ニワトリのたまご

最終更新日 2022年12月20日

ページID 076656

印刷

ニワトリのたまご

みなさんのお家の冷蔵庫を見てみると
大体のご家庭でたまごが入っていると思います。

卵焼き、ゆで卵、目玉焼き、生卵などなど…

私たちは様々なニワトリが産んでくれたたまご料理を日常的に食べていますが、たまごについて、どれだけのことを知っているでしょう?

たまご

「旭山動物園で飼育しているニワトリが産んだたまご」

恐らく多くの方は「黄身」がヒヨコになるのかな?と思うかもしれません。
ですが、「黄身」はヒヨコになるまでの栄養なんです。(ちなみに「白身」は黄身を守るためのクッションの役割があります)

では、たまごのどの部分がヒヨコになるのでしょうか?
答えは、「黄身」の中にある「白い点(胚)」です。
たまごを割った時に見えることもあるので、是非探して見てください!

また、黄身の左右には、黄身を真ん中に固定するハンモックの役割がある「カラザ」があります。生卵を食べた時に少し口に引っかかる感じがあるものです。

そして、あまり知られていないのは、赤いたまごの方が栄養があると思われがちですが、白いたまごと赤いたまごは栄養価が変わりません。
たまごを産む親の羽の色で、たまごの色の違いが出てきます。(赤い羽なら赤い卵など)

うむ瞬間

「たまごを産む瞬間。うんちと同じ場所から出てきます」

うむ

「たまごが産まれる瞬間」

たまごうんだ
「産まれたたまごを確認するニワトリのメス」

いかがでしたか?
いつも日常的に食べているたまごについて、お話しましたが、この内容を見ていただいて家畜について見つめ直すきっかけとなればいいなと思います。

こども牧場の展示エリアでは、「いただきますパネル」と呼ばれる、家畜について分かりやすく解説をしたパネルがありますので、旭山動物園に来た際はパネルにも注目して楽しんでみてください!

パネル

「いただきますパネルはこども牧場内にあります!見つけてみてね!」

こども牧場担当:志子田紗希