サル舎近況

最終更新日 2021年8月22日

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サル舎近況

 お盆が終わり、夜の動物園が終わり、夏の終わりを感じる旭川です。

 今年の夏は北海道らしくない暑さが続き、旭川も30度を超える日が続きました。


 さて、サル舎は今年は2頭の赤ちゃんが誕生し、元気に成長しています。


 3月14日に生まれたワオキツネザルは昨年の双子以上に大胆な性格で、おとなたちに負けない勢いでおやつを取りに来ます。体重計にもひとりで乗れるようになり、現在は1kgを超えています。性別はまだ確定できていませんが、ホワイトデー生まれということで「マカロン」という名前にしました。そうそう、昨年の双子の名前を公表していませんでした。2頭ともオスで「レジー」と「ロジー」です。ナスカの娘が「リン」「ルー」なのでレとロがつく名前…と考えて、です。

 体重測定中

<体重測定中>


 7月7日に生まれたアビシニアコロブスはまだほぼ真っ白ですが、日に日にやんちゃになっています。しばらくはずっと母親にだっこされていましたが、最近は遊ぶときに母親から1メートル以上離れることも。自分から兄・姉のもとへ行くこともありますが、基本は母親と一緒にいます。どうやら母の食事中はわりと自由に遊んでいいらしく、朝イチや午後のおやつの時は活発に動いている姿をご覧いただきやすいです。性別はオスで名前は「アクイラ」にしました。七夕生まれ→彦星→アルタイル→ワシ座→「アクイラ」です。

 これからだんだんと黒い部分が増えて、「小さいコロブス」になるのは生後4か月ころです。毛色が変わっていく様子もSNSでおしらせできればと考えていますので、ぜひチェックしてくださいね。

昨年5月生まれの「あんず」もまだまだこどもで、相変わらずのおてんばっぷりを見せてくれています。もう少しアクイラが大きくなったらあんずと遊ぶ様子も見られるかな?と楽しみです。

3日目

<生後3日目>


あんず

<7月16日 母仔とあんず>


8月19日

<8月19日 左目の上のほくろ(?)がチャームポイント>


 昨年7月生まれのブラッザグエノンのマモルも元気いっぱいです。1歳になりましたが、こちらはまだこどもの毛色です。ゆっくりおとなになっていくのでこれからも成長の様子を見守っていただけたら嬉しいです。

マモル

<キュウリをたべるマモル>


サル舎・北海道産動物担当:佐藤和加子