヒル
冬のニワトリとアヒル
4月にオープンしたニワトリ・アヒル舎。冬もその場所で引き続きご覧いただけます。
夏は外の展示でしたが、冬は室内の展示でガラス越しですが、動物を観察することできます。
でも、日差しがある時や気温が高い時は外にも出して、気分転換をしています。
ニワトリたちは砂浴びがとても好きで、外に出た瞬間から砂浴びをしています。室内では、高い所に止まれる木を組むとそこが落ち着くようで、そこで休む姿が見られます。その上、夜は全羽木の上で寝ています。
アヒルたちは、外のプールが使えないので、小さいですが簡易的なプールを設置しています。所狭しとみんなで水浴びをし、体をキレイにしています。
これから雪が降り積もるとどのような行動を見せてくれるのでしょうか?とても楽しみな施設です!ぜひ、みなさんも足を運んでもらえればと思います。
(こども牧場・教育活動担当:佐賀真一)