マガモ・カルガモのヒナが孵りました
6月5日にマガモのヒナが6羽孵りました。
母鳥が見守る中、泳いだり餌を食べたり、プカプカ浮きながら寝ていたり、可愛らしい姿が見られます。
プカオプカ浮きながら眠るマガモのヒナ
その後カルガモのヒナも次々と孵り、ととりの村の大池ではヒナたちの鳴き声が常に聞こえてきます。
野生のカモたちは、地面を少し掘って巣材を運び、自分の羽を抜いて被せ、卵を産むための準備をします。
ととりの村でも、そのようなカモたちの姿を見てもらいたいと思い、巣箱を置かずにカモたちが自分たちで場所を探し巣を作っています。
マガモの巣
また、巣箱を置いていた頃は、先に産まれたヒナが巣箱を飛び出すと、母鳥のところへ戻れないこともありましたが、今ではそのようなこともなくなりました。
カモ類は天敵が多く生き残ることが難しいため、親鳥はたくさんの卵を産みます。
天敵もカモの卵やヒナを食べることによって命を繋いでいます。
ととりの村にもネズミやヘビがいますが、厳しい環境の中でも母鳥に見守られながら、たくましく生き抜くヒナたちの様子を温かく見守っていただけると嬉しいです。
ヒナを見守る母鳥
ととりの村・オオカミの森担当:原田 佳