シロザケの卵のお話

最終更新日 2022年11月23日

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シロザケの卵のお話

 日ごとに冬を訪れを感じる中、冬期開園しました。
 そんな中、私がお伝えするのは、12月中旬頃からほっきょくぐま館で、今年も展示するシロザケの卵のお話です。
 卵から孵化して仔魚から稚魚までの成長を観ていただけます。
 そして、4月には成長したシロザケの放流イベントも行われます。
 今年は、卵を展示している水槽の隣の水槽に前回、展示していた卵から孵化して成長を続けているシロザケを展示しています。
 皆さんもご存知の通り、シロザケは河川で孵化して、河川を降り、海に出て、3年から4年ほどかけて成長して産卵のために孵化した河川に戻って来ます。
 その習性を母川回帰と言います。
 前回、孵化したシロザケを展示している水槽は、海で成長している間の変化を観察出来るように海水に近づけた濃度の水で展示しています。
 実は、去年も同じ試みをしていたのですが、データ等も少なく、手探りでの展示で10月を越える事が出来なかったのですが、昨年の経験を活かし、今年は10月を無事に越えて、今も成長しています。
 皆さんにも河川を降り、遠い海で成長しているシロザケを少しでも感じていただけたら嬉しいです。
 そして、シロザケは陸上養殖が難しいとされており陸上養殖に成功出来たら、世界初の出来事になります。
 そこで、この水槽で展示しているシロザケを立派に成長させて、その難しいと言われているシロザケの陸上養殖の壁を打ち破る何かを得られたらと思っています。
 それでは、冬の旭山動物園にご来園の際には、暖かい服装と滑りづらい靴でお越し下さい。
 そしてぜひ、ほっきょくぐま館内で展示しているシロザケの卵とシロザケを観察してみてください。


シロザケ

ぺんぎん館:高橋太郎