クジャクのヒナ

最終更新日 2021年10月20日

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クジャクのヒナ

 日に日に冷え込む中初雪も観測され、冬の訪れを間近に感じるこの頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
動物にはそれぞれ生活に適した環境があります。クジャクのような本来温かい地域で暮らす動物は、季節の変化に応じて飼育する環境を大きく変えることがあります。クジャクといえば7月に雛が生まれていたことをご存じでしょうか。


写真1

生まれて間もないクジャクの雛の様子。頭の飾り羽もまだ生えそろっていない


 孵化からおよそ3ヵ月経った2羽のクジャクの雛ですが、大きく成長しました。生まれた当初は親鳥の足元を走り回って、危うく踏まれてしまいそうな小さい体でした。最近は自力で高い止まり木にも飛んでいけるようになり、羽毛も大人のそれに生え変わって見た目の大きさ以外はほとんど同じ姿になりました。それでもまだヒヨコのようにヒヨヒヨと鳴き、母親について歩くのは変わっていません。


写真2
現在の雛の様子。構造色で緑色に見える大人の羽毛が生えている


 11月4日からの一週間ほどの準備期間を経て、11月11日から旭山動物園は冬季開園期間に入ります。寒さが苦手なクジャクは外放飼のままでは旭川の冬に耐え切れないため、暖房のきいたクジャク舎の室内に入ります。そのため、冬季開園期間中クジャクの姿を見ることはできませんが、その間にも雛は成長を続け、春が来る頃には立派な大人のクジャクになっていることでしょう。
 親鳥の後ろをついて回るクジャクの若鳥が見られる期間もあとわずかです。動物園にお越しになった際は、ぜひクジャク舎に足を運んでみてください。

こども牧場担当:堀川草太